防災リュックはどこに置く?おすすめの置き場所や非常用グッズ準備のポイントを解説

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ライターの永野です!

6月3日は誕生日!ということで朝から日帰り温泉に行き、お昼は子どもたちの大好きなスシローへ。その後早起きして不機嫌だった次男と優雅に昼寝をしているあいだに、長男と実母がピザを生地から作ってくれて、夜は誕生日パーティーをしてもらうという充実した1日を過ごしました。

二度目の前厄ではあるものの、心身共に健康で子どもたちは元気で、特に新年度に入ってからは毎日が楽しくて仕方がないというか、「好きなこともやるべきことも滞りなくできている」という状況なので、35歳も引き続き精進しながら日々ワクワクした気持ちでやっていきたいものです。

人間を35年もやっていると思うことも多々あり、子どもたちには「将来の自分のために勉強しなさい」などと申しているのですが、「人間は実年齢マイナス20歳で、常に成長したいという気持ちがあれば60歳、70歳になっても成長できる」みたいないい感じの名言をTwitterで見たような気がするので、自分自身もいつまでも挑戦する気持ちを持ってやっていきたいと思います。

この防災新聞に関しても、「誰かの役に立てる内容」であることはもちろん、「自分のための知識の蓄え」という意味があると思って取り組んでいるのですが、まだまだ足りないことはたくさん。知識もですが、防災グッズについても「アレも足りない」「これも足りない」と思うことは少なくありません。

そんな防災グッズつながりで、今回は「防災リュックの置き場所」についてお話をさせていただきます!非常時に持ち出す防災リュックはどこに置いておくとよいか、その他非常用グッズの置き場所のポイントも併せて、確認しましょう。

目次

防災リュックのベストな置き場所は?

早速、防災リュックのベストな置き場所をご紹介します。既に準備をしている方は、「ここがよい」といわれる場所に用意しているか、まだ防災リュックがない方は「自宅のどこに置こうか」と考えながら、チェックしてみてください。

玄関付近

私たちは普段、玄関から出入りします。災害時も玄関が塞がれている、近づけない状況でない限り、玄関から避難するでしょう。避難時に必要な防災リュックが玄関付近にあれば、逃げながらすぐに持ち出せるので便利です。

寝室

災害はいつ起こるかわかりません。学校や職場などにいる日中に起こることもありますし、寝ているときに地震などが襲ってくる可能性もあります。寝室に防災リュックを置いておけば、就寝中に災害が起こってもすぐに手に取って持ち出せます。ベッドの下などのデッドスペースを活用できることはもちろん、来客などの目にも触れないため、インテリアを損ないません。

リビング

リビングは家族のくつろぎの場所。最近はリビングダイニングがつながっている間取りも多く、広いスペースで食事や娯楽などを楽しみ、多くの時間を過ごす方も多いでしょう。そんなリビングに防災リュックを置いておくのも、緊急時の持ち出しには便利です。

キッチン棚・クローゼット・押し入れ

キッチンの棚やクローゼット、押し入れなど、目に触れない収納スペースに防災リュックを入れている方も多いようです。収納スペースにしまっておけば、普段は目に触れないですし生活の邪魔にもなりません。いざというときにはすぐ持ち出せるよう、収納のなかのわかりやすく取り出しやすい場所に置くのがポイントです。

ベランダ

ベランダは、洗濯物を干す以外になかなか用途がないというご家庭もあります。そんなベランダに倉庫を置いて、そのなかに防災リュックを入れておけば、建物内にいなくても緊急時に必要なものを持ち出せます。ベランダのスペースの有効活用にもなるので、室内によい置き場所がない場合は検討するとよいでしょう。

防災リュックの置き場所を決めるポイント

防災リュックの置き場所候補は自宅内に多くありますが、できれば緊急時にしっかりと活用できる最善の場所を選びたいところです。置き場所を決める際には、次のポイントに注目しましょう。

すぐに取り出せる場所に置く

せっかく必要なものをすべて詰め込んだ防災リュックを用意していても、緊急時に取り出すのに時間がかかっては意味がありません。防災リュックはすぐに取り出し、持って行ける場所に置くのが鉄則です。

前述の通り、収納スペースのなかなら手前のわかりやすい場所、ベッドの下でも奥ではなく手を伸ばせばすぐに届く場所に起きましょう。

低い位置に置く

防災リュックは緊急時に使用するものなので、普段は置きっぱなしになります。よく使用するクローゼットや押し入れなどを圧迫するのがいやで、高いところに置きたいと思うかもしれませんが、理想的な置き場所は「低い位置」です。

高いところにおいておくと、いざというときに落下して中身が破損する可能性があります。また、緊急時に高いところのものを取るための踏み台がなかったり、足場が悪く怪我をしたりするかもしれません。

見えない場所に置く

すぐに取り出せる場所といっても、玄関を開けてすぐの場所に家族全員分の防災リュックがどどんと置いてあったり、日頃からリビングにリュックが並んでいたりすると、圧迫感がありますし、生活の邪魔になることもあるでしょう。また、せっかくおしゃれなお部屋にしていても、防災リュックの存在がインテリアを損ねることも。防災リュックは取り出しやすくも、普段は見えない場所に置くのが理想です。

その他、非常用グッズの置き場所や準備のポイント

災害時など、緊急の場合に活用するグッズは防災リュックだけではありません。防災リュック以外の非常用グッズは、普段どういった場所で保管すればよいのでしょうか。置き場所や準備の際のポイントを解説します。

「分散収納」が基本

備蓄品は「分散収納」を基本として置き場所を決めましょう。防災関連のグッズをまとめて置いておきたいと思う方もいるでしょうが、もしすべての非常用グッズを置いている場所が倒壊したり燃えたりしたら…。準備してきた意味がなくなってしまいます。

食料はキッチン、水は洗面所の収納、日用品の備蓄は廊下の収納、といったように分散しておけば、もし1カ所が大きなダメージを負ってもそれ以外の場所に置いたものは問題なく使用が可能です。また、まとまったスペースがなくても、分散して置けばじゅうぶんな防災グッズを備蓄しておけます。

丈夫なケースにまとめる

家具が倒れる、家屋が倒壊するといった被害を受けると、せっかく用意していた備蓄が取り出せない、衝撃でダメになってしまうことも。少しでも軽減させるためには、非常用グッズを丈夫なケースにまとめて入れておくのがおすすめです。

ケースが非常用グッズを保護してくれるので、直接ダメージを受けるよりも被害を抑えられます。ちなみに、収納ケースに入れっぱなしにしておくと使いたいときに故障していたり期限が切れたりするので、定期的に中身を取り出して確認することも忘れないようにしましょう。

部屋の雰囲気を損なわない場所に置く

収納スペースが足りない場合は、部屋のなかに非常用グッズを置く必要があります。しかし、いかにも「防災グッズです」という見た目のものが常に部屋のなかにあるとインテリアの雰囲気を壊してしまい、「使う可能性が低いものはいらない」と思ってしまうかもしれません。

インテリアに合ったケースを購入したり、目隠しになる布をかけたりといった工夫をして、日常生活を圧迫しないようにするのも、非常用グッズをきちんと備えておくポイントの1つです。

収納場所がないときは「スーツケース」などを活用

収納場所があまりない方は、「見える場所に置くしかない」と考えるかもしれませんが、スーツケースなどを活用するのもおすすめです。硬くて丈夫で大きなスーツケースは、出張が多い方でない限り頻繁に使うことはないでしょう。

使わないあいだスーツケースの中身はからっぽですので、このスペースを活用して非常用グッズを置いておくのも1つの方法だといえます。ご夫婦、ご家族で複数のスーツケースを所持している方は、「食料」「水」「日用品」と分けて入れてもよいでしょうし、防災リュックのように必要なものを1人ずつまとめておいても、1つのスーツケースがダメになった場合に困りません。

ローリングストックで「期限切れ」を防ぐ

食料品や電池などは、賞味期限・使用期限があります。できるだけ期限の長いものを備蓄にするためには、「ローリングストック」が有効です。古いものを消費し、期限の長いものが新たな備蓄になるローリングストックは、備蓄が食べられない、使えないといったトラブルを防いでくれます。

ローリングストックで普段から消費できる非常食を選ぶことはもちろん、1年に1度はすべての非常用グッズの期限や故障なども点検してください。

保管場所や中身を家族で共有する

家庭内に非常用グッズがあっても、何がどこにあるのかを全員が把握していないと、いざというときに役に立たない可能性があります。保管場所や中身は家族全員で共有し、緊急時に誰でも取り出せるようにしておきましょう。できれば準備や点検もご家族で行い、定期的に防災や災害時の行動について確認できる機会があるとベストです。

【サイト内リンク】防災リュック・備蓄関連おすすめ記事

最後に、防災新聞内でこれまでご紹介してきた防災リュックや備蓄関連のおすすめ記事へのリンクをまとめました!今回の記事をお読みいただき「もっとローリングストックについて知りたい」「防災リュックに入れるものは何?」などと思った方は、ぜひ各記事で詳細をご確認ください。

赤ちゃんと女性のための防災リュックとは?
防災リュックを準備しよう!〜一人暮らし、二人暮らしの少数世帯におすすめの防災リュックとは?〜
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防災リュックの置き場所はすぐ持ち出せる場所!家族で話し合い準備しよう

防災リュックは避難時に持ち出す重要なアイテムです。中身はもちろん、置き場所にも考慮して日頃から備えましょう。また、備蓄などの非常用グッズも、自宅内のどこに何を置くか考えて配置することが大切です。防災意識を高める意味でも、ご家族で話し合って準備を進めてください。

編集後記

長男がまだ小さい頃、東京では電車やバスでの移動がメインだったので、常に大きなバッグに着替えやおむつ、おしりふき、授乳ケープ、おやつ、市販の離乳食などをぎゅうぎゅうに詰め込んで行動していました。次男は田舎にUターンしてから生んだので日常的に外出する機会はあまりなかったものの、やはり大きなリュックに今度は長男のと2人分、いろいろなアイテムを詰め込んで出かけたものです。

子どもたちが小2と年長になった現在は、財布とスマホ、ハンカチ、ティッシュが入る小さなバッグを常に持ち歩いており、子どもたちが外出先で退屈したときに使用する本や小さなおもちゃ、落書き帳などは、各々リュックに詰めて持って行っています。

手がかからなくなってきて楽な部分は大きいですが、まだまだ子どもながらも赤ちゃんの頃を思い出すとどんどん自立してきて、寂しくも感じます。と、同時に「私のカバン、大事なものなーんにも入らないじゃん」とふと思うことがあるんですよね…。

仕事は在宅、基本の移動は車で、電車で遠出などは滅多にしないし、子どものリュックにお茶を入れているので「モバイルバッテリーと飲み物」という超最低限のグッズはクリアしていますが、稀に電車に乗って出かけるときは小さなカバンにモバイルバッテリーを押し込んで、「飲み物は、まぁ…どうしようかな」と迷うこともしばしば。

子どもが大きくなっても、常に「備え」を意識するなら、今のバッグはまったく適していななぁと思います。夏用の涼しげなショルダーバッグはお茶や生理用品ぐらいは入りそうなので、防災ポーチも常に持ち歩けるようにしようと、心に決めました。

参考サイト

【防災士に聞きました】「防災グッズ」の理想的な置き場所は?いま一度、備えの見直しを
防災グッズや備蓄品のベストな収納方法は?収納ケースの選び方とおすすめアイテム5選
実際に役立った防災グッズ&置き場所も大切
どこに保管する?備蓄品の保管場所や保管する際の注意点

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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