進研ゼミ「キケン!はっけん講座」の内容は?息子達との体験レポ④

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ライターの永野です!

私事ですが、先日次男が幼稚園を卒園しました(パチパチ~)。

卒園式は長男のときとはまた違った感動があり、「我が家もついに未就学児のいない家庭か」と、息子たちの成長をひしひしと感じました。2週間の春休みは長いようで恐らくあっという間に終わり、新年度を迎えるのでしょう…。

そんな入学前のタイミングで、やっぱり「やってよかった」と思えたのが、進研ゼミの「キケン!はっけん講座」。今回は第4号、5号の学びや受講を通して息子たちに起こった変化などを紹介します。

目次

進研ゼミの「キケン!はっけん講座」子どもへのさまざまな危険に関する教育におすすめ!

株式会社ベネッセコーポレーションが提供する「キケン!はっけん講座」は、同社の通信講座「進研ゼミ」でオプション受講できるものです。「親子の安心安全対策をサポート」をコンセプトに、2023年7月よりサービス提供をスタートしました。

「キケン!はっけん講座」は、ベネッセの独自調査から読み取った保護者の不安を軽減し、子どもの安心・安全を見守ることに貢献する内容です。自然災害や交通事故、犯罪、友だちとのトラブルなど、保護者の目が届かない場所で子どもが巻き込まれる可能性のある事柄をわかりやすく伝え、対処法を提示してくれます。

講座の対象年齢は、年長児から小学校2年生までです。小学校入学後に注意した交通安全からはじまり、家のなかや屋外でのさまざまな危険、さらに防災や防犯、インターネットなど、さまざまなテーマをまとめた全12号の講座となっています。

「キケン!はっけん講座」の受講費は、月々980円(税込)です(2024年3月現在)。一括払いによる割引などはありません。

講座の申し込みは「キケン!はっけん講座」のページから。手順に沿って必要事項を入力するだけなので、簡単です。

なお、「キケン!はっけん講座」を受講すると、ビーサイズ株式会社の子供見守りGPSサービス「BoTトーク」も利用できますが、別途申し込みが必要なので注意しましょう。

【体験レポ】「キケン!はっけん講座」第4号の内容と息子たちの学び

第1~3号では、通学、防犯、おうちと、さまざまなテーマで危険を教えてくれました。第4号のテーマは「水」。年長の3月頃から受講すると、4月からの小学校に向けて第1号で安全な通学方法が学べ、第4号が届くのは6~7月頃。

夏の遊びに向かう前に、水に関する危険を学べるのは「ベネッセさん、考えているなぁ」と感動しました。

永野

夏前にもう1回復習したい!

第4号で届いたのは…

第4号もこれまでと同様に、メインのテキストと付録のゲームが届きました。

付録は、「水の危険」に関するすごろくの追加シート。背景も海や川を連想させるかわいらしいイラストでした。

第4号での学び

テキストの流れも、これまでと同様です。

①簡単なクイズ
②クイズから得た学びの解説
③確認テスト
④保護者向け情報

簡単なクイズでは、池や川のなかや周辺で、危険な行動をしている子どもを見つけます。その後、水のある場所で事故に遭わないための3つのポイント、そして海や川で命を守るための5つの約束がイラストと文章で説明されていました。

子どもだけで水に入らないなど、基本的な約束は息子たちも説明する前から理解していましたが、「浅い用水路でも危険」「必ずライフジャケットを着る」など、初めて知る情報もあったようです。なぜダメなのかは保護者が細かく説明し、より理解を深めました。

保護者向け情報のなかには、「万一水に流された場合に、浮いて待つ方法」が書かれていました。子どもにも説明しましょうという項目でしたが、重要な情報にも関わらず自分の言葉で伝えるのは難しかったので、イラストがあったのはよかったです。

永野

保護者にも優しい内容!

息子たちの感想

息子たちは今回もしっかりと話を聞いていました。確認テストは内容自体は簡単ですが、「大切なポイントや約束を理解できている」と、子どもたちの自信につながるのでありがたいなと思いました。

余談ですが、インドアな我が家は海や川に遊びに行ったことがこれまでほとんどなく、海も「眺めるだけ」が基本スタンスです。そのため、「海や川で命を守るにはどうしたらいい?」という質問に、長男は「海や川へ行かない」と元も子もないことをいっていました(笑)。

【体験レポ】「キケン!はっけん講座」第5号の内容と息子たちの学び

第5号もすでに届いていたので、続けてこちらも子どもたちと一緒に取り組みました。第5号のテーマは「遊び」。公園で遊ぶ際に注意したいポイント、さらに「暑い日に外で遊ぶ場合の危険」も取り上げられていました。

前述の通り、受講スタートを3~4月と考えると、第5号が届くのは夏休みにさしかかる頃。暑い日に外で遊ぶ、子どもだけで公園に行くことなどを想定しているようです。

永野

「ベネッセすごい」の一言に尽きます…

第5号で届いたのは…

第5号でテキストについてきた付録は、カードゲームで使用する追加カードでした。テキストのいちばん後ろのページについているのを、きれいに取り外すのが少しだけ大変です。子どもが「やりたい」というのですが、テキストが破れると困るなぁと思い、取り外しは私が、その後カードを1枚1枚切り離す作業は次男にさせました。

第5号での学び

テキストの流れに変わりはなく、絵を見て答える簡単なクイズからスタートです。間違った遊具の使い方をしている子ども、周囲を見ずにボール遊びをする子どもなどが描かれていました。

2枚目のイラストは暑い日に公園で遊ぶ子どもの様子から危険を見つけるもので、「鉄製の遊具が高温になりやけどをするかもしれない」「暑いからと靴を脱ぐといろいろ危ない」などの学びがありました。

解説では、「けがをしない遊び方」「暑い日に自分を守る方法」についての約束が書かれており、約束を守らないとどうなるかが、子どもにわかりやすい言葉でまとめられています。

保護者向けの情報には、子どもに多いケガと応急処置の方法が記されており、擦り傷や切り傷はもちろん、つき指や打撲、口や歯のケガなど「確かに多い」「自分も経験した」というリスクと対処法を、改めて学ぶことができました。

息子たちの感想

先日、近所の公園ですべり台を逆走して注意されたばかりの息子たちは、すべり台を下から登る子どものイラストを見て瞬時に「危ない」と答えていました(わかっているならやらないで欲しいですが…)。

家では冬でも靴下を脱いでしまうことが多いので、夏場に「暑いから裸足になる」という子どものイラストを見て「これはいいでしょう」と言っていましたが、やけどやケガの危険性を伝えると理解したようでした。

確認テストのあとには、お決まりのカードゲーム。すごろくも好きですが、カードゲームのほうがわが家は盛り上がります。春休みはすごろくもやりたいと話していましたが、初日はやっぱりカードゲームでした(笑)。

シチュエーションを選択する「ばめんカード」、順番に引いていく「こうどうカード」も、回を重ねるごとに増えていき、より楽しんでいる様子でした。

今回は、こうどうカードの内容を見て「正しいのはこっち、違うのはあっちに並べよう」など独自のルールを作り、遊びを通して知識をより定着させられるよう工夫しました。自分が持っている「ばめんカード」に合った行動を示すカードが出るかは運次第ですが、2人で正しい行動かどうか考え、話し合いながら繰り返し遊んでいました。

「キケン!はっけん講座」第6号以降はどんな学びがある?

第5号までの受講を通し、通学・防犯・家や公園、水のなかでの危険など、身近な危険を学んできましたが、6号以降のテーマは以下のようになっています。

第6号:街・遊園地(発達段階における認知能力と行動範囲)
第7号:公共交通機関(アンガーマネジメント)
第8号:雨・風・雷(大雨や強風、雷への備え)
第9号:地震・火事(大災害を考える)
第10号:病気(感染症やアレルギーの対策)
第11号:けんかとなかなおり(子どものけんか、いじめで親は何をするべきか)
第12号:インターネット(ネット社会で安全に過ごすために)
※()は保護者向け情報の内容

個人的には、8、9号が「防災」に関連する内容なので気になりますが、どの号も子どもに伝えたいテーマとなっているので、どんなテキストが届くか楽しみです。特に、長男は4月から小学校3年生になり、人間関係なども心配になってくる時期なので、11号の保護者向け情報はしっかり読み込みたいなと思います。

また、私たちが子どもだった頃とは違い、インターネットを通したコミュニケーションが当たり前の時代。小さいうちにインターネットに関する基本的な約束をすり込んでおくのも、重要なのではと考えています。

参考:キケン!はっけん講座

「キケン!はっけん講座」を受講してから我が家で変わったこと

「キケン!はっけん講座」に申し込み、間もなく半年です。テキストは子どもにわかりやすく、また食いつきやすいもので非常に満足していますが、受講を通して我が家でも小さな変化が起こっています。

交通安全や防犯などの話題に食いつきやすくなった

登下校中の行動や、「ピンポンが鳴っても勝手に出ない」など、交通安全や防犯についてはこれまでもことあるごとに伝えてきました。幼稚園などでもこうした安全のための行事があるので、基本的な情報は理解しているようでしたが、「キケン!はっけん講座」を受講するようになってから、より「危険」や「安全性」に敏感になった気がします。

テレビで話題になっていると「これは~だよね」と持っている知識で説明をしたり、「~なときはどうしたらいいの?」と疑問をぶつけてくるようになりました。

日常的に「何が危険か」「どうすれば安全に過ごせるか」を話し合えるようになったのは、非常によいことだと思います。

仲よく楽しめる遊びが増えた

息子たちはSwitchやYouTubeだけでなく、トランプやすごろくなども好きです。しかし、大人が手が離せない状況だと、一緒に遊べずどうしても「ちょっとテレビ見てて」となってしまうこともあります。

「キケン!はっけん講座」の付録は、息子たちが仲よく楽しめる遊びの選択肢を増やすのにも貢献してくれます。

すごろくも正しい知識を楽しく定着させられますが、勝ち負けがハッキリしてしまったり、2人ではつまらなかったりするので、息子たちはカードゲームのほうが好きなようです。

カードゲームは短時間で1回の対戦が終わりますし、勝ち負けはあるものの、それよりもどんなカードを引くかというワクワク感のほうが強いようで、ケンカになりにくいのはありがたいなぁと思います。

永野

盛り上がりすぎることはあります(笑)。

毎月やることで「次号」への関心が高まった

1つひとつのテキストの内容は膨大ではありませんが、一気に学ぼうと思うと子どもでは覚えきれないでしょう。「キケン!はっけん講座」は定期的に届けてくれるので、その月に学ぶ内容が限られており、知識が定着しやすいのも魅力です。

また、わが家では月末の日曜に取り組むケースが多いのですが、毎月学ぶことで「今日やる日?」「次は何が来るの?」と、届いているテキストや次号に関心を持つようになりました。

国語や算数など、受験に向けた学習に積極的になるのも重要ですが、命を守るための学びに興味を持つようになったのも、うれしい変化だと思います。

永野

2年生も楽しんでいるけど、やっぱり年長・小1におすすめしたい!

親にも子にも◎「キケン!はっけん講座」を受講してみよう

進研ゼミのオプション講座「キケン!はっけん講座」は、子どもを危険から守る大切な情報を、テキストや遊びを通して学べるものです。子どもにわかりやすい内容はもちろん、保護者にとっても有益な情報が詰まっており、さらに別途申し込みで子供見守りGPSサービス「BoTトーク」が利用できるのも、うれしいポイントでしょう。

子どもとコミュニケーションを取りながら、重要事項を楽しく伝えられる「キケン!はっけん講座」は、個人的に非常におすすめです。間もなく年長、小学校1年生になる子どもがいる家庭では、受講を検討してみてはいかがでしょうか。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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