進研ゼミ「キケン!はっけん講座」の内容は?息子たちと体験してみた!

本サイトはプロモーションが含まれています。

ライターの永野です!

突然ですが、我が家の長男は1歳、次男は年少から進研ゼミの「こどもちゃれんじ」に入会しています。昔ながらの紙のテキストと昨今流行りの「タブレット学習」スタイルがあるのですが、我が家は「紙」を選択しているので、毎月の教材とともにさまざまなお知らせチラシも届きます。

そのなかで見つけたのが「キケン!はっけん講座」。オプション講座の1つで、12回にわたり防犯・防災などの知識を楽しく学べるものです。

防災新聞の執筆で得た知識を息子たちと共有する機会は多くありますが、子どもが私のへったくそな口頭説明でどこまで理解できているのかはいささか不安でした。子ども向けの講座なら、私が伝えたいこともわかりやすく、そして楽しく学べるのではないかという思いから、受講を決意しました!

今回は、「キケン!はっけん講座」の内容や第1号の体験レポ、受講方法などの情報をお届けします。

目次

進研ゼミの「キケン!はっけん講座」とは

まずは、進研ゼミの「キケン!はっけん講座」がどのようなものか、概要を簡単に説明します。

安全安心教育を学べる特別講座

「進研ゼミ」は、株式会社ベネッセコーポレーションが提供する通信教育講座です。小学講座だけでなく、中学講座、高校講座もあり、普段の授業の予習・復習から受験対策まで、幅広い学習をサポートしてくれます。

そんな「進研ゼミ」の小学講座は、漢字・計算や作文、ワンランク上の学習に対応した教材、英語やプログラミング、科学など、さまざまな学習ニーズに応えるオプション講座があるのも特徴です。「キケン!はっけん講座」は、2023年7月よりスタートした新オプションで、「親子の安心安全対策をサポート」をコンセプトとしています。

自然災害が多いだけでなく、子どもが巻き込まれる事件・事故が多発するのも、保護者の心配の1つですが、一方で共働き世帯の増加により、保護者が子どもと過ごせる時間は限られています。ベネッセは、独自の調査で保護者の抱える不安を汲み取り、子どもの安心・安全を守るお手伝いをしたいという思いで、この講座の開講を決定したそうです。

永野

さすがベネッセ!

受講費と対象学年

2023年7月10日に開講した「キケン!はっけん講座」は全12号で、受講費は月々980円(税込)です。12号分を一括で支払う場合は11,760円(税込)で、特に割り引きなどはありません。

講座の主なテーマは防犯・防災で、どの学年にも役立つ内容となっていますが、特に小学校入学後に注意すべきシーンが中心となっています。そのため、対象年齢は現在の年長児と、小学校1年生、低学年でまだまだ危険も多い2年生です。

「こどもGPS」も利用可能(※要別途申し込み)

コンセプトである「親子の安心安全対策をサポート」実現に向け、ベネッセはビーサイズ株式会社とのコラボレーションも実現しています。ビーサイズはGPS見守りサービス「BoTトーク」を提供しており、「キケン!はっけん講座」のプレスリリースによると「BoTトーク」はユーザー数・顧客満足度No.1!

子ども自身が安全について学ぶと同時に、離れた場所にいる保護者も安心できる講座となっています。

なお、「BoTトーク」はビーサイズ株式会社のサイトからの契約が必要です。月々の利用料も、「キケン!はっけん講座」の受講費には含まれず、別途発生するので注意しましょう。

永野

我が家はGPSは利用しないことにしました!

「キケン!はっけん講座」で学べる内容は…

全12回の講座では、事故や災害、犯罪、病気、環境問題、いじめまで幅広いテーマについて、日常やお出かけなど身近なシーンを例に学べます。「進研ゼミ」公式サイトに掲載されている教材内容は、以下の通りです。

第1号:つうえん つうがく
第2号:ぼうはん
第3号:おうちのキケン
第4号:みずのキケン
第5号:あそびのキケン
第6号:まち ゆうえんち
第7号:くるま バス でんしゃ
第8号:あめ かぜ かみなり
第9号:じしん かじ
第10号:びょうき
第11号:けんかと なかなおり
第12号:インターネット

「防災」という観点から食いついた私ですが、受講の決め手となったのはこのカリキュラムです。第8、9号での防災に関する内容はもちろん、保護者がついていかない登下校での危険について学べそうな第1.2号、そして友人関係やネットリテラシーなど、目に見えにくいところで非常に心配な内容を子どもも理解できそうな第11.12号。

12号のうち半分は「これはいい!」となりましたし、その他の内容も興味深いなと思いました。

【体験レポ】「キケン!はっけん講座」第1号の内容と息子たちの学び

我が家が進研ゼミ「キケン!はっけん講座」に申し込んだのは、2023年11月15日。11月21日には第1号が届きました。第1号は、公式サイトの教材内容の通り「つうえん つうがく」です。

ここからは、子どもたちと一緒に体験した内容と息子たちの感想をご紹介します。

第1号で届いたのは…

第1号で届いたのは、テキストとすごろく、カードゲームです。

特に意味はありませんが、息子たちに持ってもらいました(笑)。

すごろくは、かわいらしいイラストの上にさまざまな指示が書かれており、紙のコマ(4つ)とサイコロもついてきます。カードゲーム用のカードは、一部すごろくで使用するものもあります。切り取り線に沿ってバラバラにする作業がありますが、子どもと手分けすれば一瞬で終わるでしょう。

第1号の最後に書かれていましたが、第2、4、6、8、10号でも、安心・安全を守るための新たなすごろくボードが届くようです。また、第3、5、7、9、11号では新しいカードゲーム用のカードが届くという予告もありました。

永野

毎号、遊んで学べる付録がついてくるのはうれしい!

第1号での学び

テキストの流れは、以下の通りです。

①簡単なクイズ
②クイズから得た学びの解説
③確認テスト
④保護者向け情報

テキストはまず、イラストから危険な場所に丸をつけるクイズから始まります。次のページにはクイズの答えと新たなイラストクイズがあり、自分で危険に気づき、合っているか確認するという内容です。

私はもっと教科書的な内容を想像していたのでびっくりしましたが、子どもたちは競い合うように危険な場所を見つけていました。

続いて、クイズで見つけた危険箇所ではどうするとよいかが、テキストっぽく記載されているページに。イラストに加え「たてにいちれつにならんであるこう!」といった一文での説明、その後「よこにひろがらずに(中略)よくみてあるこう!」というように少し詳しくした説明がありましたが、ボリュームがほどよいのか次男も声に出してすらすら読めました。

勉強というと「説明→基礎練習→発展」という流れで進む印象ですが、まだ年齢が比較的低い子どもは、まず自分で気づきを得てから説明を見るほうが吸収しやすいような気がします。

説明のあとは「かくにんテスト」。イラストや簡単な文章の2~3択が3問ほどありました。我が家は2人なので、早押しクイズのようにしてケンカになると恐ろしいので…。1人ずつ見せて「合ってるほうに指さして!」といって進め、事なきを得ました(笑)。

「かくにんテスト」には、保護者と考える応用問題もありました。選択するのではなく「この状況ならどうするか考えてみよう」というもので、長男はバラエティ番組のようにふざけたりもしていましたが、短時間での学びで正しい答えが2人とも理解できたようです。

子ども向けのテキストはここまでで、その後数ページは保護者向けの情報です。第1回は「子どもの安心・安全について学ぶとは?」というテーマで、なぜ安心・安全を学ぶ必要があるのかなどが、イラストや表なども交えてわかりやすく記載されていました。

永野

子どものページは10分くらいで終わりました。

子どもたちはすごろくにも興味津々だったので、テキストを終えたあとに遊んでみました。

カードゲームにも使用する「こうどうカード」は、「とまっていてもくるまにはちかづかない!」「とまっているくるまにちかづく!」のように、同じシチュエーションでの正しい行動と間違った行動のものがあります。プレイヤーはこの「こうどうカード」を1人3枚ずつ持って、サイコロを振って進んでいきます。

マス目の指示に従い「こうどうカード」を入れ替え、ゴール順と持っている「こうどうカード」の内容で点数をつけて、点数が高い人が勝ちです。また、「イベント」マスではイベントカードを引くのですが、1回休みや「こうどうカードを引く」などのほか、「隣の人とカードを入れ替える」といった指示もありました。

難しすぎない程度に工夫を凝らしたすごろくで、息子たちは楽しみながらテキストでの学びを振り返れたようでした。

息子たちの感想

カードゲームまで行き着く集中力がなかったので、今回はすごろくで終わりにして「どうだった?」と漠然とした質問を投げかけたところ、長男も次男も「楽しかった!」と即答していました。

長男は「テキストは簡単だったけど、すごろくは面白いし勉強になった」と話していたので、2学期を終えるタイミングの2年生には、漢字が1個もない短文ばかりのテキストはやや物足りないかもしれません。

次男は「絵(クイズ)もおもしろかったし、すごろくは負けちゃったけどまたやりたい」とのことでした。まだまだ勝負ごとで負けてしまうと涙が出ることもある次男でしたが、今回、負けても怒らなかったのは進研ゼミ効果なのか、彼が大人になったのか…(笑)。

テキストはほどよい文章量で、年長にはちょうどよさそうでした。すごろくでも「こうどうカード」の文章やイラストから自分で間違った行動を見つけられていたので、事前の学びが生きた遊びの時間になったと思います。

永野

個人的には年長さんと、1年生の1学期ぐらいまでのスタートがおすすめ!

個人的には、親子で楽しく遊ぶ時間と、子どもにとって有益な情報を学ぶ時間が短時間で確保できたのも魅力でした。防犯や防災については口で説明しても、生返事で聞いていないこともあります。保護者が子どもに伝えたい内容を短時間で視覚から訴えるテキスト、コミュニケーションを取りながら遊びで復習できるすごろくとカードゲームは、家族の時間に取り入れるのもよさそうです。

進研ゼミ「キケン!はっけん講座」の申し込み方法

私は割と進研ゼミ“推し”な保護者ですが、決して回し者ではありません(笑)。しかし、今回ご紹介した「キケン!はっけん講座」を検討中の方には「早くスタートしてもいいんじゃない?」とおすすめしたいです。

簡単ではありますが、講座の申し込み方法は以下の通りです。

①公式サイトへアクセス

キケン!はっけん講座」サイトへアクセスします

②申し込みタブをタップorクリック

ベネッセ公式サイトより

オレンジのタブから該当する年齢を選択します。
※小学1・2年生の場合
受講開始月、受講開始時の学年、進研ゼミ小学講座の後受講についての質問に回答する
※年長の場合
こどもチャレンジ・進研ゼミ小学講座の受講状況について選択する

③申し込み手続き

申し込みに必要な情報の入力
※会員、受講予約中の場合
会員番号とパスワードの入力後、オプション講座の申し込みへ
※会員ではない場合
オプション教材選択後、受講者情報を入力

④手続き完了

入力したメールアドレスに、確認メールが届く

GPS端末購入希望の場合

「キケン!はっけん講座」を受講すると利用できる、ビーサイズ株式会社の子供見守りGPSサービス「BoTトーク」は、受講とは別にビーサイズ株式会社での申し込みが必要です。

ベネッセ公式サイトより

手続き完了時の画面に表示される黄色のバナーからビーサイズ株式会社のサイトに移行し、「BoTトーク」購入手続きが行えます。購入希望の方は、「キケン!はっけん講座」申し込み時に忘れず手続きするとよいでしょう。

永野

「GPSプラン」と「GPS&トークプラン」があるみたい!

子どもも楽しく学べる「キケン!はっけん講座」で、安心・安全な毎日を

進研ゼミの「キケン!はっけん講座」は、年長から小学校低学年までが対象の、有料オプション講座です。身近な危険を子ども自身が考えて発見し、安心・安全に過ごすためのルールが学べます。

毎月届く教材には、学びを楽しく定着させられるすごろくやカードゲーム、保護者向けの情報もあり、有効活用すれば月額980円の価値を実感できるでしょう。

別途契約・支払いが必要なGPS「BoTトーク」は、子どもから離れた場所にいる保護者のの不安を軽減するのに役立つので、GPSを持ち歩かせたい場合はおすすめです。

「キケン!はっけん講座」で、ぜひ親子で日常生活に役立つ「学び」を楽しく学んでください。

「キケン!はっけん講座」に関するよくある質問

講座で学べる内容は?

事故や犯罪、災害、病気、環境問題、いじめなどの身近なテーマを、全12回にわたって学びます。わかりやすく楽しい解説やゲームを通し、子どもにとって怖いテーマについても知識が得られ、自分で考え、安全に行動できる力が身につきます。

どんな教材が届くの?

紙のテキストに加え、4月号ではすごろくとカードゲームが届きます。その後も2.4.6.8.10号にはすごろく、3.5.7.9.11号にはカードゲームが、その号の学びにあった内容で提供されます。

教材は申し込み後すぐに届く?

申し込みから10日前後(日・祝日を除く)で届きます。私のところには6日ほどで届きました。その後は毎月10日頃のお届けです。

受講したらGPSもついてくる?

GPS「BoTトーク」は別途契約が必要です。申し込みはビーサイズ株式会社の公式サイトからできます。利用にかかる月々の料金も、受講費とは別に発生します。

12回の受講が終わったらGPSはどうなる?

「キケン!はっけん講座」受講後も、GPS「BoTトーク」」は使用できます(※利用料金が発生します)。継続・解約時期は利用者が判断し、手続きを行ってください。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
詳しいプロフィールはこちら

目次