進研ゼミ「キケン!はっけん講座」の内容は?息子達との体験レポ②

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ライターの永野です!

私事ですが、息子たちが今月誕生日を迎えました。6歳と8歳、新年度には2人とも小学生か~と思うと、本当に時間が経つのは早いもので…。

長男には毎朝毎朝「今日も安全に下校してね!」と声をかけますが、4月には次男も子どもだけで帰宅するのかと思うと、気が気ではありません。交通安全や防犯については割と高い頻度で子どもと話をしているつもりですが、私の知識だけでは恐らく抜けている情報もあるでしょう。

ということで、そんなときに役立つのが進研ゼミの「キケン!はっけん講座」。先月に続き、今月も第2号を使って息子たちと街のなかの危険について学んだので、その様子などをレポしたいと思います。

目次

進研ゼミの「キケン!はっけん講座」とは

前回も紹介しましたが、改めて進研ゼミの「キケン!はっけん講座」の概要を確認しましょう。

講座概要

「キケン!はっけん講座」は、株式会社ベネッセコーポレーションが提供する通信教育「進研ゼミ」のオプション講座です。2023年7月よりスタートした比較的新しい講座で、「親子の安心安全対策をサポート」をコンセプトとしています。

自然災害や交通事故、犯罪など、保護者の目が届かない場所で子どもが巻き込まれるトラブルは少なくありません。「キケン!はっけん講座」は、ベネッセの独自調査から読み取った保護者の不安を軽減し、子どもの安心・安全を見守ることに貢献します。

講座の対象年齢は年長児から小学校2年生まで。小学校入学後に注意すべき交通安全を中心に、防災・防犯に関する情報が全12号にまとめられています。また、病気やインターネット、「けんかとなかなおり」など、心身や学校での交友関係に影響する内容もテーマとなっているのが特徴です。

永野

私は「防災」がテーマに含まれているので興味を持ちました!

申し込み方法

2024年1月時点で、「キケン!はっけん講座」の受講費は月々980円(税込)です。「進研ゼミ」には半年分、1年分の受講費をまとめて支払うと割引がある講座も存在しますが、「キケン!はっけん講座」は12号分の一括払いの価格は11,760円(税込)。特に割り引きなどはありません。

講座の申し込みは「キケン!はっけん講座」サイトからできます。子どもの年齢や、現在進研ゼミを受講中かどうかといった質問に回答すると、詳しい情報登録などの手続きに進むので、手順に添って申し込みましょう。

なお、「キケン!はっけん講座」を受講すると、ビーサイズ株式会社の子供見守りGPSサービス「BoTトーク」も利用可能です。こちらはビーサイズ株式会社での別途申し込みが必要なので、利用する場合は忘れず手続きをしてください。

【体験レポ】「キケン!はっけん講座」第2号の内容と息子たちの学び

第1号のテーマは「つうえん つうがく」でしたが、第2号は「ぼうはん」です。

メインのテキストブックに加え、追加のすごろくシートがついていました(すごろくの内容は、一部加工で隠しています)。第2号のシートは第1号のすごろくの半分のサイズです。スタートから途中までの左半分は第1号のままで、新しいシートを右半分に重ね、新しいすごろくにして遊ぶ、という感じになります。

第2号での学び

テキストの流れは前回と同様、以下のようになっています。

①簡単なクイズ
②クイズから得た学びの解説
③確認テスト
④保護者向け情報

今回は「どんな人についていってはいけないか」というクイズから始まり、続いて、イラストから「悪いことをする人が隠れていそうな場所」を見つけるという内容がありました。その後、防犯のための約束や、学校などでも学ぶ安全のための合い言葉「いかのおすし」をイラスト付きで解説。最後に確認テストで知識の定着をチェックします。

保護者向けの情報も、子どもの学びと同じ内容です。犯罪被害に遭うリスクを下げるために、保護者は何に注意すべきかが細かく、そしてわかりやすく記載されていました。イラスト付きで見開き3ページ半、たっぷり情報があり、私も知らない内容が多くあって熟読してしまいました。

永野

大人も子どもも興味深く学べる…さすがベネッセ…!

最後のページには付録(すごろく)の案内があるので、遊び方が理解しやすいですし、裏表紙には次号の予告(おうちのキケン)があり、「家のなかの危ない場所」についても話し合いながら、次号を楽しみに待つきっかけにもなりました。

息子たちの感想

クイズはややひっかけもあり、前回に引き続き子どもたちは楽しく取り組めたようです。「防犯ブザーを使うタイミング」や、「誰もいない道や危険そうな道の歩き方」を真剣に聞き、登下校の際も気をつけようと、改めて気を引き締めたようです。

前回も触れましたが、「キケン!はっけん講座」は全編ひらがなとカタカナ(ふりがなつき)で表記されているので、次男には文字を読む勉強にもなりました。イラストや文章的には2年生の長男には物足りないかなと思いましたが、長男は「危ない」「こわい」に敏感なので、終始食いつきがよかったです。

ちなみに、今回は第2号に付属していたすごろくシートではなく、第1号の付録でまだ遊べていなかった「カードゲーム」に取り組みました。すごろくは最大4人で遊べますが、カードゲームは2人でプレイします。

永野

つむじが2つあるのが長男です。笑

ルールを読んで、私は一瞬「ちょっと難しそう」と思いましたが、まったく難しいルールではありませんでした(笑)。

カードゲームは、山札からカードを交互にめくり、持っている「ばめんカード」に合った「こうどう」をそろえていくというもの。しかし、なかには間違った「こうどうカード」や、捨て札から好きなものを選んだり、2枚めくったりできる「スペシャルこうどうカード」もあります。

ただ真面目に安全について学ぶのではなく、本格的なカードゲームのような要素を取り込んでいるので、子どもたちは非常に楽しそうでした。私は1回やればいいかなと思っていたのですが、その後も2人で4回ぐらい遊んでおり、「ごはんのあとにまたやろう」と話していました。

「キケン!はっけん講座」のメリット・デメリット

登下校を中心に、学校生活に役立つ「キケン!はっけん講座」。我が家で2号体験してみて感じた、メリットとデメリットを解説します。

「キケン!はっけん講座」のメリット

最大のメリットは、遊びながら重要な情報を学べる点でしょう。防犯や防災などに関する話や訓練は、幼稚園や保育園、小学校でも定期的に行われます。しかし、大勢で話を聞いているとしっかり理解できないことも少なくありません。「キケン!はっけん講座」なら、親子でイラストや簡単な文章を読みながら、楽しく身近な危険に気づけます。

また、保護者向けの情報量が多いのもメリットの1つです。冊子は薄いですが、保護者向けのページはボリューム多めで、不安や危険について考えたり、解決策を知ったりできます。反対に子ども向けのページは情報量がやや少ない印象ですが、年長ぐらいだと一気にいろいろ覚えるのが難しい子どももいるので、ボリューム的にはベストだなと感じました。

価格については…正直「この内容で月に980円?」と思う人もいるかもしれませんし、「これで980円ならお得!」と感じる人もいるでしょう。価値観はそれぞれですので一概にはいえませんが、子どもが危険を知り、付録で楽しく遊び、親子のコミュニケーションにもつながることを考えると、個人的には「高すぎる」とは思いませんでした。

永野

めちゃくちゃ安い!ってわけでもないけど、内容的には満足!

「キケン!はっけん講座」のデメリット

「キケン!はっけん講座」を体験してみて、特にデメリットは感じませんでした。しかし、対象年齢が2年生までとなっていますが、小学校2年生の子どものためにスタートすると、情報量や漢字がまったく使われていないことなどから、保護者も子どもも「物足りない」と思うかもしれません。

また、子どもだけで取り組むと、「テキストが簡単」という気持ちから、重要な情報の定着につながらない可能性もあります。すごろくも、ただ「遊ぶため」という目的に変わってしまってはあまり受講の意味がありません。「親子で取り組む時間を作るのが難しい」という場合は、「メリットを感じられない講座」になることもあるので注意しましょう。

「キケン!はっけん講座」をおすすめしたいのは…

「キケン!はっけん講座」の受講を迷っている、気になっているという保護者もいるでしょうが、私が体験してみておすすめしたいと思うのは、次のような方です。

年長~小学1年生(1学期)の子ども

まだ1,2号しか受講していませんが、どちらも通学に役立つ防犯情報を取り上げています。また、文章は漢字が使われておらず、理解しやすい内容です。小学校入学を控えた年長の子どもは、「キケン!はっけん講座」の受講で、入学後に安全に注意した行動ができるようになることが期待できます。また、入学間もない1年生の1学期のあいだも、受講によって危険に対する意識が高まるのではないでしょうか。

カードゲームやすごろくが好きな子ども

テキストがわかりやすいことに加え、すごろくとカードゲームが楽しく、遊びながら学べるのも「キケン!はっけん講座」の魅力です。日頃からカードゲームやすごろくが好きな子どもは、ゲーム感覚で大切な知識を吸収できます。対象年齢となっている小学校1年生の2学期以降、2年生の子どもも、カードゲームやすごろくで学びと遊びを両立できそうなら、受講してもよいかもしれませんね。

安心・安全についての情報を収集したい保護者

メリットで挙げた通り、保護者向けの情報もたっぷり収録されている「キケン!はっけん講座」は、「正しい情報を得たい」と考えている保護者に向いています。もちろん、インターネットやテレビ、ラジオなどでもさまざまな情報を収集できますが、毎号、テーマに沿ってピンポイントに必要な情報をまとめてくれるので、「自分で調べる時間がない」という人にもおすすめです。

仕事などで子どもと離れている時間が長い保護者

自宅と職場が遠い、仕事で帰宅が遅いなど、子どもと離れている時間が長い保護者は、子どもが安全に過ごせているかより気になるのではないでしょうか。「キケン!はっけん講座」には、そんな不安を少しでも解消できるような学びがあります。別途申し込みが必要な「こどもGPS」を活用すれば、子どもの居場所の確認もできてより安心です。

また、親子での学びの時間を設けることで、コミュニケーションの促進にもつながります。空いた時間にテレビゲームを楽しむ子どもも多い昨今ですが、ボードゲームやカードゲームで親子、家族で盛り上がれば、ゲーム時間の軽減もできて一石二鳥です。

永野

電子機器より紙で遊ばせたいと思っているのは、私です…><

子どもも楽しく学べる「キケン!はっけん講座」で、安心・安全な毎日を

「キケン!はっけん講座」は、親子で防犯や防災などについて学び、考える機会を提供してくれる教材です。GPSの利用も可能で、目が届かない場所で過ごす子どもに対して保護者が抱える不安を軽減してくれます。

我が家も、今後届くテキストでどのような学びを得られるのかがいまから楽しみです。気になった方は、ぜひベネッセの公式サイトで詳細をチェックし、申し込み・受講してみてくださいね。

編集後記

先日、いつものように自室で仕事をしていると、外から防犯ブザーの音が。「何事か?」と思って窓からのぞいてみると、小学生数名が集まっており、そのうち1人の防犯ブザーが鳴っているようでした。

防犯ブザーに何かが引っかかってしまって誤作動していたのかもしれませんが、周囲の子どもも「ピピ」と「ちょい鳴らし」をしていたので、「これはこれは…」と思った私は、お節介を承知で小学校に電話し、「本当に困ったときに助けてもらえないと大変」「防犯ブザーの使い方について指導してほしい」という旨を伝えました。

息子にもその出来事を伝え、「用もなく防犯ブザーを鳴らすでないぞ」と話しましたが、かくいう私も防犯ブザーを誤作動させ、担任の先生に激怒されたことのある者の1人…。誰しも通る道なのかもしれませんが、あのとき注意してもらえなかったら防犯ブザーが何のために存在するのか理解できなかったので、先日遭遇した子どもたちも正しく防犯ブザーが使えるよう、指導をしてもらえればと願います。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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