寝袋のタイプや機能を詳しく解説!キャンプや災害時にも役に立つ

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寝袋とは、携帯用の寝具で主にキャンプや登山で使用されます。

コンパクトに収納できるので、持ち運びに優れていて、使用する時は袋状に広がりその中に入って暖をとります。

最近では、災害時に避難先で利用する防災アイテムとしても注目されています。

今回は、そんな注目を集めている「寝袋」について、詳しくお伝えしましょう。

目次

寝袋のタイプは3種類

寝袋を使う場合、キャンプする場所やキャンプをする季節など、それぞれの条件に合った寝袋を選ばないと楽しくありません。

そこで、ここでは寝袋のタイプについて解説しましょう。

寝袋には、一般的に「封筒型(レクタングラー型)」と「マミー型(人形型)」が有名です。

さらに、少し変わった「エッグ型(卵型)」もあり、種類としては全部で3種類となります。

それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

封筒型(レクタングラー型)の特徴

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https://www.captainstag.net/products/UB-30.html

封筒型(レクタングラー型)の寝袋は、文字どおり封筒のような長方形をしています。

ちょうど、薄い敷布団と掛布団を合わせて袋状にしたようなイメージですね。

寝袋の中には寝返りをするスペースもあるので、ゆったりしています。

ただ、その分隙間ができるので密着性には劣ってしまうデメリットも・・

ただ、サイドにあるファスナーで開放状態を調整できるので、暑い時などは寝袋の温度を調整することができるメリットがあります。

同じモデルの寝袋なら、2つを繫げて使うことも可能。

家族でのキャンプ時には、ダブルサイズの寝袋にして使用できるので、小さな子供さんと一緒に寝ることもできます。

汎用的に、いろいろ使い道が広がるタイプの寝袋です。

マミー型(人形型)の特徴

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https://www.captainstag.net/products/M-3439.html

マミー型(人形型)の寝袋は、見てのとおり体に合わせた形状になっています。

この寝袋で寝ている格好がミイラに似ていることから、「マミー型寝袋(シュラフ)」と呼ばれるようになっています。

この寝袋の特徴は、無駄なスペースがほとんど無いので体への密着度がとても高くなり、先ほどの「封筒型(レクタングラー型)」と比べると、保温力はとても高いです。

冬場のキャンプや登山、寒いのが苦手な方にはおススメなタイプの寝袋となります。

ただ、密着性がとても高いので一旦、寝袋に収まると正に「イモムシ状態」となり、慣れるまでは大変かも知れません。

封筒型(レクタングラー型)と比べると収納はコンパクトで、一人用限定で持ち運びにはとても便利な寝袋です。

エッグ型(卵型)の特徴

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https://www.captainstag.net/outdoor-life/sleepingbag/sblist-egg/

エッグ型(卵型)の寝袋は、「封筒型(レクタングラー型)」と「マミー型(人形型)」のいいとこ取りをした寝袋です。

寝袋の形状を卵型にすることで、封筒型(レクタングラー型)の良い寝心地と、マミー型(人形型)の保温力が加わり、ハイブリッド型として誕生しています。

構造としては、頭部と足元部分を絞って保温力をアップ。

頭に被せるフードもサイズ調整が可能なので、暖かさはキープされます。

体の部分は広いスペースがあるのでゆったりとしていて、締め付け感がありません。

暖かく、ゆったりと寝たい方には、エッグ方(卵型)の寝袋がおススメですね。

体や用途にあった大きさの寝袋を選ぼう

寝袋は、キャンプや登山時にきちんと睡眠をとるためのアイテムです。

特に、暖かさを確保して寝るために作られていると言ってよいでしょう。

なので、自分にピッタリな大きさの寝袋を選ばないと、寝心地が悪い・寝ていて寒い・窮屈などの理由で、キチンと睡眠をとることができない場合もあります。

封筒型(レクタングラー型)には3つのサイズがある

封筒型(レクタングラー型)の寝袋には、「シングル・ダブル・キング」の3つのサイズがあります。

ダブルサイズやキングサイズは、身体の大きな方やお子さんなど複数人で一緒に寝る時に利用できます。

一人で寝る時は、シングルサイズがおススメです。

ただし、夏場など暑い時期にはダブルサイズのL字ファスナーを全開にして、ふかふかの敷布団として利用することも可能です。

マミー型(人形型)やエッグ型(卵型)は1人専用

マミー型(人形型)やエッグ型(卵型)の寝袋は1人専用です。

なので、使用する方の体に合ったサイズを選ぶことをおススメします。

と言っても、マミー型(人形型)やエッグ型(卵型)では、サイズは「大人用or子供用」の2サイズのみです。

ここで注意するのは、子どもさんが利用する場合になります。

大人用のサイズでは、ほとんどの方が利用可能です。

ただ、子供サイズは身長をよく考えて選ばないと、窮屈で体が入らないこともあり得ます。

かといって、最初から大人用のサイズにすると、隙間が空きすぎて寒くて寝れないケースもあるでしょう。

なので、子供用サイズを選ぶ際は、お子さんの身長に合うかどうかを確認して選ぶようにしまよう。

防災グッズとしても利用するなら「3シーズン用」がベスト

それぞれの寝袋には、季節ごとに合わせて「夏用・冬用・3シーズン用」に分かれています。

キャンプのみで利用するなら、夏用と冬用の両方を持っておくのもありでしょう。

また、夏のシーズンしかキャンプをしない方なら、夏用の寝袋だけで十分です。

ただ、災害時にも利用する目的で、防災グッズとしてこれから購入するなら「3シーズン用」を購入することをおススメします。

3シーズン用の寝袋があれば、いつ災害が起きても避難先で寝袋を利用することが可能となります。

これから、寝袋の購入を検討されるなら、3シーズン用をご検討ください。

3シーズン用は冬場の利用では防寒対策が必要

3シーズン用の寝袋は冬用の寝袋と比較すると、保温性は低くなっています。

それもそのはずで、冬用の寝袋よりも中綿の量が少なくなっているのです。

そこで、3シーズン用の寝袋を冬に使う際には、「ダウンを着こむ・セーターを着こむ・ブレーカーとスパッツを着こむ」などの、防寒対策が必要ですので、その点はご注意ください。

因みに、防災グッズとして寝袋の購入を検討されているなら、サイト内にある商品紹介記事「3シーズン用「寝袋」おすすめ7選!防災グッズとしても十分役立つ」を、ご参考にしてください!3シーズン利用できる7種類のおすすめな寝袋を、紹介しています!

寝袋は防災グッズとして必要ですか?

寝袋は本来、キャンプや登山用に作られています。ただ、災害時に避難先で暖を取りながら寝ることができるアイテムなので、災害時にも有効とされています。必ず必要だとは言い切れませんが、災害時に避難する必要があるなら持っていても無駄ではないでしょう。

防災グッズとして寝袋を購入するなら、どんなタイプがいいのですか?

防災グッズとして寝袋を利用するなら、タイプは個人の好みでよいと思います。ただアドバイスとしては、避難時に持ち運びが楽でコンパクトな「マミー型(人形型)やエッグ型(卵型)」がおススメです。また、3シーズン用の寝袋を購入しておけばどの季節でも利用できるので、便利ですよ。

参考サイト
CAPTAIN STAG アウトドアライフ
https://www.captainstag.net/outdoor-life/

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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