みなさんは非常食の備蓄はどうしていますか?
防災意識が高まるなか、各メーカーからさまざまな長期保存が可能な、備蓄用の非常食が販売されています。
なかには数万円する非常食も珍しくありません。もちろん、高額になれば数量も多く、確実に1日3食で1週間以上の備蓄が可能になります。
しかし、1万円以上の金額で備蓄用の非常食を購入するのは抵抗がある方も多いでしょう。
そこで最も簡単で便利な非常食を購入する方法は、スーパーでのついで買いです。
いつものスーパーで非常食は揃う!
防災用の非常食は5~10年の長期保存が可能となっていますが、実際に非常食を5年も放置する方は少ないはず。
そもそも防災での備蓄は定期的に入れ替える、ローリングストックが推奨されています。
スーパーで販売されている一般的なレトルトカレーでも、特殊な素材を使っていないなら賞味期限は約1年の商品が多いです。
サバ缶などは約3年と長期保存できる
レトルトカレーなら約1年ですが、缶詰なら約3~5年と防災用の非常食並みに長期保存が可能です。
サバ缶などでも、約3年間保存が可能です。スーパーで販売されるレトルトカレーや缶詰は低価格ですから、安価に非常食を揃えることができます。
パックご飯も半年~1年保存できる
最近ではパックご飯も安価に販売されており、有名メーカーでなければ3パックで280円(税込)で販売されるときもあり、1パックあたり約93円とコスパに優れています。
もちろん、有名メーカーでも1パックあたり100円(税込)前後で購入できるスーパーもあります。
そのためわざわざ、ネットショップなどで高額なアルファ米などの非常食を購入する必要はありません。
スーパーで販売されるパックご飯でも、半年~1年の保存が可能です。
ペットボトルも未開封で6か月~1年持つ
防災用の飲料水なら未開封で、5~10年と長期保存が可能です。ただし、日光が当たる場所で保存していると期間は短くなり、知らない間に容器が膨張してパンパンになっていることもあります。
スーパーで販売されるペットボトルのミネラルウォーターでも、未開封で6か月~1年保存が可能です。
いずれの飲料水も非常時に使う場合はペットボトルを開けらた、口のみなら当日消費、コップ使用でも1~2日で飲み切ることが推奨されています。
そのため、使うことを前提にしているなら、1年以上の保管は不要といえます。
スーパーで揃える非常食のローリングストックは3~6か月
スーパーで揃える非常食は、3~6か月の期間でローロングストックして入れ替えしておきましょう。
その度に好きなカレーや缶詰を選んで、消費する日が楽しみになるようにすれば、子どもを含めて家族で楽しく備蓄ができます。
3・6・9・12月の第一日曜日は備蓄パーティ!と家庭で決める
例えば、3・6・9・12月の第一日曜日は備蓄パーティの日と決めて、ローリングストックするようにすれば家族で楽しい備蓄ができます。
また、備蓄パーティに備えて次の備蓄品を購入する目標を立てれば買い物も楽しくなるでしょう。
仮に、特売でレトルトカレーが大安売りだったら備蓄用にと、安売りを見逃さなくなります。
子どもと一緒に「今度はどんな食べ物を買っておこうか?」と相談できますし、そうすることで家庭内の防災意識もアップするでしょう。
家族で非常食レシピを考えるとよいかも!
スーパーで揃えられる非常食の強みは、何といってもついで買いです!
日常生活で必要な食材を購入するついでに、2品、3品と安価で比較的賞味期限の長い食材を購入できるため、家計の負担になりません。
また、色んな食材でレシピを考えるのもよいアイデアです。
カレーにご飯だけじゃない!パスタやサバ缶もアリ
カレーといえばパックご飯セットが定番ですが、ご飯でなくてもレトルトカレーは意外に何でもあってしまいます。
パスタはもちろんサバ缶にもあいますし、乾パンでも美味しく食べれます。
普段から色々試していれば、災害が起きて被災地になったとしても、サバイバル知識が豊富になって食に困らなくなるかも知れません。
冷凍食品を使うメニューもよいかも
保存食と言えば冷凍食品も挙げられます。そして、災害時には停電が起きる可能性が大変高いので、住宅が無事であれば冷蔵庫の食材から処分しないといけません。
イザというときのために、冷凍食品を購入して電子レンジでなくガスコンロで調理する経験を積んでおくものよいでしょう。
まとめ
今回は、スーパーで揃える非常食について解説しました。
災害時に必要な非常食は備蓄しておくべきで、防災専用の非常食やスーパーで販売されるレトルト食品など、さまざまな選択肢があります。
低価格で備蓄するなら日常生活で必要な食材の買い出しに、ついで買いでプラスすればOKです。
備蓄後3~6か月でローリングストックすれば、長期保存が必要でなくなるためレパートリーも増えるでしょう。
何より、家族で楽しく備蓄できるのが一番のメリットです。