スズメバチの巣は4月ごろから作られる!初期駆除は比較的安全で効果的

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4月は庭の木や軒下などのパトロールを強化した方がよいでしょう。その理由は、4月ごろからスズメバチが巣を作りはじめるからです。

スズメバチの巣は秋に発見すると、サッカーボールよりも大きくなっていますが、初期に発見すれば小さくて駆除もしやすいです。

目次

スズメバチの巣は4月ごろから作られる

スズメバチの巣は女王蜂1匹によって、4~5月頃に作り始められます。

初期の巣は画像のように「白と茶色のマーブル色のとっくり型」なので、他のハチの巣と見分けやすいのが特徴です。

初期は女王バチ1匹だけなのでセルフ駆除も可能

初期のスズメバチの巣は女王バチ1匹で作られるため、巣の中には女王バチ1匹のみです。

そのため、ハチ駆除専用の殺虫剤にて駆除が可能です。

万が一、ハチに刺されると困る状況の方は、セルフでなく専門のハチ駆除業者に依頼した方がよいでしょう!

そうでない方なら、セルフにてスズメバチの駆除が可能です。

初期のスズメバチの巣を駆除する方法

ここでは、初期のスズメバチの巣を駆除する方法を紹介します。

必要なのは、懐中電灯・ハチ専用殺虫剤・トング・ゴミ袋です。

万が一のために、厚手の長袖と長ズボンで、帽子とゴーグルも着用した方がよいでしょう。

駆除の時間は日没後2~3時間または21時以降がベスト

先の必要な道具に懐中電灯がありますが、これは日没後が駆除に適しているためです。

スズメバチは基本的に昼行性で夜なら巣に戻りますし、夜目が効かないため夜に駆除するのがベストです。

そのため、懐中電灯は両手が使えるヘッドライト型がよいでしょう。

スズメバチの巣を駆除する手順

  1. 巣に刺激を与えないように近づく
  2. 巣の穴に向けてハチ専用の殺虫剤を噴射する
  3. 女王バチが巣から出てきても噴射を止めない
  4. 巣を落としてハチが出てこないことを確認
  5. トングで巣とハチをゴミ袋に入れる
  6. 巣があった部分に殺虫剤を噴射しておく
  7. 燃えるごみとして処分

既に複数のハチが存在していたら戻りバチにも注意する

スズメバチの巣に殺虫剤を噴射した際に、女王バチ以外にも数匹のハチが既に存在していたら、戻りバチにも注意が必要です。

基本的に夜に駆除すれば、全てのハチは巣に戻ってきているはずですが、殺虫剤から素早く逃げたハチがいるかも知れません。

駆除後1週間は巣のあった場所をチェックして、ハチが戻ってきていないか確認しましょう。

スズメバチの巣をセルフ駆除できるのは6月初旬まで!

スズメバチの巣をセルフ駆除できるのは、6月初旬までです。

基本的に目安は巣の大きさにあり、先のとっくり型の状態までで、既に丸くなっている場合は働きバチが多くなっているので危険です。

働きバチが巣づくりをはじめると女王バチは産卵に専念するため、働きバチの数が急増します。

短期間で巣が大きく成長し、危険リスクが増します。

スズメバチが巣を作りやすい場所

  • 軒下
  • ベランダ
  • 庭木や植え込み
  • 戸袋
  • 床下
  • 屋根裏
  • 物置(内側も含む)
  • 土の中
  • エアコンの室外機の中

これらの場所は、スズメバチが巣を作りやすい場所になります。

「土の中まで含めたら、どこでも作れるじゃん」ってなりますね・・

そのため、4月ごろにスズメバチを自宅近くで見かけたなら要注意です。

まとめ

今回は、スズメバチの巣がいつから作られるのか、セルフで駆除する方法などを紹介しました。

4月~6月初旬までで、とっくり型の形状であればセルフ駆除は可能です。

とはいっても既に1回ハチに刺されている方などは、リスクが高すぎるので駆除業者に依頼した方がよいでしょう。初期なら費用も安く済むはずですからね。

春先にしっかり自宅周辺をチェックして、スズメバチ対策を行いましょう。

参考サイト
ハチ110番
レスキューラボ スズメバチの巣作りの時期はいつ?~予防策と作られたときの対処法~

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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