ミサイル落下で避難はどうする?想定被害や避難行動の注意点解説

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2022年10月は、北朝鮮からのミサイル発射のニュースが特に多い印象でした。2023年6月現在も、北朝鮮がミサイルらしきものを発射した、というニュースは頻繁に耳にします。

現状、日本に落下はしていませんが、「いつか落下するのでは」「落下したらどうすればよいのか」と、さまざまな不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

今回は、本当にミサイルが落下したときにどのような被害が及ぶのかを解説します。落下時にどのような行動を取るべきか、避難時の注意点などもまとめていますので、もしものときに役立つ知識の蓄えに、ぜひご活用ください。

目次

ミサイルとは「目標破壊のために使用される兵器」

ロケットエンジンやジェットエンジンを使用して飛ぶミサイルは、目標物を破壊するために使用されるものです。破壊のための弾頭、飛行を制御する誘導制御部、エンジンなどの推進部の大きく3つから構成されています。

ミサイルに関する話題が頻繁に上がるのは、北朝鮮の影響です。

北朝鮮からの頻繁な発射が深刻

2019年以降、北朝鮮が実験などと称し、弾道ミサイルを発射することが多くなっています。Wikipediaによると、2022年は1月からミサイル発射実験が多く行われており、夏場はやや落ち着いていたものの、10月に入るとその頻度は上昇。

10月に9回、11月に入ってからも、3回の発射が確認されています(11月8日現在)。そのなかで、日本では10月4日、5年ぶりにJアラートが発令されました。また、11月3日にも東北地方の一部地域で、Jアラートが発令されています。2023年に入ってからも、ミサイルらしきものを発射したニュースは多く、4月には「北海道に落下する恐れ」があるとして、避難も呼びかけられたほどです。

1カ月に1回ミサイルの驚異が襲うというのは、ただごとではありません。実際にミサイルが落下するかどうかはわからないものの、最悪の事態を想定し、ミサイル発射時の行動について知っておくことは、非常に重要だといえます。

特に警戒が必要な地域

10月4日にJアラートが発令されたのは北海道、青森県、東京都の島しょ部でした。また11月3日は宮城県、山形県、新潟県に注意が呼びかけられており、東北地方辺りが特に危険なように感じられます。

また、日本海側は比較的北朝鮮に近い地域であり、港湾や漁港があることなどから、ミサイルによる攻撃を受ける可能性があるとして、警戒している自治体も少なくありません。とはいえ、日本は小さな島国ですので、どの地域もミサイルの標的にされる可能性は平等にあると考えたほうがよいでしょう。

弾道ミサイル着弾で想定される被害

弾道ミサイルがもし着弾した場合の被害は非常に甚大です。落下により激しい爆風が起こり、またミサイルが直撃、爆発することで建造物などが壊れます。

倒壊した建物、そしてミサイル本体の破片が周囲に飛び散ることで、怪我をする可能性は高いといえるでしょう。また、落下地点近くでは爆風による身体への被害の可能性もあるため、非常に深刻です。

こうした被害から身を守るためにも、状況に応じて適切な避難行動を取ることが求められます。

緊急速報が流れた場合の注意ポイント

日本付近にミサイルが発射されると、Jアラートによる緊急速報が流れます。Jアラートに関してはこちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。

速報が流れた際に注意したいポイントは、大きく2点です。

速やかな避難行動

爆風や破片による怪我は深刻で、最悪の場合、死に至ることも。自分の身を守るためにも、まずは迅速に避難することを考えましょう。

ミサイルによる被害を受けにくいのは、頑丈な建物や地下です。近くにこうした場所があれば、すぐに逃げ込むようにしてください。

正確・迅速な情報収集

ミサイルは非常に速いスピードで目的地点まで到達するので、Jアラートが発令されたらすぐに行動する必要があります。正しい避難行動を取るためにも、正確な情報をできるだけ速く集めることも欠かせません。

こうした状況下では、行政からも緊急情報の共有や避難指示が出ることが多いので、落ち着いて情報に耳を傾けるようにしましょう。

ミサイル落下時の行動を確認!

前述の通り、ミサイル落下の危険性がある際には、正確かつ迅速な情報収集、そして速やかな避難行動が必須です。避難時には、具体的にどのように行動すればよいのかを、確認しましょう。

屋内にいる場合

自宅や学校、職場など屋内にいる場合は、ドアや窓をすべて閉めます。また、ガスや水道、換気扇を止められる状況であれば止め、二次災害ができるだけないようにしましょう。

屋内でも、危険な場所と比較的安全な場所があります。ドアや壁、窓ガラスなどの近くは特に危険です。できれば窓のない部屋の、壁やドアから遠い場所へ避難してください。

屋外にいる場合

屋外にいる場合は、前述のような頑丈な建物や地下へ避難するのが最も安全です。頑丈そうな建物がない場合も、屋外より屋内のほうが安全なので、避難できる場所を見つけてください。

近くに建物がまったくない状況のときには、物陰に身を隠します。これも難しい場合は、地面に伏せると被害を最小限に抑えられます。屋外では特に、頭部を守るような体勢をとるようにしましょう。

運転中の場合

ミサイル落下はいつ起こるかわからないので、運転中に避難指示が出ることもあるでしょう。指示が出たら運転を続けず、できるだけ道路ではない場所に車を停め、安全な建物や地下へ避難します。

道路にしか車が停められない場合は、左端に沿って駐車し、緊急車両の通行を妨害しないのが鉄則です。車を離れるときにはキーをつけたままにして、誰でも車を動かせる状態にしておきます。貴重品など、車のなかに残しておきたくないものは、スムーズに避難できる範囲で持っていきましょう。

ミサイル落下時の注意点

もし本当にミサイルが落下すると爆発が起こるだけでなく、火災など二次災害の危険性もあります。最後に、さまざまな状況を想定し、注意したいポイントをまとめました。

避難場所へ行く際の注意点

爆発などがおさまったら、避難所へ移動します。外出中にミサイルが落下した場合は、その場所から避難所へ直行するケースが多いですが、自宅や学校、職場などから避難するときには、建物から離れる前にできる限り次の行動を取るようにしましょう。

・ガスの元栓を閉める
・コンセントを抜く(冷蔵庫は抜かない)
・長袖・長ズボン、帽子、マスク、頑丈な靴など避難に適した服装に替える
・身分証明書(パスポートや運転免許証など)を持って避難する
・戸締まりをしっかりとする
・近所の人と声を掛け合って避難する
・行政の指示に従い、避難経路や手段を選ぶ

周辺で爆発が起こった場合の注意点

ミサイル落下地点付近では、激しい爆発が起こります。周辺で爆発が起こった場合には、どのような行動が求められるのでしょうか。

・安全を確保するため、姿勢を低くして頭を守る
・落下がある場合はおさまるまでテーブルの下などで待つ
・爆発が起こっているポイントからできるだけ速く離れる
・警察や消防の指示に従い行動する
・行政機関からの情報を速やかに収集する

がれきに閉じ込められた場合の注意点

爆発が起こって建物などが倒壊すると、がれきに閉じ込められてしまう可能性もあります。ミサイル落下、閉じ込めと非常事態が続くとパニックに陥ることがありますが、救助を待つあいだに注意したいのは、以下の点です。

・灯りの代わりにライターやマッチは使用しない
・粉じんが立つ可能性があるので動き回ってはいけない
・口や鼻をハンカチなどで覆う
・配管など大きな音が出そうなものがあれば叩き、居場所を知らせる
・粉じんを吸い込む可能性があるので、大声を上げるのは最後の手段に

火災発生時の注意点

ミサイル落下の影響により、近くで火災が発生することもあります。火災発生時には、できるだけ早く建物から避難しましょう。このとき、姿勢を低くして煙を吸い込まないようにします。

また、ハンカチなどを口や鼻にあてることも忘れてはいけません。火災発生時の行動については、以下の記事も参考にしてください。

避難施設を知りたい場合

避難方法や避難所についての情報は、自治体から発信されますので、スマートフォンなどをチェックする、自治体による緊急放送に耳を傾けるなどして行動しましょう。中枢機関がダメージを受けると、こうした情報がうまく伝達されないこともあります。

避難施設一覧は内閣官房国民保護ポータルサイトでも公表されているので、どこに避難したらよいか迷った場合は、こちらもチェックしてみてください。

ミサイル落下時は正しい情報収集で迅速な避難を

ミサイル落下は起こらないに越したことはありませんが、いつ起こってもおかしくない状況にあることは確かです。もし落下した場合には、まず自身の身を守るための行動をとること、そして正しい情報を収集し、迅速に避難することが求められます。

そのための知識を蓄え、万一のときに備えましょう。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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