【今更聞けない】全国瞬時警報システム(Jアラート)って何?

本サイトはプロモーションが含まれています。

Jアラートというワードは近年よく耳にしますが、具体的にどういったシステムなのかいまいち理解できていない、という声を耳にする機会も少なくありません。筆者自身もはじめは「何かの警報が鳴るんだろうな」程度でしたので、改めてどういったものなのかを調べ、まとめてみました。

全国瞬時警報システム、通称Jアラートについて一緒に勉強しましょう!

目次

全国瞬時警報システム(Jアラート)とは迅速な伝達を可能とした警報システム

全国瞬時警報システム(以下、Jアラート)とは、消防庁と地方公共団体が連携して整備を推進している警報システムです。災害が起こった際には適切かつ迅速な避難が求められます。

そんなときに、どういった災害が起こっているかという情報の伝達が遅れては意味がありません。

Jアラートは緊急の情報を人工衛星や地上回線を通じ、全国の都道府県、市町村に送信。防災行政無線などを自動で起動することで、瞬時に住民に情報伝達をすることが可能です。

Jアラートはどんな情報を送信してくれる?

Jアラートでは、さまざまな災害や危険に関する情報を送信してくれます。短期間に、瞬時に情報伝達をする理由は、速やかな避難が必要だからです。各自治体からの情報伝達に加え、携帯会社を介した伝達、個々の利用者に向けたメールなどによる伝達など、さまざまなルートが整備されています。

具体的な通知内容

Jアラートで通知してくれる内容を具体的に見てみましょう。

・津波警報
・大津波警報
・津波注意報
・緊急地震速報(予測震度5弱以上)
・震度速報
・各種気象警報
・指定河川洪水予報
・緊急火山情報
・弾道ミサイル攻撃
・航空機攻撃
・大規模テロ
・ゲリラ・特殊部隊攻撃

この他、土砂災害警戒情報や東海地震に関する予知情報、臨時火山情報など、さまざまな「危険」に関する情報を、より迅速に伝達する役割を持っています。

Jアラートが鳴る条件とは

緊急時の避難にJアラートは大いに貢献します。では、具体的にどのようなタイミングでJアラートが鳴るのでしょうか。

具体的な条件

Jアラートを受け取るための条件は大きく2つです。1つは設定がオンになっていること。設定が正しくされていなければ、Jアラートはスマートフォンに届きません。2つ目は電源が入っている、圏外や機内モードになっていないなど、受信が可能である状態であることです。

この条件を満たしていれば、スリープ状態でもJアラートを受信することができます。

対応機種は?

Jアラートの対応機種は非常に幅広く、ほとんどのスマートフォン、タブレットなどで緊急の情報を受信することが可能です。私たちが普段使用しているスマートフォンには「ETWS」というシステムが内蔵されており、エリアメールや緊急速報に関するメールがdocomoやauなどの各企業から届きます。

Jアラートもこのシステムを利用するため、多くの機種に対応しているというわけです。

ただし、格安スマホやSIMフリーなどの一部端末は対象外となっているので、気になる場合は自身の所有する端末がJアラートに対応しているのかを調べてみてください。

Jアラートを受信できないときは…

現状、スマートフォンアプリとしてのJアラートは存在しません。対応機種でない場合にはJアラートの受信をあきらめるしかないと思うかもしれませんが、2つの方法でJアラートと同様の情報を受信することができます。

1つは、「Yahoo!防災速報」に登録する方法です。登録は無料ですので、アカウントを作成して登録しましょう。もう1つは、地方公共団体が配信しているメールに登録する方法です。こちらは地域によってサービスを提供していないこともありますので、各自治体のホームページなどから情報を入手しましょう。

ややタイムラグがありJアラートほど迅速ではないものの、確実に非常時の情報を入手できます。

Jアラートの受信・解除の方法

Jアラートを受信したい、事情があり情報の受信を辞めたいといった場合には、どのような設定をすればよいのでしょうか。iPhone、Androidそれぞれの設定方法を見てみましょう。

iPhoneの場合

iPhoneでJアラートに関する設定を行う場合には、まず「設定」を開きます。設定のなかから「通知」という項目を探すと、通知の一覧を見ることができますので、下までスクロールしてください。

いちばん下に「緊急速報」という項目があるので、希望に合わせ「オン」「オフ」を設定しましょう。

Androidの場合

Androidは端末により設定方法が異なります。詳しくは以下のリンクよりご確認ください。

・緊急速報メールアプリに関する設定はこちら
・au災害対策アプリに関する設定はこちら
・エリアメールアプリに関する設定はこちら

Jアラートのメリットや抱える課題とは

便利なJアラートですが、具体的なメリット・デメリットにはどのようなものがるのでしょうか。最後に、Jアラートのメリット、そして今後の課題となるデメリットをご紹介します。

Jアラートのメリット

Jアラートのメリットは大きく2つです。1つは冒頭からご説明している通り、瞬時に情報を伝達できる点が挙げられます。どこよりも早く情報を伝えてくれるので、避難方法などについても落ち着いた判断ができるのではないでしょうか。

もう1つは、テレビやラジオをつけなくてよい点です。防災無線を通じて送られてきた情報は、スマートフォンなどで簡単に確認できます。これまでは災害が起こるとテレビやラジオで状況を確認し、その後の対応について考える必要がありました。しかし、Jアラートがあれば今何が起こっているか、これからどういったことが起こる可能性があるのかをスマートフォンですぐに確認できるので、非常に便利です。

今後の課題

Jアラートが抱える課題、デメリットの1つは誤作動や情報が伝達されない可能性があることです。まだまだ整備が完璧ではないため、誤作動による情報発信、反対に実際に災害などが起こった際に正しい情報が入ってこないといったことも起こり得ます。

自動的に情報が入ってくるということは、逆を返せば強制的に不要な情報を目に入れるということにもなりかねません。実際はたいしたことのない状況でも、Jアラートによって情報を得たことにより不安を覚えたり、混乱を招いたりする可能性もあります。

情報の取捨選択ができる、正しい情報を確実に伝えてくれるといったことが実現すれば、Jアラートはより私たちの生活に役立つようになるのではないでしょうか。

さまざまな危険を通知してくれる全国瞬時警報システム(Jアラート)を活用しよう!

Jアラートで伝えられる情報の数は非常に多いです。災害やテロなど、さまざまな危険から正しく身を守り安全に避難するためにも、Jアラートを有効活用していきましょう。

設定や他アプリ、情報源なども上手に使い、万一のときに落ち着いて行動できる方が1人でも増えることを願っています。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
詳しいプロフィールはこちら

目次