目が日焼けする!?直射日光だけじゃない照り返しや反射にも要注意

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夏場の外出には、日焼け止めは欠かせません。以前であれば日焼けは、女性だけが気を付けることでしたが、昨今の猛暑では男女問わず日焼け止めは必須となっています。

ですが、身体の中で日焼け止めを塗ることができない、日光にむき出しの部位があります。それが「目」であり、実は目も日焼けするのです。

実際に私も前職で目を日焼けして、一時は視界が見えづらくなり、視力がぐんと低下してしまいました。

今回は、目を日焼けした体験談をお届けします。

目次

目の日焼けは照り返しや反射でも起きる!そして分からないまま進行

それでは、過去の体験から目が日焼けした状況をお伝えしましょう。

自分では全然気が付かない間に、日焼けは進行していくので要注意です。

もともと視力は2.0以上あった

もともとの視力は2.0以上あり、遠くのものでもはっきり視認できるほどで、周囲に羨ましがられるくらい視力はよかったのです。

目のメンテナンスも忘れずに、目薬は必ず使うようにして、寝る前には目を温めて疲れを取ってから寝るようにしていました。

当時は、メガネを買うと高いので、とにかく視力を悪くしたくなかったのです。

測量器具の平板からの反射で目がショボショボ

出典:東北農政局土地改良技術事務所 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=E3YXKfU6Ynk

ところが、前職が測量会社であったことで目が日焼けしてしまうことに・・

測量現場では平板測量と呼ばれる測量方法で、道路や土地を計測して地図を作る仕事を行なっていました。

上記の画像のように、測量用の板の上に真っ白い紙を敷いて、これに計測した結果を書き込んでいく方法です。

測量方法は横に置いておくこととして、問題はこの真っ白な紙

夏場の現場では、帽子を被ったりタオルを巻いたりして直射日光への対策をしていましたが、平板に敷いてある真っ白な紙から反射する光が眩しくて、目が凄くショボショボしてしまうのです。

ある日突然、目の前の色が変ってビックリ!!

そしてある日、現場でいつも通りに平板をセットして「さて、やりますか」と思った瞬間に、目の前の色が変ってしまいました。

なんと表現すればいいのか分からないですが、全く見えない訳ではなく視界全体が黄色がかった風景になって「エッ!どうしよう」と焦りまくりでした。

当然直ぐに眼科に直行

こうなると仕事どころではありません。相方がいましたが、状況を告げて現場作業を中止して眼科に直行!

ドクターに診てもらったところ「日焼けですね!」との診断。

ここではじめて「目が日焼けするんだ!!」と、知りました。

状況を話すと真っ白な紙から反射した紫外線が原因

目が日焼けすることをはじめて知りましたが、その原因は平板に張った真っ白な紙から反射した紫外線でした。

確かに、紙に直射日光が当たると眩しさを感じます。一瞬目の奥が「ぐっ」と痛くなるのは、毎回感じていたのです。

処方されたのは目薬だけだった!

目が日焼けしたのでれば、何らかの特別な処置がされるのかと思いきや、目薬が処方されただけでした。

また、眼科で点眼してもらった目薬にて、黄色がかっていた視界は元通りに。

どうやら、目の日焼けは珍しいことではないようです。

視力低下だけで済んだのは幸いなことのよう

視界はクリアになったものの、視力は1.2~1.5に低下してしまいました・・

これまで見え過ぎるくらいだったのに、遠くのものがぼやけて見えるのは違和感を感じましたが、仕方ありません。

ですが、目の日焼けは紫外線によるトラブルなので、酷い場合は白内障を引き起こす原因になることもあるらしいので要注意です。

診断名は「紫外線角膜炎」

結局、眼科での診断名は「紫外線角膜炎」でした。

「雪眼炎」とも呼ばれるこの症状はスキーヤーに多く、雪面からの紫外線を多く浴びた後に、約6時間~10時間経過して症状が現れるようです。

ですが、私の場合は現場で急に発症しましたから、目が紫外線を浴びていればいつ起きてもおかしくないのが「紫外線角膜炎」ともいえます。

おかしいと感じたら、眼科に行くのがベスト

目の日焼け対策としては、紫外線をカットするサングラスが有効です。治ってからは現場では、サングラスを利用していましたからね。

また、目を休ませることも必要ですが対症療法にしかなりませんから、目がおかしいと感じたら、ためらわずに眼科を受診するのがベストです。

経験からいっても、治療は早いほど効果がありますよ。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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