有珠山を含む火山ハザードマップリンク集!監視が必要な50火山【北海道・東北編】

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今年7月24日、午後8時ごろに鹿児島県の桜島が噴火しました。

この噴火では、桜島では初となる噴火警戒レベルが「レベル5 避難」の最大級の警戒となりましたが、その後27日夜には、噴火警戒レベルは「レベル3 入山規制」に引き下げられています。

これまでも度々噴火を繰り返している桜島ですが、日本にはいくつの活火山があるのかご存じでしょうか?

今回は、桜島の噴火をきっかけに日本の活火山を調査してみました。

そして、現存する活火山にて作成されている「火山ハザードマップリンク集」を作成してみたので、ぜひ参考にしてください。

火山ハザードマップのリンク集は、本ページで有珠山を含む「北海道・東北編」を紹介!その他、桜島を含む「東日本・九州編」の、全部で2部構成となっています。

目次

日本には111の活火山がある!その定義を解説

出典:気象庁 活火山とは
https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html

まずは、日本における活火山の定義を解説しておきましょう。

60歳以上の方では、火山に対して「休火山・死火山」との言葉を使っていた方も少なくないはず。

確かに昔は、噴火している火山を「活火山」、噴火していない火山を「休火山や死火山」と呼んでいましたからね。

なので富士山は「休火山」と昔は呼ばれていましたが、現在では「活火山」に分類されています。

活火山の定義は2003年に火山噴火予知連絡会で決定された

現在の活火山の定義は「概ね過去1万年以内に噴火した火山および、現在活発な噴気活動のある火山」となっています。

この定義は、2003年(平成15年)に火山噴火予知連絡会で決定されたもので、その結果2022年現在で国内の活火山は111個所となっています。

火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山は「50火山」

出典:気象庁 活火山とは
https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html

日本にある111の活火山の内、「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」として、50火山が選定されています。

これらの50火山には気象庁では、噴火の前兆を捉えて適確に噴火警報などを発表できるよう「地震計・傾斜計・空振計・GNSS観測装置・監視カメラ」などが整備されて、大学等研究機関や自治体・防災機関などからもデータ提供を受けつつ、24時間体制で火山活動を常時観測・監視しています。

監視が必要な50火山『北海道編』調査対象は9火山!

出典:気象庁 活火山とは
https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html
No北海道
1アトサヌプリ
2大雪山
3十勝岳
4雌阿寒岳
5樽前山
6有珠山
7北海道駒ヶ岳
8恵山
9倶多楽

火山については、火山ハザードマップ(火山防災マップ)が作成されていて、噴石や降灰の範囲、避難所情報、注意喚起情報などが記載されています。

そこで、今回は「監視が必要な50火山」について、火山ハザードマップの有無を確認して、作成されている火山についてはそれぞれリンクを掲載しました。

登山を趣味としている方や、火山に興味のある方はぜひ一度ご覧ください。

ここでは、北海道の活火山9カ所のハザードマップの調査結果をお伝えします。

01 アトサヌプリ

リンクアドレス https://vivaweb2.bosai.go.jp/v-hazard/L_read/05atosanupuri/05atosa_1h01-L.pdf

02 大雪山

リンクアドレス https://town.higashikawa.hokkaido.jp/living/disaster/pdf/01_hazardmap_omote_2019.pdf

03 十勝岳

リンクアドレス https://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/contents/01soumu/0110soumu/bosai/map.pdf

04 雌阿寒岳

リンクアドレス https://vivaweb2.bosai.go.jp/v-hazard/L_read/07meakandake/07meakan_2h01-L.pdf

05 樽前山

リンクアドレス https://00m.in/bbVmt

06 有珠山

リンクアドレス http://www.town.toyako.hokkaido.jp/file/contents/43/1890/bousai_map_3.jpg

07 北海道駒ヶ岳

リンクアドレス https://www.town.hokkaido-mori.lg.jp/docs/2022042800040/files/p07-p08.pdf

08 恵山

リンクアドレス https://vivaweb2.bosai.go.jp/v-hazard/L_read/19esan/19esan_1m01-L.pdf

09 倶多楽

リンクアドレス http://www.town.shiraoi.hokkaido.jp/docs/2015040900010/files/Po13.pdf

監視が必要な50火山『東北地方編』調査対象は12火山!

出典:気象庁 活火山とは
https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html
No東北地方
1岩木山
2八甲田山
3十和田
4秋田焼山
5岩手山
6栗駒山
7蔵王山
8秋田駒ヶ岳
9吾妻山
10安達太良山
11磐梯山
12鳥海山

では次に、東北地方に存在する監視が必要な火山を調査してみました。

調査対象は、上記の12火山です。

01 岩木山

リンクアドレス https://vivaweb2.bosai.go.jp/v-hazard/L_read/22iwakisan/22iwaki_1h01-L.pdf

02 八甲田山

リンクアドレス https://00m.in/7WHYa

03 十和田

リンクアドレス https://00m.in/SX5YP

04 秋田焼山

リンクアドレス https://www.pref.akita.lg.jp/uploads/public/archive_0000003032_00/558cf807005.html

05 岩手山

リンクアドレス https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/level/PDF/level_207.pdf

06 栗駒山

リンクアドレス https://www.city-yuzawa.jp/uploaded/attachment/11395.pdf

07 蔵王山

リンクアドレス https://www.pref.miyagi.jp/documents/14942/609037_1.pdf

08 秋田駒ヶ岳

リンクアドレス https://00m.in/4oUuk

09 吾妻山

リンクアドレス https://00m.in/Qs4Rz

10 安達太良山

リンクアドレス https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/250814.pdf

11 磐梯山

リンクアドレス https://www.town.bandai.fukushima.jp/uploaded/attachment/1408.pdf

12 鳥海山

リンクアドレス https://www.city.yurihonjo.lg.jp/up/files/www/bosai-anzen/bosai/c1020/akita.pdf

シゲネコ

本ページの『北海道・東北編』はここまで!

ワン子

続編となる『東日本・九州編』は、ここからアクセスしてね!
https://bousai.nishinippon.co.jp/8337/

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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