インバータ発電機は災害時も高品質な電気を発電!おすすめ5選を紹介

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災害で停電した際やキャンプなどのアウトドアで活躍するのが、発電機です。

発電機にも色々な種類があって、スタンダードタイプ・サイクロコンバータ搭載・正弦波インバーター搭載などの種類があります。

この中で、家庭用コンセントと同様の高品質な電気を作れる「インバーター発電機」を、今回はご紹介しましょう。

目次

インバーター発電機とは!?

インバータ(Inverter)とは、「直流を交流に変換する装置」のことで、この装置を搭載した発電機が「インバーター発電機」です。

インバーター発電機の仕組みを簡単に解説すると、次のようになります。

1:まず交流で発電を開始
2:コンバーターで直流に変換
3:その後、インバーターによって再び交流に変換

因みに、直流とは電池などで供給される電源のことで、交流は家庭のコンセントから供給される電源のことです。

インバーターで直流を交流に変換する際に、周波数をコントロールして出力のばらつきを抑えることができるので、家庭のコンセントで使用している感覚で利用できるメリットがあります。

インバーター発電機の特徴

インバーター発電機は先に解説したとおり、インバーターにて直流から交流に変換する際に、周波数をコントロールできるので、クオリティの高い電気を供給できます。

メリット1:クオリティの高い電気

インバータ装置によって、安定した出力を発揮します。

クオリティの高い電気が必要とされる、パソコンや精密機器でも安心して使用できます。

メリット2:軽量&コンパクト

発電機本体が小さいので、軽量かつコンパクトです。

なので、持ち運びが楽なのでさまざまなシーンで活躍します。

メリット3:省エネ設計

多くのインバーター発電機では、省エネ対策が取られています。

メリット4:静音設計

もともと発電時の音を小さくする工夫がされていますが、それに加えて防音カバーも施されているので、静音設計となっています。

メリット5:50Hzと60Hzの切替が可能

50Hzと60Hzの切替が可能なので、日本全国どこに行っても使用が可能です。

マメ知識

電気を作る発電機は、明治時代に輸入されており、当初は関東にはドイツから50ヘルツの発電機が、関西にはアメリカから60ヘルツの発電機が輸入されました。
このことから、現在も当時の流れをくむ形で、2つの周波数が存在しています。
静岡県の富士川と新潟県の糸魚川あたりを境にして、東側は50ヘルツ、西側は60ヘルツの電気が送られています。
なので、九州で使っていた「洗濯機、タイマー、電気時計、電子レンジ、衣類乾燥機、蛍光灯(インバータータイプは使えます。)、ステレオ、テープレコーダー」は、北海道では部品交換しないと使えません。

インバーター発電機とポータブル電源との違い

防災用品やアウトドアグッズとして「ポータブル電源」も、よく登場します。

ここでは、インバーター発電機とポータブル電源の違いを解説しましょう

スクロールできます
項目インバーター発電機ポータブル電源
燃料ガソリン・カセットボンベなど電気(ソーラー充電も可)
電力量複数の家電を動かせる
600~5,500W
単体の家電を動かせる
300~1,000W程度
長時間の使用燃料があれば可能蓄電しているだけ利用可能
騒音住宅街や夜間の使用は不向きわずかな駆動音のみ
メンテナンス細やかなメンテナンスが必要充電のみ
室内での使用できないできる
寒冷地での使用可能不向き

比較すると、このようになってきます。先ほどメリットで、静音設計と解説していますが、発電機の中では静かな方だと解釈してください。また、燃料を使うので室内では排気ガスが発生するので、使うことはできません。

おすすめなインバーター発電機 5選をご紹介

それではここで、おすすめできるインバーター発電機を5台ご紹介します。

企業における災害時を想定した備蓄として、個人ではアウトドアを良く楽しむ方に、インバーター発電機はおすすめです。

一般家庭において災害時の備蓄品として購入するなら、ポータブル電源の方が使い勝手はよいですよ。

インバーター発電機GV-16SE

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工進(KOSHIN)メーカ製の、ガソリンを燃料とするインバーター発電機です。

移動手順が本体に番号で記載されているので、初心者でも扱いやすい発電機となっています。

【スペック】
・製造メーカー:工進(KOSHIN)
・電流(交流):16A
・電圧(直流):12V
・電圧(交流):100V
・排気量:79.7cc
・電流(直流):8.0A
・給電方法:交流コンセント(100V/16A)×2,直流シガーソケット(12V/8A)×1,並列端子(交流用)
・使用燃料:無鉛ガソリン
・エンジンオイル容量:0.40L
・エンジンオイルの種類:SEA10W-30
・周波数:50/60Hz
・本体サイズ:480×275×450mm
・定格出力:1.6kVA
・1Lあたりの運転時間(実測値):71.4分
・連続運転可能時間:3.1~8.0時間
・燃料タンク容量:3.4L
・騒音レベル(実測値):79.2dB
・本体重量:18kg
・付属品:取扱説明書,USBアダプター,オイルじょうご,工具一式

インバーター発電機EF1800IS

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ヤマハモーターパワープロダクツが製造する、ガソリンを燃料とするインバーター発電機です。

LEDインジケーターで電力・警告表示を、デジタルマルチメーターで運転積算時間や電圧を確認できます。

【スペック】
・製造メーカー:ヤマハモーターパワープロダクツ
・電流(交流):18A
・電圧(直流):12V
・電圧(交流):100V
・排気量:79cc
・電流(直流):3.0A
・給電方法:交流コンセント(100V/18A)×2,直流アクセサリーソケット(12V/3A)×1,並列端子(交流用)
・使用燃料:無鉛ガソリン
・エンジンオイル容量:0.40L
・エンジンオイルの種類:ヤマルーブスタンダードプラス。入手できない場合,ストロークガソリンエンジンオイル(SAE10W-30もしくは10W-40 API分類SE級以上)
・周波数:50/60Hz
・本体サイズ:555×300×470mm
・定格出力:1.8kVA
・1Lあたりの運転時間(実測値):65.3分
・連続運転可能時間:4.2~10.5時間(エコノミーコントロールON時・1/4負荷~定格負荷)
・燃料タンク容量:4.7L
・騒音レベル(実測値):79dB
・本体重量:25kg
・付属品:取扱説明書

インバーター発電機EU18i

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ホンダパワープロダクツジャパン製の、ガソリンを燃料とするインバーター発電機です。

小型ながら、排気量は121ccあるのでパワフルです。

【スペック】
・製造メーカー:ホンダパワープロダクツジャパン
・電流(交流):18A
・電圧(直流):12V
・電圧(交流):100V
・排気量:121cc
・電流(直流):8.3A
・給電方法:交流コンセント(100V/15A)×2,12Vバッテリー専用直流コンセント,並列運転用コンセント×1
・使用燃料:無鉛ガソリン
・エンジンオイル容量:0.25L
・エンジンオイルの種類:Honda純正ウルトラU汎用(SAE 10W-30)または,API分類 SE級以上のSAE 10W-30 オイル
・周波数:50/60Hz
・本体サイズ:509×290×425mm
・定格出力:1.8kVA
・1Lあたりの運転時間(実測値):65.5分
・連続運転可能時間:3~7.5時間(エコスロットル作動時・1/4負荷~定格負荷)
・燃料タンク容量:3.6L
・騒音レベル(実測値):75.2dB
・本体重量:21.1kg
・付属品:取扱説明書

静音型インバーター発電機 デイジェネ170026219

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デイトナ製のガソリンを燃料とする、インバーター発電機です。

燃費がよく、本体に起動手順の案内図が記載されているので、初心者でも簡単にエンジンをかけることができます。

【スペック】
・製造メーカー:デイトナ
・電流(交流):20A
・電圧(直流):12.0V/USBポート:5.0V
・電圧(交流):120V
・排気量:79㏄
・電流(直流)::8.3A/USBポート:2.1A/1.0A
・給電方法:交流コンセント(100V/15A)×2,12Vバッテリー専用直流コンセント,並列運転用コンセント×1
・並列時の交流定格出力:3.4kVA
・使用燃料:無鉛ガソリン
・エンジンオイル容量:0.35~0.4L
・エンジンオイルの種類:-
・周波数:50/60Hz
・本体サイズ:485×340×510mm
・定格出力:1.7kVA
・1Lあたりの運転時間(実測値):85分
・連続運転可能時間:50%負荷時:7.0時間/ 25%負荷時:10.8時間
・燃料タンク容量:4L
・騒音レベル(実測値):81.6dB
・本体重量:18.3kg
・付属品:オイルジョウゴ,ドライバー,レンチ,点火プラグソケット,USBシガーソケット

EENOUR 発電機 1800WGS2200i

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YINO Electronic Commerce製の、ガソリンを燃料とするインバーター発電機です。

比較的リーズナブルな価格で手に入るので、アウトドアで利用するにはおススメです。

【スペック】
・製造メーカー:YINO Electronic Commerce
・電流(交流):18A
・電圧(直流):12V
・電圧(交流):100V
・排気量:114cc
・電流(直流):4.0A
・給電方法:交流コンセント(100V/17A)×2,直流シガーソケット(12V/4A)×1,USB出力端子(5V/1A,5V/2.1A)×2
・使用燃料:無鉛ガソリン
・エンジンオイル容量:-
・エンジンオイルの種類:SAE 10W-30
・周波数:50/60Hz
・本体サイズ:525×282×440mm
・定格出力:1.8kVA
・1Lあたりの運転時間(実測値):49分
・連続運転可能時間:3.2~7時間
・燃料タンク容量:4.1L
・騒音レベル(実測値):76.3dB
・本体重量:19kg
・付属品:取扱説明書,車の充電ケーブル,点火プラグスリーブパイプ,ドライバー,漏斗,保証カード

インバーター発電機は、意外に高額なので購入は計画的に!

今回は、安定した電気を供給してくれる、インバーター発電機をご紹介しました。

企業で利用したりアウトドアによく行かれる方なら、インバーター発電機はおすすめです。

ただ、購入費が5万円~と高額になるので、単に災害用の備蓄としての購入はおすすめできません。

金額だけでなく、燃料がガソリンとなるので保管も厳重にする必要がありますし、エンジンオイルも消費するので切らさずに保管しておく必要があります。

ガソリンもエンジンオイルも、長期間の保存には向かない液体ですから、定期的に消費して補充しておく必要が生じます。

なので、普段からアウトドアで利用する方にはおすすめとなりますが、そうでない方にはメンテナンスが必要となるので、おすすめではないのです。

また、室内では使えないデメリットがあることも知っておきましょう。

インバーター発電機は、それぞれのライフスタイルに合わせて購入を検討しましょう。

参考サイト
mybest エンジン・発電機おすすめ情報サービス
https://my-best.com/4089

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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