おいしい非常食のススメ!防災士がおすすめするローコストで備える方法

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自宅避難する場合は備蓄品は最低3日、できれば7日分を用意しておくことが好ましいとされています。非常食の備蓄方法には、「蓄えては消化」を繰り返すローリングストック法がおすすめです。

ローリングストック法は蓄えた食料をある一定の期間で食べてしまい、また新しい非常食を備蓄(ストック)することを繰り返す(ローリング)方法です。

普段の食事として消費するのであれば、おいしい非常食を備蓄しておきたいですね。そこで、ごはん派の方もパン派の方も納得できる、防災士がおすすめするおいしい非常食を紹介しましょう。

目次

ローリングストックで広がる「おいしい非常食」のレパートリー

一昔前の非常食を振り返ってみると、ぱさぱさしたアルファ米や乾パンが代表的な非常食でした。味については「非常時だから仕方ないよね」と諦めていたものです。現代ではもうそんな諦めはしなくてよいのです。

ローリングストック法で非常食を備蓄するなら、賞味期限が3年や5年と長期でなくとも数ヶ月あれば十分なのです。そう考えると、非常食のレパートリーはかなり広がってきます。

パンについては災害備蓄用の缶詰やレトルトがおすすめ

先に賞味期限が数ヶ月あれば十分とお伝えしましたが、パンについてはどうしても賞味期限が長い災害備蓄用として作られている、パンの缶詰やレトルトになってしまいます。

ですが、普通においしく食べれる工夫がしてあるのでおすすめなのです。

パン派におすすめ!知る人ぞ知る「缶deボローニャ」

出典:ボローニャ オンラインストア

https://bologne-shopping.com/shopbrand/ct19

非常食はお米とは限りません。普段からパン派の方には、株式会社ボローニャFCが販売する「缶deボローニャ」をおすすめします。既にご存じの方も多いかも知れませんが、パンの缶詰なのです。

写真のようにマフィンカップに入ったパンが二つ入っています。パンの食感は意外にしっとりしていて、とても美味しいですよ。

レトルトのパン 「ぱん革命」は3つの味が楽しめる

出典:Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B077VSQYN1?ots=1&slotNum=25&imprToken=24bd449f-0230-ff04-ca1&tag=osusumenavi03-22&linkCode=osi&th=1&psc=1

‎サンズ株式会社が販売する「ぱん革命」は、北海道濃厚ミルク・チョコレート・ブルーベリーの3つのラインナップがあるのが特徴。チョコレートは甘すぎずしっとりしていて、小さな子供でも好んで食べれる味付けになっています。

普段消費するなら少し温めるとおいしさが増す

災害時にはそのまま食べてもおいしいパンの缶詰ですが、ローリングストック法で家庭で日常に消費するなら、少し温めてもおいしさが増します。

なお災害時の備蓄用に作られているので、賞味期限は「缶deボローニャ」が3年6ヵ月、「ぱん革命」が7年と長期間保存が可能となっています。

パンに合わせて食べたいおすすめシチュー

パンだけを食べるのも少し寂しいので、パンに合わせてシチューを非常食として備蓄しておくとよいでしょう。レトルトシチューは大抵の商品が200日~300日までの賞味期限となっているので、市販のシチューで十分なのです。

市販のシチューならローコストでおいしい備蓄が実現する

災害備蓄専用の長期保存できるシチューでなくても、スーパーで販売している市販のシチューでOKです。好きなシチューを安価に購入でき、おいしい非常食を備蓄することができます。

ローリングストック法で消費する際も、日ごろ食べなれている人も多いため楽しく食べることができるでしょう。

【POINT】

・シチューは市販のレトルトシチューで十分

・好きなシチューを安価で購入できる

・消費する際も楽しくおいしく食べることができる

 

「温めずにおいしい野菜シチュー」は賞味期限が5年

出典:ハウス食品株式会社

https://housefoods.jp/company/news/news1001001354.html

ここで、災害用非常食として販売されているシチューもご紹介しておきましょう。

みなさんがよく知っている食品メーカーであるハウス食品から、「温めずにおいしい野菜シチュー」が発売されています。賞味期限は5年6ヶ間で、災害時を想定して温めなくてもおいしく食べれるのがポイントとなっています。

ごはんも市販のレトルトでおいしく備蓄ができる

ごはんも市販のレトルト品で十分なのです。レトルトのごはんも賞味期限が約120日となっているので、ローリングストック法なら問題ありません。

今はさまざまな種類のレトルトごはんが販売されている

レトルトご飯も今では白米だけでなく、さまざまな種類が販売されています。お好きなレトルトご飯を備蓄しておけば、消費時も楽しくなります。また、購入する時も近くのスーパーで手軽に手に入るので便利です。

まるちゃん食品では10種類のレトルトごはんがラインナップ

まるちゃん食品が販売しているレトルトごはんを代表して挙げてみましょう。ごはんだけでも、10種類のレパートリーとなっています。

・ドライカレー ・国産米白米
・麦ごはん ・赤飯
・玄米ごはん ・とり釜めし
・五目釜めし ・チャーハン風
・チキンライス ・中華風おこわ

これだけあれば、きっと好きなごはんが見つかるでしょう。

尾西食品のアルファ米はユニークな防災食品

出典:尾西食品株式会社

https://www.onisifoods.co.jp/products/list.html

尾西食品株式会社が提供している災害用備蓄ごはんは、アルファ米を使用しているのですが、なんと12種類のラインアップでお湯でなく水でも仕上げることができるのです。

アルファ米ごはんシリーズは全12種類

尾西食品の「アルファ米ご飯シリーズ」には、次の12種類がラインアップされていて、賞味期限は5年間と長期保存が可能となっています

・白飯 ・アレルギー対応五目ごはん
わかめごはん ・きのこごはん
・たけのこごはん ・山菜おこわ
・赤飯 ・ドライカレー
・五目ごはん ・松茸ごはん
・チキンライス ・エビピラフ

おかゆシリーズは3種類

普通のごはんだけでなく、おかゆも3種類用意されています。

・白がゆ

・梅がゆ

・塩こんぶがゆ

エスニックシリーズは2種類

本当に災害用?と疑いたくなるような豊富な種類があり、ナシゴレンとビリヤニの2種類が用意されています。

・ナシゴレン

・ビリヤニ

おにぎりシリーズは全4種類

全4種類のおにぎりシリーズは、お湯または水をパッケージに注ぐだけで、おにぎりが作れてしまうのです。しかも、手を汚すことなくパッケージをはがすだけで食べることができるので、災害時には非常に助かる一品です。

・鮭

・わかめ

・五目おこわ

・昆布

ごはんのお供はやはり汁物&おかず

先ほどはパンのお供にシチューをおすすめしましたが、ごはんのお供には汁物とおかずがおすすめです。汁物もおかずも、もちろん市販品で大丈夫です。

コストをかけずに、お好きなモノをチョイスして災害用の備蓄にしましょう。

汁物は選びきれないほどのレトルト食品がある

汁物ですが、みそ汁が好きな方、豚汁が好きな方、けんちん汁が好きなかたなど、好みはさまざまですが、スーパーには選びきれないほどの汁物のレトルト食品がありますから、好きな汁物を購入しておきましょう。

汁物のレトルトは賞味期限が1年から2年なので、ローリングストック法でなくても十分な保存期間となっています。

おかずは好きな缶詰やレトルト食品を購入

おかずもスーパーで販売している缶詰やレトルト食品の中から、好きなおかずを購入しましょう。レトルト食品は200日前後、缶詰なら約2年から3年と長期保存が可能になっています。

まとめ

災害用に備蓄するには、非常食専用のモノを購入する必要があると思いがちですが、そうではありません。パンについては市販のモノでは数ヶ月の保存ができないので、災害用のパンになってしまいます。

ですが、パン以外の食品であればスーパーで市販されているレトルト食品や缶詰で十分なのです。ローリングストック法の意味をよく把握して、ローコストでおいしい防災備蓄を楽しみましょう。

 

 

出典:

ボローニャ オンラインストア

https://bologne-shopping.com/shopbrand/ct19

Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B077VSQYN1?ots=1&slotNum=25&imprToken=24bd449f-0230-ff04-ca1&tag=osusumenavi03-22&linkCode=osi&th=1&psc=1

ハウス食品株式会社

https://housefoods.jp/company/news/news1001001354.html

尾西食品株式会社

https://www.onisifoods.co.jp/products/list.html

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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