【防災クイズ(○×式)】「日常生活にあるリスク」から災害を学び備えよう!

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なにげなく生活していても、わたしたちの日常生活にはさまざまなリスクが存在しています。

「いつもどおりの日常」は、自然災害だけでなく、事故や病気またはチョットした気のゆるみによって、過ごせなくなってしまいます

そこで今回は、クイズ形式で日々の生活にあるリスクを取り上げ、日常のなかにある災害について学びます。

クイズの解説では災害に備えるヒントもお伝えしているので、ぜひ最後まで挑戦してみてくださいね

目次

地震はいつどこでおこるか分からない!【トイレ・運転中】

問題 1|トイレで大きな揺れが発生したら、ドアを開けたほうがよい。

正解|○
急いでドアを開けて逃げ道を確保し、揺れがおさまったら、トイレから出ましょう。
閉じ込めにそなえ、トイレにホイッスル・飲料水・ライトを置いておくことも、防災対策のひとつになります。

問題 2|車の運転中に大きな揺れが発生。車をおいて避難するときは、道路の左側に駐車し車のキーはつけたままでよい。

正解|○
運転中に大地震がおきたら、急ハンドル・急ブレーキにならないよう、あわてず安全に車を左側に寄せて駐車します。キーがついてあれば、車が災害対応車両などの通行の妨げになった場合、移動させることができます。
(参考)警視庁「大地震が発生したときに運転者がとるべき措置」

連絡手段のスマホが使えない!【公衆電話の使い方】

問題 3|公衆電話で使えるお金は、10円玉・50円玉・100円玉である。

正解|×
50円玉は使えません。公衆電話で使えるお金(硬貨)は10円玉と100円玉です。お釣りはでません。
災害や通信障害で携帯電話・スマホが使えない時にそなえ、ある程度硬貨を準備しておくと良いでしょう。
なお、緊急通報(110番・118番・119番)や災害用伝言ダイヤル(171番)は無料でつかうことができます。

「食」にまつわるリスクを知る!【カセットコンロ・電子レンジ・食中毒】

問題 4|カセットコンロに使う調理器具は、どんな大きさでも問題ない

正解|×
カセットコンロからはみ出すほど大きな調理器具(フライパン・鍋など)は、使用してはいけません。
熱がこもった結果、ボンベが過熱され爆発の危険があります。災害時にカセットコンロがあると、温かいものを食べることができるので備えておきたい物の一つです。二次災害を引き起こさないよう、正しい使い方を知っておきましょう。

問題 5|電子レンジでは、“殻をむいた”ゆで卵であっても爆発する。

正解|○
ゆで卵は殻をむいてあっても爆発するので、電子レンジでの調理は控えましょう。加熱中は問題がなくても、庫内から取り出した直後に爆発することもあります。また、電子レンジで使ってはダメな物(アルミホイル・ペットボトルなど)の使用で火災もおきています。

問題 6|食中毒をひきおこす細菌は、しっかり加熱さえすれば、すべて死滅させることができる。

正解|×
細菌のなかには、加熱しても死滅しないものがあります(セレウス菌・ウエルシュ菌など)。その場合、食中毒をふせぐには、菌を「ふやさないこと」が大切です。残り物は早めに冷蔵・冷凍して適切な保管を心がけましょう。

子どもは好奇心旺盛!危険な行動と対処法【感電・ため池】

問題 7|「硬貨・ハサミ・ヘアピン」のなかで、コンセントに差し込むと感電の危険がある物は「ハサミ」である。

正解|×
すべて感電の危険があります。直接コンセントに入れるのはもちろんダメですが、コンセントから抜けかかっている電源プラグに触れたことで感電したケースもあります。危険な物は手の届かない場所におき、小さなお子さんは大人の目が届く範囲で見守るようにしましょう。

問題 8|ため池に落ちてしまったら「背浮き」の体勢で救助をまつことが大切である。

正解|○
ため池には、すり鉢状のものがあり、藻や水草などで「這い上がろうとすればするほど、足元がすべって上れない」という状態になることがあります。水難事故のときは、体を仰向けにして浮く「背浮き」の体勢が重要とされています。
(参考)NHK おうちで学ぼう! for school「水難事故の正しい対処法「背浮き」とは?救助の方法と適切な行動」

急激な温度差が原因で死にいたることも【ヒートショック】

問題 9|ヒートショックの特徴は、若い人は発症せず、体の機能が衰えてきた高齢者に特有のものということである。

正解|×
たとえ若い人であっても、ヒートショックは起こり得ます。ストレスや不規則な生活習慣によっても血圧は影響をうけ、条件がそろえばヒートショックをおこします。浴室だけでなく脱衣所やトイレでもおこるため、暖房器具などを使用してできるだけ温度差をなくしましょう。

火の気があがったらあっという間!【防炎物品】で延焼を防ぐ

問題 10|高層マンションでは「防炎物品」の使用が義務づけられています。しかし、住んでいる階が3階以下であれば、防炎物品を使わなくても良い。

正解|×
高層建築物(おおむね11階以上)では、居住している階にかかわらず防炎物品を使わなければいけません。防炎物品には必ず防炎ラベルがついています。なお、防炎ラベルだけを購入することはできません。防炎物品のほかに「防炎製品」もあります。こちらは種類も多いので火災予防に取り入れやすいでしょう。

クイズのテーマをさらに深く!サイト内から関連記事ご紹介

今回はクイズ形式で簡単に防災についてお伝えしました。

最後に、当サイトの中からクイズのテーマに関連した「おすすめ記事15選」をご紹介します。

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このほかにも当サイトでは、さまざまなテーマで防災に役立つ情報を発信しています。
災害が発生しそうな時だけでなく、日々の休憩時間など日常生活のなか取り入れて、ぜひご活用くださいね。

(以上)

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

東北出身&在住フリーライター。
広告代理店・NPO・行政で勤務後、在宅ワーカーに転身。
妊娠中に東日本大震災に遭い、津波から避難・仮設住宅で子育てをする。
本サイトでは「命を守るために知っておきたいこと」「日常に潜むリスクへの備え」などについて発信します。
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