家具転倒防止は地震時に命を守る!圧死を防ぐ配置6パターンをご紹介

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ご自宅の家具は、しっかり固定してありますか?家具の転倒防止は、地震対策の基本中の基本となっています。特に食器棚が転倒すると、中に入っている食器が割れてケガをする可能性が高くなります。

「借家なので、転倒防止の器具が設置できない」といわれる方も、今はビスなどを使わずに固定できる、転倒防止アイテムが販売されているので、どのような家庭でも家具の転倒防止は可能となっているのです。

今回は地震対策に有効な、家具の転倒防止について詳しく解説していきましょう。

目次

家具の転倒防止が必要な理由!最悪の圧死を防げるから

地震対策には、家具の転倒防止が必須である理由から解説していきましょう。内容を知れば、如何に家具の転倒防止が必要であるか、おわかり頂けますよ。

阪神淡路大震災では約80%の方が圧死している

阪神淡路大震災ではなんと、約80%の方が圧死にて亡くなっているのです。圧死とは、家具の下敷きになったり、家屋の倒壊によって死亡することです。

ほとんどが家屋の倒壊によるものだと思われていますが、家具の転倒によってその場で死亡したり、下敷きになったことで逃げることができず、その後に家屋の倒壊によって死亡しているのです。

【POINT】

・大きな地震が起きる

・家具が転倒する

・転倒した家具の下敷きになる

・打ちどころが悪いと即死

・家屋が倒壊する

・逃げることができないので圧死する

地震時の家具転倒と家屋倒壊による死亡要素については、上記のとおりとなります。とにかく、家具の転倒は地震時の死亡率をアップさせるのは間違いないのです。

地震時における家具の動きを考えてみよう

それでは地震時に家具はどのような影響をもたらすのでしょうか。家具の動き方とその影響について考えてみましょう。

家具の挙動はこうなる!考えられる7つの動き方

地震における家具の挙動については、次の7つの動き方とその影響が考えられます。

1:転倒 家具周辺への重大な被害

避難路の妨害

火気器具への影響による火災

2:荷物の落下 家具周辺への重大な被害

避難路の妨害

火気器具への影響による火災

3:移動 家具周辺への被害

避難路の妨害

4:変形 収納物の落下や破損
5:引出の飛出し 家具周辺への被害

引出の破損

収納物の飛出し

避難路の妨害

6:収納物の落下 家具周辺への被害

収納物の飛出し

火気器具への影響による火災

7:ロッキング(左右にゆれる) 家具周辺への被害

収納物の飛出し

出典:東京都耐震ポータルサイト 4.家具類の転倒防止対策も

https://www.taishin.metro.tokyo.jp/why/topic05.html

家具の転倒や挙動による避難への影響

では、先にお伝えした家具の挙動が避難にどんな影響をおよぼすのか、掘り下げてみましょう。先の表では影響をカンタンに記載していますが、ここではもう少し具体的に解説しておきます。

ケガや死亡を引き起こす

冷蔵庫など大型家具の下敷きになると、大けがをしたり即死する可能性が高くなります。

火災の原因となる可能性

食器棚はキッチンにあるケースが非常に多く、ガスコンロに近いところに配置されているのがほとんどでしょう。ガスコンロを利用している時に地震が起きて、食器棚が倒れたり、中の食器類が飛び出してガスコンロに当たり、火災を引き起こす原因となる可能性があります。

避難できなくなる

家具が転倒することによって、ガラス片が飛び散ったり、引出の中身が散乱したり、ドアを塞いだりと、家の中から逃げれない可能性が高くなります。

必ず実行しておこう!家具転倒防止アイテムのご紹介

ここまでで、地震時における家具の転倒は怖いものだとおわかり頂けたことでしょう。ここからは、家具の転倒防止用のアイテムをご紹介しますので、必ず対策を実行しておいてくださいね。

壁などに直接ネジ固定するアイテム「L型金具やベルト式器具」

壁や、付けかもいなどに直接ネジ固定するには、「L型金具やベルト式器具」がおススメです。ただ、最近の住宅は壁が石膏ボードになっているので、下地があるか調べる必要があります。

出典:東京都耐震ポータルサイト 4.家具類の転倒防止対策も

https://www.taishin.metro.tokyo.jp/why/topic05.html

家具と天井で固定するアイテム「つっぱり棒、すき間家具」

壁に直接ねじ止めできない場合でも、つっぱり棒やすき間家具にて家具を固定することができます。転倒防止用のつっぱり棒は、ネットショップでも購入できるので手軽に地震対策を行うことができます。

すき間家具とは家具の天板が動いて、天井にピタっとはりつく家具のことです。家具本体と天井との空間が広い時に、利用するとよいアイテムですね。

出典:東京都耐震ポータルサイト 4.家具類の転倒防止対策も

https://www.taishin.metro.tokyo.jp/why/topic05.html

つっぱり棒を利用する際のポイント

それでは、つっぱり棒を使う際のポイントをお伝えしましょう。単に家具と天井の間に、つっぱり棒を設置するだけではダメなのです。きちんとした設置をしないと、せっかくのアイテムも効力を発揮しませんよ。

【POINT】

・家具の下にストッパーやマットを入れて併用する

・つっぱり棒はできるだけ奥に取り付ける

・天井部とつっぱり棒の間に板を挟む

・天井との空間を大きくしない

・ストッパーは家具の端から端まで敷く

 

出典:東京都耐震ポータルサイト 4.家具類の転倒防止対策も

https://www.taishin.metro.tokyo.jp/why/topic05.html

もしもの時に安全な家具の配置方法

家具の転倒防止を行っていると安心ですね。ただ、転倒防止アイテムを使ったからといって、100%転倒しないとはいえないのです。もしもの時のために安全な家具の配置も見直してみましょう。

安全な家具の配置6パターンをご紹介

1:ドアの開閉スペースを確保する

ドアが開きにくいのであまり見られないケースかも知れませんが、ドアの開閉スペースは十分確保して家具が倒れてもドアを塞がないように配置しましょう。

2:机のそばに家具を置かない

いつも仕事で使っている机周辺に大型家具を置くのは危険です。ワークスペースを移動させるか、家具を移動させるかして、何も倒れてこないスペースで仕事をしましょう。

3:家具の上にモノを置かない

家具の上が物置になるのは必然なのかも知れませんが、高いところに重たい荷物を置くのはダメです。重たいものは下に、軽いものは上に保管するようにしましょう。

4:ロッカーなどをフロアの仕切にしない

一般家庭ではあまり見かけませんが、企業など広いフロアの場合よくある光景です。作業スペースの仕切にロッカーなどを利用している場合です。仕切はできるだけパーティションなど、大型家具でないモノを利用しましょう。

5:家具の滑り止め

フローリングやPタイルなどは、家具が滑りやすい材質となっています。これらの材質の上に家具を置く場合は、滑り止め対策を講じておきましょう。

6:火気の周辺に配置しない

ガスコンロやストーブなどの近くに、家具を配置しないようにしましょう。

出典:東京都耐震ポータルサイト 4.家具類の転倒防止対策も

https://www.taishin.metro.tokyo.jp/why/topic05.html

まとめ

いかがでしたでしょうか。家具の転倒防止の重要性をおわかり頂けましたか。記事内で紹介した通り転倒防止はカンタンにできるので、まだの方はぜひ実行しておいてくださいね。

地震対策として手軽にできて、最も効果的なのは家具の転倒防止なのですから。

 

出典:東京都耐震ポータルサイト 4.家具類の転倒防止対策も

https://www.taishin.metro.tokyo.jp/why/topic05.html

 

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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