海水浴での注意事項と持ち物は?安全に楽しむためにチェック!

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夏休みにはご家族や友人、カップルで海水浴に行く方も多くいます。暑い夏に冷たい水に入れば、心も体もリフレッシュできますよね。人気の海水浴場は海岸に海の家や屋台なども立ち並び、水辺のアクティビティはもちろん、食の楽しみがあるのもうれしいポイントです。

しかし、水場には危険がつきもの。海水浴に行く前には海での危険を知り、安全に遊ぶための注意点を把握しておく必要があります。また、忘れ物がないように事前に持ち物を確認することで、海での時間をよりよいものにできるでしょう。

そこで今回は、海水浴で注意したいポイント、そしてあると便利な持ち物をまとめました!お出かけ前に、ぜひ皆さんでご確認ください。

目次

海水浴では起こり得る事故や危険性

まずは海水浴でよくある事故や危険を確認します。海での危険というと、溺れることのみのような気がしますが、海のなかにいる危険生物との接触、砂浜での怪我などにも注意が必要です。

また、盗難などの犯罪に巻き込まれる可能性もあることを、覚えておきましょう。

溺水の危険性

海は波があるので、浅瀬で泳いでいるつもりが、気がついたら沖のほうへ流されてしまうこともあります。また、泳ぎに自信がある方も、高い波があるとうまく泳ぐことができず、溺れてしまう可能性があり危険です。

また、砂浜で遊んでいても、風が強いと波が高くなり、波にさらわれてしまうことがあるかもしれません。「溺水」は海水浴の際に最も注意したい事故です。

危険生物との接触リスク

海のなかには毒性を持った生物もいるので、危険生物との接触による危険にも注意しなければなりません。クラゲをはじめウミヘビやウツボ、アカエイなどは毒性があり、触れるだけで痛みやかゆみを生じることがあります。

ひどい場合は吐き気や呼吸困難、アナフィラキシーなど命に関わる症状をもたらす可能性も。大人でも知らないあいだに触れてしまうことがありますが、子どもは好奇心で何でも触ってしまうのでより注意しましょう。

怪我・やけどの可能性

海のなかは冷たくて気持ちがよいですが、砂浜は砂が熱く、裸足で歩くとやけどすることがあります。また、細かな砂や貝殻で足の裏を切ってしまう、ガラス片やたばこの吸い殻などのゴミで怪我をしてしまうこともあるかもしれません。

怪我をすると海水や砂が傷口にしみるだけでなく、そこから細菌が入り、炎症することもあります。

熱中症は水のなかでもなる

暑いところにいると汗をかいてのどが乾き、自然と水分補給をしますが、海のなかにいるとついつい忘れてしまいがち。しかし、体は汗をかいており、気づいたときには水分が不足していたということにもなりかねません。

水遊びは普段より体力を使いますし、歩きにくい砂浜を移動することでも疲労は蓄積します。熱中症で気分が悪くなる、ぐったりしてしまわないよう注意が必要です。

盗難にも注意!

海での危険は、怪我や体調不良だけではありません。海には多くの荷物を持っていきますが、海と砂浜の行き来や子どもの相手などで、荷物の管理がずさんになることもあるでしょう。貴重品をはじめ、さまざまなアイテムの盗難も、海でのトラブルの1つとして挙げられます。

身分証やクレジットカードなどが盗難されると、悪用の可能性もあるため危険です。

海水浴・海遊びを安全に楽しむための注意点

海での遊びをより安全に楽しむためには、事前に起こり得る危険などについて学んだり、海でも常に注意を払いながら遊びを楽しんだりする必要があります。よりよい時間を海で過ごすために注意したいポイントには、どのようなものがあるのでしょうか。

高波・高潮の際は近づかない

強い風により波が高くなる高波や、沖で盛り上がった海面が海外に押し寄せる高潮の際は、天候が荒れているケースも多いため、海には近づかないようにします。天気がよくても、突如高い波が襲ってくることがあり、波にさらわれる危険があることを忘れてはいけません。

特に、台風の前後は波が高く水が濁るので、海のなかにいると危ないことも多いです。高波・高潮についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

深みや遊泳禁止区域の確認

浅そうに見えても、海のなかには急に深くなっているポイントがあることもあり、こうした深みにはまって溺れてしまう方も少なくありません。深い場所は波の影響で変わるため、「去年は大丈夫だったから」といって入ったら溺れてしまったということもあるので注意しましょう。

また、海水浴場は泳いでよい場所、ダメな場所が区切られており、「遊泳禁止区域」は危険が多い、監視員がいないなど海の遊びに適していませんので、立ち入らないようにしてください。

危険生物について事前に知っておく

危険生物がいる、といっても具体的にどの生物が毒性があるのか分からない方も多いでしょう。一見普通の魚に見えても触れるとしびれる、はれてしまうということもあります。海のなかにはどういった危険生物がいるのか事前に調べ、見つけても近づかないようにしてください。

ご家族で海水浴に行く場合は、子どもにも危険生物に関する知識を与えること、小さな子どもには「いろいろなものにさわってはいけない」ということを教えることも忘れてはいけません。

海に入る前には準備体操をする

体が運動する準備のできていない状態で海に入ると、足がつるなどして、溺れてしまうこともあります。いきなり海に入るのではなく、しっかりと準備体操をすることも大切です。大学生や社会人になり、カップルやグループで海へ行くと、ついつい格好をつけたくて準備体操をしない、ということもあるかもしれせんが、怪我や溺水の危険があるので絶対にやめましょう。

紫外線対策の実施

直射日光が当たる海では日焼けにも注意が必要です。強い紫外線で日焼けをしてしまうと日焼け跡がなかなか治らないだけでなく、触ると痛い状態が数日続く、皮膚の弱い方は火傷のようになることもあります。

ラッシュガードやパラソル、日焼け止めなどでしっかりと紫外線対策をしましょう。もし焼きたいならサンオイルを使用しながら焼くなどすると、紫外線から皮膚を守ることができます。

適切な水分補給

前述の通り、水のなかにいるからといって熱中症にならないわけではありません。気がついたら水分不足で体調を崩していたということにならないよう、こまめな水分補給を心がけましょう。

水分は経口補水液やスポーツドリンクなど、水分とともに塩分を摂取できるものがおすすめです。もちろん、お茶や水は誰でも飲むことができごくごくと飲みやすいので、水分は多めに準備しておくようにしてください。

子どもの監視・安全対策

小さい子どものいる保護者の方は「子どもから目を話さない」ということが徹底されているかと思いますが、他のことに気を取られる、ちょっと目を離してしまったということもあります。また、少し年齢が上がってきた子どもになると、親の監視の目は緩んでしまいがちです。

ほんの数秒で波に流される、視界から消えるといったこともあるため、子どもからは絶対に目を離さないようにしましょう。ある程度成長した子どもも、怪我や事故のほか、誘拐などのトラブルに巻き込まれる可能性を考え、1人で行動させてはいけません。

貴重品の持ち歩きは最低限に

海での盗難で貴重品を失うと、悪用される可能性だけでなく、カード類を作り直す手間もかかります。海の家や付近の駐車場は現金しか使えないことも多いので、カード類は自宅に保管するなどして、現金や運転免許証、カギ、スマホなど最低限のものだけを持ち歩くようにしましょう。

海で必須の持ち物リスト

海水浴へ行く際には、水着をはじめいろいろなアイテムを持っていきます。海へのお出かけに欠かせない持ち物以下の通りです。

海水浴での必需品

・水着、ラッシュガード
・ビーチバッグ
・タオル
・着替え
・ビーチサンダルやマリンシューズ
・レジャーシート
・日焼け止め
・ビニール袋
・水分

水着、ラッシュガード

海に入るのに、水着は欠かせません。オシャレなデザインのものも多くありますが、紫外線対策の効果をアップさせるなら、ラッシュガートを着るとよいでしょう。性別、年齢問わず露出を控えることで日焼けを最低限に抑えられます。

ビーチバッグ

海に持っていくものは、ビーチバッグに詰めていくと便利です。ビーチバッグは軽量素材で、水に濡れたり汚れたりしてもお手入れが簡単なものが多くあります。サイズや口が大きく、いろいろなものを詰めて持ち運べるのも魅力です。

タオル

海で濡れた体を拭くタオルも忘れてはいけません。タオルは大判のものからスポーツタオル、ミニタオルなど、さまざまな大きさのものを持っておくと、用途によって使い分けられます。バスタオルは1本でもよいでしょうが、小さいタオルは2~3枚持っておくと便利です。

着替え

海へ行くときに着ていた服が汗や砂で汚れてしまうことも考慮し、着替えも持っていきましょう。下着やトップス、パンツなど一式持っていると、万一のときも安心です。女性の場合、ワンピースなどすぐに着られるタイプのものだと着替えやすく、持ち運ぶときもあまりかさばりません。

ビーチサンダルやマリンシューズ

履いていった靴やサンダルが砂で汚れるのがいや、という方は砂浜で火傷をしないよう、ビーチサンダルを持っていきましょう。ビーチサンダルで海に入ると脱げてしまうので、足元を保護しながら海に入りたい方はマリンシューズなどを選ぶと便利です。

レジャーシート

荷物をおいたり休憩したりする場所の確保には、持ち運びやすいレジャーシートがおすすめです。砂浜に直接座ったり寝転んだりするのは火傷や汚れの原因となりますが、レジャーシートがあれば快適に過ごせます。

日焼け止め

海での日焼けは長引きやすいので、日焼け止めも必ず持っていきましょう。水で落ちにくいタイプのものがおすすめですが、皮膚に合わない方やお子さまなどは、自分に合った日焼け止めをこまめに塗り直すと効果を持続できます。

ビニール袋

スーパーの袋のようなビニール袋、ジッパータイプの密封袋など、袋は数枚持っておくと安心です。ごみを捨てる、濡れた衣類を入れる、食べ物や小銭などぬらしたくないものを密封袋に入れるなど、用途は多くあります。

水分

水やスポーツドリンクなどの水分も、忘れずに持っていきましょう。飲み物は海水浴場で購入できることも多いですが、売り切れている、通常より高い価格で売られている、欲しいと思ってから探しに行ってもなかなか手に入らないということもあるかもしれません。

凍ったお茶やスポーツドリンクを1本持っておくと、ほどよく溶けておいしく飲めます。

海へのお出かけにあると便利な持ち物

なくても問題はないものの、これがあると海水浴で活用できる、というアイテムもあります。最後に、海へのお出かけの際にあると便利な持ち物をまとめましたので、参考にしてください。

海水浴であると便利なアイテム

・防水タイプのキーケースやスマホケース
・クーラーボックス
・ミニテーブル
・ビーチテント
・ライフジャケット
・サングラス
・帽子
・大きな浮き輪
・ビーチボール
・砂遊びセット
・シュノーケリングゴーグル など

事前準備を怠らず、安全に海水浴を楽しもう

海水浴を安全に楽しむには、必要な持ち物を忘れないことはもちろん、危険に関する知識を事前に身につけておくことも大切です。準備万端で海へ行き、よりよい時間を過ごせば、夏の貴重な思い出作りにもなるでしょう。

子どもがいるご家庭はもちろん、大人同士で海へ行く場合にも、見た目や楽しむことばかりに気を取られず、自身や一緒にいく方の命を守るためには何を大切にすべきか考え、行動してください。プールや川でも、安全に配慮しながら、夏のレジャーをお楽しみください。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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