梅雨は事故が倍増する!日常で起こり得る事故原因を解説

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日本の気候にとって「梅雨」はなくてはならない現象です。

もしも梅雨がなくなると、夏場に必要な水を確保できず断水などで、日常生活に支障をきたします。

そんな必要な梅雨ですが、この時期には事故が倍増するのをご存じでしたか?

今回は梅雨に起きる事故について、その原因を具体的に解説します。

目次

首都高速では雨の日は事故が4倍になる統計も公表されている

首都高速道路株式会社の公表では、雨の日の事故は4倍に増えて、施設への接触事故はなんと12倍にもなる統計結果が公表されています。

ここでは、車による事故が倍増する原因を解説しましょう。

路面とタイヤ間の雨水で制動距離が長くなる

これは、ドライバーの方なら誰もが知っていることのはずですが、雨が降ると路面とタイヤとの間に雨水の膜ができてしまいます。

その結果、いつもより路面とタイヤとの摩擦力が少なくなり、制動距離が長くなります。

その結果、いつもなら十分止まれる間隔でも、雨の日は止まることができず事故を起こしてしまうのです。

特に雨が降り続く梅雨では、道路面に完全に雨水の膜ができてしまいますから、通常の雨の日よりも事故の件数が多くなるのです。

横断歩道がそれを証明している

道路への雨水が事故の原因となる証拠として、横断歩道のデザイン変更があります。

1992年11月1日に施行された「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令」(平成4年総理府令・建設省令第1号)にて、横断歩道のデザインが変わったのを覚えている方もいるでしょう。

今から30年前のことなので、昔の横断歩道のデザインを知っている方は、40歳以上の方になってしまいますね。

昔は現在の横断歩道の両サイドに、縦の線が入っていました。それが、次の理由で現在のデザインに変更されたのです。

1:けばけばしさがなくなり、都市美観上効果がある
2:水はけが良く標示面でのスリップを防止できる
3:通過車両によって側線が消える弊害がなくなるため、補修が容易となる
4:設置にかかる時間が短縮され、道路交通に与える影響が小さくなる

上記「2:水はけが良く標示面でのスリップを防止できる」では、縦線をなくすことで、横断歩道内に水溜まりができるのをなくして、スリップしないようにしています。

マンホールのフタでスリップを起こすこともある

雨水や汚水の下水道のマンホールのフタで、雨にてスリップを起こすことがよくあります。

信号待ちで止まっていて、発進しようとしたらタイヤがスリップして、驚いた方も多いのではないでしょうか?

道路の交差点付近には、ほぼマンホールが存在する

下水道管の多くは塩ビ管が使われていて、直線にしか配置できません。

しかも、下水は管の勾配によって、自動的に上流から下流に向かって流れるように設計されています。

なので、カーブではマンホールにて水道管を接続する必要が生じるために、交差点付近にはほぼマンホールが設置されています。

バイクや自転車のスリップにも要注意

車自体のスリップも注意が必要ですが、雨の日はバイクや自転車のスリップにも要注意です。

車の前を走っていたバイクや自転車が、カーブにあるマンホールのフタでスリップして転倒すると、運転者を引いてしまう可能性もあります。

梅雨ではこのような事態も想定して、事故に気をつけないといけません。

歩行者は傘で、ドライバーは水滴で視界が悪くなっている

梅雨では雨が続いて降ってしまいますから、歩行者は傘をさして自然と目線は下向き加減になっていきます。

また、車はフロントガラスに水滴がついて視界が通常より悪くなってしまいます。

これらの条件が、事故率がアップする要因になるのです。

歩行者は下向きが癖になってくる

通常の雨でも目線は若干下向きとなりますが、雨が続くと下を向くのが癖になってしまうのです。

傘をさすと、顔より上方向の視界がなくなりますよね。風によって、前方から雨が降りつける時には、傘を前向きに倒すのでほとんど地面しか見えなくなります。

そんな状態を何日も続けていると、自然に目線は下に向いてしまうので、危険を察知する感覚が低下してしまいます。

ドライバーは雨粒とワイパーで視界不良となっている

次に車を運転しているドライバーは、フロントガラスに雨が当たり水滴が溜まってしまいます。

それをワイパーで拭き取っているのですが、フロントガラスの約20%はワイパーが届かないので、雨水が付いたままです。

水滴を拭き取れる範囲も、定期的にワイパーが動いているので、晴天時と比較すれば明らかに視界が悪くなっています。

ですからドライバーも視界不良にて、とっさの判断が鈍くなってしまうのです。

雨音で耳からの危険察知能力も低下している

雨には視界を悪くする要因以外にも、耳からの危険察知能力を低下させる雨音が存在します。

ここでは、雨音によって起こる危険察知能力の低下について解説します。

歩行者は傘に当たる雨音で、周囲の音が消されてしまう

傘をさして歩いていると傘に当たる雨音で、周囲の小さな音が聞こえなくなってしまいます。

さらには傘に当たる音だけでなく、車が道路の雨水を弾く音や、歩道に隣接する建物のトタン屋根やカーポートに当たる音など、雨による騒音で耳からの危険察知能力はかなり低下していまいます。

晴天時では気づく音も、雨の日には聞こえなくなるので、危険度は高くなっています。

車もタイヤが拾う音や車体に当たる雨音でうるさく感じる

ドライバーも、車が水溜まりを走る際の音をタイヤが拾ってしまいますし、車体に当たる雨音で普段よりも車内はうるさく感じているはずです。

なので、外の音を聞き取れなくなっているのは確かです。

例えば、運転中に子ども達の騒ぐ声を聞けば「近くに子どもがいるから気をつけよう」と注意できますが、雨の日では子ども達の声を聞くことができないので、危険察知能力が低下しています。

精神的なストレスも事故の増加につながっている

梅雨のように雨が長く続いてしまうと、誰もが精神的にストレスを抱えてしまいます。

外出中に傘をさしていても、足元が濡れてしまい気持ち悪い思いをしたり、湿気で髪の毛がまとまらず、毎日が憂鬱になったりします。

自分では気が付いていないことも多いですが、梅雨には体調不良を起こす方も多くいるのです。

イライラで横断歩道を渡らなくなる

歩行者の立場から梅雨の長雨を見てみると、イライラして普段なら信号機のある横断歩道を渡るはずが、横断歩道でない場所で道路を横断したり、自転車で逆走したりしてしまいます。

ドライバーも、イライラした気分で運転していると信号無視をしたり、遮断機が鳴りだしても踏切を走り抜けてしまうケースも多くなります。

このように、多くの方が普段のマナーを守らなくなることで、事故率アップにつながってしまうのです。

梅雨こそ余裕を持って外出しよう

歩行者も自転車もドライバーも、梅雨時期に外出する方は全員、時間には余裕を持って出かけるようにしましょう。

そうすれば焦らずに済みますから、イライラも最小限に留まります。あとは、できるだけ周りに注意することです。

事故を起こしてから悔やんでも、悔やみきれないことは誰もがお分かりのはずです。

梅雨では、事故を起こさない努力と工夫をして過ごすことをおススメします。

参考サイト
首都高速道路株式会社 雨の日は事故4倍!施設接触事故は12倍!
https://www.shutoko.co.jp/~/media/pdf/corporate/company/press/h30/06/06_besshi.pdf
ウェザーニュース 横断歩道のデザインが変わった4つの理由
https://www.huffingtonpost.jp/weather-news/crossing-road-design_a_23441235/#:~:text=%E6%A8%AA%E6%96%AD%E6%AD%A9%E9%81%93%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%8F,%E7%9C%81%E4%BB%A4%E7%AC%AC1%E5%8F%B7%EF%BC%89%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%91%BD%E4%BB%A4%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%80%81,%E8%AA%B2%E3%81%AB%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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