「キャンプ×防災」は、今では当たり前のようになっています。
キャンプ用品=防災用品となるので、キャンプに長けていれば、災害時でも避難に困らないといわれています。
そこで、アウトドアライフアドバイザーの寒川(さんがわ)さんが監修した、「キャンプ×防災のプロが教える 新時代の防災術 アウトドアのスキルと道具で家族と仲間を守る! 」から、キャンプがどれだけ防災に役立つのかを見てみましょう。
魅力を感じた3つのポイント
今回この「キャンプ×防災のプロが教える 新時代の防災術 アウトドアのスキルと道具で家族と仲間を守る! 」を選んだ理由には、3つの魅力を感じたからです。
ポイント1:新しい避難スタイルに共感したから!
1つ目のポイントは、amazonの試し読みにて「新しい避難スタイル」との点に共感したからです。
実際に私達家族は、災害が起きた時には避難所には行かず、自宅避難を選択しています。
なので、同じように避難所に避難する選択をしていないことから、どのような考えを持っているのかを知りたくなったのです。
ポイント2:「アウトドアのスキルと道具で家族と仲間を守る!」を知りたい!
2つ目のポイントは、タイトルにもなっている「アウトドアのスキルと道具で家族と仲間を守る!」の内容を知りたかった点です。
アウトドアのテクニックも多くあり、その内なにが防災に役立つのか?
アウトドアのプロは、どんなテクニックが防災に役立つとしているのかを、知りたくなりました。
ポイント3:目次にあった「浄水器がない時の知恵」とは!?
3つ目のポイントは、アウトドアテクニックによる飲料水の調達方法が知りたくなりました。
備蓄では飲料水が重要になってきますが、「大人1人1日=3リットル」は個人的には多いと思っていて、自宅では18リットルを毎月ローリングストックで備蓄しています。
これは、1日1人1.5リットルの計算で、家族2人なので6日間分を目安としての備蓄量なのです。
もしも、この備蓄の飲料水がなくなった時、どのように飲料水を確保するのか知りたくて、この部分にはメチャクチャ魅力を感じました。
監修者の寒川 一ってどんな人?
この本の監修者である寒川 一(さんがわ はじめ)さんは、次のようなプロフィールの持ち主です。
偶然にも同じ年の生まれなもので、それだけで不思議と親近感がわいてきました。
目次から内容を見てみよう!
それではここで、目次から内容を見てみましょう。
序章 PROLOUGE 災害時の心構えと備え
・ポジティブな心構えで備えよう
・新しい避難スタイル ← 気になるポイント
ほか
1章 CHAPTER.1 火と水の確保
・水の備蓄と保管の知恵
・水をどこで確保する?
・浄水器を備えよう ← 気になるポイント
・浄水器がないときの知恵 ← メッチャ気になるポイント
ほか
2章 CHAPTER.2 道具とスキル
・備えておきたいツール
・クッカーとバーナー
ほか
3章 CHAPTER.3 避難シュミレート
・避難の判断はどうするか
・避難時に持ち出す物
ほか)
4章 CHAPTER.4 食事のアイデア
・温かいものを食べる
・常備しておきたい非常食
ほか
キャンプ初心者に、ためになるテクニックが満載!
さすがに「キャンプ×防災のプロが教える」と、タイトルにある通り、キャンプの基本と防災術が分かりやすく解説されています。
「なるほど、そういう時にはそれが役に立つのね!」と、納得させられる部分も多くありました。
また、気になっていた飲み水の調達も「なるほど~!!」の方法が解説されていて、サバイバルでも使えるテクニックでした!
キャンプ上級者の方には知っていることが多いですが、防災関連の知識も全体の1/3ほど解説されているので、全く無駄にはなりません。
キャンプ初心者の方や、これからキャンプをはじめたいと検討している方には、ためになるテクニックが満載なのでおススメです。
また、防災からキャンプに興味を持っている方にも、おススメの一冊といってよいでしょう。