知ってる?PayPay(ペイペイ)の危険性と安全性!おすすめの活用術もまとめて公開!

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ライターの永野です!

スマホ決済、キャッシュレス決済をテーマに取り上げるなかでも触れましたが、永野はPayPayユーザーです。しかし、登場したばかりの頃に友人が「使った分の~%くらいポイントが返ってくるんだよね」「クレジットカードを登録して使うんだよ」と教えてくれたときには、「怪しい」「怪しすぎる」「カード情報抜き取られる」と恐怖と疑いしか感じていませんでした(笑)。

そんな私も多くの方がPayPayを利用するようになったことや、SoftBankで特典があるとかないとかという話で、アプリを取得。以来、PayPay信者として今日まで活用しております。

最近はPayPayに限らず、多くのキャッシュレス決済が安全に利用できるような工夫や機能を導入していますが、やはり便利さの裏にある「危険性」を心配する方も少なくありません。PayPayは過去に不具合や不正利用も起こっているので、再発の危険性も加味したうえで、個々が安全に利用するための対策などを行う必要もあるといえます。

今回はPayPayの危険性について、そして安全性確保のために実施されている対策などを見ていきましょう。

目次

PayPay(ペイペイ)の利用者は?まずはメリット・デメリットを確認

PayPayの危険性・安全性についてお話する前に、まずはPayPayの基本情報をご紹介します。多くの方が利用するPayPayには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

PayPayの加入者・加盟店数

PayPayの公式サイトによると、2023年6月時点でユーザーは5,800万人以上。PayPayが使える「加盟店」は、全国に375万か所もあるそうです。スマホ決済もさまざまな種類がありますが、「迷ったらPayPayで大丈夫」だといえるでしょう。

PayPayのメリット

多くの方が利用するPayPayには、次のようなメリットがあります。

・利用可能店舗多数で、幅広いシーンで使える
・アプリ内のクーポン利用で、ポイント還元率アップ
・送金機能で割り勘なども楽ちん

前述の通り全国のさまざまな店舗で利用できるので、普段のお買い物に重宝します。また、アプリ内にはクーポンもあり、利用すればポイント還元率がアップします。

さらに、支払いだけでなく「送る・受け取る」という送金機能もあるので、食事や買い出しで割り勘をした場合などの支払いにも活用可能。小銭を用意する、おつりがないといった現金でのやりとりで発生しがちなトラブルも回避できます。

PayPayのデメリット

便利で使い道多数のPayPayですが、以下のデメリットがあることも覚えておきましょう。

・基本の還元率は高いわけではない
・利用上限額がある
・残高の種類により使えない機能がある

PayPayの還元率は、前述のクーポンを利用しなければ基本は0.5~1.5%ほど。低すぎるわけではありませんが、還元率をアップさせる基準は「PayPayステップ」という利用状況です。前月の支払い回数、決済金額に応じて翌月のポイント付与率が決まるので、還元率が安定しません。

また、PayPayは利用上限金額があり、ATMや銀行口座からのチャージの場合は1日50万円・1カ月200万円、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いの場合は1カ月10万円です。支払い方法により利用上限額が異なり、上限を引き上げるための条件なども異なるため、複雑に感じるかもしれません。

PayPayはチャージした「PayPayマネー」、利用やキャンペーンで付与される「PayPayポイント」「PayPayボーナスライト」など、残高にも種類があります。ポイント・ボーナスライトは送金できないなど、残高の種類によって使い道が異なるのも、デメリットだといえます。

PayPay利用に危険性はある?

PayPayはデメリットもありますが、魅力的なメリットも多く、ユーザー数が信頼度を反映しているともいえます。そんなPayPayですが、過去には不正利用などのトラブルもあり、決済アプリならではのトラブルが今後起こる可能性も否定できません。

ここからはPayPayの危険性について、具体的に解説します。

PayPayで起こった不具合・不正利用

PayPayが知名度を一気に高めたのは、2018年12月に実施された100億円キャンペーンでしょう。このキャンペーンは還元総額100億円、最大還元率20%とユーザーのお得感が大きく、最大10万円が戻ってくる、くじがやたら当たるといった事実もあり、SNSやメディアで多く取り上げられました。

一方で、PayPay側には数十件の不正利用の問い合わせがあり、こちらも注目を浴びることとなります。

不正利用の大きな原因は、カード情報入力回数制限を設けていなかったことでしょう。クレジットカードの情報そのものはPayPayから漏洩したわけではありませんが、誤入力への対応がなかったために、流出していたクレジットカード情報を悪用する人によって、不正利用が起こりました。

利用時に起こり得る危険性

重大ニュースとして取り上げられた不正利用を機に、PayPayはセキュリティ面を大きく改善し、現在の膨大なユーザー獲得に至っています。もちろん、現在も後述する対策などを実施していますが、PayPayだけでなく、さまざまなスマホ決済アプリを利用するなかでは、起こり得る危険性があることを忘れてはいけません。

デフォルトでのアプリ利用

PayPayアプリはデフォルトの状態だと、ホーム画面から開いてすぐに決済をしたりチャージしたりできます。もし紛失・盗難された場合、第三者が使い放題になってしまうというわけです。

アプリの設定はアカウント設定から変更できますので、「セキュリティとプライバシー」で「端末の認証を有効にする」をオンにしましょう。これで、アプリを開く度に指紋認証や顔認証が必要な設定に変わります。

アプリを閉じない

「端末の認証を有効」にしていても、アプリを閉じていなければアイコンをタップするだけで使えるので意味がありません。ホーム画面に戻るだけでなく、利用後はアプリをしっかり閉じるようにしてください。

決済コードの盗撮

会計を待っているあいだに、支払い準備で決済用の決済用のバーコードを表示する方も少なくありません。しかし、このバーコードを盗撮し、使われてしまうということも。

これは実際にあった事例で、バラエティ番組でも「スマホ決済アプリの危険性」として紹介されていました。頻繁に起こる可能性は低いでしょうが、決済前のバーコードの取り扱いも、注意するに越したことはないでしょう。

フィッシング詐欺

長年使用している電話番号やメールアドレスの多くは、すでに悪質な業者に流失していると考えられます。そこにPayPayを装ったメッセージとリンクが届き、遷移先でPayPayに関する情報を入力してしまえば、悪用されるリスクは非常に高いです。

フィッシング詐欺も時代とともに進化しており、あの手この手を使って情報を引き出そうとしてくるので、むやみにメールのリンクを開かないことはもちろん、情報の入力も慎重に行うことが重要です。

安全性向上のためにPayPayが実施している対策

PayPayは100億円キャンペーンの際の不祥事や昨今の不正利用の事例を踏まえ、さまざまな対策で安全性の向上を図っています。具体的な対策内容を、確認しましょう。

端末認証

端末認証とは、アプリごとに独自の端末IDを生成し、アクセス元の端末を特定・制限できるものです。利用端末が限定されるので、PayPayのIDやパスワードを第三者に知られても、別の端末での利用ができなくなります。

二段階認証

二段階認証は、さらにSMSで本人が利用するのかを確認できるものです。登録した電話番号やメールアドレスに認証コードが送られてきて、それを入力しなければ本人であると認定されません。ID・パスワードの入力に加えて本人確認を行うことで、よりセキュリティを強化できます。

情報暗号化

情報の暗号化は、銀行口座やクレジットカードの情報を暗号化して通信するものです。支払先にもこれらの情報は非公開になるため、ハッキングなどで情報が漏洩するリスクも軽減できます。

AI・スタッフの監視

PayPayでの取引は24時間365日、AIや専任スタッフが監視しています。怪しい取引があれば見つけられるよう、運営側も日々目を光らせているので安心です。「監視の目がある」というのは、犯罪抑止にもつながるといえるでしょう。

補償制度

いくらさまざまな対策を行っていても、5,800万人以上が登録・利用しているとなると、不正利用などのトラブルが起こらないとは限りません。万一に備え、PayPayでは補償制度も設けています。

PayPayは「PayPay残高または現金で利用者が本件不正利用によって直接被った損害を補償する」とし、その際の手数料はPayPay側が負担することも明記しています。補償制度は被害発生から60日以内の届出に限り有効ですので、不正利用されたかどうかは、自身でこまめに利用履歴をチェックして判断する必要があるため注意してください。

PayPayの危険性は軽減している!

PayPayで不正利用と判断された取引は、2019年に23件(約1,480万円)、2020年には20件(約460万円)ありました。安全性を向上させるためのさまざまな取り組みにより、不正利用は件数、金額ともに減少傾向です。

2019年に実施された「第二弾100億円」の際の不正利用発生率は0.0004%。第一弾の際は0.996%だったことを考えると、大幅に減少していることがわかります。ちなみに、2021年の1年間で起こった不正利用発生率は0.001%でした。クレジットカードの不正利用発生率は0.047%といわれているので、不正利用の危険性は低く、安心して利用できるスマホ決済アプリだといえるでしょう。

安全性の高い使い方で、PayPayを活用しよう

PayPayの安全性は年々向上しており、利便性や安心度の高さから、多くの方が日々活用しています。スマホロックやアプリのロックなど、ご自身でできる対策も取り入れながら、ぜひ便利なスマホ決済アプリでお買い物を楽しんでくださいね。

編集後記

小2の長男が少し前に「財布とケータイどっちが大事?」と質問をしてきました。答えは即答で「ケータイ」。昔の携帯電話はもし紛失・盗難されても「連絡が取れなくなって不便」「連絡先がわからなくなってしまう」程度の損害で済みましたが、いまのスマホは個人情報の宝庫。いくらロックや二段階認証などがあるとしても、無くしてしまえば非常に困るでしょう。

フォルダに入っている動画や写真が手元からなくなるのも、スマホがないと困る理由の1つです。財布もクレジットカードやキャッシュカード、免許証などが入っているのでなくなったら困りますけどね…。

ちなみに年明けぐらいに、スーパーでPayPay支払いをして、袋詰めしているときに台の上に置いたまま、スマホを忘れてきてしまったことがあります。夫も別のスーパーのゲームコーナーでスマホを落としたのですが、どちらも店員さんが見つけてくれたりお客さんがサービスカウンターに届けてくれたりで、すぐに見つかりました。

東京ではバイト先の女の子がコンビニのトイレにスマホを忘れて、2分後くらいに取りに行ったのにすでに盗まれていたというトラブルもあったので、「田舎ってすごいなぁ」と驚きました。田舎・都会に関わらず私たち夫婦がラッキーだった可能性も高いですが…。

大切な思い出や情報がたくさん詰まったスマホは、二度とどこかに忘れないようにしようと思っています。

参考サイト

PayPayのメリットやデメリットを徹底比較!利用者の口コミ・評判も紹介
PayPayの銀行口座登録は危険? セキュリティの改善で現在は安全に
PayPayの安全性、セキュリティは大丈夫?【二度目は無い】
PayPayは安全か?キャッシュレス決済の主導者に潜むリスクを考える

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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