夏でも節電はできる!電気代を抑える簡単な節電方法を、在宅ワーカーがピックアップ

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ライターの永野です!

寒暖差の激しい今日この頃…。体調などは大丈夫でしょうか。

永野の住む地域は夏場の暑さがとんでもないことで有名なのですが、すでに日中28度を記録…。窓を開けても無風なので「エアコンつけたい」という欲求と戦いながら乗り切っています。

在宅ワークは時間を自由に使えるので、介護や育児、家事などやることが多い主婦にとってはありがたい働き方ではありますが、社食はもちろんありませんし光熱費も全額自己負担。「ちょっとでも光熱費を抑えたい!」と思うのですが、快適な労働環境を求めるとどうしても電気代が上がってしまいます。

冬は着込んだりブランケットをかけたりして手先の冷えと戦いながらキーボードを叩いていましたが、夏は暑いと本当に何もできないので、なかなかエアコンの設定温度を上げることができなさそうな予感がしています。

とはいえ、電気代そのものが上がっているので何とかして少しでも節電したいところ。

自分自身が夏の節電を成功させるため、そして電気代に悩む多くの方のお役に立つためにも、夏の節電について調べました!

簡単にできる節電で、この夏は一緒に電気代を抑えましょう。

目次

夏の電気代、何に使われている?

節電方法の前に、そもそも夏場に電気代が上がるのはなぜなのかを考えてみましょう。夏の電気代は何に多く使われているのか、夏に電気代が上がる理由などを解説します。

最も多いのは「エアコン」

夏の電気代がどのように使われているのか、御殿場市のホームページに掲載されている画像を参考にしてみると、50%以上がエアコンであることがわかります。

夏の気温上昇は深刻なため、昨今は小中学校などでも夏にエアコンをつけるのが「当たり前」になりつつあります。私が子どもの頃は夜にエアコンをつけて寝るのは夏のあいだの数日でしたが、夜も気温が下がらない、防犯面の不安があるといった理由から夜もエアコンをつけっぱなしです。

エアコンの次に電気代を消費するのは、冷蔵庫です。夏場は食べ物も傷みやすいので、冷蔵庫の存在は大きいでしょう。冷蔵庫はスイッチを入れたり切ったりということができないので、電気代を大きく節電することは難しいといえます。

エアコン、冷蔵庫以外には照明やテレビが数パーセントの電力消費、それ以外の電力として14%ほど消費していることがわかります。

子どもが夏休みの家庭は特に節電努力を!

エアコンや冷蔵庫が電気代を圧迫するのは、夏場はもちろん冬場も同様です。これ以外にも「子どもが夏休みである」という状況も、電気代が上がる理由として挙げられます。

普段は仕事や学校で平日に家を空けているご家庭も、夏休みになると子どもが長期休暇に入り、普段よりもエアコンやテレビを使用する時間が長くなるということはないでしょうか。我が家は私が在宅なので、長男が小学校に上がった昨年は毎日子どもも在宅していました。

仕事部屋とリビングの2部屋でエアコンを使えば当然電気代は上がりますし、何なら昼ご飯の準備などでガス代、水道代もアップします。8月は光熱費が全体的に上がる月になるので、特に節電努力が必要になるでしょう。

夏におすすめの節電対策~エアコン編~

電気代の半数以上を占めるエアコンは、夏のあいだ欠かせないアイテムです。節電が難しいと思われるかもしれませんが、少しの工夫や努力で節電を実現できます。エアコンの節電に有効な方法を確認しましょう。

使用前にはフィルターの掃除を

エアコンをメインで使用するのは、夏場は6月の終わり頃から9月終わりくらい、冬は12月から2月くらいまでです。使用しない期間もあるので、使用前にはフィルターを掃除しましょう。

フィルターがホコリなどで詰まっていると、効果が薄れてしまいます。その分パワーを使って電気代が高くなるので、注意が必要です。フィルターをきれいにするだけで効率よく部屋を冷やせて節電効果も高まるので、ぜひ実践してみてください。

数年に一度は、業者による本格的な掃除をするのも1つの方法です。

室外機に日が当たらないよう工夫する

室外機はその名の通り「室外」に設置されていますが、直射日光の当たる場所にそのまま置いている方も多いでしょう。しかし、室外機の放熱効果が弱い場所に置いておくと、エアコンの効率に影響します。

室外機は風通しがよく直射日光の当たらない場所に置くのがベストです。難しい場合には後付けの室外機カバーなどをつけて、できるだけ熱くならないよう工夫してください。

温度設定は28度が基本

エアコンの温度を19度や20度に設定している方もいますが、環境省が推奨する設定温度は28度です。エアコンの温度が1度違うだけでも、電気代は大幅に変わります。

「28度じゃ暑い」と思われるかもしれませんが、節電と同時に環境保全にもなるので温度設定は重要です。エアコン以外にも部屋や体を涼しくするアイテムや方法はありますし、設定温度が低すぎると体が冷えて体調不良になることもあるので、できるだけ28度をキープしましょう。

扇風機やサーキュレーターを併用する

同じ温度でも、風があるかないかだけで体感温度は2度変わるといわれています。エアコンとともに扇風機やサーキュレーターを使うと、それだけで涼しさを感じられるのでおすすめです。扇風機やサーキュレーターは電気代が比較的安いので、エアコンと併用すると大幅な節電になります。

直射日光の遮断も忘れずに

いくら部屋のなかを冷やしていても、外から直射日光が入っている状態では効率よく冷やすことができません。レースカーテンはもちろん、すだれやシェードなども使って直射日光を二重にガードすると、部屋のなかが冷えやすくなります。

夏におすすめの節電対策~冷蔵庫編~

続いて、エアコンの次に電気代が高い冷蔵庫の節電方法を見てみましょう。冷蔵庫は24時間365日稼働しているのでなかなか節電できないと思われがちですが、節電に役立つ工夫はあります。

温度設定の変更

大きな冷蔵庫や多機能な冷蔵庫は、温度設定を細かくすることができます。節電モードにする、入れるものによって場所ごとに温度を変えるだけでも節電できるので、ぜひ実行してみてください。

小さな冷蔵庫や安価な冷蔵庫は、温度設定が細かくできないこともありますが、「強」から「中」にするだけでも節電になります。1人暮らしの方もご自宅の冷蔵庫を見直してみるとよいでしょう。

食料の「詰めすぎ」に注意

冷蔵庫のなかはほどよい隙間がないと、冷気がまんべんなく行き渡りません。ものの詰めすぎは電気代にも影響するので、隙間を作って入れられるだけの量を収納しましょう。

夏場は部屋に食べ物を出しっぱなしにしておくと傷みやすいので、特にものを詰め込みやすい時期です。節約のためにまとめ買いや作り置きをする方もいるでしょうが、冷蔵庫のスペースと相談しながらすると、節電はもちろんフードロスも減らせます。

ビニールカーテンで冷気を保つ

冷蔵庫を何度も開けたり長時間開けたりすると、なかの冷気が逃げてしまいます。すると、また庫内を冷やすために余分な電気代がかかるので、冷気を逃がさない工夫が必要です。

開閉回数や時間を最低限にする、全開にしないなどの方法もありますが、冷蔵庫にビニールカーテンをつけるのも、節電に効果的です。冷蔵庫用のカーテンは100円ショップなどでも安価に手に入り、長期間使えます。

開閉時間、回数は最低限に

ビニールカーテンをつけたからといって、安心して冷蔵庫を頻繁に開閉しては、意味がありません。やはり開閉時間や回数は最低限に留めましょう。夏休みは特に家にいる人数が多く、開閉回数も多くなりがちです。1人の努力だけではどうにもならない部分もあるので、ご家族で協力しながら節電に取り組みましょう。

夏におすすめの節電対策~その他~

エアコン・冷蔵庫以外が消費する電力はそこまで多くはないものの、努力次第でこちらも節電ができます。その他の節電対策としてできることを、見ていきましょう。

照明は最低限の時間、明るさで

照明の明るさを落とすのも、節電方法の1つです。夏場は日が長いので、照明がいらない時間はできるだけつけないようにする、明るさを少し下げてみるというのも、すぐにできる方法だといえます。

ただし、読書や勉強などの作業の際に手元が暗いと、視力低下につながる可能性が。特に子どもがいるご家庭では、学習やゲームなどのときの部屋の明るさには注意してください。

LED照明への交換は大幅な節電に

照明を従来の蛍光灯などからLEDに交換すると、電気代を大幅に節約できます。LED照明は蛍光灯などと比べると高価なので、なかなか購入に至らないという方も少なくありません。

しかし、寿命が長く電気代の節約もできるLED照明にすると、長期的にはお得です。現在使用している電気が切れたタイミングで、LEDに切り替えるのもよいのではないでしょうか。

温水洗浄便座はオフに

温水洗浄便座(ウォシュレット)は、1年を通して使用する方もいるでしょう。温水や温かな便座は確かに快適ですが、これにも電気代がかかっていることを忘れてはいけません。

座ったときにひんやりするのがいやな場合は、便座カバーをつけるのがおすすめです。また、温水でなくても問題ない方は、温水機能をオフにするのも、節電方法の1つだといえます。

我が家の温水洗浄便座には節電モードというのがあって、座ると便座が温かくなり、温水が出るようになります。早いタイミングで洗浄機能を使うと水しか出ないのが難点ですが…。使わないときに不要な電力をカットしてくれる機能がついているのも、便利ですよ。

テレビを見ない時間は消しておく

人がいる時間帯にずっとテレビがついているというご家庭もあるでしょうが、見ない時間にテレビを消しておくことも大切です。できれば主電源から切ると、待機電力も節約できます。また、テレビを見るときには明るさを少し落とすと、こちらも節電になるのでおすすめです。

夏場は家に人がいる時間が長く、普段よりもテレビの視聴が電気代に影響するので、時間を決めてテレビを見る、見終わったら消すという習慣をつけるとよいでしょう。

夏の節電はこんなところに注意!

1年を通してできる節電内容と重複する部分もありますが、夏に特に電力を消費するエアコンなどの電気代を節約できるのでぜひ試していただきたいです。ただし、夏の節電には注意したいポイントもあります。注意点を理解したうえで、安全で快適な節電を行いましょう。

熱中症

日本の夏は本当に暑いので、体調不良には注意が必要です。エアコンの節電のために温度を上げる、エアコンをつけないといった選択をすると、脱水や熱中症になってしまうこともあります。これらは命の危険にも関わるので、リスクを負ってまでの節電は避けましょう。

特に高齢の方はエアコンを嫌って熱中症になる、快適な温度の部屋で水分補給を怠り気づかないうちに「隠れ熱中症」になることも多いようです。28度が推奨温度ですが、場所によって気温は異なりますし、家の構造によって涼しさを感じられる温度は違います。体調に影響しない温度にすることも、忘れないようにしてください。

食べ物の傷み

冷蔵庫に食べ物を詰め込みすぎないようにしようと食べ物を出しっぱなしにしておくと、傷みやすくなります。見た目で明らかに腐っている、かびているという場合には口にしないでしょうが、見た目は変わらないものの実は傷んでいて、食べたら体調不良を引き起こすというケースも少なくありません。

食べ物の傷みは食品ロスにもつながり環境にもよくないので、取り箸をつける、残ったものは冷蔵庫にしまうといったことは徹底しましょう。

ちなみに、熱いものを冷蔵庫に入れると庫内を冷やそうとする力で電気代が上がります。熱いものの周囲の食べ物が傷む原因にもなるので、冷蔵庫に入れる前にはじゅうぶん冷ますなどの工夫もしてください。

「開けっ放し」による事故

「夜は涼しいから」「今日はエアコンをつけるほどではないから」と、窓を開けて過ごすときもあるでしょうが、開けっ放しによる事故にはじゅうぶん注意してください。最近も、双子の幼児がマンションの窓から転落するという痛ましい事故がありました。

子どもの落下に注意することはもちろん、戸建てや集合住宅の低層階に住んでいる方は、外部からの侵入に警戒しましょう。防犯面での不安があるときには、電気代よりも安全を優先し、エアコンなどを使うのも1つの方法です。

夏の節電は「意識」で変わる!電気代と環境のために1人ひとりが努力を

夏に欠かせないエアコン、1年を通して必要な冷蔵庫など、電気を消費するもののなかにはけずれないものがたくさんあります。しかし、少し「意識」を変えるだけで節電できることも多いことがわかったのではないでしょうか。

節電のための取り組みは、ご家庭の電気代を安くできるだけでなく、環境への配慮にもつながります。1人ひとりが意識を変え、夏を快適に乗り切れるとよいですね。

編集後記

電気代といえば、前回の記事でも触れたエコポイントなるものが、また1000円分支給されました。あのあと同じアプリを入れている母に「アレって結局何?」と質問しましたが、「よくわからんけどもらえるもんはもらおう」ということに(笑)。

節電は国も積極的に取り組んでいることの1つのようですので、できることはとにかくやっていきたいと思う今日この頃です。

我が家は夫が出張しないときは夫婦で在宅していることも多く、夫と私では光熱費への考え方が大きく違います。自分の意識や行動をより節電に向けていくことはもちろん、こういった執筆を通して得た知識を共有し、周囲の節電意識を変えていくのも、自分自身の課題なのかなと思うのでした。

参考サイト

・九州電力:夏の節電事例のご紹介(ご家庭向け)
・スマートでんきコラム:夏におすすめ! 自宅で行うべき夏の節電対策

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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