電気の節電はすぐにできる!小技から大がかりな節電方法までを主婦目線でまとめてみた

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ライターの永野です!

4月も半ばですね…。

入園式には完全に散ってしまった桜も、青々とした葉が生い茂り、「あ~、5月くるな~」という雰囲気。出会いと別れの春から、短い「いい気候」の時期に突入しそうです。

息子たちは無事進級し、長男は初めての男性の担任の先生。女の子ママたちによると、娘さんたちは「イケメン」とテンションが上がっているとのこと。長男は同性の先生に緊張しつつも、「先生優しい」「教え方上手」と好感触の様子。

次男は幼稚園に行って大きく環境が変わりましたが、新しいお友達、保育園が一緒だったお友達と楽しくやっているようです。担任の先生はメリハリのある先生のようで、最初「保護者的には話しにくいのかな」と思ったのですが、数日で優しくて楽しい先生だということが分かるくらい素敵な先生で、ほっとしています。

新しい1年も、楽しく過ごせますようにと願うばかりです。

だんだんと暖かくなってきて、日中は半袖でもよいくらいのこの頃。エアコンやストーブ、ホットカーペットなどの暖房機具はほとんど使わなくなりましたが、それでも盆地は朝晩冷え込み、起床時にはエアコンをつけることも。

暖房が不要になったら、すぐに冷房の季節が来ると思うと、1年中電気代が気になるところです。

以前、エアコンの節電について、11の節電方法をご紹介させていただきましたが、エアコン以外の節電にも力を入れて、電気代を少しでも安くできれば、そんなよいことはありませんよね!実は、ご家庭で今日、明日からすぐに実践できる節電方法はたくさんあります。

今回は、すぐにできる節電や、長期的な節電を叶える方法、節電のために注意したいことなどをまとめました。電気代を抑えながら快適な毎日を送るためにできる工夫を、ぜひ取り入れてみてください。

目次

今すぐできる!電気代の節電方法

早速、今すぐできる電気代節電のための16の方法をご紹介します。ちょっとした工夫で、節電効果を実感できますので、読んでいく片っ端から実践していただければ幸いです。

エアコンの温度を調節する

エアコンは設定温度が1℃違うだけでも、電気代を左右します。環境省推奨の温度は、冷房が28度、暖房が20度です。「暑すぎる」「寒いのでは」と思われるかもしれませんが、意外と快適に過ごせます。

エアコンの温度を1℃上げ下げするだけで、電気代が10~13%も変動するといわれているので、極端に涼しい、暖かい設定をしている方は、すぐに設定温度を変更してみてください。

エアコンのフィルターを掃除する

エアコンの蓋を外してみると、なかにフィルターがあるのがわかります。フィルターはホコリなどをキャッチする役割がありますが、そのまま使い続けるとエアコンが効きづらくなり、その分電気代を消費するため注意が必要です。

エアコンのフィルターは、シーズンのはじめはもちろん、定期的に掃除してホコリを取り除くと、電気代の節電にもつながります。

使わない照明を消す

誰もいない部屋や階段、廊下などの照明がつきっぱなしになっていることはないでしょうか。不要な照明を消すだけで、2%前後の節電効果があるといわれていますので、電気はこまめに消すのがおすすめです。

ただし、つけたり消したりを頻繁にするのもあまりよくないので、必要な場所の電気のスイッチだけを押すことなども心がけましょう。

照明の明るさを下げる

照明はリモコン操作で明るさを調節できるものがあります。明るさを下げるだけでも、3%前後の節電が可能です。

明るすぎると目への刺激が強いこともあるため、照明の明るさを下げるのはさまざまな意味で有効だといえますが、あまり暗いと視力低下につながります。節電にばかり注力せず、快適に過ごせる明るさにすることも、意識してください。

冷蔵庫の温度設定を見直す

大型の冷蔵庫は、庫内の温度をはじめさまざまな設定ができます。温度を「強」から「中」にするだけでも、電気代を節約できるので、ぜひ実践してみてください。

最近の冷蔵庫は「節電」モードがついているもの、野菜室や冷蔵室など、細かく温度設定ができるものも増加傾向です。こうした機能を使いこなすと、食べ物の鮮度を保ちながら、効率的に節電ができます。

冷蔵庫の開閉回数や時間を減らす

冷蔵庫を頻繁に開け閉めしたり長時間開けっぱなしにしたりすると、冷気が逃げてしまい、再度庫内を冷やすために多くの電力を消費します。冷蔵庫の開閉回数や開けている時間を最低限に抑えるだけでも、節電効果を得られるでしょう。

庫内の冷気を逃がさないためのカーテンも販売されているので、こうしたアイテムを導入するのも、1つの方法です。

冷蔵庫内の食料の詰め方を工夫する

広々とした冷蔵庫内には、さまざまな食べ物を詰め込みたくなります。しかし、なかに入っているものが多いと、その分かかる電力が大きくなり、電気代も上がりがちです。

冷蔵庫内では、各段に「コ」の字になるよう食べ物を詰めるとよいでしょう。庫内を冷やすための電気代が節約できることはもちろん、ものがあまりなければ冷蔵庫のなかを探しやすく、冷蔵庫を開けている時間も短時間で済むため節電につながります。

テレビは「省エネモード」で視聴する

テレビは「見ていないときは消す」が鉄則ですが、視聴中の節電も可能です。テレビも照明と同様に、明るさを下げると電気代を下げられます。

明るさ調整で輝度を下げてもよいでしょうし、省エネモード、エコモードなどがあるテレビはこうしたモードを活用するのもおすすめです。

洗濯機・乾燥機の使用回数を減らす

洗濯機や乾燥機も、使用中にはもちろん電力を消費します。翌日必要なものなどがあると、たくさん入っていなくても洗濯機を回さなければいけないこともありますが、可能な限り8割以上入れてまとめ洗いすると、節電効果を得られるでしょう。

衣類乾燥も雨の日ややむを得ない場合、乾きが足りない場合の仕上げとして短時間使用するといった使い方をすると、電気代を抑えられます。

使わないプラグはコンセントから抜いておく

スマホの充電器や使っていないノートパソコン、家庭用ゲーム機、プリンターなど、「今コンセントにつないでおく必要はないだろう」というものはありませんか?使っていないプラグをコンセントから抜いて待機電力をなくすことも、節電方法の1つです。

プラグをいちいち抜くのが面倒だという方は、スイッチ付のたこ足配線を導入すると、オンオフの切り替えだけで待機電力をゼロにできます。

できるだけ1カ所に集まって使う電気を減らす

複数人で生活をしている場合、それぞれの部屋で照明やエアコン、テレビなどを使えばその分電気代がかかります。できるだけ1つの部屋に集まり、使用する電力を抑えることは、大きな節電になるのでおすすめです。

特に、子どもが成長すると各々の居室で過ごす時間が長くなりがちですが、皆が1つの部屋で過ごせば、節電をしながら一家だんらんも楽しめます。特に電気代が上がる真夏や真冬には、リビングに集まって映画鑑賞や会話などをする時間を設けるのもよいのではないでしょうか。

長期的な節電に向けてやりたいこと

初期投資として費用が多くかかる節電方法は、導入に対して慎重に検討する必要があります。しかし、長期的な節電につながるものも多いので、迷ったらぜひご家族で相談し、積極的に節電に向けた行動を起こすのがおすすめです。

長期的に節電が実現できる内容には、どういったものがあるのでしょうか。

省エネ製品の購入

新たに電化製品を購入する場合は、省エネ製品を積極的に使うことをおすすめします。たとえば、LED電球は従来の白熱電球や蛍光灯よりも消費電力を抑え、よりよい明るさの提供が可能です。LED電球は白熱電球などよりも価格が高いものの、使用できる期間も長いので、最終的にはお得に使えます。

さまざまな電化製品が、省エネ、節電効果の高いものに生まれ変わっているので、なかには古い家電を買い替えるだけでも、節電につながるものもあるかもしれません。

複層ガラスの導入

電気と窓は関係ないと思われるかもしれませんが、複層ガラスという断熱性の高いガラスに替えるだけで、外からの熱や冷気を遮断し、部屋のなかの温度を快適に保てます。エアコンの効きもよくなるので、その分消費電力の節約もできるというわけです。

室外機周辺の環境整備

エアコンの室外機は屋外やベランダなどに設置してありますが、室外機周辺の環境が整っていないと、室内でいくら節電努力をしても思うような節電効果が得られないことも。

室外機周辺、室外機そのものを定期的に掃除してきれいにすることはもちろん、室外機が直射日光に当たらないといった工夫も重要です。屋根の下や日陰にある場合は問題ありませんが、雨ざらしで日がよく当たる場所にある場合は、室外機をカバーできるものを取り付けるだけでも、節電につながるでしょう。

その他の節電方法

節電につながる直接的な方法をご紹介してきましたが、契約プランを見直したり、支払い方法を工夫したりするのも、結果的に節電、電気代節約になるケースもあります。節電のために知っておきたい知識、実践したい内容を確認しましょう。

消費電力の高い家電の把握

消費電力が高い家電は、もちろん電気代が高くなる要因になりますが、そのぶんちょっとした工夫で節電がしやすいというメリットもあります。以下は、夏季・冬季の消費電力が高い家電ベスト10です。

順位夏季冬季
1エアコンエアコン
2冷蔵庫冷蔵庫
3照明給湯
4キッチン周辺の家電照明
5給湯キッチン周辺の家電
6テレビテレビ
7洗濯機・乾燥機洗濯機・乾燥機
8パソコン・ルーターパソコン・ルーター
9温水洗浄便座温水洗浄便座
10待機電力待機電力

1年を通して多くの電力を消費するのは、やはりエアコンです。また、冷蔵庫や照明も、電力の消費が大きいことがわかります。夏季・冬季で消費電力のランキングはほぼ変わりませんが、冬場のほうが給湯にかかる電力が大きくなるのが、異なる点でしょう。

「何にどれくらい電力を使うか」はあまり変わりませんが、電気代は夏場よりも冬場のほうが高い傾向です。7~9月の合計電気代と1~3月を比べてみると、冬場のほうが1万円近く高いというデータもあります。(※参考:ファイナンシャルフィールド)

どの家電が、どれくらい電力を消費するかを把握していると、節電の努力をしたほうがよいものが見えてくるのではないでしょうか。

ライフスタイルの見直し

ライフスタイルを見直し、家族で生活リズムを少し変えるだけでも、節電できる可能性はあります。前述の通り、家族がそれぞれの部屋で過ごす時間が長ければ、その分電気代は高くなりがちです。

人がおらず、エアコンや照明を使わない部屋が多ければ、その分節電ができます。時間を決めて家族でリビングに集まる時間を作る、エアコンや照明が不要そうな時間は意識をして消すようにするなど、これまで「当たり前」だった生活リズムを整えるだけで電気代が節約できることも、覚えておきましょう。

電気の契約プラン見直し・変更

電気の基本料金や電力量単価は、電力会社によって異なり、2016年の電力小売全面自由化以降は、さまざまな会社が魅力的なプランを提供し、顧客獲得に努めています。現在契約している電力会社よりも安い料金プランのものに切り替えれば、それだけで月々の電気代を節約できるので、おすすめです。

ガスとセットで安い、スマホとセットで割引があるなど、さまざまな特典を用意している電力会社も増えていますので、電気だけでなくその他の契約とともに見直すと、電気代はもちろん、家計全体の節約にもなるでしょう。

電気代の支払い方法を変更する

電気代の支払い方法は、口座振替やクレジットカード決済、支払い用紙による現金払いなど、さまざまです。電力会社によっては、口座振替で割引が適用されるものもありますし、クレジットカード決済ならポイントが貯められます。

月々の電気代が1万円に満たない場合は、クレジットカード決済よりも口座振替割引のほうがお得なことが多いようです。クレジットカード決済は楽天ポイントやTポイント、マイルなど貯めたいポイントのあるものを選ぶと、貯まったポイントを有効活用できるでしょう。

我が家の電気の現状と節電の努力

すぐにできる節電方法をご紹介してきましたが、最後に我が家の電気代事情と節電努力についてお伝えしたいと思います。

永野家の電気代は順調に?高騰中

2023年1月、およそ3カ月前に公開したエアコンの節電に関する記事では、節電というテーマにも関わらず、なぜか「12月のガス代が16,000円でした(震)」みたいなことを書いていました。永野家はソフトバンクでんきを利用しているので、翌月に料金が確定、請求は翌々月に来るので、1月の時点では12月の請求が分かっていませんでしたが…。

2月に確認したところ、12月の電気代は19,390円でした。

びっくりですよね、2万いった~!という声は周りでも多かったのですが、自分の家もまさかそんな…こんなペラッペラで小さい建売で?という気持ちでしたよ…。そりゃ子どもも冬休みでしたし来客もあったし、仕方ないとは思いつつ。「電気に2万かぁ」とメンタルに割とダメージを受けました。

その後、1月は15,000円、2月は12,000円と12月のピークを境に下がってはいるものの、昨年より電気代が高いのは事実です。2022年は1月に冬休みや子どもの体調不良などがあり、2月はコロナにかかって一家で3週間ほど引きこもっていましたが、どちらも電気代が18,000円いかないぐらいでした。

絶対に去年のほうが電気を使っているのに、今年のほうが電気代が高いのは納得できませんが…。我が家だけ電気料金が高騰しているわけではないので、夏に向けても節電でどうにかしていくしかないなぁと思う次第です。

節電のために努力していること

エアコンの節電記事を書いたのが1月終わり、電気代がピークに高かったのは12月で、やはり記事を書きながら即エアコンの設定温度を大幅に下げたのは、有効だったのではないかなと実感しています。ほかにも、不要な電気を消す、充電器は使わないとき抜いておくなどさまざまな努力をしてはいるものの、私は在宅で仕事、夫は出張がないと日中家にいることも多いことから、節電効果が大いに発揮されているとはいえないのも事実です。

しかし、ソフトバンクでんきの「エコ電気」というアプリを2022年11月にダウンロードして以来、「節電チャレンジ」なるものに参加し、これまでに74ポイントをゲットしました。微々たるポイントですが、節電しながらポイントまでもらえるのは、ありがたいですよね。「エコ電気」はアプリをダウンロードするだけでも「節電プログラム促進事業」として2000ポイント、今月にも1000ポイントをもらうことができました。「よくわかんないけど3000円得した~」という気分です。

ソフトバンクでんきは日にちと時間を指定して、その時間内に一定の節電ができれば、ポイントがもらえます。その時間に家を空けていてもポイントがもらえなかったり、普通に生活していてもポイントがもらえたりするので、何をもって節電カウントされているのか、未だにあまり把握できてはいないのですが…。

「節電」という意識が根付いたのは、自分にとって収穫なのではないかと思います。今後は「節電」の意識や知識を、夫や子供にも理解してもらい、夏の節電を成功させるのが1つの目標です。

電気の節電はすぐできる!長期的な節電も検討して

電気代を少しでも安くするための努力は、ちょっとしたことから始められます。日々の積み重ねで節電を成功させ、夏や冬の電気代も高くなりすぎないように頑張りましょう。

家電の買い替えなどは費用もかかりますが、長期的な節電につながります。こうした大がかりな節電にも目を向け、環境と家計にやさしい生活を送れるとよいですね。

編集後記

1人暮らしを振り返ってみると、光熱費は合計1万円ほど、電気代は毎月3,000円くらいだった気がします。夏場でも5,000円いくかいかないか、というところでしたが、我が家が2万円弱をたたき出した12月の電気代を聞いてみると、1人暮らしの家でもかなり高い請求がきたという声は多くありました。

最近は、蓄電式のソーラーパネルを導入するご家庭も増えていると聞きます。我が家もそろそろ自家発電を検討するべきかなと思いながら、初期投資が高いことや身近で利用している人があまりいないことから、一歩を踏み出せていません。

「それより10年選手になりかけている冷蔵庫とサヨナラしたい」「大学入学のときに買った電子レンジを最新のものにしたい」など、家電の買い替え時期も迫っているので、そちらが先かなぁと思う今日この頃です。

参考サイト

どうやったら節電できる?明日からすぐに役立つ節電・省エネのヒント
家庭ですぐできる節電対策!効果的な節電アイデアは?
電気代を安くしたい!電気代を年間8万円以上節約する24の方法を紹介
節電をして電気代を節約しよう!手軽にできる節電方法とは?

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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