ハイムリック法は命を助ける救助方法!誤えんを見たらすぐに対処しよう

本サイトはプロモーションが含まれています。

毎年のように高齢者の方が、食べ物を詰まらせて窒息死する事故が発生しています。

窒息してしまうと、声も出ませんし息ができないために倒れ込んでしまいます。

そのような状況に遭遇した時に、ハイムリック法を知っておくと命を助けることができます。

今回は高齢者を窒息死から救う、ハイムリック法について解説します。

目次

高齢者の窒息事故は運動能力の低下が原因で起きる

高齢者になると、どうして食べ物が喉に詰まってしまうのでしょう?

その理由は、次のことが要因となっています。

・高齢になるほど唾液の分泌量が減る
・飲み込む力も弱くなってくる
・そのため食べのもをスムーズに喉の奥に送れなくなる
・途中で食べ物が詰まってしまう
・押し返す力が弱い
・窒息死してしまう

このように身体的な老化によって、飲み込む・吐き出すといった運動機能が低下することで、喉に物が詰まって窒息死してしまうのです。

気道閉塞を生じた食物の誤えんによる死亡者数について

喉に食べ物を詰まらせて窒息死することは「気道閉塞を生じた食物の誤えんによる死亡」と、呼ばれています。

では、毎年どのくらいの方が「気道閉塞を生じた食物の誤えん」で亡くなっているのか、令和2年の消費者庁のニュースリリースから確認してみましょう。

消費者庁ニュースリリース

このグラフを見れば一目瞭然で、80歳以上の方が毎年約2,600人以上「気道閉塞を生じた食物の誤えん」で亡くなっています。

また65歳以上の前期高齢者と呼ばれる方も、1,000人以上が亡くなっているのも分かります。

こんなに大勢の方が、毎年亡くなっているのは少し驚きでした。

「気道閉塞を生じた食物の誤えん」のデータを整理してみた

消費者庁のニュースリリースに記載されているデータを、少し分かりやすく整理してみました。

・平成30年から令和元年までの2年間で「餅」による窒息死は全体の43%
・男性の死者数が女性よりも2.6倍多い
・事故発生は1月に集中している
・特に元旦から3日までで年間死亡率の43%が集中している

整理してみると、このような結果になりました。

正月に餅を食べる日本人の食習慣によって、多くの高齢者が亡くなっています。

つまり、正月に餅を食べていなければ、これだけの人の命が救われていたともいえますね。

死亡しないための餅の食べ方を知っておこう!

死亡事故が多いので「正月に餅を食べるな!」というのは少し乱暴ですし、せっかくのお正月ですから、コタツに入ってゆっくり餅を楽しみたいですよね。

そこで、餅を喉に詰まらせない工夫をして食べれば、誤えんするリスクが低くなります。

ここでは、高齢者の方が餅を食べる際の注意点をまとめました。

・餅を小さく切り、食べやすい一口サイズにする
・お茶や汁物などを先に飲んで喉をうるおしてから食べる
・たくさんの餅を口に入れない
・ゆっくりとよく噛んでから飲み込む
・できるだけ高齢者だけで餅を食べない

側で誤えんを起こしたら「ハイムリック法」で吐き出させる

先の注意点を守れば、誤えんで死亡するリスクは低くできます。

しかしながら、餅を飲み込むのは本人なのでいかにうるさく注意しても、誤えんが起きてしまうときもあります。

そんなときは「ハイムリック法」で、強制的に吐き出させることが重要です。

5分以内に息ができれば94%は助かる

日本医科大病院などのデータを見ると、誤えんにて気道が塞がって息ができなくなってから、5分以内に吐き出して息が戻れば死亡率は6%だそうです。

逆にいえば5分以内に息をすることができれば、94%の確立で助かるということになります。

6分~10分になると42%が意識が戻らなくなるとのこと。

いかに早く息をさせるかが、生死のカギを握っているようです。

ハイムリック法のやり方をYouTube動画で解説

ハイムリック法とは、腹部突き上げ法(ふくぶつきあげほう)とも呼ばれていて、異物によって窒息しかけた人を救助する応急処置のことです。

1:対象者の後ろにまわり、両方の腕を脇から腹部に通す
2:片方の手で握りこぶしをつくり、みぞおちに当てる
3:もう片方の手でこぶしを握り身体を密着させる
4:腕で両脇を絞りながら、こぶしを上部内側に瞬時に引きあげる

方法を記述するとこのような表現になりますが、イメージしにくいと思います。

なので、東京消防庁が公開しているYouTube動画を掲載しておきますので、ぜひご覧ください。

東京消防庁

【重要】ハイムリック法を使ってはいけない人もあるので要注意

ハイムリック法は、次の人には使ってはいけないのでしっかり把握しておきましょう。

1:反応のない人(既に意識を失っている人など)
2:妊娠していると思われる女性
3:乳児

まとめ

ハイムリック法を知っておけば、側で高齢者の方が誤えんによって苦しんで切る際に、すぐに処置することが可能です。

息ができなくなり意識を失うと、5分以内に息を吹き返さないと死亡する確立が高くなります。

ですから、側で苦しんでる内に早く誤えんした物を、吐き出させることが重要です。

知っておいて損はありませんから、ぜひ参考にして覚えておいてくださいね。

参考サイト
消費者庁ニュースリリース

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

目次