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塩飴を選ぶならどれ?塩飴の効果や備蓄におすすめの理由も解説
ライターの永野です!
「寒暖差、どんだけ~」な日々を過ごしておりますが、皆さまお元気ですか?
9月30日には次男の運動会がありました。秋だしいい気候だろうと思っていたのですが、とんでもなく暑い日で、直射日光の下で病み上がりだった長男は冷や汗…。「これはまずい」と日陰に避難させたところ、復活して競技を見ていました。
先週は長男の運動会で、次男のときほどではなかったものの、まぁ暑い。気温がそこまで高くなかったので、熱中症のリスクはほぼない状態でしたが、朝長男が家を出るときは寒くて上着を着て行ったのに、競技中は見ているほうも半袖でいいんじゃないかぐらいの気候でした。
暑いのは本当にいや!
猛暑のあとは急に厳しい寒さ。春や秋はどんどん短くなり、「過ごしやすい!」と思える期間があまりないのは、体にも堪えますね。
運動会に向けての練習も当然暑いなか行われていたのですが、学校から「熱中症予防にタブレットを食べさせてもよいか」というアンケートがありました。手軽に口に入れられる塩飴やタブレットは、災害用の備蓄にもおすすめです。
そこで今回は、防災ライターの観点からおすすめしたい塩飴をピックアップしました!塩飴の効果や食べる際の注意点なども解説していますので、購入前にぜひご一読ください。
防災ライター厳選!おすすめ塩飴6選
早速、おすすめの塩飴を6種類ご紹介します。ネットだけでなく、ドラッグストアやスーパーなどにも塩飴は数種類販売していますので、気になる商品をお近くで見つけたら、ぜひ購入して試してみてください。
商品選定の基準
商品選定の際に重視したポイントは、以下の3点です。
・「塩」だけでなくほかの味もついていること
・いずれかのショッピングサイトで3.8以上の評価がついていること
・メーカー小売希望価格が1袋あたり250円以下であること
塩飴というと、思いっきり「塩!」という味のものもありますが、せっかく食べるならできるだけ楽しめるもののほうがよいというのが、私の考えです。よって、塩だけでなく何かしらの味がついた食べやすい飴を選びました。また、あまり高すぎるものはよい商品でもなかなか試してみようという気持ちにはなれないので、メーカー小売希望価格250円(1袋あたり)以下に限定し、そのなかからショッピングサイトでの評価が高いものを厳選しました。
ブルボン「ミネラル塩飴(グレープフルーツ味)」
まずご紹介したいのは、ブルボンのミネラル塩飴です。ナトリウムや亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウムといった6種類のミネラルに加え、1粒にクエン酸を100mg配合しています。味はグレープフルーツで、柑橘系のさわやかさが、スッキリとした気持ちにさせてくれるでしょう。国内製造の砂糖を使用したほんのりとした甘さと塩味、グレープフルーツ味が相まった、食べやすい商品です。
松屋製菓「塩れもんキャンディ(レモン味)」
松屋製菓の塩れもんキャンディは、「すっぱしょっぱの」というキャッチフレーズの通り、すっぱいとしょっぱいを別々に楽しめるのが特徴です。飴の真ん中には塩ペーストが入っており、その周りをすっぱいレモン味のキャンディがコーティングしています。最初はレモンのすっぱさを、なめていくうちに塩味を感じられるので、「塩味は好きだけどそれだけでは物足りない」という方におすすめです。
UHA味覚糖 「特濃ミルク8.2塩ミルク(ミルク味)」
グミやキャンディの人気商品を多く開発しているUHA味覚糖 の「特濃ミルク8.2塩ミルク」は、「塩×ミルク」の移植の組み合わせ!北海道産の生クリームを使用した濃厚なミルクに、レイククリスタルソルトという湖でとれた塩を入れています。ミルク味の飴をなめていくと真ん中に塩の粒があり、まさに「あまじょっぱい」を存分に堪能できる飴だといえるでしょう。
UHA味覚糖 「塩の花 焦がしミルクと塩チョコ(ミルクチョコ味)」
こちらもUHA味覚糖から。「塩の花 焦がしミルクと塩チョコ」は、塩飴というより通常の飴、さらにスイーツとしても楽しめる商品です。表面は焦がしミルクで前述のミルクに香ばしさをプラス。真ん中の塩チョコで「塩感」とチョコレートの甘みを感じられます。しっかりと塩分補給したい方には物足りないかもしれませんが、ほどよい塩分をおいしく取り入れたい方におすすめです。
これは食べたい!
ロマンス製菓「塩べっこう飴(べっこう飴の味)」
半透明な茶色が懐かしい、ロマンス製菓の「塩べっこう」。べっこう飴の片面に塩がついていて、「塩感」よりも「甘み」を重視したい方におすすめです。べっこう飴特有のべったりとした甘さは、好きな人は好きですが、苦手な方もすくなくありません。そんな強い甘みを塩味がマイルドにしてくれるので、塩分と糖分をおいしく摂取できるでしょう。
加藤製菓「塩とまと飴(とまと味)」
「塩とまと飴」は、濃縮トマトを使用したキャンディです。トマトに塩をかけて食べる人もいますが、飴にしてもそのおいしさを味わえます。塩分だけでなく、コレステロールや中性脂肪値の改善によいといわれるリコピンを摂取できるのも、この商品の魅力です。トマト味の飴は珍しいですが、トマト好きな方や変わり種の飴を食べてみたい方はぜひ食べてみてください。
塩飴に期待できる効果
昨今人気を高めている塩飴は、なめることで以下のような効果が期待できます。
塩飴にはナトリウムなどのミネラル成分が含まれており、ミネラル補給や体内の水分保持に役立ちます。水分が出ていきにくくなることで、熱中症のリスクを軽減できる、というわけです。
また、塩飴には疲労回復に効果的な栄養素も含まれているので、体力を消耗したときや疲れが溜まっているときになめると、疲労感を緩和してくれるでしょう。さらに、塩飴には食欲増進効果も。夏は特に暑さで食欲がなくなりがちですが、塩飴でミネラル不足や疲労感から解放されれば元気が出て食欲も増すでしょうし、好きな味の塩飴をなめることで、口のなかがさわやかになり、食欲がわいてくることもあります。
塩飴を選ぶ際のポイント
熱中症対策をはじめとしたさまざまなシーンで活用できる塩飴を選ぶなら、大きく3つのポイントに注目しましょう。
最も重視したいのは「味」
いくら塩飴のメリットを知っていても、おいしくなければ口に入れたくなりませんよね。反対に、気に入った味なら抵抗なくなめられます。ご紹介した商品以外にも、塩飴にはさまざまな味がありますので、ぜひいろいろ試して「これだ」とおもう商品を見つけてください。
筆者はあまり得意ではありませんが、ベーシックな塩飴の「塩感」が好きという人も少なくありません。塩の種類によっても風味や味が変わってくるので、パッケージをよく見ることも重要です。
私は「塩感」少なめがいいな
食べやすさは「タイプ」でも変わる
塩飴は「飴」と「タブレット」の2種類のタイプにわかれます。飴は口に入れてなめていくうちにゆっくり溶けますが、タブレットタイプはラムネのように噛むこともでき、短時間で溶けるのが特徴です。
塩飴の味を楽しみたい方は「飴」タイプ、塩分補給のために購入する方は「タブレット」タイプをおすすめします。また、特に塩飴が活躍する夏場は、「飴」タイプだと暑さで溶けてしまい、袋にくっつくといったトラブルも…。持ち歩きやすさを重視したい場合にも、タブレットタイプはおすすめです。
原材料もチェックすると◎
塩の種類をはじめ、その他の成分も商品によってさまざまです。塩飴には砂糖も使用されることが多いですが、代わりに黒糖を使っていたり、そもそも砂糖を使用していないものもあります。また、香料や着色料などの添加物も、味のついた塩飴には含まれている可能性が高いでしょう。
健康的に塩飴をなめたい方は、無添加でベーシックな塩飴がおすすめです。成分や原材料にも目を通すと、安心して購入できます。
塩飴を食べるときに注意したいこと
熱中症対策やミネラル補給など、複数の効果が期待できる塩飴ですが、食べる際には注意したいこともあります。塩分・糖分の過剰摂取にならないためには、次の3点を意識してください。
スポーツドリンクと一緒になめない
熱中症や体調不良、スポーツ時など、幅広いシーンで水分を補給できるスポーツドリンク。スポーツドリンクにも塩分が含まれているので、塩飴と一緒に摂取すると塩分過多になる可能性があります。塩分過多が続くと、高血圧症や脳卒中、心臓病などのリスクが高くなるため注意が必要です。
食べ過ぎもよくない
塩飴は1つひとつが小さいので、たくさん食べても問題ないと思うかもしれません。しかし、塩飴を大量に食べればその分塩分を摂取したことになりますし、同時に塩飴に含まれる砂糖も体のなかに入ります。塩分・糖分の摂りすぎにつながるため、食べ過ぎるのは控えましょう。
虫歯にもなるしね…
なめるときは水分と一緒に
塩飴は熱中症予防に有効ですが、塩飴をなめるだけでは熱中症のリスクは下がりません。塩飴だけだとただ塩分を摂取していることになるので、体内の塩分濃度が高くなり、脱水が進みやすくなります。水やお茶などと一緒に摂取することで、体内にほどよい塩分と水分を保ち、脱水や熱中症の予防になるでしょう。
塩飴は非常食にも◎災害時に備えておきたい理由
「塩飴=熱中症予防」というイメージが強いですが、防災グッズに1袋入れておく、備蓄として自宅に2~3袋置いておくのもおすすめです。非常食、備蓄に塩飴を加えたい理由は、6つあります。
賞味期限が長い
塩飴に限ったことではありませんが、飴は賞味期限が比較的長く製造から1年ほど持ちます。非常時に持ち出す防災バッグ・リュックは直射日光、高温多湿を避けて保管することが求められるので、塩飴も溶けにくく安心です。塩飴の食べ過ぎはよくないものの、定期的に消費するものなので、ローリングストックもしやすいでしょう。
かさばらない
飴は1つひとつが小さく、袋ごと防災バッグに入れても場所をとりません。また、個包装になって販売されているものが多く、ポーチなどに入れておけるのも魅力です。防災バッグや自宅内だけでなく、何個か通勤・通学のバッグに入れておくこともでき、いざというときに役立ちます。
いつでも口に入れられる
塩飴は小さく、口に入れたらなめ切るだけなので、場所を選ばず摂取できます。もし手が汚れていても、飴を触らないように個包装の袋から直接口に入れれば問題ないでしょう。できれば水分と一緒になめるのがよいですが、もし水がなくても1つぐらいなら塩分過多の心配をせず、気軽になめられます。
好きな味で癒される
塩飴のなかには、今回ご紹介したような「塩感」のあまりないものも多くあります。災害時には普段とは異なる環境のなかで、ストレスや疲労感、不安感を覚える方も少なくありませんが、そんなときに好きな味の塩飴を口に入れれば塩味と甘みが広がり、気分を癒してくれることも。非常時の「甘み」は精神面にプラスに作用するので、「あまじょっぱい」の魅力がわからない子どもや塩飴が苦手な方が「癒されたい」ときには、普通の飴のほうがよいかもしれません。
熱中症やミネラル不足を防げる
前述の通り、塩飴に含まれるナトリウムなどのミネラル成分は、熱中症予防やミネラル補給に役立ちます。普通の飴もブドウ糖を摂取しエネルギーに変換する役割がありますが、特に夏場に避難を強いられた場合は、甘さだけの飴よりも塩分を含む塩飴がおすすめです。
唾液分泌により感染症予防にも
飴をなめると、唾液が分泌されますよね。唾液は口内での細菌の動きを抑制するので、感染症予防にもつながります。唾液はコロナやインフルエンザなどだけでなく、歯周病や誤嚥性肺炎などのリスク低減にも有効だといわれていますので、塩分・糖分過多に注意しながらほどよい量の塩飴を口にいれるとよいでしょう。
お気に入りの塩飴を見つけて幅広く活用しよう
塩飴は熱中症予防をはじめ、さまざまな効果が期待できるものです。飴タイプもタブレットタイプも気軽に口に入れられますが、塩分や糖分の過剰摂取には注意しましょう。かさばらず持ち歩きやすい塩飴は、災害時用の備蓄にもおすすめです。お気に入りの塩飴とお水をセットにして、常にバッグに入れておくのもよいかもしれません。
編集後記
「あまじょっぱい」で思い出したのですが、先日、長男がカフェでコーヒーゼリーを注文したところ、キャラメルソースと一緒に小皿載った塩が出てきました。「なんで塩?」と聞かれたので「あまじょっぱいがええんじゃ」と教えてほんの少しだけ塩をかけたところ、「自分の口には合わない」と…。
息子は年の割にグルメなのですが、「あまじょっぱい」の魅力がわからないあたり「まだまだ青いのう」と思う出来事でした。