正しい紫外線対策のための日焼け止めの選び方のポイント

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紫外線対策には日焼け止めが欠かせませんが、種類が多すぎてどれを選べばよいか分からない、という方は少なくありません。また、SPFやPAといった表示も「数字が大きいほど強い」といったイメージはあっても、具体的に何を表しているのかきちんと理解されていないこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、日焼け止めを選ぶ際のポイントをまとめました!日焼け止めの種類やSPF・PAの意味についても解説していますので、自分に合った日焼け止めを探す際に、ぜひ参考にしてください。

目次

日焼け止めの必要性と紫外線の影響

日焼け止めというと夏に塗るイメージが強いですが、1年中塗るのが正しい対策です。また、屋外でのみ使用する方も多いかもしれませんが、屋内にいても紫外線は当たるので、出かけない日も日焼け止めだけは塗ることをおすすめします。

紫外線が肌に与える影響には、どういったものがあるのでしょうか。

紫外線は季節を問わず対策が必要

夏は気温が高く日差しも強いので、紫外線対策が必要なのはわかるでしょう。確かに、年間の紫外線量を見てみると最も多いのは7月です。しかし、その他の月も紫外線は常に降り注いでおり、特に5月は8月と同じくらいの紫外線量になるため、しっかりと対策をする必要があります。

7月、8月、5月に続いて紫外線量が多いのは意外にも梅雨で曇天の多い6月。また、4月や9月も紫外線は多くなります。年間で最も紫外線量が少ないのは12月、1月も少なめですが、ゼロではないので1年を通して紫外線対策を行っていきましょう。

紫外線が肌に与える影響

紫外線は肌によくない、と聞きますが、具体的にどのような影響があるのでしょうか。直接的なのは日焼けですが、日焼けで皮膚の水分が奪われるとしわや乾燥につながりますし、紫外線により生成されたメラニンは、ほくろやしみの原因になります。

さらに紫外線は、白内障や皮膚がん、免疫機能の低下など、深刻な症状の原因にもなるため危険です。紫外線は皮膚の表面から真皮や体内にもこうした影響を及ぼすので、日焼け止めやその他の対策グッズでしっかりと守る必要があります。

紫外線から身を守る、日焼け止めの種類

「日焼け対策には日焼け止めを」というのは多くの方の常識かと思います。しかし、日焼け止めといっても種類はさまざまで、どれを選べばよいか悩んでしまうという方もいるでしょう。

日焼け止めの種類は大きく7つです。特徴を見てみましょう。

スプレータイプ

その名の通り、シューっとかけるスプレーの日焼け止めです。手を汚さずに全身に日焼け止めを吹きつけられます。日焼け止めというとベタベタしたイメージもありますが、スプレータイプはサラサラで、日焼け止め特有の感触がいや、という方にも使いやすいでしょう。

スポーツやレジャーなど、外にいるときにも簡単に塗り直しができますが、ムラになりやすい、周囲に飛び散るため配慮が必要というデメリットもあります。

ジェルタイプ

ジェル状のさらさらとした日焼け止めです。透明で伸びがよく、スプレータイプ同様気持ちよく使えます。日焼け止めでベタベタしたり白くなったりするのがいやだ、という方におすすめです。

しかし、ジェルタイプの日焼け止めは、敏感肌の刺激になる商品が多い傾向です。これは紫外線吸収剤の影響ですので、肌が弱いという方は紫外線吸収剤が配合されているか確認する、パッチテストをするなどしてから使用しましょう。

パウダータイプ

粉状の日焼け止めで、メイクのあとにつけるものです。メイク時はもちろん、メイク直しの際に顔の日焼け止めを塗り直すなど、幅広いシーンで使用できます。パウダータイプは他のタイプと比べて落ちやすいので、こまめな塗り直しが必要です。また、体への使用にはあまり向かないといえます。

クリームタイプ

潤いをキープし、汗にも強いのがクリームタイプです。しっとりとした塗り心地ですので、日焼け止めが苦手な方も使いやすいといえます。化粧下地として使用する方が多い傾向です。

汗に強いのはメリットであり、デメリットでもあります。落ちにくいので肌に残りやすく、肌トラブルの原因になりかねません。使用後はクレンジングなどでしっかりと落とすようにしましょう。

乳液タイプ

敏感肌の方におすすめしたいのが、乳液タイプです。化粧下地としても使用可能で、伸びがよいので全身にも使えます。使用感がよく、落とすのも簡単、肌にも優しいので、もっともおすすめのタイプだともいえるでしょう。

ローションタイプ

化粧水のような液状の日焼け止めは、日焼け止めを塗る習慣がない、塗るのを嫌がる男性やお子さまにおすすめのタイプです。ただしSPFやPAの低いもの、落ちやすいものが多いので、スポーツのときなどには向いていません。

日常生活のなかで「少しでもいいから紫外線対策をしたい」という方には向いているでしょう。

スティックタイプ

リップクリームのようなスティック状の日焼け止めは、直接肌に日焼け止めを塗り込むことができ、密着しやすいのが特徴です。小鼻や唇、耳、目の周りなど細かい部分に塗るのに最適で、塗り直しも簡単にできます。

広範囲への使用はできませんが、太めのスティックタイプはマリンスポーツをする際にもおすすめです。

「SPF」と「PA」の意味と重要性

日焼け止めを見てみると、「SPF」「PA」といった表示が必ずされています。これらがどういった意味なのか、よくわからないという方もいますので、今一度意味を確認しましょう。

SPFとは

SPFは「Sun Protection Factor」の略です。紫外線には「UV-A」と「UV-B」の2種類があり、「UV-A」は肌の奥まで届くもの、「UV-B」は肌の表面に影響を及ぼすものを指します。

SPFはUV−Bに対する防止効果を示しており、2~50が一般的です。50以上のものは「50+」といわれ、数字が大きいほど効果が高いといえます。数値は日焼け止めを塗らない場合と比較して、何倍の紫外線を当てると肌が少し赤くなるのかを意味しています。

PAとは

PAは「Protection Grade of UVA」の略です。SPFは「UV-B」に対する効果を意味していますが、PAは「UV-A」に対する防止効果を示しています。PAの種類は4つで、「PA+」から「PA++++」まで。「+」の数が多いほど、防止力が高いといえます。

日焼け止めの選び方のポイント

種類やSPF・PAの大きさなどに注目することはもちろん、日焼け止めを選ぶ際には次のポイントを押さえると最適なものをチョイスできます。

使用するシーンに合わせて選ぶ

日焼け止めをいつ使うか、どういった場面で使うかによって、選ぶものは変わってきます。たとえば通勤・通学、買い物など日常生活における日焼け対策なら「SPF20・PA++」程度あればじゅうぶんです。数値が高い方が安心、と思うかもしれませんが、数値が高いものは肌への負担もかかります。

日常的に数値が高いものを使用していると、別の肌トラブルを引き起こす可能性もあるので、中間程度のものを選びましょう。

スポーツやレジャーなどで長時間外にいるときには、「SPF50・PA++++」のように、数値が高いものがおすすめです。汗をかいて落ちてしまうと数値が高くても意味がないので、ウォータープルーフタイプなどを選ぶのも1つのポイントだといえます。

自身の好みや使いやすさで選ぶ

はじめにご紹介したとおり、日焼け止めにもさまざまな種類があります。使用シーンに合わせて落ちにくいもの、SPFやPAが強いものを選ぶのがベストですが、「ベタベタするのがいや」「白く残るのが気になる」などの理由から、使うのがいやになってしまうという方も少なくありません。

やや効果は劣るものの、好みの種類を使うというのも1つの方法です。日焼け止めは効果が高いものを使うことよりも、毎日使う方が大切なので、塗りやすい、使いやすいものを選びましょう。

使用する部位に応じて選ぶ

顔や体など、使用する部位によって使い分けるのも、ポイントでしょう。たとえば顔にはトーンアップなど日焼け止め以外の効果があるもの、化粧下地に日焼け止め成分が含まれているものを使うのがおすすめです。

体は塗る部分が多いので、伸びがよいタイプのものを選ぶと、毎日塗るのに不便さを感じません。肌が敏感な方やお子さまは刺激が強いものだと別のトラブルを引き起こす可能性があります。無添加処方のものやノンケミカル処方のものなら、安心して使用できるでしょう。

美容成分や保湿力などの要素で選ぶ

少し前までは日焼け止めというと白くなる、ベタベタするものが多い印象でしたが、最近は美容成分が含まれている、保湿力が優れているなど肌に嬉しい効果が多い商品も登場しています。

クリームタイプの日焼け止めは、特にこうした肌への効果が高いものが多いので、パッケージなどをチェックしてみてください。

最適な日焼け止めで、紫外線対策を

日焼け止めにはさまざまな種類、効果のものがあります。使用シーンや自分の肌質、求める効果などさまざまな観点から、最適な商品を選びましょう。

紫外線対策は、毎日続けることが大切です。朝のスキンケア後には日焼け止め、という習慣がつけられる日焼け止めを見つけてみてください。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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