日焼けが痛い場合の正しいケア方法と予防法は?

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海や川、プール、キャンプなどさまざまなアウトドアレジャーで盛り上がる夏!しかし対策をしないで強い紫外線を浴び続けていると、気になるのが日焼けです。日焼けはただ肌が赤くなったり黒くなったりするだけ、という方もいるでしょうが、ひどい場合はヒリヒリと痛む、水ぶくれになってしまうなど深刻な症状にもなりかねません。

今回は、日焼けが痛い場合のケア方法を解説します。日焼けをしないため、紫外線の影響を最小限に抑えるための対策も紹介していますので、日差しの強い場所へ出かける際などの参考になれば幸いです。

目次

軽視できない日焼けの影響!

日焼けを甘く見ている方も少なくありませんが、紫外線が真皮へ侵入することを防ぐために起こる現象です。軽度の日焼けは皮膚の表面が赤くなる、黒くなる程度ですが、軽い火傷と同じだと捉えましょう。

ちなみに、強い紫外線を浴び続けたり、皮膚が弱かったりすると本当にやけどのような症状を引き起こす場合もあるため注意が必要です。

日焼けでよくある症状

日焼け、というとまず思い浮かべるのが肌が黒くなることでしょう。また、皮膚が赤くなる、ヒリヒリと痛むというのも、軽度の日焼けの症状の1つです。重度の日焼けになると、皮膚が腫れる、水疱ができるなど、皮膚の状態がより悪くなります。また、発熱や悪寒、脱力など熱中症のような症状も併発するため危険です。

日焼けは紫外線を浴びてから1時間ほどで症状が現れ始めます。ピークは日焼けが始まってから12~24時間後。3日ほどすると徐々に症状が治まるケースが多い傾向です。人によりますが、日焼けをした箇所は時間が経つにつれ皮膚の色が変わったり皮がむけたりかゆくなったりもします。

皮がむけた部分は日焼けをしやすくなりますし、感染が起こりやすいのも特徴です。また、皮膚の色がなかなか元に戻らない、ほくろができるなど、見た目にも影響が出るため、日常的な日焼け対策が重要であることがわかります。

すぐにケアをしないとどうなる?

日焼けの症状は1時間ほどで現れ始める方もいますが、なかには数時間は平気、という方もいます。「特に変わりはないし大丈夫だろう」「この程度なら放っておけばよいだろう」などと思っていると、症状が悪化するため、早めのケアが必要です。

日焼け後のケアを怠ると色素沈着が進行し、肌の色がなかなかもとに戻らず、そこにさらに日焼けをして・・・と悪循環になってしまうため、紫外線を多く浴びたと思ったらすぐに対処をしましょう。

焼けが痛い場合の適切なケア方法

日焼けをした部分が痛くなくても、赤みがかったりしていたらケアは必須です。痛みがある場合には、特に迅速かつ丁寧なケアを心がけましょう。日焼けにおすすめのケアは、次の通りです。

大切なのは「冷却」と「保湿」

前述の通り、日焼けは「軽度のやけど」ですので、冷却は必須です。日焼けをした場所を冷やす際は、濡らしたタオルや氷水を入れた袋などを使います。保冷剤を直接当てると冷たすぎる、皮膚に張り付いてしまうなどして痛いので、タオルにくるむとよいでしょう。

肌がほてっている感じがなくなったら、化粧水や乳液、クリームなどでしっかりと保湿をします。日常的に使用しているスキンケア用品でも問題ありませんが、日焼け後の肌は敏感な状態です。日焼けをしたときは普通肌の方も、敏感肌用の刺激の弱いケア用品を使用すると、しみたり痛かったりということも少なく済みます。

頭皮・髪を日焼けした場合のケア

日焼けのケアで全身に共通するのは「冷却」と「保湿」ですが、パーツごとのケアはどのようにしたらよいのでしょうか。頭皮や髪を日焼けすると、頭皮が痛くなる、皮がむける、髪がパサパサするなどの状態になります。

頭部を日焼けした際は、ゴシゴシ洗わず、指の腹でマッサージをするように優しく洗いましょう。また、髪のパサつきにはトリートメントが有効です。皮膚同様、髪に栄養を与えて保湿をし、パサつきを解消しましょう。

顔を日焼けした場合のケア

顔の皮膚は体のなかで特に薄くてデリケートです。日焼けをしやすい箇所でもあるので、丁寧なケアが求められます。顔を日焼けした場合は、とにかく刺激を与えず、保湿をしっかりとすることが重要です。

洗顔の際は泡を多めに作り、泡で顔を包み込むように洗います。洗い流す際もシャワーを直接当てたりせず、おけなどに溜めたぬるま湯で優しく流しましょう。日常的に使用している洗顔、スキンケア用品は日焼け後には刺激になりかねません。肌に優しいものを使用することで、日焼けによるダメージからの回復も早くなります。

体を日焼けした場合のケア

背中や腕、足などを日焼けした場合は、冷やす範囲も広くなります。タオルなどを使うと時間がかかるので、冷たいシャワーを浴びるのがおすすめです。よく冷やしたら、ボディミルクなどで保湿をします。

保湿はこまめに行うようにし、乾燥を防ぎましょう。

水分補給や食事、睡眠も重要!

日焼けをすると肌のケアのことばかり考えてしまいますが、内側からのケアも大切です。水分補給や食事、睡眠にも気を遣うと、より回復が早くなります。日焼けをしたときは肌だけでなく体全体の水分が失われているので、こまめに水分補給をしましょう。

また、タンパク質やビタミンC・Eなどを積極的に摂取し、栄養を補給することも忘れてはいけません。さらに、日焼けや日差しによる体力の消耗には睡眠も重要です。いつもより長めの睡眠を心がけると、体力の回復にも効果が期待できます。

ひどい日焼けはすぐに病院へ

「日焼けくらいで」と思って我慢すると症状が悪化してしまう、治りが悪いということにもなりかねません。皮膚の痛みがひどい、ただれたり水ぶくれになったりしている場合には、病院へ行きましょう。皮膚科を受診すれば、薬などを処方してもらえます。

痛い日焼けを予防する方法は?

日焼けをしてしまったあとには、適切なケアが必要です。しかし、そもそも日焼けをしない、できるだけ軽い日焼けに抑えることができればよいですよね。痛い日焼け、ひどい日焼けにならないための予防法には、次のようなものがあります。

日焼け止めは正しく塗る

日焼け止めは紫外線から皮膚を守ってくれる役割がありますが、ただ塗ればよいというわけではありません。こまめに塗り直す、ムラなく塗るなど正しく塗って対策をしましょう。

日焼け対策グッズの活用

日焼け止め以外にも、帽子やサングラス、アームカバー、日傘など日焼け対策のグッズは多くあります。こうしたアイテムも使い、できるだけ直射日光を浴びないようにするのも1つの方法です。

紫外線は10~15時頃が最も強いといわれています。日焼け対策グッズを活用することはもちろん、用事のないときはできるだけこの時間帯に日光の当たる場所に出ないことも心がけましょう。

内側からのケアの重要性と具体的な方法

日焼け後にも重要な食事ですが、日々の食生活を気遣うことで日焼け対策にもなります。紫外線のダメージにはビタミンA・C・Eが有効です。抗酸化作用をもつこれらの栄養を積極的に摂ることで、紫外線に強い体を作りましょう。ビタミンA・C・Eを含む食べ物でおすすめなのは、次のものです。

ビタミンA:にんじん・レバー・パセリなど
 ※皮膚や粘膜を保護し、肌に潤いを与える
ビタミンC:レモン・いちご・小松菜など
 ※メラニン生成を抑制し、そばかすやシミを防ぐ
ビタミンE:アーモンド・たらこ・卵など
 ※肌の新陳代謝や血行を促進し、肌の老化を防ぐ

誤ったケアによる肌トラブルの予防

日焼け前後の予防やケアの方法はさまざまですが、なかには日焼けを悪化させてしまうものもあるので注意が必要です。日焼け後によいと思われがちなものの、実は間違っているケアには次のようなものがあります。

マッサージやパッティング

化粧水や乳液を塗るときに肌のマッサージやたたき込むように塗るパッティングをする方も少なくありませんが、日焼けのときにこうしたケアをすると逆効果になります。ダメージを受けた肌に刺激を与えると負担になるので、肌に水分を押し込むようにハンドプレスで優しく塗りましょう。

マッサージやパッティングそのものが悪い、というわけではないので肌の赤みや痛みが治まってから行うようにしてください。

シートパックの使用

シートパックはひんやりとして気持ちがよく、美容成分も多く入っているので日焼け後の肌によいと思われがちです。しかし、日焼け後には刺激になることもあるので、使用はおすすめできません。

クールダウンと保湿は、シートパック以外の方法で行い、肌のバリア機能を正常に戻すことを優先しましょう。

正しい対策やケアで日焼けから肌を守ろう

日焼けは対策やケアをしっかりと行うことで、赤みや痛みを最小限に抑えられます。深刻な肌トラブルを引き起こさないよう、日頃から日焼け対策を怠らないようにしましょう。

色素が沈着すると肌が黒くなってなかなか戻らない、ほくろが増えるといったトラブルにもつながります。歳を重ねても美しい肌を保てるよう、しっかりとケアをしてくださいね。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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