防犯ブザーの使い方は?選び方のポイントも解説!

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子どもから大人まで、多くの人が携帯するようになってきた防犯ブザーは、さまざまな場面で活用されます。最近はデザインや機能性なども豊富ですので、ベストな防犯ブザーを選ぶためのポイントを知っておきたいところです。

今回は、防犯ブザーの使い方や選び方のポイントをご紹介します。防犯ブザーの必要性や使い道も把握し、まだ持っていない方はぜひ購入を検討してみてください。

目次

防犯ブザーは大音量で危機を伝える通勤・通学の必須アイテム

防犯ブザーはボタンを押したり紐を引いたりすることで、大音量で周囲に自身の危険を伝えることができるアイテムです。防犯ブザーは幅広いシーンで役立ち、以前は子どもが持ち歩くのが主流でしたが、近年は成人女性の防犯アイテムとしても活用されています。

防犯ブザーはどんなときに役立つ?

防犯ブザーは簡単な操作で広範囲に伝わる大音量が出るので、不審者に遭遇した場合に鳴らすと有効です。防犯ブザーの音に驚き、不審者が逃げて行ったという事例も少なくありません。

危険を感じ、助けを求める必要があるシーンでは、大声を出さなければと思っても恐怖から声が出なくなってしまうこともあるでしょう。そんなときにも防犯ブザーは声の代わりを果たし、周囲に危険を知らせてくれます。

また、犯罪者に口をふさがれるなどして声を出したくても出せない状況に陥った場合にも、防犯ブザーがあれば自身の危険を伝えることができるでしょう。

防犯ブザーを持ち歩くとよいのは…

防犯ブザーを持ち歩いている世代でもっとも多いのは、小学生です。令和元年の警視庁の調査によると、全国の小学生の3割以上が「日常的な防犯対策」として、防犯ブザーを持ち歩いています。

また、最近は通勤などで夜道を1人で歩く機会の多い成人女性、習い事で帰りが遅くなる女子中高生など、幅広い年代の女性が防犯ブザーを持ち歩くようになってきており、以前よりも防犯ブザーが生活のなかに入り込んでいる傾向です。

女性が多く所持している防犯ブザーですが、もちろん男性も護身のために防犯ブザーを持ち歩くとよいでしょう。

防犯ブザーの使い道

防犯ブザーは大きな音で危険を伝えるアイテムですが、具体的に3つの使い道があります。

犯罪に遭遇したときに役立つ

犯罪に遭遇し身の危険を感じたとき、防犯ブザーがあれば周囲に助けを求めることができます。前述の通り、大声が出せない状況でも、防犯ブザーを持っていれば犯罪に巻き込まれる確率を下げることに貢献してくれるでしょう。

防犯対策になる

防犯ブザーを所持している小学生の多くは、ランドセルにつけて持ち歩いています。目に入る場所に防犯ブザーがあれば、不審者や犯罪者は「助けを呼ばれる可能性が高い」と判断し、近づくことを躊躇するでしょう。

防犯対策は実際に鳴らさなくとも、持っているだけで防犯対策になるアイテムといえます。

災害時にもこんな効果が…

犯罪に巻き込まれる可能性がある場合だけでなく、災害時にも防犯ブザーが役立つことがあります。たとえばがれきの下敷きになってしまった、出口がふさがり閉じ込められて自力での脱出が難しい状況にあるときには、大声で助けを求めなければなりません。

しかし、怪我をしたり体力が奪われた状況では大きな声が出せず、周囲に自分の存在をアピールできない、奥まった場所にいて声を上げても届かないということもあります。そんなとき、防犯ブザーがあれば大きな音で居場所を伝えられ、迅速な救助を受けられるでしょう。

防犯ブザーを選ぶ際のポイント

防犯ブザーの必要性などを知り、これから防犯ブザーを購入したいと思う方は、どういったものがよいか、どこに注目して商品を選べばよいかわからないということもあります。

防犯ブザーを選ぶ際には、次のようなポイントに注目しましょう。

ブザーの音量

まずは、ブザーの音量です。価格やデザインなどが気に入っても、音量が心もとなければ、いざというときに意味がありません。商品情報などを確認し、85デシベル以上の音が出るものを選ぶようにしましょう。

また、ブザーといっても音の種類・音質は商品により異なります。店頭で実際に音を鳴らしてみるというのは難しいですが、サンプル音源があれば確認する、音量や音質に関するクチコミをチェックするなどして、よい音量のものを探してください。

操作方法

操作方法が複雑な防犯ブザーは、子どもが使いこなせない、大人でも緊急時にスムーズに使用できないといった問題が生じやすいです。防犯ブザーは全般的に簡単にブザーを鳴らせるような仕組みになっていますが、機能が多いとすべてを活用できない、誤った操作・設定をしてしまいいざというときに役に立たないといったトラブルが起こることも。

防災グッズは多機能なものが人気であることも多いですが、防犯ブザーに関しては操作方法が簡単、シンプルな機能であることも判断基準として重要です。

防水性

ランドセルやバッグの外側につけて持ち歩いていると、雨の日には水がかかってしまうこともあります。防水機能のない防水ブザーでは、こうしたときに故障してしまい、緊急時にブザー音が鳴らないということも起こりかねません。

防犯ブザーを購入する際は、防水性に優れているかどうかも確認しましょう。

電池の種類

防犯ブザーは電池式のものが多く、特にボタン電池で稼働するものが多い傾向です。なかには単4電池を使用するものもありますので、電池の好みで選ぶのも1つの手段だといえます。どちらでもよい、という場合にはボタン電池のものを購入するのがおすすめです。

理由としては、ローリングストックへの貢献が挙げられます。防犯ブザーを使用しなくても電池は消耗していくので、半年に1回くらいは交換が必要です。単4電池と比べて使用頻度の低いボタン電池は、長期間備蓄していると劣化してしまいます。

防犯ブザーの電池を新しいものにすることで、備蓄電池も使用期限の長いものに交換できることを覚えておきましょう。

機能性

防犯ブザーはシンプルな機能で使いやすいものがおすすめ、と前述しましたが、GPSやライトがついているものは、居場所がわかって保護者の方も安心できる、夜道を照らして安全に帰宅できるといったメリットがあります。

最近は、防犯ブザーを鳴らすと位置情報が登録したメールアドレスに送信される商品もありますが、GPS機能つきの防犯ブザーは価格がやや高めなので、予算に見合っていなければ無理に機能性の高い商品を選ぶ必要がありません。

デザイン性

音量や機能など、実際に使用することを想定して商品を選ぶことはもちろん重要ですが、気に入ったカラーや見た目など、防犯ブザーのデザインにも注目するとよりよい商品を選ぶことができます。

最近は成人女性が持ち歩くことを想定した、オシャレなデザインの防犯ブザーも多く販売されていますので、さまざまな商品を比較し、トータルで「これだ」と思うものを選べるとよいですね。

防犯ブザーを使用する際のコツ

防犯ブザーはボタンを押す、紐を引くなどの簡単な操作で大音量を出すことができます。最後に、正しく使うためのコツを見ていきましょう。

使用前に必ず練習をする

防犯ブザーを購入したら、万一のことを想定し、必ず使い方の練習をしましょう。どこを押せば音が出るのかを確認することはもちろん、実際にランドセルなどに装着し、すぐに紐を引けるかどうか試してみてください。

練習をすることで紐を引っ張りやすい位置に装着したり、どれくらいの音量でブザーが鳴るのかを実際に体験したりもできます。尚、ブザーを鳴らす際は大音量が出ることを想定し、迷惑にならない場所で行うようにしましょう。

継続的にブザー音を鳴らす

防犯ブザーは基本的に紐を引いたら鳴り続ける仕組みになっていますが、ボタンタイプのものだと押し続ける必要があることも。すぐに鳴らすのをやめてしまっては周囲に伝わらなかったり、誤作動だと思われて助けてもらえなかったりするので、緊急時には継続的にブザーを鳴らすようにしてください。

ブザーが鳴り続けることで助けを呼べることはもちろん、不審者・犯罪者も大きな音に驚いて逃げていく可能性が高まります。

鳴らしたブザーを投げて逃げる

防犯ブザーを鳴らしたら、可能であればブザーを不審者のほうに投げて逃げましょう。不審者は大きな音が出ているブザーを必死に止めようとするので、そのあいだに安全な場所に逃げる、助けを呼びにいけるのがベストです。

もしランドセルについている場合は、ランドセルも置いて逃げるよう子どもに指導することも忘れないようにしてください。

声が出せるときは出す

防犯ブザーの音だけでもじゅうぶん周囲に危険を伝えることはできますが、声が出せる状況であれば一緒にだすことをおすすめします。「助けて!」と大きな声で叫べば、緊急性がさらに伝わるでしょう。

まとめ

今や防犯ブザーは子どもだけでなく、幅広い年齢の方のための防犯アイテムとして多くの方に使用されています。大音量で周囲に危険を知らせることのできる防犯ブザーは、犯罪に巻き込まれそうになったときはもちろん、災害発生時にも活用できますので、ぜひ1人1つ所持しておきたいところです。

使用方法や使用シーンについても知り、正しく防犯対策をしていきましょう。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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