こどもの迷子防止|おでかけまえにできる3つの対策と便利グッズの紹介

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いつものスーパーや公園そして遠出のおでかけなど、子連れの外出はなにかと大変なものです。

そしてそこには「こどもが迷子になる心配」があるでしょう。

親は「誰かに連れ去られてしまうかも・・・!」と不安で仕方ありませんが、不安に感じるのは迷子になった子どもも同じ

ですが、まだ幼いこどもは目先の興味あるものに夢中となり、ましてや「迷子になったときのこと」など考えられません。

そこで今回は、大人があらかじめやっておきたい迷子対策を、大きく3つのポイントにわけてお伝えします

さらに、迷子防止に役立つ便利グッズもご紹介するので、ぜひ参考にご覧ください。

※どんな対策でも「これで絶対に大丈夫」というものはありませんが、1つの参考としてお読みいただけると幸いです。

目次

子どもが迷子になるのはなぜだろう・・・

はじめに、子どもはどんな状況で迷子になってしまうのか、そしてそれはなぜなのか?について、少しだけ考えてみます。 

子どもが迷子になるシチュエーションとは? 

福岡の地元情報メディア「ファンファン福岡」には、子どもが迷子になってしまった体験談がいくつかよせられています。

このなかからひとつのケースをご紹介しましょう。

それは「テーマパークでアトラクションに乗ったあとの、グッズ売り場」での出来事です。

しかし数分後、娘は飽きてきた様子で「乗り物にのりたい!」と言い始めました。
娘に「分かった」と返事をして、「じゃあこれだけ買おうか」と言いながら夫と私がグッズの方へ目を戻した瞬間、視界の端に走ってお店を出ていく娘の姿が! 2人ですぐに追いかけますが、娘の姿は見当たりません。

ファンファン福岡「<苦い体験>迷子対策はバッチリのはずが?! 広いテーマパークで4歳娘が迷子に」より引用

その後、お子さん(4歳)は無事に発見され事なきを得ています。 

なぜ子どもは迷子になってしまうのでしょう?

子どもは飽きやすく熱中しやすい

年齢や性格にもよりますが、子どもは飽きやすい反面、興味のあることには集中する傾向があります。

先ほどのケースでも、乗り物にのりたいと話したお子さんに親御さんはしっかりと返事をしているのですが、頭のなかは「乗り物」でいっぱいになっていたのかもしれません。

また、たとえばスーパーでの買い物を例にとると、大人は「これだけ買ってすぐ終わる」と思っていても、子どもからすると「たいくつな長い時間」に感じることも。そんなとき、お菓子売り場はとても心惹かれる場所に。

たとえママやパパから「離れちゃダメ!」と言われていても、自分が気になるものを見つけると、それをめがけて一目散・・・。

そして、目的地にたどり着いた瞬間もしくは、たどり着けずに「ママ・パパはどこ・・・」と途方にくれて、親を探し回るのでしょう。

こどもの迷子対策 ➀ こどもの命を守るために大事なことは親子で確認 

では、どうしたら迷子になるのを防げるでしょう。

ここでは親子で確認したい大事な2つのことについてお伝えします。

もしかしたら「子どもに伝えても言うことをきかない」と感じるかもしれません。また、伝えただけでは100%迷子にならないと言いきれるものでもありません。

ですが、こどもを危険から守るために「大事なことは小さいときからくり返し」伝えるのです。

ママ・パパから離れちゃいけない理由

お子さんの性格にもよりますが、あらかじめ迷子になったときに起こりえる危険、つまり「ケガや連れ去りなど、大人から離れると怖い目にあうかもしれないこと」を伝えておくのが大切です。

迷子になって不安なのは親だけでなく子どもも同じなので、大人から離れてはいけない理由はしっかり伝えてあげましょう。

そのうえで「そうなったらママ・パパはとても悲しくなる。だから離れないでね」とつけ加えるとよいですね。

行きたい場所には大人と一緒にいくこと

とは言え、こどもは自分が興味のあることを見つけると、一目散にむかいがちなのはお伝えしたとおりです。

そこで、さらに教えておきたいのが「行きたい場所には大人と一緒に行くこと

こどもはママ・パパとおでかけするのも大好きなので、「~ちゃんが行きたい所には、ママ・パパもいっしょに連れていってね」とお願いするように話しておくのもよいでしょう。

もし、いつも行くスーパーなど、こどもが興味のある場所がわっているなら「○○のところには、ママが△△をカゴにいれたら、いっしょに行こうね」と話す方法もありますね。

なお、大事なことを話すときは「お子さんの目をみて真剣に」がポイントです。

こどもの迷子対策 ➁ 迷子になったときの対策を教える

親がこどもに言い聞かせていたとしても、迷子になる可能性は否めません。

そのため、ある程度の年齢になったら、もし迷子になったらどう行動するか、あらかじめ教えておくことも必要でしょう。

そうしないと、子どもは親を探そうと必死なため、もしかするとお店の外にまで出て行くかもしれません。

そうならないためにも、次のような対策を教えておきましょう。

ここでのポイントも「ふだんからくり返し教えること」。

大声で「ママ!パパ!」と呼ぶ

まだ小さいうちは、まずはこれだけでもしっかり教えてあげるとよいでしょう。

いざという時すんなりとできるよう、普段から遊びをとおして大声で呼ぶ練習をしたり、買い物に行くときのお約束として「もしママ・パパとはなれちゃったらどうする?」と確認する方法などがあります。

困ったときに行く場所を教える

迷子になったこどもは、誰に助けを求めていいのかわからないこともあります。

そのため、困ったときには「お店の洋服を着た人に声をかける」と教えておくことも大切です。

もし店員さんに制服のないお店の場合は、こどもが行きやすく待ち合わせしやすい場所を決めておくとよいでしょう。

親の名前・電話番号を言えるように

ある程度の年齢になったら、こどもには親の名前や電話番号をおしえておくと、保護されたときに連絡がとりやすくなります。

まだ覚えるのがむずかしい場合には、後述する「迷子防止リストバンド」などを身につけるのも良いですね。

こどもの迷子対策 ③ 親がやっておきたい2つ備え  

こどもが迷子になってしまったときに備えて、大人も対策をとっておきましょう。

おでかけまえに子どもの写真をとる

迷子になったとき、お店の人や状況によっては警察からこどもの特徴を聞かれるでしょう。

しかしパニック状態にあると、その日の洋服を思い出せないこともあります。

そうならないためにも、自宅を出るときにはお子さんの写真をとっておくのです。 

また、捜索する際にはこどもの名前を呼ぶより、服装の特徴を言ったほうが見つかりやすいという意見もあります。

外出先の電話番号を把握しておく

こどもが迷子になったとき、親はできるだけその場にいたほうが良いと言われています。それは、子どもが戻ってくる可能性があるため。

しかし、親は子どもが迷子になったことをできるだけ早くお店の人に伝え、店内放送などの対策をとってもらう必要もあるのです。

同行者や周囲の人が捜索してくれればいいですが、そうはできないこともあります。

そのようなときに備えて、お店の電話番号はすぐわかるようにしておくと、その場から電話ができ素早い対応が可能になるでしょう。

ここまで、こどもの迷子対策として、大人がやっておきたいことをお伝えしました。

こどもの迷子防止に役立つ便利グッズ3選

いくら大人が注意していても、こどもは予想外の行動をとることもあります。

そこでここでは、こどもの迷子対策に役立つ3つの便利グッズをご紹介しましょう。

迷子防止リストバンド

出典:Amazon

迷子になったこどもを見つけた人が、親に電話で知らせるための便利グッズが「迷子防止リストバンド」です。

リストバンドに親の電話番号を書いて、あらかじめ子どもの手首に巻いておくだけなので、簡単に対策がとれるでしょう。

商品によっては保護シール付(※楽天市場へのリンク)で電話番号が隠せるものもあります。

※Amazonの「迷子防止リストバンド」はこちらから。

子ども用ハーネス

出典:Amazon

子ども用ハーネスとは「迷子をふせぐためにある紐」です。

子どもが背負うリュックやベストに紐がついていて、大人がその先の紐を持つことで子どもがはぐれないようにします。

しかし「犬のお散歩みたいでちょっと・・・」と抵抗を感じる方もいるでしょう。

その場合は、上の画像のように、こどもと大人それぞれの手首につけるタイプを選ぶのもよいですね。

□関連記事
こどもの安全のために必要なハーネスとは?おすすめのハーネス7選

ココキッズ

出典:ココキッズ|ヒトココ

ココキッズでは親機と子機が電波で通信しあっており、迷子時には子機(子どもがいる場所)との距離・電波強度(※電波が強いと近くにいる)が画面上にあらわれて、捜索に役立ちます。

山岳遭難者の早期発見に有効な「ココヘリ」を展開している「AUTHENTIC JAPAN株式会社」の商品です(月額およそ1,000円でのレンタル)。

捜索に特化している商品なので安心感がありますね。

まとめ|こどもが迷子になったら親が注意したいこと

こどもが迷子になったとき親が注意したい点があります。それは「~ちゃんどこー!」と名前をよんで探すこと。

その場でこどもの名前を知っているのは親だけなので、ほかの人にとってはどの子が迷子かわからず探すのは困難です。

また、こどもを狙う不審者などが、それをもとに「~ちゃん迷子なんだね。ママの所に連れて行ってあげるよ」などと言って連れ去ってしまう可能性もゼロではありません。

お店の人にこどもの特徴を伝えつつ、親も「白いシャツに青いズボンの子はどこー!」のように、洋服の特徴を話すとよいでしょう。

こどもの迷子防止には外出先では手をつないだり、自分の視界にこどもが入るよう意識しておくなど、大人が注意するのは大前提です。しかし、それでも完全に防ぐのはむずかしいのかもしれません。

いざという時は周囲の人にも協力をあおぎ、こどもの命を守っていきましょう。

【参考サイト】
*SNGA FARM|5歳が一番危ない!ママたちの体験談に学ぶ子どもの迷子防止・対策法まとめ~都会のママ友ルール 第13弾~
*CHANT WEB|子供が迷子になったときの正しい対処法とNG行動

(以上)

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

東北出身&在住フリーライター。
広告代理店・NPO・行政で勤務後、在宅ワーカーに転身。
妊娠中に東日本大震災に遭い、津波から避難・仮設住宅で子育てをする。
本サイトでは「命を守るために知っておきたいこと」「日常に潜むリスクへの備え」などについて発信します。
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