クラウドワークスなどのクラウドソーシングは詐欺案件多数?怪しい仕事の見分け方は?

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絶賛夏休みの、ライター永野です!

夏休みといっても、当然大人はいつも通り仕事があるわけで…。とはいえ、我が家は学童や幼稚園の預かり保育を「利用しない」という選択をしたため、稼働時間は通常の半分。ようやく防災新聞の記事執筆に取りかかれるぞ!と思ったら、もう22日でした(涙)。

木曜には登校日、来週には始業式なので、夏休みもラストスパート!ですが、今週はプールに連れて行ったり週末にピアノの発表会があったりなので、バタバタと過ぎていきそうな予感がしています。

しかし、こうした選択ができるのも在宅ワークのおかげ。「お弁当めんど」「送迎だるっ」と思っても、多くの働くママたちはいつものタスクにプラスアルファして、お子さんを預けてお仕事に行かなければいけないわけで…。それはそれで大変なんだろうなぁと、頭の下がる思いです。

長いようで、本当に長い夏休みですが(笑)。それでも息子たちと過ごせる貴重な時間を、満喫しています。

現在は、お客さまと直接契約を結ばせていただくことがほとんどになった私ですが、在宅ワークを始めたばかりの頃は、クラウドソーシングサイト経由でお仕事をいただいていました。当時は「手数料が痛いなぁ」と思う程度でしたが、調べてみるとクラウドソーシングでは詐欺案件も少なくないようです。

今回は、クラウドワークスをはじめとした、さまざまなクラウドソーシングサイトに転がる詐欺案件についてまとめました!詐欺の内容や詐欺案件の見分け方などを解説しますので、これから在宅ワークを始めようと思っている方は、ぜひご一読ください。

目次

初めてでも仕事が見つけやすい!クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングは、不特定多数の人や会社が集まり、個人間で仕事の取引をする場です。「クラウド」は群衆、「ソーシング」は業務委託という意味を持ちます。

2005年頃から始まった比較的新しい形態ですが、働き方の多様化やコロナ禍での在宅ワーク増加などにより、多くの方が活用しています。

クラウドソーシングサイトの特徴

クラウドソーシングサイトは、パソコン1台あればできるお仕事を多く取り扱っており、ネット上で仕事の発注・受注が可能。発注から納品までのやり取りはもちろん、支払いもサイト上で完結するのが特徴です。

サイトを運営する企業は発注者と受注者をつなぎ、報酬から一定の手数料を徴収することで、収益を得ます。仕事の内容は私のようなライティングはもちろん、データ入力やデザイン、コーディングなど幅広く、募集形式もタスクやプロジェクト、コンペなどさまざまです。

クラウドソーシングサイトのメリット

クラウドソーシングを利用するメリットは豊富で、最大の魅力は時間や場所を選ばずに働ける点でしょう。育児や介護、持病などで時給制のお仕事が難しいという方も、自分のペースでお金を稼ぐチャンスが得られます。

人気のクラウドソーシングサイトには多くの案件が集まっているので、納得できる内容や報酬のものを選べるのも、メリットの1つです。「初心者歓迎」という案件は報酬は低いものの、未経験でも挑戦できるので、スキルを身につけながら稼げます。また、ライティングなら構成や執筆、入稿などを行えばよいなど、仕事の内容が限られているので、一般的な職場のようにさまざまな業務をこなす必要がありません。

「得意なことだけで稼ぎたい」「やった分だけお金が欲しい」「スキルに見合った報酬を希望する」という方には、うれしい労働環境だといえるでしょう。

クラウドソーシングサイトのデメリット

魅力の多いクラウドソーシングですが、当然デメリットもあります。クラウドソーシングは受注した仕事に対し報酬が支払われる仕組みなので、次の受注がなければ継続的に報酬が得られません。正社員やアルバイト、パートのように安定的な収入を得るには、時間がかかるといえます。

突然契約が終了する可能性は大いにありますし、なかには作業量に対して報酬が少なすぎると感じる案件もあるでしょう。筆者もはじめは時給換算で300円程度しか報酬がなく、初月は睡眠時間を削って必死に働いたのに30,000円弱。「継続的にたくさん書いて欲しい」といっていただいた翌月に契約を切られたこともありました。

また、クラウドソーシングはチャットツールでの連絡がメインで、電話やZoomなど、音声や顔を見てのやり取りはほとんどありません。文面のみでは人となりがわかりにくいため、コミュニケーションが難しいのも、クラウドソーシングサイトのデメリットだといえます。

さらに、クラウドソーシングサイトを通して仕事をもらうと、システム利用料や振込のための手数料が発生するケースがほとんどです。振込手数料は振込回数を減らすなどして抑えられますが、サイトによって5~20%以上発生するシステム利用料は、どうにもできません。手数料10%の場合、10,000円の案件を完了しても手元に入るのは9,000円。「1,000円ぐらい」と思う方もいるかもしれませんが、蓄積すれば大きな額になりますし、そもそもクラウドソーシングの案件で1,000円稼ぐのがどれだけ大変かと思うと、もったいないと思うのは当然でしょう。

「詐欺」はクラウドワークスに多い!?

クラウドソーシングサイトにはさまざまな種類があり、各サイトに多くの案件が掲載されているため、なかには詐欺のような内容も存在します。「クラウドソーシング 詐欺」で検索すると、上位にはクラウドワークスに関する内容が多く並んでいるので、「クラウドワークスの詐欺が非常に多い」という印象を抱く方もいるのではないでしょうか。

ここからは、なぜクラウドワークスに詐欺が多いといわれるのか、その理由を解説します。

クラウドワークスとは

クラウドワークスは、2011年創業の株式会社クラウドワークスが運営するサイトです。利用企業は72万社以上、依頼実績360万件以上と、非常に信頼できるクラウドソーシングサイトだといえます。国内最大級のクラウドソーシングサイトの1つとして知られており、クラウドソーシングサイトを紹介するさまざまなメディアには、クラウドワークスの名が登場することも多いです。

クラウドワークスは案件数が豊富なので、自身のスキルやレベルに合った仕事を見つけやすいといえます。専業主婦の方からフリーランス、正社員の副業など、幅広く活用されており、初心者だけでなくプロ向けの内容もあるのが特徴です。

クラウドワークスに詐欺が多いといわれる理由

クラウドソーシングの詐欺というと、なぜクラウドワークスばかりが注目されるのでしょうか。最も大きな理由は、豊富な案件にあると考えられます。

前述の通り、クラウドワークスの依頼実績や利用企業は非常に多く、現在も膨大な案件が掲載されています。ほとんどが優良な案件ですが、なかには詐欺、詐欺まがいの内容があるのも事実です。たとえば詐欺案件が紛れ込んでいる確率が0.1%だとしても、分母が多ければ当然詐欺案件の数も増えます。そもそもの案件数が多ければ、詐欺案件が増えるのはある意味当然かもしれません。

とはいえ、クラウドワークスも詐欺案件減少のための対策を実施しており、実際、システム改善により詐欺案件は減少傾向にあります。「クラウドワークスは詐欺だらけ」ということはないので、安心して利用しましょう。

その他のクラウドソーシングサイトは…

クラウドワークス以外のクラウドソーシングサイトにも、詐欺案件がないわけではありません。怪しい案件はどこのサイトにも少なからず存在するため、注意して応募する必要があります。

クラウドソーシングサイトは、発注者・受注者が安心して利用できるよう、各々詐欺対策を実施しているため、「このサイトが特に怪しい!」ということはありません。しかし、利用者や案件が増えるほど、詐欺のような案件は増えやすい傾向なのは事実だといえます。たとえば、クラウドワークスと並ぶ国内最大級のクラウドソーシングサイト・ランサーズも、怪しい発注者がいるという声は少なくないようです。

とはいえランサーズも利用者や実績が多く、優良案件が豊富なことは確かですので、詐欺案件はごくわずかだといえるでしょう。

実際にあった!クラウドワークスでの詐欺内容

クラウドワークスをはじめ、クラウドソーシングサイトで実際に起こった詐欺について具体的に見ていきましょう。よく見られる詐欺は、大きく次の3タイプです。

低単価でのテストライティング

在宅ワークに多いライティング案件は、本採用前にテストライティングを実施することも珍しくありません。しかし、本採用は高単価を提示しているのに、テストライティングは無料、もしくは数百円で行うことを指示されることも。

こうした案件はテストライティングだけをさせて、本採用をしないこともあります。テストライティングで安価に得た記事をメディアに掲載することを繰り返しているようなら、それは詐欺案件だといえます。

しかし、優良な案件でも無料、もしくは低単価でテストライティングを実施することはあります。この場合は、本格的な数千文字のライティングではなく、数百文字程度の「本当のテスト」が多いです。数百円で3,000文字、4,000文字の記事を書かせるのは怪しいと思ってよいでしょう。

商品購入だけさせられて案件終了

スキル不要でできる仕事として人気なのが、検品や商品レビューの案件です。しかし、「料金はのちほどお支払いしますので、まずは商品を購入してください」といい、購入をさせて支払いをしないという詐欺もあります。代理購入をさせて、商品代を支払わないまま連絡が取れなくなる、という被害も報告されているので、一時的にでも出費のある案件には注意しましょう。

商品だけでなく、有料のセミナーや講座への参加を誘導する詐欺もあります。「ライティングのノウハウが身につく」などと謳い、参加をしつこく求められる、教材を購入させられるようなことがあれば要注意です。

マルチ商法などへの勧誘

一見普通のお仕事依頼に見せかけ、異なる仕事を紹介し、最終的にマルチ商法などに勧誘するという悪質な詐欺にも、注意が必要です。外部サイトや公式LINEへの登録を求められる、セミナー参加の誘いがくるなど方法はさまざまですが、募集していた案件と内容が大きく異なる場合には、マルチ商法への勧誘の可能性があるといえます。

筆者の経験上、ライティング案件で外部サイトに登録させられることはありません。チャットワークなどのコミュニケーションツールIDや、データ共有のためのメールアドレスなどを求められることはありますが、信頼できるクライアントは意味不明なサイトへの登録を強要することはないので、不審に思ったら応募や契約を辞退しましょう。

詐欺案件の見分け方や、安全性の高いクラウドソーシングサイトは

クラウドワークスをはじめとしたクラウドソーシングサイトには、詐欺案件が存在する可能性がある、といわれても、初めてクラウドソーシングを利用する方は「どれが詐欺案件なのかわからない」と思われるかもしれません。

ここからは、詐欺案件や怪しいクライアントを見分ける方法、そして安全性の高いクラウドソーシングサイトをご紹介します。

詐欺案件はどう見分ける?

怪しい仕事を依頼してくるクライアントには、次のような特徴があります。

クラウドソーシングサイト詐欺の特徴

・本人確認がされていない
・評価が少ない
・評価が低い
・個人情報を聞きだそうとする
・外部サイトに誘導しようとする
・連絡がなかなか取れない
・質問に答えてくれない
・設定報酬が異常に高い、もしくは低い
・案件の内容が詳しく説明されていない

クラウドワークスをはじめ、さまざまなクラウドソーシングサイトではクライアントの本人確認を実施しています。クラウドワークスは本人確認が任意なので、怪しいクライアントは詐欺まがいの行為が分かってしまったときのリスクを考慮し、本人確認をしないことが多いです。絶対に本人確認をしていないといけない、というわけではありませんが、見分ける目安にするのはよいでしょう。

また、クラウドソーシングサイトでは、発注者・受注者共に評価をつける制度を導入していることも多い傾向です。この評価が少なかったり低かったりするのも、怪しいので注意してください。

ほかにも、上述したような特徴が見られたら、怪しいクライアントの可能性が「ある」と判断してよいでしょう。もし案件自体に問題がなくても、何日も連絡が取れなかったり、質問にきちんと答えてくれないのは、仕事を円滑に進めるためにはマイナスの要素となります。「優良なクライアント」とはいえないので、応募や契約を見直すことをおすすめします。

安心して利用できるクラウドソーシングサイトはある?

ネット経由で仕事をするクラウドソーシングは、できるだけ安全性が高く、安心して利用できるものを選ぶ必要があります。大手クラウドソーシングである「クラウドワークス」や「ランサーズ」は、利用者が多い分、発注者・受注者ともに「怪しい」と判断されるものはあるものの、やはり信頼度が高いサイトだといえます。

ほかにも、「シュフティ」や「ママワークス」「ココナラ」「タイムチケット」などは多くの方が利用しており、評価も高いのでおすすめです。

私自身は、はじめは「シュフティ」をメインに案件に応募し、その後はクライアントと直接業務委託契約ができる「ママワークス」に移行。現在も、「新しい仕事を探したい」と思うと、ママワークスを活用しています。

「シュフティ」は案件自体は非常に豊富、というわけではありません。しかし、サイトが見やすく、初心者でも使いやすかったので、これから在宅ワークを始める方は登録してみてもよいのではないでしょうか。「ママワークス」は直接契約でシステム利用料などがかからないのが魅力ですが、その分募集要項が厳しめだったりと、「ガチガチの初心者」には向かないかもしれません。

「ココナラ」や「タイムチケット」は、自分で時間やスキルに値段をつけ、それを「欲しい」と思った方が発注するスタイルです。私はデザイナーの方を探していた際に「発注側」として利用しただけですが、一般的な副業や在宅ワークで活用するのは若干難しいといえます。特別なスキルを持っている方は、活用すると大きな収入につながると思います。

ちなみに、「クラウドワークス」や「ランサーズ」も登録はしましたが、案件が多すぎて使いこなせませんでした。昨年からライターを始めた友人は、ランサーズを活用しているようです。よい案件も多いようなので、やはり大手クラウドソーシングサイトだなぁと思います。登録は無料ですので、いくつかのサイトに登録してみて、使いやすいものをメインに在宅ワークをしていくのも、よいのではないでしょうか。

クラウドソーシングだけじゃない!SNSでの案件募集にも注意!

クラウドソーシングの詐欺について解説してきましたが、SNSを通した在宅ワーク案件募集にも、怪しいものはあるため注意が必要です。意味不明な短文を作らされて、何度もメールでやり取りする(しかも返信が遅い)、低単価で納品物にリライトばかり要求し、辞退するといったら理屈をこねて報酬を支払わない、「~の仕事に興味はありませんか?」とDMが届き、公式LINEなどに誘導してくるなど、方法はさまざまですが…。

クラウドソーシングサイトを通していない分、リスクはより高いといえます。もちろん、費用をかけずに求人をかけたいという純粋な理由で、SNSによる募集を行っている方もいるでしょう。しかし、クラウドソーシングサイトよりも圧倒的に怪しい案件は多いので、SNSで仕事を探す方は、より慎重に進めてください。

在宅ワークは詐欺に注意!クラウドソーシングサイトも案件も慎重に選ぼう

在宅ワークはメリットも多く、さまざまな案件が掲載されるクラウドソーシングサイトは、初心者の仕事探しにも最適です。しかし、危険を知っていないと詐欺に遭ったり、作業量に見合わない低単価で仕事をする羽目になります。

初心者でも比較的高単価な案件を獲得することはできますし、低単価でもスキルアップにつながったり、報酬に見合った仕事量のものはあります。優良案件で、在宅ワークを充実したものにしてください。

編集後記

先日、友達と話していて、自分がライターを始めた頃の雑学系記事を発掘。見るに堪えない文面で、「古のmixiアカウントにログインしたとき」のような気分になりました。ライター業を始めて先月でちょうど5年。6年目に突入した私ですが、未だに自分のスキルや文章能力を信じられない部分もあります。

しかし、過去を振り返ると「この言い回しはよくない」「なんだこの構成は」と思えるので、確実に成長はしているんだなと感じました。

今後も仕事を続けていくなかで、私が詐欺まがいの案件に引っかかる可能性はあまり高くないでしょう。改めて、現在信頼できる多くのクライアントからお仕事をいただいていることに感謝し、これからも誠実に、そしてさらなる成長を目指しながら、さまざまなメディアに貢献できるライターになりたいと思うのでした。

参考サイト

クラウドワークスの怪しい案件や怪しい仕事の特徴とは?
クラウドワークスに多い詐欺の特徴5選!怪しい案件の見分け方を徹底解説
クラウドソーシングサイトとは どんなことが出来るの?

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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