蓄光テープ・蓄光シールは防災にも便利!使い方や種類を解説

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暗闇で発光する蓄光テープ・蓄光シールは、防災にも役立ちます。避難経路や段差、非常用アイテムの場所を示すなど、いざというときに目印になる蓄光テープ・シールですが、日頃使用する機会が少ない方は「そもそもどこに売っているかわからない」という疑問を抱くこともあるでしょう。

今回は、蓄光テープ・シールの防災への活用方法、おすすめ商品をご紹介します。意外なものが蓄光テープの代用になることもありますので、ぜひ参考にしてご自宅の防災に役立ててください。

目次

蓄光テープ・蓄光シールとは「暗闇で発光するテープ」のこと

蓄光テープは暗いところで光るテープです。蓄光顔料というものを材料に含んでおり、この蓄光顔料が日光や電気の光、ブラックライトなどのエネルギーを吸収し蓄え、徐々に放出することで光を放つ仕組みになっています。

蓄光テープは光を当てれば何度もその光を吸収し、発光を繰り返すことが可能です。繰り返し使うことができる、テープ状になっていて使い勝手がよいことから、舞台での目印やパーティーなどでのデコレーション、工作などさまざまな目的で用いられています。

【注意!】蓄光テープには寿命がある

蓄光テープは新品の状態なら5~8年程度経過しても、もともとの光を保って使用できます。しかし、貼った場所によっては変色や摩耗により、数年で光が認識できなくなることもあります。

後述する階段や床などは、蓄光テープの上を歩くことで発光が弱まる、テープの粘着が弱くなるため、数年に一度は張替が必要なことも覚えておきましょう。

蓄光テープの防災活用方法

蓄光テープは夜間の安全対策などにも日常的に使用されていますが、貼る場所や貼り方を工夫することで、防災に活用することもできます。

地震などの災害時には停電が伴うことも多いです。蓄光テープは、停電時に特に役立つのでおすすめだといえます。

避難経路を示す

蓄光テープを壁や床に貼ると、避難経路を示すことができます。蓄光テープは好きな長さに切り、自由に貼ることができるので、避難経路がわかるよう矢印状に貼る、等間隔で道順を示すなどさまざまな工夫が可能です。

また、ドアノブや電気のスイッチ部分に貼っておけば、災害時はもちろん、夜中にトイレに起きたときなどにもすぐに場所がわかります。

ただし、蓄光テープを貼りすぎてしまうと眩しすぎて生活に支障をきたすことも。こうしたトラブルを防ぐためには、暗がりでどのように見えるかを確認しながら、工夫してテープを貼ることも大切です。

段差をわかりやすくする

停電時には階段などの段差で、転倒・落下する恐れもあるので注意が必要です。蓄光テープを階段の段差部分に貼っておけば、暗がりでも段差が一目でわかるようになります。ある実験によると、階段に蓄光テープが貼ってあるかないかで、避難にかかる時間が3倍にも推移したようです。いかに段差が見えることが重要かがわかりますね。

段差だけでなく、角が出ていて危険な箇所などにも蓄光テープは有効です。危険な場所が暗がりでもわかれば、停電時の怪我を最小限に留めることができるのではないでしょうか。

非常時に必要なものの場所がわかる

せっかく非常時のために懐中電灯やヘルメット、避難用の靴やスリッパなどを用意していても、暗がりでは見つけられないというトラブルも起こりかねません。こういった防災グッズにも蓄光テープを貼っておくことで、どこに置いてあるかをすぐに把握できます。

非常時に持ち出したいアイテムはもちろん、普段から使用しているスマートフォンなどの貴重品にも、蓄光テープを貼っておくと、非常時に大切なものを忘れるリスクが軽減できるでしょう。

蓄光テープ・シールは「特許取得商品」がおすすめ!

蓄光テープが災害時に活躍することはわかりました。しかし、「すぐに実践したい!」と思ってもどこで買えばよいかわからない、どういったテープを選べばよいか悩むという方も少なくありません。

最後に、おすすめの蓄光テープや蓄光テープの相場、代用になるものなどをご紹介します。

【おすすめ】特許取得!高輝度蓄光テープ

防災用に蓄光テープを購入するならば、おすすめは特許も取得している「α-FLASH 高輝度蓄光テープ」です。消防庁や総務省でも使用されており、テレビでも紹介された「α-FLASH 高輝度蓄光テープ」は、放つ光が強く停電時にもしっかりと避難経路や必要な情報を示してくれます。

市販の安価な蓄光テープの発光時間は3時間程度。しかし、この高輝度蓄光テープはなんと、20分光を当てると6~8時間も発光します。

商品詳細の確認・購入はゴムクッション本舗というクッション材専門店から。ぜひチェックしてみてください。

市販の蓄光テープの相場

蓄光テープはホームセンターなどで購入することができます。価格相場は500円から1000円くらいです。テープの幅や長さはもちろん、カラーバリエーションも豊富で、定番の黄緑に光るものはもちろん、水色やオレンジ、ピンクなどさまざまな色があります。

また、ロール状のテープだけでなく、丸や四角、キャラクターのシルエットをかたどったシールなどもありますので、何の目印にするかによって色や形状を使い分けるのもよいのではないでしょうか。

100円ショップでも購入可能

蓄光テープはホームセンターやネットショップだけでなく、100円ショップでも購入することができます。100円ショップの蓄光テープは価格が安いこともあり、一般的な蓄光テープと比較すると発光の持続時間がやや短い傾向です。

ただし、発光具合には大差がないので、試験的に貼ってみたいという方はもちろん、お金をかけずに災害対策をしたい方、自宅があまり広くなく避難にあまり時間がかからないという方には最適でしょう。100円ショップの商品を活用し、リーズナブルに災害対策をするのもよいのではないでしょうか。

蓄光テープの代用になるものは…

蓄光テープだけでなく、輪ゴムやアイロンビーズ、ウォールステッカーなど、お子さまのおもちゃやお部屋の飾りになるもののなかにも、光を放つアイテムはあります。こうしたアイテムを工夫して使用することで、停電時の避難経路や段差を示すことも可能です。

身近なおもちゃを使った災害対策は、お子さまが防災に興味をもつきっかけにもなります。ぜひ家族でどういった活用ができるのか話し合い、防災について考える機会にしてください。

蓄光テープ・蓄光シールで暗闇での避難を安全に

蓄光テープ・蓄光シールにはさまざまな用途がありますが、災害時には

  • 避難経路
  • 段差
  • 非常用アイテムの場所

などを示し、停電時の安全な避難に役立ちます。100円ショップにあるものから特許を取得したものまで、価格や発光時間には大きな差がありますので、目的に合ったものを選びましょう。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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