おうちキャンプに必要なグッズ一覧!親子で楽しく防災を学ぶ機会に

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2020年は新型コロナウイルスの影響で「おうち時間」が増加。自宅で楽しめる「おうちキャンプ」も人気を集めました。

外出をしなくても自宅でお出かけ気分を楽しめるおうちキャンプは、手軽さはもちろん、災害時に役立つアイテムの使い方を確認するよい機会にもなることから、2023年も引き続き人気を集めています。しかし、「必要なものがわからない」「何を用意すればいいか知りたい」という方も少なくありません。

そこで今回は、おうちキャンプで必要なグッズのなかで、災害時にも活躍するものをご紹介します。おうちキャンプの注意点や災害が起こった場合への活かし方も解説しているので、おうちキャンプを楽しみながらもしものときの備えを進めましょう。

目次

「おうちキャンプとは自宅で楽しむアウトドア体験」- おうちキャンプの定義と魅力について解説

おうちキャンプは自宅の庭やベランダ、ガレージ、室内などでピクニックやアウトドアグッズを使っての調理、テントでの宿泊などを体験するものです。新型コロナウイルスの影響で外出を自粛しなければならないなか、「おうちにいながら外出気分を楽しみたい」と、おうちキャンプをする人が急増しました。

おうちキャンプは防災訓練の一環にも

おうちキャンプは自宅での気分転換や楽しみだけでなく、防災訓練にもなります。おうちキャンプグッズのなかにはいざというときに役立つアイテムが多くありますし、電気やガス、水道など普段当たり前のように使っているもののない生活を体験することも可能です。

小さなお子さまがいるご家庭では、おうちキャンプを楽しみながらお子さまと一緒に防災について考える、学ぶ機会にもなるのではないでしょうか。

おうちキャンプの必須グッズ一覧!災害時にも役立つアイテム

おうちキャンプで活躍するグッズは、通常のキャンプ用品と同じです。そのなかから、災害時にも活躍するアイテムを見ていきましょう。

LEDライト

キャンプの際はガスタイプのランタンを用いることもありますが、LEDライトなら火災の心肺もなく安全です。電池式、充電式などの置き型LEDライトを用意しておくと、安全に灯りを確保することができます。

カセットコンロ

カセットコンロとコンロ用のガスボンベがあれば、災害時にガスが使えなくてもさまざまな調理ができます。カセットコンロには屋内用と屋外用・兼用のものがありますが、兼用のものなら安全装置や風防がついており安全です。

ガスボンベはいざというときに備え、数本用意しておきましょう。

手回し式のラジオ

情報収集などに活用できるラジオには電池式のものもありますが、手回し式のラジオなら電池がなくても使うことができます。最近のラジオはスマホなどの充電が可能なもの、防犯ブザーがついているもの、ライトつきのものなどもあるので、欲しい機能が備わったものを選びましょう。

おうちキャンプではテレビから離れ、音声のみのラジオを楽しんだりすると同時に、手回し式のラジオはどれくらいの手回しで何分聴くことができるのかなども実験してみることをおすすめします。

非常用トイレ

災害時に水道や電気が止まると、自宅のトイレが使えないこともあります。防災グッズに非常用トイレを入れている方はいますが、いざというときに使い方がわからない、というケースも少なくありません。

おうちキャンプでは使い方を覚えるためにも、ぜひ非常用トイレを使用してみましょう。

非常食

おうちキャンプでバーベキューなどを楽しむのもよいですが、ぜひ1食は調理不要、または簡単な調理で食べることのできる非常食を試してみてください。缶詰やレトルト食品はおうちキャンプだけでなく、災害時の備蓄にもなるので多めに買っておいてもよいでしょう。

使い捨ての食器など

紙コップや紙皿、プラスチックのスプーンやフォークなど使い捨ての食器は、使用後に洗わず処分できて便利です。また、災害時にはお皿にラップを敷いて使うことで、繰り返し使用することもできます。

防寒具

おうちキャンプでは冷暖房も使わないため、特に冬場はしっかりとした防寒対策が必要です。また、夏場でも地域によっては寒さが厳しいこともあるので、季節に合った防寒具を用意しておくとよいでしょう。

防寒具は上着やブランケットなどはもちろん、保温用できるアルミシートのようなアウトドア向けのものもあります。おうちキャンプを楽しむ際には、防災用も兼ねてぜひ用意してみてください。

おうちキャンプの注意点

おうちキャンプは自宅内で家族や友人と楽しめる娯楽の1つですが、行う際には注意しなければならない点もあります。

火気の扱い

1つは火気の取り扱いです。カセットコンロなどの器具は普段から使い慣れていないと、火災などを引き起こす原因になりかねません。使用方法を守り、安全に扱うようにしましょう。

無理に継続しない

おうちキャンプは普段と違う雰囲気を楽しめますが、冷暖房を使わない、自宅のトイレを使わないことで体調を崩したり便秘になったりすることもあります。おうちキャンプ参加者のなかに体調不良者が出た場合には中断し、無理に継続しないようにしましょう。

集合住宅の場合は規約などを守る

マンションやアパートに住んでいる方がベランダにテントを張ったりバーベキューをしたりする場合は、集合住宅の規約を守った範囲内で行うようにしましょう。また、戸建ての場合も近隣の住宅に迷惑になるような行為は避け、トラブルのないようにすることが大切です。

普段と違う環境でのケガにも注意

おうちキャンプでは電気を使わないこともありますが、ランタンなどは照らせる範囲が限られるため、慣れない暗がりでの生活でケガをすることもあります。特にお子さまはおうちキャンプにはしゃいでしまうこともありますが、落ち着いて行動し、ケガをしないように注意しましょう。

おうちキャンプの防災活用方法

おうちキャンプそのものを楽しむことも大切ですが、せっかくおうちキャンプをするなら、災害時に活かせるような体験をするのもおすすめです。

電気やガスのない生活を体験する

おうちキャンプでは身近に電気やガスなどがありますが、あえて電気、ガスなどを使わない生活をし、災害時にどういった行動をすればよいのかを考えましょう。

最近はスマホやゲームで時間を潰すお子さまも多いですが、そういった機器からも離れ、ボードゲームや工作など、普段あまりしない遊びに挑戦するのもおすすめです。

防災グッズの使い方に慣れる

おうちキャンプはご紹介したような災害時にも役立つキャンプグッズをはじめ、さまざまな防災グッズを試しに使ってみるチャンスでもあります。

簡易トイレやテント、手回しラジオなどは日常的に使うものではありませんが、おうちキャンプの際には使用感を確かめる意味でも積極的に取り入れていきましょう。

非常食がどんなものか食べてみる

防災グッズに入っている非常食は、日常的に口にするものではありません。しかし、おうちキャンプの食事として食べることで、どういった味がするのか、作り方はどうなのかなどがわかります。

また、非常食を消費することで新たなものと入れ替える、ローリングストックを実現することも可能です。

楽しい「おうちキャンプ」で、家族で防災を学ぼう

おうちキャンプは自宅にいながら外出気分を味わえ、子どもから大人まで楽しむことが可能です。キャンプ用具のなかには災害時に役立つアイテムもたくさんありますので、ぜひ災害を想定していろいろなグッズを試してみてください。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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