ホットカーペットで火事になる!?原因や対策を主婦目線でまとめてみた

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ライターの永野です!

2月ももう後半…先週は参観日が小学校と保育園であり、今週は保育園の役員関連の会合、来週も来年度の役員さんとの引継ぎがあったりと、なんだか年度末に近づきバタバタとした日々を送っています。

今月頭には愛知県のジブリパークへ。大倉庫だけの見学でしたが、非常に楽しめました。3か月前からチケットの予約ができるのですが、それでも取れたのが金曜日の14時…。

息子たちは最初「別に行きたくない」などと申しておりましたが、ついたら大喜び。子ども向けの遊び場でははしゃぎにはしゃぎまくりでした。

「かくれすすわたり」がいたり、トトロに出てくるおたまじゃくしのいる水たまりには1匹だけ足の生えたおたまじゃくしがいたりと、細部にまで手が込んでいて、大人も感動!

ネタバレになるとガッカリされる方もいらっしゃると思うので詳しくはお話しませんが…。とりあえず、「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の書斎的なところ(にせの館長室、というらしいです)は、ぜひ裏からも見てください!笑

企画展示の「なりきり名場面展」は大行列で見ることができませんでしたし、映像展示も時間が合わずでしたが、それ以外を見て回っても2時間。息子たちも「また行きたい」というので、今度は朝から行けたらなぁと思っています。

お近くの方はもちろん、長期休暇に愛知県方面へお出かけの方も、ぜひレゴランドやリニア鉄道館などと併せて足を運んでみてください(^^)

ちなみに、今回のテーマは「ホットカーペット」。「ジブリ関係ないんかい」と思われたかもしれませんが、すみません、本当に関係ないです。ジブリの話がしたかっただけです…。

ホットカーペットはゆるやかな温かさで火事とは無縁な感じもしますが、使い方や保管方法を誤ると思わぬ事故につながるため注意する必要があります。この記事では、ホットカーペットによる火事の原因や対策、また余談としてホットカーペットと電気代の関係についてもお伝えしていきます。

目次

ホットカーペットで火事が起こるのはなぜ?

ホットカーペットは火を使う暖房器具ではないので、火事と結びつく方はなかなかいないかもしれません。しかし、ホットカーペットも「熱」を起こすものなので、使い方を間違えると火事になる可能性があります。

その根本的な原因となるのは「熱線」です。さらに具体的な原因について、見ていきましょう。

丸めて収納していた

ホットカーペットは冬場を中心に寒い時期のみ使用するもので、夏場は納戸などに収納しているご家庭がほとんどでしょう。このときに、丸めて収納してしまうとホットカーペットのなかの「熱線」が断線したり、熱線が重なったりすることがあります。

熱線とはカーペットのなかに敷かれている線です。ここに電気が通って熱を放出することで、カーペット全体が温まる仕組みになっています。

熱線が切れてしまうと、火事が起こりやすくなるため注意が必要です。また、熱線同士が重なると、重なった部分が高温になりやすく、カーペットが燃えてしまうこともあります。

上に重い家具を置いている

ホットカーペットの上に重い家具を置いていると、家具で圧迫された部分から断線することがあります。前述の通り断線は火事の原因となるので、危険です。

また、使用中はもちろん、使わないときに折りたたんだホットカーペットの上に重いものを置くと、断線の可能性があります。

耐用年数を超えている

ホットカーペットには寿命(耐用年数)があり、これを超えて使用すると経年劣化によって傷んだ熱線が、トラブルを起こすこともあります。ホットカーペットの耐用年数は、多くのメーカーが保証期間として定めている5~6年程度です。

製品によっては、点検が必要な時期を説明書に記載していることもあるので、定期的に耐用年数をチェックすることも忘れてはいけません。

知らないうちに傷がついている

前述の折り畳んでの保管や、大きな家具を置くなどの行為以外にも、知らないうちにホットカーペットの熱線に傷がついたり熱線同士が重なったりすることはあります。たとえば、ペットを飼っている家では、ホットカーペットの表面で爪を研ぐことで熱線が切れたり重なったりすることが。また、ケーブルを噛んでしまうこともあるため危険です。

ホットカーペットの上に強い衝撃でおもちゃなどを落とすのも、繰り返されれば熱線への悪影響につながるでしょう。日常的なふとした動作も、もしかしたらホットカーペットの熱線の傷や断線の原因となっているかもしれません。

重ねて使用している

ホットカーペットを2枚重ねで使う方は少ないかもしれませんが、「もっと暖かくしたい」という気持ちから重ねて使おうと思うことがあるかもしれません。しかし、ホットカーペットは2枚重ねて使うことを想定して作られていないので、重ねればその分熱くなり、火事が起こりやすくなるといえます。

電源の入れっぱなし

どのホットカーペットでも、つけっぱなしで火事になるというわけではありません。前述のように熱線に何らかの問題があると、長時間のつけっぱなしで火事のリスクは高まります。熱線はカーペットのなかに貼られていて様子が見えないので、「絶対に傷がついていない」「重なっていない」とは言い切れません。

また、電源の入れっぱなしは「電気代」など、別の部分に影響を及ぼす可能性があるため、長時間のつけっぱなしもできるだけ避けたほうがよいでしょう。

ホットカーペットで火事が起こらないようにするには

ホットカーペットで火事が起こる可能性は高くはありません。より安全に使用して火災のリスクを下げるには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

安全に使用する方法を厳守する

まずは、安全に使用するための方法を守りましょう。使用方法や使用時の注意点は、購入時の説明書に記載されています。説明書の通りに使っていれば、ホットカーペットが原因の火事が起こることはめったにないでしょう。

買い替えの時期を守る

前述の通り、ホットカーペットには耐用年数があるので、ある程度使用したら買い替えが必要です。「まだ使えそう」「きれいだから」と思うかもしれませんが、買い替えの時期が来たら新しいものにすることをおすすめします。

もし同じホットカーペットを使い続けたいならば、業者による点検で、安全に使用できることを確認してもらってください。ただし、最近は安価で性能もよいホットカーペットが増えているので、点検や修理にお金をかけるよりも安く、新しいホットカーペットが買えることもあるといえます。

クッションなどを置かない

クッションやぬいぐるみ、赤ちゃんのお昼寝布団など、狭い範囲に熱がこもりやすいものを置くと、その部分だけ高温になり、熱線に影響することがあります。少しのあいだなら問題ないかもしれませんが、置きっぱなし、敷きっぱなしは危険です。

置きっぱなしにしてしまう心配がある場合は、ホットカーペット周辺からクッション類を撤去すると安心でしょう。

正しく収納する

収納方法が間違っていると、熱線が傷つくことがあります。収納方法は説明書に書いてあるので、正しい方法で収納することも大切です。

ホットカーペットをメインで使用する時期は、恐らく12~2月くらい、寒い地域でも11月~3月、4月くらいまでだと思います。ということは、使用時期よりも保管時期のほうが長いので、収納方法がホットカーペットにとってどれだけ重要かがわかるでしょう。

ペットがいる家では傷対策を

ペットによる影響が心配で、ホットカーペットを使用しないという選択をする方もいます。もちろん、安全確保のためにはそういった決断も必要でしょうし、ほかの寒さ対策があれば問題ないでしょう。

しかし、ペットがいてもホットカーペットを使いたい場合は、「カーペットカバー」やケーブル用の噛みつき防止アイテムを使うのもおすすめです。安全に使用するための対策をして、ペットも人も快適に過ごせるとよいのではないでしょうか。

【余談】ホットカーペットのつけっぱなしは電気代にも影響?

ホットカーペットによる火事に、長時間のつけっぱなしはあまり影響しないというお話をしましたが、長時間つけっぱなしにするともちろんその分電気代もかかります。火事とは少し離れますが、ホットカーペットの電気代が、つけっぱなしにするとどれくらいかかるのかを、最後にお伝えします。

ホットカーペットとその他の暖房器具、1時間あたりの電気代

ホットカーペットの電気代は、ホットカーペットの大きさやご家庭の電気プランなどによって異なりますが、目安としては2畳用で1時間8円、3畳用で1時間12円くらいです。

以前にエアコンの節電に関する記事でも触れましたが、エアコンの1時間あたりの電気代は18.9円なので、あまり高くないことがわかります。また、電気ストーブは1時間9~27円程度と、ホットカーペットと同じくらいか、少し高いくらいです。

最も安いのはこたつで、1時間あたりの電気代はおよそ2~5円。暖房器具によって電気代は大きく変わってくるので、ホットカーペット以外の暖房器具もうまく組み合わせながら使うと節電になるでしょう。

つけっぱなしにすると…

ホットカーペットの1時間あたりの電気代はそこまで高くありませんが、つけっぱなしにすればその分電気代はかさみます。8時間つけっぱなしなら64~96円程度、24時間つけっぱなしにすると192~288円ほどです。

これを1ヵ月続けると、8時間の場合は約2000~2900円、24時間つけっぱなしだと約5,700~8,600円にもなります。まさに「ちりも積もれば」で、ちょっとした積み重ねが電気代を圧迫することになるので、電気代があまり高くないとはいえ、「必要な時だけ使う」ことを意識することも忘れてはいけません。

ホットカーペットをつけっぱなしにしないためには

ホットカーペットは、熱線の入ったカーペットの上に、柔らかいカーペットを重ねて使います。よって、電源部分が見にくく、ついつい消すのを忘れてしまうということもあるかもしれません。

つけっぱなしは電気代が高くなったり、ホットカーペットの劣化を早めたりするので、避けたいところです。1人ひとりが意識してこまめに消すことはもちろんですが、「自動電源オフ機能」のついたホットカーペットを選ぶと、長時間のつけっぱなしを防げます。

最近のホットカーペットは、6時間くらいつけっぱなしにしていると自動で電源が切れるような機能を搭載しているものも多いので、もし消し忘れても10時間、20時間とつけっぱなしになることはありません。

節電は自宅の電気代節約はもちろん、環境にもよい影響を与えてくれます。便利な機能も活用しながら、節電に努めましょう。

安全に使用してホットカーペットによる火事を防ごう

ホットカーペットは暖房器具のなかでも火災の危険性が低いアイテムだといえます。しかし、使い方や収納方法を間違えると火事になることもあるので、注意が必要です。ホットカーペットを購入したら説明書をよく読むこと、ペットがいるご家庭などではしっかりと対策することなどを忘れず、安全に使用しましょう。

編集後記

東京で住んでいたマンションにはなんと床暖房があったので、ホットカーペットを使用するようになったのは、Uターンで地元に帰ってきてからです。5年前の秋に引っ越してきて、すぐに激寒の冬に突入したので購入した記憶…。ということは、今年で5年、来年使ったらそろそろ買い替えかなぁと記事を書きながら思いました。

保管方法についても見直して見たのですが、このあたりの管理は夫がやっていて、実は我が家、リビングで使っていないあいだのホットカーペットは私の仕事部屋の床に敷いていました…

「だらしないなぁ」と思われるかもしれませんが、収納が少ないので、変に折りたたんだり丸めたりせずにまっすぐの状態を保っていたのは逆によかったのでは?とも…。笑

とはいえこれが正解なのかも定かではないので、今一度ホットカーペットの保管方法について調べて実践していきたいと思います。

参考サイト

ホットカーペットで火事の原因は?つけっぱなしや消し忘れても大丈夫?
ホットカーペットのつけっぱなしは火事になる?注意点や電気代は?
ホットカーペットで火事は起こる?つけっぱなしや消し忘れに気をつけよう

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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