自転車のヘルメットの選び方解説!着用義務化の新ルールも確認しよう

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ライターの永野です!

誰しも得意・不得意はあるもので、現在小2の長男は、ピアノや勉強は割と得意ですが、運動はどちらかというと普通、もしくはやや苦手です。自転車は未だに補助輪なしで乗れません(というか玄関先でオブジェと化しています)。定期的に練習する時期もありましたが、「乗れるようになっても自転車でそこらじゅう飛び回られたら困る」という気持ちもあり、「乗れなくても不便ではないからなぁ」と、親子で練習を諦めました(笑)。

そんな自転車に欠かせないのがヘルメット。ヘルメットの着用は「努力義務」もあるので、子どもはもちろん、大人も最適なものを選んで事故リスク軽減に努めたいところです。

今回は、自転車のヘルメットの選び方のポイントを、お伝えします!

目次

道路交通法一部改正!自転車のヘルメット着用は「努力義務」に

これまで、自転車のヘルメットは「安全のためにかぶってくださいよ~」という呼びかけは積極的にあったものの、特に着用の義務はありませんでした。筆者が小学生の頃はほとんどの子どもがかぶっていたイメージですが、中高生、大人がかぶっていた記憶はありません。

しかし、道路交通法の一部改正により、自転車のヘルメットも義務化される予定です。どういった法改正が行われるのかを、解説します。

改正内容

改正されるのは「道路交通法第63条の11」です。これは令和4年4月27日に公布されたもので、令和5年4月1日より施行されます。

改正により、すべての自転車利用者に自転車乗車用ヘルメットの着用努力義務が課されるとのこと。「着用努力義務」というのは、自転車を運転する人がヘルメットをかぶる努力をすること、加えて同乗者にもヘルメットをかぶらせるよう努めるということを意味します。

改正前と改正後の変更点

改正前と改正後で、具体的にどのように内容が変更されたのでしょうか。

改正前は「児童又は幼児を保護する責任のある者の遵守事項」のみで、「児童または幼児を保護する責任のある人は、自転車に乗車させるときに自転車乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない」という内容でした。

改正後は「自転車の運転者等の遵守事項」と、自転車に乗る人すべてを対象とした法になり、前述の児童や幼児へのヘルメット着用を努力することはもちろん、自転車の運転者もヘルメットをかぶるよう努めること、また他人を自転車に乗せるときには乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めることが定められます。

「努力義務」は必ずしも着用しなければいけない、ということではありません。つまり、ヘルメットを着用していなくても罰則があるわけではなく、着用の有無は本人次第になります。

とはいえ地域によっては条例で、さらに厳しい決まりができる可能性もありますし、ヘルメットは事故などのリスクから私たちを守ってくれるアイテムです。法改正を機に、大人もヘルメットの着用について、見直す必要があるのではないでしょうか。

自転車のヘルメットで死亡リスクを軽減

すでに一部の自治体では、全年齢、一部の年齢(高齢者)を対象に、着用の努力義務化が実施されています。また、静岡県では2019年より、児童・中学生は通学時のヘルメット着用が義務化されており、ヘルメットの重要性がうかがえるのではないでしょうか。

自転車事故での損傷主部位は、頭部が64%とその他の部位よりも高い確率となっています。自転車事故による死亡者のヘルメット着用状況を見てみると、ヘルメットを着用していない場合、しているときの4倍もの死亡リスクがあるようです。

逆にいえば、ヘルメットを着用すると死亡リスクを4分の1に抑えられるということ。とはいえ、ヘルメットが事故の衝撃で脱げてしまえば意味がありません。ヘルメットをかぶることはもちろん、自分に合ったものを選び、正しく着用することも、重要だということがわかるのではないでしょうか。

自転車のヘルメットの選び方

自転車に乗るときには、ヘルメットの着用に関して努力義務が課せられること、努力義務に関わらず、死亡リスク軽減のためにヘルメットをかぶったほうがよいことがわかりました。

では、もしもの事故の際にもできるだけ軽傷で済むような最適なヘルメットを選ぶには、どういった点に注意すればよいのでしょうか。

頭部にフィットするもの

大きな衝撃でも脱げにくくするためには、頭部にフィットするものを選びましょう。ヘルメットといってもさまざまなタイプがありますし、サイズも幅広くあります。

頭部のサイズを測るときは、額のいちばん出っ張っている部分から、頭部をぐるりと1周してください。ここを測ると、走行中もずれにくいものが選べます。

通気性があるもの

昔はヘルメットというと、真っ白で頭全部を覆うようなタイプが主流でしたが、最近は豊富なデザインや形状のものがあります。通気性があるものを選ぶと、走ったときに空気が通り抜け、頭部が蒸れるのを防げるのでおすすめです。

通勤・通学中にヘルメットを着用する場合は、長い距離を走って汗をかくこともあるでしょうし、子どもも汗をかきやすいので、通気性があるほうが快適に自転車を使用できます。

使用者・使用シーン

子どもか大人か、通勤・通学かロードバイクでの長距離移動かなど、自転車に乗る人、シチュエーションによっても、選ぶヘルメットは変わってきます。主にどういったシーンで使用するのかを考え、最適なものを選ぶことも忘れてはいけません。

デザインで選ぶのも◎

いくらヘルメットが重要だとわかっていても、「ダサい感じがしてつけたくない」と思う方もいるでしょう。もちろん、命に関わる可能性のあることなので、見た目を気にしてはいられませんが、できれば見た目もスタイリッシュだったり納得のいく雰囲気に仕上げたいところです。

ヘルメットを選ぶときにはデザインも重視すると、毎日着用したくなります。「これなら使い続けられそう」だと思うデザインやカラー、形状のものを探すことも、ヘルメット選びには欠かせない要素です。

自転車ヘルメットの種類

自転車のヘルメットを誰が使うか、どういったシーンで使うかで、選ぶ種類は異なります。自転車のヘルメットは大きく5種類あるので、どの種類がベストなのかを知りましょう。

用途に合った種類のなかで、好みのものを探すと、安全性もデザイン性もベストなものを選べます。

大人用

大人が自転車に乗るときの一般的なヘルメットです。ロードバイクやクロスバイク用ではない大人用も、通気性やデザイン性に優れ、軽量なものが多くあります。ブランドやメーカーによって形やデザインが異なるので、幅広い種類のなかから最適なものを見つけられるでしょう。

子ども用

子ども用には、チャイルドシートに乗るような幼児がかぶるもの、1人で自転車に乗れる児童がかぶるものの大きく2種類あります。どちらも子どもの年齢や身長などに合わせたサイズが用意されていることはもちろん、キャラクターや派手な柄など、子どもが好みそうなデザインのものが多いのが特徴です。

TT・トライアスロン/エアロヘルメット

時間を競うような自転車競技向けに作られたヘルメットです。一般的な大人用のヘルメットよりも空気抵抗が少なく、より高速で走ることができます。通勤・通学などで使う方はあまり見かけませんが、趣味でトライアスロンなどをする方はこうしたヘルメットで空気抵抗を減らすと、よりよいタイムを出すことができるでしょう。

エクストリーム用

ダウンヒルやフリーライドといった、過激な競技向けのヘルメットです。装備品により、高い安全性を確保してくれます。こちらもエアロヘルメットと同様、一般的な自転車の使用の際には、あまり選ばれないでしょう。

カジュアル

ロードバイクなどは一般的な使用でも、スピードが出やすくなります。こうした自転車に乗る場合は、「着用努力義務」といってもヘルメットが欠かせません。カジュアルタイプは街乗りに最適なデザイン・性能を兼ね備えており、帽子のような見た目のものもあるので、大人も抵抗なく使用できるでしょう。

自転車ヘルメットは着用方法にも注意!

自転車のヘルメットは、選び方のポイントを押さえて最適なものを購入すればOK、というわけではありません。正しく着用しないと事故の衝撃で外れてしまい、頭部を激しく損傷してしまうということにもなりかねません。

最後に、ヘルメットの正しい着用方法を確認しましょう。

前後を確認する

ヘルメットによっては、前後の向きがわかりにくいものがあります。前後逆だと、本来の安全性を大きく損なう可能性がありますので、必ず正しい向きでかぶりましょう。

ヘルメットは、後ろ側にアジャスターがついているものが多い傾向です。前後がよくわからない場合は、購入したお店で確認するなどしてください。

正しいかぶり方

ヘルメットは深くかぶるのが、正しいかぶり方です。アジャスターを緩め、眉毛のすぐ上くらいに先端部部分がくるように合わせましょう。中心がずれていないかを確認しながら、ヘルメットを軽くおさえながらアジャスターを絞ります。頭部にフィットし、頭を軽く振ってもヘルメットがずれないようなサイズになるよう、しっかりと調整してください。

その後、あごひものバックルをはめますが、こちらはあごひもをぴったりと合わせるのではなく、あごとあごひものあいだに人差し指が一本入るくらいにしましょう。緩すぎると取れてしまう危険がありますが、締めつけすぎるのもよくないので、ジャストサイズを見極めましょう。

使用期限も守ろう

最近のヘルメットは、内側に発泡スチロールを採用しているものも多くあります。経年劣化により発泡スチロールが固まってしまうと、衝撃を吸収してくれません。ヘルメットの使用期限は保管状態などにもよりますが、3年程度だといわれています。

長くても5年が限度ですので、ヘルメットの内側などに記されている製造年月日を確認し、使用期限が切れたものを使わないよう注意しましょう。

使用期限内でも、転倒して頭部をぶつけていたりすると発泡スチロールが損傷している可能性があります。外側は問題なくても、衝撃から守ってくれる力が落ちていては意味がありませんので、こういった場合も新しいものに交換することをおすすめします。

自転車ヘルメットの選び方を理解し、最適なものを購入しよう

ヘルメットはサイズが合っている合っていることはもちろん、好みのデザインのものを選ぶと、毎日使い続けるモチベーションにもつながります。事故が起こらないのがベストですが、いつ・何が起こるかはわかりません。もしものときに備え、正しい選び方・かぶり方で大切な体や命を守ることに努めましょう。

間もなく、ヘルメットの「着用努力義務」の内容が変わります。今後は地域の条例などにもより注目すること、また法や条例に関係なく、自分のため、同乗者のためにもヘルメットを購入・使用することを心がけてくださいね。

編集後記

私が小学校の頃、「ローラーブレード」が流行って、プロテクターと共にピンク色のド派手なヘルメットを買ってもらったことがあります。今なら珍しくない通気性も優れたもので、その後、自転車に乗るようになってからは「これを自転車でも使いなさい」と言われました。

しかし、9割以上が真っ白なヘルメットをかぶっている時代。「みんなと違うのはいやだ」としばらくはヘルメットをかごに入れたままノーヘルを貫いていました(笑)。

我が子がそんなことをしたらブチ切れ間違いなしですが・・・その後、塾に自転車で行くようになり頻繁に自転車に乗ることになった私は、「やっぱり危ないからな」と自腹で白いヘルメットを購入しました。

息子たちには、ストライダーといって足でこぐ自転車のようなものを2歳頃に購入した際に、ヘルメットも購入。ホームセンターに見に行ったときに、デザイン性が高いものばかりが並んでいて驚きました。

水色と白のマーブル模様のようなヘルメットを、仮面ライダー大好きな次男は自転車に乗らないときにもかぶって、ライダーごっこを楽しんでいます(笑)。

先輩ママが「行きは自転車でも、帰りどうせ迎えに行かないとだから結局歩かせることが多い」といっていたので、時代は変わったなと感じますが、これから自転車に乗る機会が増えていく可能性を考え、いまからヘルメットの重要性についてはしっかりと指導していきたいなと、改めて思ったのでした。

参考サイト

・ESCAPEAirと自転車ライフ「自転車のヘルメット着用が努力義務になります
・sportsきゅうべえ「自転車用ヘルメットの特徴・選び方
・cyma「自転車のヘルメットおすすめ9選 | 通学やクロスバイクでの通勤に
・TABIRIN「自転車ヘルメット着用により死亡リスクは4分の1に!命を守るサイクリングの大切な道具
・イタルダインフォメーション「自転車事故被害軽減にヘルメット!
・BRI-CHAN「サイクリングにはヘルメットを!正しい選び方と着用方法を知ろう!

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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