水のいらないシャンプーの正しい使い方!活用シーンや種類も解説

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ライターの永野です!

昭和63年生まれの私は、今年前厄。

前回の前厄では長男がスキー場で目の横を切るケガをし、私は私で虫垂炎(いわゆる盲腸ですね)で入院。本厄はちょうどコロナが始まった年でしたが、「中国で新型コロナっていうヤバいのが流行ってるらしいで~」と話していた節分頃に、胃腸炎で一家全滅しました。後厄は体調的な問題は特にありませんでしたが、人間関係のトラブルが多い1年だったように思います。

「全部厄年のせいだ」などといえば、世の中の同級生たちは皆不運な31~33歳を過ごしていたことになるので、健康管理や自身の心の弱さが招いた結果なのでしょうが…。

皆さんは厄年、信じますか?

今年は前厄っぽい厄がすでに降りかかってきてはいるものの、仕事のほうはまぁまぁ悪くない出だしでしたし、「出産すると厄が落ちる」と言っている友人もいたし、「毎日楽しいな~」という気分で生きているので、お祓いにまで行くかどうかは検討中です。

7月が終わろうとしていますが、年明けに何があったのか思い出せないくらい毎日元気で楽しいです!息子たちの前で上弦の鬼みたいになってしまうのは相変わらずですが、お祓いはとりあえずいいのかなと思って日々のタスクをこなしつつ、子どもたちとの時間も大切に過ごせています。「当たり前の日常」がいちばん幸せなんだろうなぁと、防災をテーマに執筆しているとひしひしと感じます。

というわけで、遡ること4年。前回の前厄で入院したときのこと。

幸い、手術には至らず点滴で散らすという感じで乗り切った虫垂炎。しかし、妊娠出産関係を除いては初めての入院だったので、いろいろと戸惑うこともありました。入院中に困ったことの1つが、お風呂。

2日目か3日目からシャワーOKになりましたが、「毎日髪が洗えない」という状況に慣れていないので、1日目は「お腹痛い~点滴痛い~頭気持ち悪い~」という気分で過ごしたことを思い出します。

そんな頭を洗えない状況で役立つのが、水のいらないシャンプーです!

水のいらないシャンプーの存在は子どもの頃から知っていたのに、なぜあのとき使わなかったのかは謎ですが(恐らく痛くてそれどころではなかった)、入院中はもちろん幅広いシーンで活用できます。

とはいえ、水のいらないシャンプーを日常的に使わない方は、使い方や種類がよくわからない、ということもあるでしょう。私もスプレータイプを想像していましたが、最近はさまざまな種類があるようです。

そこで今回は、水のいらないシャンプーの使い方やメリットなどを、ご紹介します。

目次

水のいらないシャンプーとは「洗い流さないシャンプー」

水のいらないシャンプーは、その名の通り、洗い流さなくてもよいシャンプーのことです。「ドライシャンプー」とも呼ばれています。

水やお湯が使えないシーンでも、頭皮や髪の毛を清潔にすることができる優れもので、長年多くの方に購入されているので、ドラッグストアなどでも目にする機会はあるのではないでしょうか。

水のいらないシャンプーのメリット

洗い流し不要で使える水のいらないシャンプー。具体的に、どのようなメリットがあるのでしょうか。

お風呂に入れなくても頭がスッキリする

筆者も体験したように、入院中などお風呂に入りたくても入れない状況に陥ることは、誰しもあることです。そんなときに、水のいらないシャンプーを使うと頭皮をスッキリさせたり、髪の毛の汚れを落としてきれいにしたりできます。

髪や頭皮の汚れが気になったときに手軽に使える

お風呂に入るタイミング以外でも、「頭がベタベタする」「髪が清潔な感じがしない」と思うことはあるのではないでしょうか。

こうした汚れが気になるシーンで手軽に使えるのも、水のいらないシャンプーのメリットです。洗い流し不要なので、制汗剤などの感覚で、どこでもすぐに使えます。

水のいらないシャンプーの活用シーン

水のいらないシャンプーは手軽にいつでも、頭皮や髪の気になる汚れなどを落とせるものだということがわかりました。

では、具体的にどういったシーンで活用できるのかを、解説します。

入院中

入院の理由はさまざまですので、普段の生活と変わらずお風呂やシャワーができる方もいますが、お風呂やシャワーが禁止されている、そもそも入れる状況ではないという方も少なくありません。

そんなとき、水のいらないシャンプーを使うと、頭をスッキリ清潔にすることができます。

スポーツやキャンプなどのアウトドア

スポーツで汗をかいたあとにすぐにシャワーを浴びたりお風呂に入れたりしたら最高ですが、難しいこともあるでしょう。身体のべたつきはタオルや身体を拭くシートで取れますが、頭部の不快感はなかなか解消できません。

また、キャンプなどでは、お風呂に入れないこともあります。

こうしたアウトドアシーンでも水のいらないシャンプーがあれば、頭皮や髪の毛をきれいにできるので安心です。

外出時

夏場などは、ただ道を歩いているだけでも汗をかいてしまうことがあります。外出先でお風呂に入るのは物理的にも時間的にも、ほぼ不可能でしょう。

汗による気持ち悪さを抱えて過ごさなければいけないのはつらいですが、水のいらないシャンプーがあると、外出先でも爽快感を得られます。

災害時

お風呂やシャワーのない状況で活躍する水のいらないシャンプーなので、もちろん災害時にも活用できます。災害によりライフラインがストップしてしまう、家屋が倒壊して避難所での生活を余儀なくされると、お風呂に何日も入れない状況に陥ることもあるでしょう。

そんなときにも、水のいらないシャンプーを持っていれば、頭皮の汚れやにおいが気になったときにすぐに解消できます。

実際、阪神淡路大震災の断水期間に水のいらないシャンプーが活躍したことがきっかけで注目を浴び、その後防災グッズとして推奨されているので、災害時の活用にも期待できるでしょう。

水のいらないシャンプーの基本の使い方

幅広いシーンで活躍する水のいらないシャンプーですが、使ったことのない方は「そもそも使い方がわからない」ということもあるのではないでしょうか。

水のいらないシャンプーにもスプレーやジェル、パウダーなどさまざまな種類がありますが、どれも基本的な使い方は同じです。どのように使うのかを、解説します。

用意するもの

水のいらないシャンプーを使うときに用意するものはたったの3つ。どれも自宅にあるものでそろえられます。

・水のいらないシャンプー
・タオル
・ブラシ

ブラシはあればベストですが、なくても問題ありません。出かけるときには3点セットにして持って行くと便利ですし、災害用のバッグにもぜひ入れておきたいところです。

使い方

水のいらないシャンプーの使い方は3ステップ。簡単に使えるので、初めての方も安心です。

①ブラシで髪をしっかりととかす
②水のいらないシャンプーを髪にまんべんなくつける
③頭皮や髪になじむように、もみこむ。ブラシも使い、再度とかす
④乾いたタオルで拭く

本当に水なしで髪の毛や頭皮をきれいにできるので、練習がてら自宅などでも気軽に使ってみるとよいでしょう。

使用時の注意点

水のいらないシャンプーを使うときに注意したいポイントは、「つける前に髪をブラシでとかすこと」です。これは、普段お風呂に入るときにも有効ですが、髪をとかすことで髪の毛についた汚れやごみなどを浮かせる、落とすという役割をしてくれます。

少しでもきれいな状態に戻してから水のいらないシャンプーを使ったほうが、より効果が得られるので、ぜひ実践してみてください。

使う量にも注意が必要です。あまり多く出しすぎるとタオルで拭ききれず、髪や頭皮に水のいらないシャンプーが残ってしまいます。白く残ったり頭皮に残って詰まりやすくなったりしてしまうので、記載の適量を守るようにしてください。

水のいらないシャンプーの種類と使い方

水のいらないシャンプーには、さまざまな種類があります。筆者がイメージしているのは以下のようなものですが、皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。

永野が慣れ親しんでいる水のいらないシャンプー

筆者が子どもの頃からあるタイプで、現在も自宅にはこちらの水のいらないシャンプーを置いています。スタンダードなミスト、スプレータイプと呼ばれるもので、ロングセラーの信頼できる商品だといえるでしょう。

スプレータイプを含む、水のいらないシャンプーの種類を確認しましょう。

スプレータイプ

スプレータイプは水のいらないシャンプーのなかで最も多いタイプで、初めての方にも使いやすいものです。髪、頭皮に向けて適量をスプレーするだけなので、簡単に分量調節ができます。

中身がこぼれる心配もなく、持ち運びも安心。スプレーの「シュッ」という感覚は、爽快感を得るのにも最適です。

パウダータイプ

皮脂吸着効果が高いパウダータイプは、さらさらに仕上げたいときにおすすめです。スポーツなどでベタついたときはもちろん、パウダーは保存にも向いているので、災害時用にするのもよいでしょう。

しかし、使用量の調節が難しく、ふき取りが甘いと頭皮に残る、白くなってしまうことなどがあるので、慣れない方には使うのが難しいと感じるかもしれません。

ジェルタイプ

水を使わずに、水洗いのような感覚を得られるジェルタイプは、髪に水分を与えながら清潔感を実現できます。頭皮に密着した感覚が気持ちよく、こぼれたり汚したりする心配がないのもポイントです。

ただし、ジェルは手に残ると手がベタついて気持ちが悪いので、使用後にしっかりと手洗いをする必要があります。

フォームタイプ

泡状ででてくるフォームタイプは、洗い流す通常のシャンプーに近い使用感です。泡で頭皮や髪をしっかりと洗えるので、仕上がりも最もきれいになるのではないでしょうか。

メリットの多いフォームタイプですが、もみこんでふき取るのにやや時間がかかるので、急いでいるときには向きません。また、髪形が大幅に崩れてしまうので、外出先などでは基本的に使えないと思ったほうがよさそうです。

シートタイプ

外出先などで水のいらないシャンプーを使う場合は、短時間で手軽に使えるものが求められます。そんなときにおすすめしたいのが、シートタイプです。頭皮のにおいなどが気になったときなどに、サっとふき取るようにして使え、タオルなども不要。

簡単に爽快感を得るのには最適でしょう。ただし、汚れ落ちは他のタイプと比べるとあまりよいとはいえないので、応急処置的なものとして考えるとよいでしょう。

水のいらないシャンプーの選び方

水のいらないシャンプーは大きく5タイプ、商品数にするとより多くなりますが、ベストなものを選ぶにはどういった点に注目すればよいのでしょうか。

使用シーン

まずは、どういったシーンで使うかを考えましょう。たとえば外出先で使うなら短時間で簡単に使えるシートタイプや、ひと吹きでスッキリ感が得られるスプレータイプがおすすめです。

キャンプや入院中など、水のいらないシャンプーに時間をかけられる場合には、ジェルタイプやフォームタイプを選ぶとよいでしょう。災害用のグッズとして用意するなら、慣れない人も簡単に使えるスプレータイプ、保存期間が長いパウダータイプがベストだといえます。

洗い上がり

水のいらないシャンプーはタイプごとに洗い上がりも異なります。ちょっとべたつきや汗のにおいを取りたいなら、シートタイプでじゅうぶんでしょう。こうした不快感をさらに取りたいなら、スプレー、パウダータイプを選ぶとより満足感が得られます。

通常のシャンプーに近い仕上がりを求めるなら、やはりジェルタイプやフォームタイプが、しっかりと汚れを落としたり、みずみずしい感覚を得たりできるのでおすすめです。

手軽さ

「時間がないなかでもすぐに使いたい」「数日シャンプーができないので、時間をかけてもよりきれいに仕上げたい」など、水のいらないシャンプーに求める基準は異なります。

使いやすさや手軽さでいうと、やはりシートタイプの右に出るものはありません。次いでスプレータイプが手軽で使いやすいといえます。パウダータイプも慣れれば使いやすいですが、使い慣れていない人にとってはやや面倒かもしれません。

ジェルタイプ、フォームタイプは仕上がりはよいものの、手軽さでは劣ります。使用シーンはもちろん、誰が使うかによっても、求める手軽さは変わってくるので、健康な大人の方などはジェルやフォームタイプでよい場面でも、ご高齢の方、子どもはスプレーやシートでないと使えないことも考慮して、最適なタイプをチョイスしましょう。

正しい使い方で水のいらないシャンプーを活用しよう

水のいらないシャンプーは、お風呂に入れないときはもちろん、ちょっと髪や頭皮をスッキリさせたいというときにも役立ちます。5つのタイプがあるので、使用シーンや好みなどにより、最適なタイプ、商品を選ぶとよいでしょう。

いつでも髪や頭皮を清潔に保てる水のいらないシャンプー。ぜひ災害時にも備えてご家庭に1つは用意しておけるとよいですね。

編集後記

入院の話から始まりましたが、私が虫垂炎になったのは長男は3歳、次男は1歳になったばかりの頃でした。2人ともまだ保育園に通っておらず、私と離れることが滅多になかったため、自分の体調よりも子どもたちのほうが心配だったことを思い出します。

1歳の次男はよくわかっていないのか、それとも「身近な人間にうまく取り入っていく才能」を発揮したのか、私がいない環境に見事順応。お見舞いに来れば「ママ~」となっていましたが、別れ際も特に問題ありませんでした。

長男は私と離れているときは大丈夫なものの、お見舞いに来ると離れがたくなってしまい、エレベーター前で見送るとギャン泣き。そんな長男が気の毒で、退院を1日早めてもらったのも、今となってはよい思い出です。

私は幸い順調に回復して退院も早められたし、シャワーも許可が下りましたが、点滴をしながらのシャワーは針が動いてめちゃくちゃ痛く、結局点滴が漏れてしまい反対の手に刺し直しという事態に…。

無理してシャワーをせず、水のいらないシャンプーを買ってきて乗り切ればよかったのにと、4年前の自分に言ってやりたい気分です。

参考サイト

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備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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