災害発生時に備えて持ち歩きたい防災ポーチ。
しかし普段の荷物に追加するとどうしても重くなりがちで、なかなか準備して持ち歩く気になれない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、最小限の荷物で済ませたいミニマリストにおすすめしたい、防災ポーチの中身をご紹介します!
防災ポーチとは外出先で災害が起きたときに備える、防災の第一歩!
そもそも防災ポーチとは、どのようなものなのでしょうか。解説していきます。
防災の基本である「0次の備え」
非常時の備えは、以下の3段階に分けて用意すると良いと言われています。
・0次の備え・・外出先で災害が起きたときのための備え
・1次の備え・・自宅から避難する際にすぐに持ち出すための備え
・2次の備え・・長期的に避難するための備え
防災ポーチは0次の備えにあたります。外出先で災害が起きることを想定して、最低限のものを入れておく防災対策の初歩的段階のものです。
防災ポーチを軽くして、常備しやすい備えにする!
防災ポーチは、日々持ち歩くことを前提としているため、重さの目安が500g以内と言われています。これは500mlのペットボトル1本分ほどの重さに当たるので、防災グッズとしてはとてもコンパクトです。
これなら、いつでもカバンに入れて持ち歩けるような気がしませんか?
さらに軽くして、どんな時でも持ち歩けるような防災ポーチを準備してみましょう!
ミニマリストにおすすめの防災ポーチの作り方
最低限の生活用品だけをもって暮らす志向をもった「ミニマリスト」と呼ばれる人たち。そんな人たちも防災対策として常備しやすい、よりコンパクトな防災ポーチの中身をご紹介します。
一般的な防災ポーチの中身
外出先などで災害にあった際、防災ポーチの中にあると安心できる物として一般的に挙げられるのは以下の12点です。
・モバイルバッテリー
・現金
・ハンカチ、ポケットティッシュ
・マスク
・携帯トイレ
・救急セット
・筆記用具、メモ帳
・非常食
・使い捨てカイロ
・エマージェンシーシート
・ホイッスル、ライト
・家族写真、緊急連絡先
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ミニマリストのための防災ポーチの中身
先ほど挙げたアイテム12点を全て防災ポーチに入れて持つのはちょっと難しい、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そんなミニマリストは、防災ポーチの中身をよりコンパクトにしていく工夫をおこないましょう。
先ほど挙げたものの中から防災ポーチの中身をさらに厳選すると、以下の8点が挙げられます。
・携帯トイレ
・救急セット
・筆記用具、メモ帳
・非常食
・使い捨てカイロ
・エマージェンシーシート
・ホイッスル、ライト
・家族写真、緊急連絡先
日常的に持ち歩いているものは、防災ポーチに入れない判断も
前出した12点のうち、モバイルバッテリー、現金、ハンカチ、ポケットティッシュ、マスクは、防災ポーチに改めて入れなくても外出時に持ち歩いていませんか?その場合は、常備しているものとして、あえて防災ポーチには入れないということもひとつの判断です。
モバイルバッテリーを持ち歩くことが難しい場合は、外出前に携帯電話のバッテリーを満タンにし、外出中はバッテリーの減りを少なくするように使用方法を工夫してみましょう。
現金は財布に必ず小銭を入れておくよう意識をし、マスクはマスクケース等にバラで入れておくことが可能です。
よりコンパクトなアイテムを選ぶ
筆記用具はボールペン1本のみ、メモ帳は小さな付箋にすることや、使い捨てカイロは雨の日や冬の移動時のみ入れるという工夫もできます。
これだけでも防災ポーチとして常備するハードルが下がり、荷物を増やしたくないミニマリストでも防災ポーチを持ち歩きやすくなりますね。
最軽量を求めるならジップロックを活用!
防災ポーチを準備する際に重要なポイントが、中身を入れるポーチです。
どのようなデザインのポーチにし、どのぐらいの大きさのものが良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。ポーチによって、防災ポーチ自体の重量の重さがだいぶ変わるケースもあります。
そんな中で1番コンパクトで軽量なポーチとなるのが、ジップロックです。ジップロックを防災ポーチに使用するメリットをご紹介します。
・自分の好みの大きさの防災ポーチができる。
・透明なものを選ぶと中身がわかりやすい。
・濡れても中身が濡れず安心。
・壊れてもすぐ新しい袋に変えられる。
ジップロックは値段も安く気軽に購入できるので、防災ポーチで荷物を重くしたくない方や鞄の中で場所を取りたくない方に、ぜひおすすめしたいアイテムです。
コンパクトな防災ポーチで日常に防災対策を取り入れよう!
いかがでしたか?
荷物を軽くしたいミニマリストにおすすめの防災ポーチについてご紹介しました。
これまで防災対策として荷物を準備をすることがなかなか出来なかった方も、普段の荷物に少しの追加をすることで手軽に防災対策を始めることができます。
防災対策は、長期的に続けていくことが大切です。
自分に合う準備をして、日常生活の中に災害時のための備えを取り入れてみませんか?