昔に比べて最近では、犯罪が多くなったように感じませんか?
そう思って調べてみると、実際には2002年(平成14年)をピークに、犯罪件数、検挙数とも減少傾向にあるのです。
昔はテレビのニュースや新聞の記事でしか、犯罪を知ることができませんでした。
ところが現代では、スマホがあれば簡単に、さまざまな事件を目にすることが可能となっています。そのことが、犯罪が増加したとイメージする原因になっているのでしょう。
とはいっても、犯罪がなくなった訳ではなく、年間56万件以上の犯罪が起きているのです。したがって、いつ自分が犯罪に遭うか分かりません。
そこで、今回は自己防衛に優れている「催涙スプレー」の解説と、おすすめのアイテムを5つご紹介します。
刑法犯の認知件数は減少している
出典:京都産業大学
京都産業大学が公式サイトで公開している数字を見ると、刑法犯の認知件数はグラフを見ればお分かりのように、2002年(平成14年)をピークに減少傾向にあります。
数字で見れば、犯罪件数は少なくなっていますが昔よりも情報量が増えたために、犯罪が増えていると勘違いしてしまうのでしょう。
それでも年間56万件以上の犯罪が起きている
犯罪が減少しているといっても、ゼロになった訳ではありません。
実際に警視庁が公開している2021年(令和3年)に起きた、重要犯罪の件数は1,223件も起きています。これは東京都だけの数字であり、犯罪白書で確認すると56万8,104件の犯罪が起きているのです。
催涙スプレーは自己防衛に最適!その理由は即効性があるから
犯罪から身を守るためには、犯罪者から逃げることが重要です。
多くの場合、犯罪が起きようとするその場から脱出できれば、助けを呼ぶことができて犯罪から身を守ることが可能です。
その際に有効なのが「催涙スプレー」です!
ここでは、催涙スプレーが有効な3つの理由を解説しましょう。
その1:即効性がある
催涙スプレーに含まれる主要成分は、一般的にOC(オレオレジンカプセイシン)や、CS(クロロアセトフェノン)です。
これらの成分は、刺激的な効果を持っており、目や皮膚に接触すると痛みや熱感、涙や唾液の分泌などの反応を引き起こします。
この反応は、通常、数秒から数分で発生します。そのため、催涙スプレーは緊急時に使用する場合、すぐに効果を発揮するため、犯罪者から身を守るのに有効です。
その2:目的に合わせて使用できる
催涙スプレーには、液体スプレー式とフォーム式の2種類があります。
液体スプレー式は、噴射された噴霧液体が空気中に拡散されて、広い範囲を覆うことができます。
フォーム式は噴射された泡が、狙った部分に直接付着するため、近距離で使用することが可能です。
そのため、催涙スプレーはさまざまな状況に応じて、適切な形式を選択することができます。
その3:非致死性である
催涙スプレーは、非致死性であるため、犯罪者を殺傷するリスクを最小限に抑えることができます。
また、催涙スプレーは護身用途だけでなく、法執行機関が暴徒や暴力犯罪者を制圧するためにも使用されています。
このように、暴徒や暴力犯罪者に対する抑止力として、催涙スプレーは広く使用されています。
携帯に便利なおすすめできる催涙スプレー5選のご紹介
それではここで、携帯に便利でおすすめな催涙スプレーを5つご紹介しましょう。
特に女性の方にとっては、バッグに入れておきたいアイテムでしょう。
ゼニス超強力涙液スプレー 携帯用
ファッション性に優れたデザインで、3~5mの距離で噴射が可能です。
カラーバリエーションも豊富で、ピンク・レッド・シルバー・ゴールドの4タイプから選べます。
噴射回数も20~25回と、長く使えるので経済的です。
キーリング ミニモデル
手の平に収まるほどの小型で、強力な催涙ガスを噴射できます。
有効距離は1.5mと近距離タイプなので、チカンなどに襲われた際に有効です。
使い方は、キャップをめくってボタンを押すだけなので、高い即効性があります。
リップスティック型 催涙スプレー
コンパクトで携帯に便利な、リップスティック型の催涙スプレーです。
小型ながら噴射距離は3mもあり、犯人識別対策に有効な紫外線に発色するUV塗料を含んでいます。
スノーピーク(Snow Peak) セキュリティティアスプレー
携帯に最適なコンパクトタイプで、キャップもなくレバーを押すだけで噴射できます。
カバンのなかでの誤噴射を防止する、セーフティロックがついているので安心です。
噴射距離は2.0mですが、サイズは10cmと手の平に収まるほどなので、チカン撃退に有効です。
護身用コンパクト 催涙スプレー
8cmの手の平に収まるコンパクトサイズなのに、ハイパワーの催涙スプレーです。
デザインはいかにもって感じなので、女性だけでなく男性が携帯するのに相応しいかも知れません。
アジア圏で最も販売数の多い催涙スプレーで、政府や教育機関でも採用されています。