通勤通学から日々のお買い物まで、自転車はとても便利な乗り物です。
しかし、晴天時なら気分も爽快ですが、雨の日となるとそれだけで一気に気分が滅入るかもしれませんね。
レインコートを買おうと思っても種類が多く、迷うこともあるでしょう。
そこで今回は、選ぶポイントとともに自転車に適したレインコートを5選ご紹介します。
記事の後半では「雨の日の運転で気をつけたいポイント」もお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
自転車のレインコートを選ぶポイント&おすすめ5選
あなたは自転車に乗るとき、荷物はリュック?それともカゴに入れる?
自転車に乗るときのスタイルやご自分の好みによっても、レインコートを選ぶポイントは変わってきます。
機能性にすぐれたものからデザイン性のあるものまで、5選ご紹介します。
リュックの上から着られるか|ゆったりサイズ&着脱可能なフード
両手でハンドル操作が必要な自転車にはリュックが欠かせないという方も多いでしょう。レインコートはサイズやデザインに気をつけないと、リュックが背負えなかったり窮屈になることもあります。
こちらの商品は、ゆったりサイズなのでリュックの上からも羽織ることができ、急な雨でもすばやく着られるでしょう。
耐水圧8,000~10,000㎜と、中雨~大雨に耐える高い防水性能で、かつ前面はボタンとファスナーの2重、袖口もゴムとマジックテープになっています。自転車は風の影響もうけるので、細部まで雨風ををふせぐ構造になっているのは嬉しいポイントです。
裏地は通気性の良いメッシュをつかっているので、汗による蒸れを軽減します。
4色(アーミーグリーン・カーキ・ピンク・ライトグリーン)あり、フードとダブルバイザーは着脱可能。
【商品情報】
素材:ポリエステル100%
サイズ(着丈):M(110㎝)、L(120㎝)、XL(130㎝)
収納袋付き
重さ:450g
手の甲までカバーできるか|高い防水性能で幅広いシーンに対応
雨の日の自転車運転では、手がぬれると冷えてつらいものです。手の甲をかくす仕様のレインコートであれば、雨が降っていても安心してハンドルを握ることができるでしょう。
こちらの商品は手の甲までカバーするほか、防水性も高く大雨レベルに対応する「耐水圧10,000mm」あります。さらに、表面には撥水加工・縫い目に防水テープがほどこされ、雨の日の運転を支えてくれるうれしい機能が満載です。
自転車だけでなく、ペットのお散歩からアウトドアシーンまで幅広く活躍してくれるでしょう。
顔の上部と前面をカバーするダブルバイザーは着脱可能。
【商品情報】
素材:ポリエステル100%
サイズ(前丈/後丈):3XL(109/101㎝)、4XL(115/105㎝)
ダブルバイザー・収納袋付き
下半身の雨対策はどうするか|レッグカバーつきレインコート
自転車では足の動作があるため雨にぬれやすくなります。上下にわかれたセパレートタイプのレインコートもありますが、履くのが面倒だったり荷物になるのが嫌ということもあるでしょう。
そのようなときは、できるだけロング丈のものを選ぶとよいですが、こちらの商品にはレッグカバーもついているので簡単に着用できて便利です。
もちろん撥水加工・止水ファスナーで防水性もあるので、自転車だけでなく雨天時のスポーツ観戦時、レッグカバーをつけて雪かきに着用など、シーズン問わず便利につかえるのではないでしょうか。
リュックの上から羽織れるタイプで、350gと軽量のため自転車のカゴに入れておいても気にならないでしょう。
同タイプでレッグカバーのない型もあるので、購入の際はご注意ください。
【商品情報】
サイズ:前着丈110・後着丈115、胸回り93、裾回り102、裄丈83(㎝)
収納袋付き
前カゴに入れた荷物の雨対策|レインコートをカゴにとめられる
日々のお買い物に自転車をつかう方にとって、雨の日はカゴにいれた荷物にまで気をつかわなければならず、苦痛に感じる方もいるかもしれませんね。
カゴカバーも販売されていますが「晴天時にまでつけておくのが嫌」なときは、こちらの商品が役立ちます。
前カゴにレインコートをクリップで留め、おおいかぶせて使うことを前提としたレインコートなので、雨の日のお買い物でもカゴにいれたものがぬれずにすみ、帰宅後にタオルでふきとる手間もはぶけるでしょう。
安全面にも配慮されており、ハンドル部分が透明でギアチェンジが確認でき、また耳をふさがない構造なので周囲の音が聞こえやすくなっています。
フードの先についているツバは透明で視界が確保でき、立体構造で長めにできているので、顔が雨で濡れず走行できそうです。
【商品情報】
サイズ:前丈約126、着丈約87(㎝)
適応自転車サイズ:24インチ~27インチ※前カゴ付き自転車専用(スポーツ車・前子乗せ装着車使用不可)
適応身長:150~180㎝
雨の日以外でも着られるか|グッドデザイン賞のレインコート
いくら自転車が日常的に欠かせないものであっても、雨の日だけのためにレインコートを購入することに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。
そのようなときは、機能性とデザインをかねそなえたレインコートが適しています。
こちらは「グッドデザイン賞2021」の受賞商品で、雨が降っていない肌寒い日にもコートとして着られるほど、おしゃれなレインコートです。
前裾部分には三角マチがついているので、自転車に乗ったときふくらはぎが雨で濡れず、コートが風でばたつくのも防いでくれます(つかわないときは、身頃側に隠すことが可能)。
角度調節可能なバイザー(別売)を取りつけられるので、しっかりメイクの日には雨でお化粧がくずれる心配も少なくすみますね。
ウエスト部分をしぼることもでき、4色(ベージュ、オリーブ、ギンガム、ネイビー)あります。
【商品情報】
素材:ポリエステル100%
耐水圧:5,000mm
重さ:390g(Mサイズ)
雨の日の自転車運転で気をつけたいポイント
自転車は道路交通法において「軽車両」に位置づけられ、車と同様に法律による規則が定められています。
もちろん、雨の日にかぎらず常に細心の注意をはらわなければなりませんが、ここでは、とくに雨の日に気をつけたいポイントをお伝えします。
ぬれた路面で滑り転倒のリスク~スピードの出し過ぎ・急ブレーキはNG
雨で路面がぬれていると、普段は何の問題もなく走行できる場所で滑り、転倒することがあります。
マンホールや側溝の蓋、落ち葉の上などは滑りやすくなるので、自転車で通るときには注意が必要です。
また、スピードを出しすぎると滑ったときの衝撃も大きくなり、停止するまでの距離も長くなります。
自転車も「車のなかま」という認識をもち、スピードの出し過ぎや急ブレーキは避けましょう。
晴天時より視界が狭くなりがち~透明フード・バイザーで視界確保
レインコートのなかにはフードが顔の側面に出るタイプのものもあります。その場合どうしても晴天時の走行とくらべ視界が狭くなってしまうのです。
また、雨風が顔にふきつける状況でも同じように周囲が見えづらくなり、事故のリスクが高まってしまいます。
さらに雨の日には歩行者が傘をさしているので、歩行者が見える範囲もせばまっています。
今回ご紹介した商品には、透明なバイザーをフードにとりつけることで顔が雨でぬれるのをふせぎ、視界を確保できるレインコートもあります。
雨の日には、このようなレインコートを着用して事故にあわないよう気をつけるとともに、自転車が歩行者に危害を加える乗り物とならないよう、運転には十分気をつけましょう。
雨の日の自転車はレインコート着用で安全運転しよう
今回は自転車に適したレインコートを次のポイントにそって5選ご紹介しました。
・リュックの上から着用できるか
・手の甲までカバーできるか
・下半身の雨対策はどうするか
・前カゴに入れた荷物の雨対策
・雨の日以外でも着られるか
レインコートを着るのが面倒だからといって、傘をさして自転車を運転すると法律違反となり、罰則が科せられてしまいます。
もちろん、ケガや大事故につながるリスクもあるため、決して傘をさして自転車を運転してはいけません。
ぜひ雨の日に備えてレインコートを準備して安全運転してくださいね。
このほかにも、ダグ「自転車」には自転車の飲酒運転や盗難防止策などに関する記事があります。ぜひあわせてご覧ください。
(以上)