防災ポーチを持ち歩く〜女性のための防災ポーチの中身とは?〜

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防災ポーチという言葉を聞いたことはありますか?もしかすると、初めて目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いつ起こるのかどうかわからない災害だからこそ、いつも持ち歩くことができる防災ポーチは気になるアイテムです。

今回は「女性」のための防災ポーチについて解説します。これから準備をする方は、是非参考にしてみて下さい。

目次

防災ポーチとは、防災の第一歩!

そもそも防災ポーチとは、どのようなものなのでしょうか。解説していきます。

防災の基本である「0次の備え」

非常時の備えは、以下の3段階に分けて用意すると良いと言われています。

・0次の備え・・外出先で災害が起きたときのための備え

・1次の備え・・自宅から避難する際にすぐに持ち出すための備え

・2次の備え・・長期的に避難するための備え

防災ポーチは、0次の備えにあたります。

家に避難するための防災バッグを用意して置くことは2次の備えにあたり、バッグの中身以外に非常食や水などをストックしておくことは3次の備えにあたります。

このことから防災ポーチが防災の備えの中で1番コンパクトで、初歩的段階のものということがわかります。防災グッズを初めて揃える方も挑戦しやすいですね。

防災ポーチを持ち歩いて「常備できる防災」を

防災ポーチは、重さの目安が500g以内と言われています。これは500mlのペットボトル1本分ほどの重さに当たるので、防災グッズとしてはとてもコンパクトです。

いつでもカバンに入れて持ち歩けるような気がしませんか?

防災ポーチの中身を考えよう

持ち歩きに便利な防災ポーチですが、中身にはどのようなものを用意したら良いのでしょうか?

ポイントは、自分にとって本当に必要なものを選ぶことです。

おすすめのアイテムを一つずつ解説していきます。

ここでご紹介するアイテムはおすすめのものなので、自分にとって緊急時に必要かどうか考えながら参考にしてみてください。

モバイルバッテリー

普段からスマートフォンとセットで持ち歩いている方も多いのではないでしょうか。

出掛ける際は、満タンに充電しておくことを習慣にしておくといざというときも安心です。

現金

キャッシュレス決済が主流となってきている現在ですが、意識的に現金を用意しておくと安心です。

災害発生時には公衆電話や自動販売機など、現金がないと使用できないものを使用する場面が出てくる可能性があります。

特に100円玉や10円玉などの小銭を用意しておきましょう。

ハンカチ、ポケットティッシュ

普段使用しているものと別にポーチの中にも用意しておくと、避難が長引いてしまった場合も役立ちます。

合わせて、ウェットティッシュアルコールティッシュもあると便利です。

マスク

コロナ禍で、マスクを持ち歩いている方は多いと思います。

災害時には防寒のためにも使用できるので、マスクのストックがあると便利です。個包装のものが衛生的に安全でおすすめです。

携帯トイレ

いつどこで起こるかわからない災害だからこそ、持っていると安心の携帯トイレ。身動きが取れない場面での活躍が期待できます。

最近では100円ショップでも取り扱いがあるので、用意しやすいです。

救急セット

ここでの救急セットは、ポーチに入る最低限のもので揃えましょう。

絆創膏綿棒常備薬もあると安心です。

筆記用具、メモ帳

緊急時にメモが必要なときのために、ボールペンメモ帳は必須アイテムです。

すぐに消えないボールペンがおすすめです。

非常食

災害発生後すぐに食事が手に入らない可能性があるので、カロリーが高い飴バランス栄養食などのクッキーがおすすめです。

賞味期限切れに注意して、管理しましょう。

使い捨てカイロ

夏の時期は持ち歩く方は少ないかもしれませんが、雨が降った後など身体が冷えてしまう可能性があります。

暑い時期でも、一つは持ち歩いておくと安心です。

エマージェンシーシート

こちらも使い捨てカイロのように、寒さ対策に持っておくと便利です。

最近では、100円ショップでも取り扱われています。

ホイッスル、ライト

災害発生時、密室空間に閉じ込められてしまった場合に、音の出せるホイッスルやブザー、ライトが活躍します。

携帯電話でも代用できますが、電源が切れてしまう場合もあるので別で用意しておきたいアイテムです。

どちらも100円ショップで取り扱いがあります。

家族写真、緊急連絡先

家族写真は家族と離れ離れになってしまった際に、自分以外の方が写真を見て捜しやすくなります。

緊急連絡先も、携帯電話の充電が切れてしまった場合を想定して用意しておくと安心です。

女性にとって必要な防災ポーチの中身は?

ここまで防災ポーチのおすすめの中身をご紹介しましたが、さらに女性にとってプラスで持っておくと安心な防災グッズをご紹介します。

衛生用品

生理用として用意しておくと安心感もありますが、怪我をしてしまったときの応急措置としてガーゼの代用もできるのであると便利です。

使用済みのものを捨てるためのゴミ袋も合わせて持っておきましょう。

メイク落としシート

災害発生時に外出先でそのまま避難する場合、何時間もメイクを落とせないのは女性にとって大きなストレスとなります。

気分もスッキリするので、旅行用の小さいパックがあると便利です。

ヘアゴム、ヘアピン

髪の毛が邪魔になることも、ストレスの要因となります。

ヘアゴムは応急処置の際も活用できるので、持っていて損はありません。

防災ポーチはどこで買う?女性におすすめの防災ポーチ

実際に防災ポーチを準備する際、どこで購入するのが良いのでしょうか。

自分が普段から持ち歩いている鞄の大きさに合わせて、持ち運びしやすい防災ポーチを選びましょう。

100円ショップで安価に揃える!

100円ショップには様々なサイズ、デザインのポーチが売られています。

値段もお手軽で手を出しやすい点もポイントです。

防災ポーチの中身を揃える際に、ポーチも合わせてチェックしてみてください。

無印良品の防災ポーチが話題!

シンプルでおしゃれな無印良品では、コンパクトな防災セットが販売されています。

自分で揃える時間がない、バラバラに揃えるのが面倒な方はぜひチェックしてみてください。

無印良品ウェブサイト 防災セット通販:https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/section/S2001310

ジップロックで簡単安心ポーチに!

ジッパー付きのポーチではなく、消耗品のジップロックも立派な防災ポーチとして活躍します。

さらにジップロックは中身もすぐに確認できて、袋が濡れても中身は濡れないというメリットもあります。

新たに購入しなくても、家にあるもので立派な防災ポーチとなります。

防災ポーチで本当に必要なものを選んで持ち歩く

いかがでしたか?

いざ防災ポーチを準備して持ち歩き始めたものの、時間が経つと面倒になり、持ち歩くのをやめてしまっては意味がありません。

そのため、いかにコンパクト持ち運びやすいかがポイントです!

防災ポーチの中身は、普段から使用できる「あると便利なもの」ばかり。ローリングストックもしやすいので、管理がしやすいです。

自分にとって必要なものをピックアップして、自分だけの防災ポーチ作ってみてくださいね。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

夫、娘、犬と暮らす新米ママライター。
大学卒業後、ホテルやキャンプ場で働く。自然の多い山梨県と静岡県に移住したことで、防災について関心を持つ。防災の他に、旅、子育て、キャンプなどの記事を執筆しています。
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