初心者マークは必ず車に表示!違反すると反則金4,000円が必要

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道路交通法により免許を取得した運転者は、免許取得後1年間「初心者マーク」(通称「若葉マーク」)を、車両に表示しなければなりません。

初心者マークを車に表示する理由は、運転免許を取得してから1年未満であることを、他のドライバーに知らせることを目的としています。

初心者マークは所定の位置に表示することが重要で、これを怠ると、罰則が適用されてしまいます。

今回は、免許証取得から1年未満のドライバーに必須となる、初心者マークについて解説します。

目次

初心者マークは必須!表示しないと交通違反となる

初心者マークは運転免許を取得して1年未満のドライバーに必要なアイテムであり、表示しないで車を運転すると道路交通法違反として罰則が科せられます。

違反点数1点&反則金4,000円が必要(2023年2月現在)

初心者マークの表示義務を怠ると、違反点数1点&反則金4,000円が必要となります。(2023年2月現在)

「それくらいならいいや」と思われるかも知れませんが、ゴールド免許取得は遠のきますし、野口さんが4人(現金4,000円)財布からいなくなるので痛手になるのは間違いありません。

車に貼っていても指定の場所でないと違反になる

交通事故弁護士ナビ

初心者マークを車に貼る位置は、地上から40cm以上で1.2m以下となっています。

この範囲で見やすい場所であれば、どこに表示しても問題ありません。

車の左右どちらでもかまいませんが、前方と後方の2個所に表示する必要があります。

法第七十一条の五第一項から第四項まで及び第七十一条の六第一項から第三項までに規定する標識は、地上〇・四メートル以上一・二メートル以下の位置に前方又は後方から見やすいように表示するものとする。

(初心運転者標識等の様式)

道路交通法施行規則第九条の六

フロントガラスの中への表示は禁止なので要注意

カーショップなどでは吸盤のついた初心者マークが販売されているので、フロントガラスに吸盤式の初心者マークを表示する方もいますが、実はこれはリヤガラス用でありフロントガラスへの表示は禁止されています。

知らなかったとはいえ、表示違反となるので最悪のケースでは交通違反と認定されるかも知れません。

  • フロントガラスへの初心者マーク表示は禁止
  • リアガラスは視界を遮らない場所なら表示してもOK

このことは、しっかり把握しておきましょう。

初心マークを表示するメリット

初心者マークを表示するのは恥ずかしいといわれる方も多いですが、表示するメリットはあります。

初心者マークを表示する目的は「運転免許を取得してから1年未満であることを、他のドライバーに知らせること」です。

したがって、この初心者マークを表示する車に対して危険行為をおこなうと、相手が罰則を受けることになるのです。

初心者保護義務違反で相手が交通違反となる

初心者マークのついた車への割り込みや、幅寄せするなどの危険な行為は違法となります。

実行すれば初心者保護義務違反となり、違反点数1点、反則金6,000円の罰金が科せられる可能性があります。

つまり、初心者マークの車は、道路交通法で守られているということなのです。

ただし、危険防止のため、やむを得ず割り込みや幅寄せを行った場合は、交通違反とはなりません。

他人の車やレンタカーに乗る時には要注意

自分専用に車を持っている場合は、常時初心者マークをマイカーに表示しているはずです。

ところが、親の車やレンタカーを利用する場合には、初心者マークの表示を忘れてしまいがちです。

マイカー以外の車に乗る際にも、初心者マークを忘れずに表示しましょう。

ワン子

ところで、通販で販売している変わった初心者マークでもOKなのかな?

シゲネコ

正確には道路交通法で定められたデザインでないと違反になるんだ!

シゲネコ

初心者マークのデザインの定義や、警察の見解などが分かる「おしゃれな初心者マークで安全をアピール!おすすめなデザインもご紹介」記事を併せてご覧ください!

初心者でなくてもマークの表示は違反にならない?

免許を取得して1年以内のドライバーは、初心者マークの表示が義務付けられていますが、1年以上経過したドライバーが、初心者マークを表示して車を運転しても問題ないのでしょうか?

結論!1年以上のドライバーが初心者マークをつけても問題ない

免許証を取得して1年以上経過した方が、運転時に車に初心者マークを表示しても問題ありません。

一般的には、初心者マークは1日でも早く取りたいと望みますから、そうではなく表示したいのは「私は初心者なので気をつけてね」と周囲に知らせたいからです。

免許を取得したものの、長い間ペーパードライバーだった方や、普段は田舎道ばかり走っているので、都会の車の多い場所では運転が不安な方などが、周囲に注意を促す意味で初心者マークを表示することが多いです。

交通事故防止には役立つ行為なので、運転に自信のない方は初心者マークを表示した方がよいかも知れません。

まとめ

今回は、初心者マークについて解説してきました。

免許証を取得して1年未満のドライバーは、運転する車に初心者マークを表示する義務があります。

表示していない、もしくは適切な位置に表示していないと、交通違反となり罰則が科せられるので要注意です。

初心者マークの車には、割り込みや幅寄せをしてはいけない交通ルールも存在し、法律によって守られています。

恥ずかしいからと嫌がらずに、初心者マークをしっかり表示しましょう。

参考サイト
交通事故弁護士ナビ

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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