おすすめの防水マッチ5選!非常用ローソクとセットで準備しよう

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ライターの永野です!

突然ですが、皆さんはお墓参りなどに行きますか?

我が家では、月の初めの週末に実母と子どもたちとお墓参りに行くのが習慣になっています。実家に行けば子どもも私も仏壇に手を合わせるのですが、お墓に行くのはまた違った感情があり、行かないとなんだか気持ちがよくないなぁと感じるほど。

とはいえ私は特に「敬虔な仏教徒であります!」というわけではなく、神社にも行くし誘われれば教会にも行くような人間です(笑)。でもやっぱり、「今の私がここにいるのはご先祖さまがいたからである」という「命のバトン」のような意味合いは大切にしたいなぁとは思っています。

話は戻りますが、お墓参りに行くとお線香に火をつけるためにマッチを使いますよね。普通の日ならいいのですが、地面が湿っていたり風が強かったりするとうまく着火しないことも。

夫や兄が同行していれば、奇跡的にターボライターを持っていることもあるのですが(禁煙せい)、そうでないときは母と苦労する羽目に。「チャッカマンとか持っていけばいいじゃん」と思われるでしょうが、オイル切れなどが面倒で、マッチを愛用しています。

前回、非常用ローソクに関する記事を書きましたが、たとえば大雨のなかの避難でマッチが濡れてしまうと、ローソクに火をつけることもできません。こうしたトラブルを避けるためのアイテムに「防水マッチ」というものがあります。

そこで今回は、防水マッチとはどういったものかを解説し、おすすめ商品をご紹介します。

目次

防水マッチのメリット

防水マッチについて知らない方が多いことを前提に、おすすめ商品の前に防水マッチのメリットを解説しましょう。「防水マッチ」といっても、基本的な使い方は通常のマッチと同じです。

では「防水」になることには、どのような利点があるのでしょうか。

特殊加工で、濡れても火がつく

防水マッチはマッチ棒に特殊な加工が施されており、濡れても火がつくようになっています。通常のマッチは木製で、先端の火をつける部分も水に弱いため、濡れたり湿気ったりすると使うことができません。

しかし防水マッチは、15分水につけたあとで使っても火がつくくらい水に強いので、防災リュックが濡れてしまった、使いたい場所で雨が降っている、湿気が多いという場合でも問題なく使用できます。ちなみに、マッチ棒だけでなく入れ物の箱にも防水加工が施されているものが多い傾向です。

使い方が簡単でコスパも◎

防水マッチは通常のマッチと同様、マッチ棒を箱から取り出し、先端を箱側面にこすりつけるだけで火がつきます。ちなみに、着火時に使用するこの側面を「側薬(そくやく)」、マッチ棒の先端を頭薬(とうやく)というそうです。

使い方が簡単なだけでなく、防水マッチは価格も安価だといえます。通常のマッチは100円ショップなどで購入できたり、飲食店でもらえたりと安価なイメージですが、防水マッチも数百円から購入が可能です。もちろん、普通のマッチと比べれば高くなるものの、「備え」として手軽に購入できるのではないでしょうか。

使い捨てで残量がわかりやすい

マッチは一度使ったらもう使うことができません。一見、もったいない、割高だという感じもしますが、使い捨てだと「残りがどれくらいか」がよくわかるので、逆に大切に使おうという意識が芽生えます。

ライターなどはオイルの残量が目で見えても、具体的に「あと何回使えるか」まではわかりません。そのため不必要に使ってしまい、本当に使いたいときに使えなくなる可能性もあるため注意が必要です。

災害時にもアウトドアにも!おすすめ防水マッチ5選

防水マッチのメリットがわかったところで、おすすめの商品を見ていきましょう。非常時はもちろん、アウトドアでも活用できる防災マッチのなかで、筆者が「これがよさそう!」と感じたのは、以下の5商品です。

UCO ウォータープルーフマッチ

UCO ウォータープルーフマッチ

まずご紹介したいのが、UCO ウォータープルーフマッチです。こちらは1箱40本入りで、力をあまり入れなくても着火できるのがポイント。燃焼時間はおよそ15秒ですので、余裕をもって使えるでしょう。防風性はありませんが、おしゃれなパッケージと使い勝手のよさから人気を集めている商品の1つです。

mont-bell ウォータープルーフマッチ

mont-bell ウォータープルーフマッチ

続いては、mont-bellのウォータープルーフマッチです。オレンジ色のプラスチックケースに入っており、ふた部分にはモンベルのロゴも。スタイリッシュな見た目で、持ち歩くのが楽しくなるでしょう。30本入りで、使い終わったあとのプラスチックケースも活用できそうですね。

UCO ストームプルーフマッチキット

UCO ストームプルーフマッチキット

UCOのストームプルーフマッチキットも、モンベル同様プラスチックケース入りの防水マッチです。ケースはもちろん、防水マッチそのものも個性的なデザイン・カラーで、おしゃれにアウトドアや非常用のグッズを集めたい方におすすめです。やや割高ではありますが、水に濡れてもしっかり燃焼します。

UCO ロングバーンマッチ

UCO ロングバーンマッチ

UCOからもう1点、ロングバーンマッチという商品をご紹介します。こちらは、通常のマッチのおよそ5倍、45秒ほど燃焼するロングタイプです。価格も前述のプラスチックケースのものより安価となっています。防水・防風・燃焼時間長めと、マッチを使い慣れていない方も安心して使えるのではないでしょうか。

UCO タイタン ストームプルーフマッチ

UCO タイタン ストームプルーフマッチ

UCOのタイタン ストームプルーフマッチは、通常のマッチの倍ほどのビッグサイズ。湿気や風に強く、燃焼時間も25秒とやや長めです。個性的な見た目で、「ほかの人とは違うアイテムでそろえたい」という願望も叶えてくれる商品だといえます。価格はやや高めですが、その分いざというときにも大切に使えるのではないでしょうか。

防水マッチの選び方

防災マッチは膨大な種類があるわけではありません。しかし、いくつかのメーカーが製造しているので、できるだけよい商品を選びたい場合は大きく3つのポイントに注目しましょう。

燃焼時間

防水マッチは、商品によって燃焼時間が若干異なります。木軸のマッチはどれもあまり長時間燃焼するわけではありませんが、「濡れても、つくだけですぐに消えてしまう」のでは意味がありません。

少しでも長く、安定して火を提供してくれる商品を選ぶと、いざというときにも役立ちます。

耐風性

小さな炎の大敵は、水だけではありません。風が強いとせっかくついた火が消えてしまうので、耐風性にも注目したいところです。こちらも、燃焼時間と同様に商品によって大差があるわけではないですが、頭薬がしっかりとしていると耐風性もやや上がる傾向だといえるでしょう。

持ち歩きやすさ

防水マッチは自宅ではなく、アウトドアや非常時など、自宅以外の場所に持っていって使用することが多いといえます。ポケットに入れられるサイズのものや、箱のなかからマッチ棒が飛び出さないものなど、持ち歩きに支障のないものを選ぶと、より活用できるでしょう。

一般的な箱入りはコンパクトですが、プラスチックケースに入っているものなら、リュックの中でバラバラになる心配がありません。どちらもメリットはありますので、使い勝手がよいと思うほうを選ぶことをおすすめします。

木製以外の防水マッチもチェック!

「マッチ」と聞くと、紙箱に入った木の棒をイメージする方も多いでしょう。しかし、「防水マッチ」「アウトドアマッチ」と呼ばれるものは、ほかにも種類があります。木製のマッチよりも高価にはなりますが、それぞれにメリットがあるので、使い方や魅力を知ったうえで、「これが自分にとって使いやすそうだ」と思えるものを選ぶのも、よいのではないでしょうか。

メタルマッチ

メタルマッチと呼ばれる写真のようなアイテムは、金属のロッドをストライカーで削って火をつけます。上の写真でいうとロッドは左の黒い棒状の部分、ストライカーは右の「UP」と書いてある部分です。

ロッドを削るということで、使っていくうちに徐々にすり減ってはいきますが、数千回~数万回使えるので、アウトドアに頻繁に行く方は重宝するでしょう。気温が低くても着火できるなどメリットも多いですが、着火にややコツがいるので慣れない方は使いにくいかもしれません。

オイルマッチ

オイルマッチはオイルに芯棒を浸し、火打ち石で先端を擦って着火するタイプのマッチです。着火方法や使用感は木製マッチとほとんど変わらないので簡単で、さらにオイルを用いるため耐風性にも優れています。芯は徐々にすり減っていきますが、交換すれば半永久的に使用できるのも、魅力だといえます。

しかし、残りがわかる木製マッチ、燃料なしで何度も使えるメタルマッチとは異なり、オイルマッチはオイルが切れたら使えませんし、オイル残量もわかりにくいです。こうしたデメリットがあることも理解したうえで、他の防水マッチと比較してください。

特殊なマッチで災害時も安心!

特殊な加工を施した木製マッチをはじめ、雨の日や気温が低い日などにも問題なく使える「防水マッチ」は大きく3種類あります。どれもメリットだけでなく、使用時に注意したいポイントがありますので、使い方や使用頻度などを考慮しながら、ベストな商品を選ぶことが重要です。

ちなみに、普段使いせず非常用グッズとして用意するなら、安価で使いやすい木製マッチがやはりおすすめかなと筆者は思います。非常用ローソクとセットで購入しても驚くような価格になることはあまりないので、ぜひ併せて購入し、防災リュックに入れておきましょう。

編集後記

マッチといえば、ディズニー映画「トイ・ストーリー」の最後のほうのシーンで、主人公のウッディが持っていたマッチに火をつけるものの、すぐ車の風で消えてしまうという描写がありました。その後、「虫めがねで火をつける」的発想で無事火起こしに成功したのですが、1本しかないマッチの火が消えてしまうことが、自分の今後の人生を左右すると思うと、ちょっと恐ろしいですよね。(ストーリー知らない方いらっしゃいましたら、中途半端なネタバレスミマセン…)

そんな「トイ・ストーリー」が公開されたのは、なんと1995年!私が7歳のときなんですね。その後何度も見ているので、「初めてがいつだったのか」が、完全に記憶にありませんでした。

続編は「3」までは見たものの、「4」に関しては未だに見ていません。それなのに現在「トイ・ストーリー5」を制作中だとディズニーの会長が明かしたそうで…。これは早めに既存作品を見ておかないといけないなぁと思いました。

まだ見たことのない方は、ぜひ初回作のラストシーンに登場するマッチにも注目してみてください。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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