防犯ミラーは自宅でも活用できる?おすすめ商品とともに用途や効果を解説!

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ライターの永野です!

大学進学を機に上京した私は、長らくペーパードライバーだったのですが、田舎ではやはり車は必須。Uターンしてしばらくは産後だったり車が1台しかなかったりという理由で、他の人の車に便乗する、徒歩で乗り切るといった方法でやってきたのですが、息子が体操教室に通いだした2年半前に、中古の軽自動車を購入しました。

そこからは近距離ではあるものの、ほぼ毎日何かしらの用事で車を運転しています。

運転をするようになって思うことは、「全交差点にカーブミラーが欲しい」。これに尽きますね。

知っている道でも左右がしっかり確認できないと、「右!見えない!いや!」となります。夜はライトである程度わかりますが、普段車が来ないような道で曲がろうとしたらあっちから車が来たー!などとなると、もう恐ろしくて恐ろしくて…。

ミラーがなぜ大事なのか、今までよくわかっていませんでしたが、もう今は本当に、(私にとっての)すべての危険箇所にミラーがないと困る!とすら思っています。

今回はそんな「ミラー」つながりで、「防犯ミラー」に関するお話です。「防犯ミラーとはなんぞや」という方も多いかもしれませんので、まずは防犯ミラーに関する情報を、そして最後に、自宅で活用可能なおすすめの防犯ミラーをご紹介していきます。

ぜひ最後まで、チェックしてみてくださいね。

目次

防犯ミラーとは死角をなくす有能なアイテム

防犯カメラや防犯ブザーなど、さまざまな「防犯」に関するアイテムが存在しますが、「防犯ミラー」についてはあまり馴染みのない方も多いかもしれません。防犯ミラーはざっくりというと、「死角をなくしてくれるアイテム」です。

駐車場や施設内など、さまざまな場所で活用されており、防犯、安全対策に貢献しています。

防犯ミラーの使い道と効果

死角をなくしてくれる防犯ミラー。では、具体的にどういった場所でどのように使用されているのか、使い道や効果を見ていきましょう。

自宅なら駐車場での活用がベスト

駐車場から道路に出るときに、死角になっている場所から自転車や人が来ると、気づかず発進してしまい、思わぬ事故につながる場合も。防犯ミラーを駐車場の壁などに設置することで、死角となる場所の安全確認が簡単にできるようになり、事故防止に役立ちます。

壁面のない駐車場の場合は、自立型の防犯ミラーも導入可能です。自宅や施設の駐車場はもちろん、フォークリフトを使用する工場内でも、事故防止のために防犯ミラーが使用されることもあります。

施設内での活用例

オフィスや病院、学校、介護福祉施設、商業施設など、さまざまな場所で、防犯ミラーは活用されています。たとえばトイレの出入り口やT字路、階段の踊り場などでは、見えないところから来た人との、予期せぬ衝突が起こる場合もあるでしょう。防犯ミラーを設置すれば、死角となる場所も見えるようになるので、こうした事故を防止できます。

また、不審者対策、利用者の見守り、来客などの状況把握にも、防犯ミラーは活用可能です。高さのあるロッカーや棚の向こうは状況を把握しにくく、盗難やトラブルなどが起こってもわからない場合があります。防犯ミラーがあれば、こうした死角を限りなく減らし、安全かつ安心な環境を作りやすくなるのです。

エレベーターでも使える

エレベータ内に防犯ミラーを取り付けておくと、エレベーターに乗ろうとしている人を中から確認でき、挟み込みなどを防げます。また、もしエレベーター内の死角に不審者が潜んでいても、防犯ミラーがあれば外から乗り込もうとしてきた人がエレベーター内の様子を把握できるので、「乗らない」という選択が可能です。

工場などでは、エレベーター内にフォークリフトや車両が乗り込むことがありますが、防犯ミラーがあると接触防止に貢献します。防犯ミラーは、安全確認やエレベーターを利用する人同士の気配りにも役立つでしょう。

自宅内でも使える?

自宅では駐車場での使用が多い防犯ミラーですが、室内でも活用できるのでしょうか。高齢者や小さな子どもなど、目が離せないご家族がいる場合、防犯ミラーで死角を減らすと、トラブルを回避できる可能性は高まります。

また、使用頻度の高い廊下や階段などでは、構造によっては接触の危険性があることもあるでしょう。こうしたポイントに防犯ミラーを設置し、お互いに注意することで、急いでいてぶつかって怪我をしてしまうといった家庭内での事故を防ぐことに貢献します。

防犯ミラーは種類も豊富!

防犯ミラーといっても、さまざまな形状があります。目的や使用場所に合わせて最適なものを選べるので、どういった種類があるのか確認しましょう。

具体的な形状がイメージしにくいと思いますので、信栄物産株式会社さまのホームページより、防犯ミラーの参考画像を引用させていただいております。

フレキシブルタイプ

フレキシブルタイプは、ミラーの角度を自由に変えられるものです。壁面に土台となる部分を固定し、ミラーとのあいだの棒の部分が動くので、死角をなくせる向きを実現できます。鏡も丸形や四角など、さまざまなタイプがあるので用途に合ったものを選べるでしょう。

固定タイプ

固定タイプは棒の部分が動かないタイプです。しっかりと固定できて振動で形状がぶれてしまう心配がありません。棒部分は動かなくてもミラー部分は向きが変えられるものが多いので、ある程度の角度変更にも対応できます。

クリップタイプ

クリップタイプは、固定部分が大きめのクリップになっているものです。壁面や天井などに穴を開けずに済み、クリップで留められる場所ならどこでも取り付け可能。しかもワンタッチで着け外しできるので、自宅などにも気軽に導入できるでしょう。

マグネットタイプ

マグネットタイプは固定部分がマグネットになっているものです。クリップタイプ同様、壁に穴を開けずに簡単に取り付けられます。ただし、取り付ける場所にマグネットがつかないと使用できず、また磁力が弱いと落下する可能性もあるので、取り付け場所は限られるでしょう。

半球タイプもおすすめ

半球タイプは、広範囲を見渡せるタイプです。オフィスや店内の中心に取り付ければ、防犯や見守りが可能。半球型防犯カメラのように目立ちにくいので、空間内の印象を崩しません。取り付けは天井や壁面に直接するもの、マグネットタイプとさまざまです。

上記以外にも、看板のように独立したもの、壁などに直接貼り付けるような形で取り付けられるタイプなど、使用場所に合った防犯ミラーがあります。どこでどのように使うのかを検討すると、最適な形状が見つかると思いますので、ぜひご検討ください。

筆者が自宅で使いたいおすすめ防犯ミラー5選

防犯ミラーがどういったものなのか、お分かりいただけたでしょうか。最後に、筆者が自宅で使いたい!と思った防犯ミラーをご紹介します。主に駐車場での使用を考えて選びましたので、気になる商品があればぜひ詳細もチェックしてみてください。

防犯ミラーGK124

防犯ミラーGK124

防犯ミラーGK124は、クリップタイプで取り付け簡単。壁などに穴をあけず、気軽に導入できます。ワイドミラーではっきりと、大きく周囲の様子が見られるので、見通しが悪い場所でも安全を確保。ポールなどに挟むだけで取り付けが完了し、さらに背面のジョイント部分を操作することで、角度や向きを自由に調節できるのもうれしいポイントです。

ORIONS 防犯・ガレージミラー

ORIONS 防犯・ガレージミラー

ORIONSの防犯・ガレージミラーは全長240mm。クリップで簡単に取り付けられる商品です。ネットショッピングサイト内での評価も高く、「しっかりと周りが見える」「値段が手ごろで購入しやすい」などの声が寄せられています。長方形のシンプルなデザインなので、どんなガレージにも合わせやすいのも特徴です。形状やフレームの色などに迷う方に、非常におすすめだといえます。

SMS ガレージカーブミラー

SMS ガレージカーブミラー

SMSのガレージカーブミラーは、丸型で黒色のフレームがミラーの存在感を強調してくれます。クリップや壁取り付け型など、さまざまな取り付けタイプがあり、死角をなくして安全性を確保することに役立つでしょう。鏡面148mmとコンパクトなサイズですが、駐車場への出入りの際の安全確認には最適です。

信栄物産 ガレージミラー

信栄物産 ガレージミラー

防犯ミラーの種類をご紹介する際に参考にさせていただいた信栄物産からも、ガレージ向けのミラーが販売されています。角形、丸型タイプがあり、自宅での取り付けも簡単にできるセットになっているのもポイントです。シンプルな形状・デザインであること、日本製であることなど選ばれる理由多数のミラーで、ぜひ安全対策を行ってみてください。

コミー FFミラー

コミー FFミラー

コミーのFFミラーは、壁に接着するタイプで、取り付けが非常に簡単です。車の出入り口用に販売されているこちらの商品で、歩行者や自転車に乗った人をしっかりと見ることができます。サイズは4種類あり、ガレージの壁などに合わせやすく、またドライバーの目の高さに合った場所に接着すれば、特に調整は不要。購入してすぐに活用できるのはうれしいですね。

安全確保に防犯ミラーを導入しよう

防犯ミラーはもちろん防犯的要素も含んでいますが、どちらかというと危険を回避し、安全を確保するために貢献するといえます。店舗を経営されている方などはもちろん、ご自宅でも死角がある方はぜひ導入をご検討ください。

編集後記

2022年も残すところわずか。私も今日明日を持って仕事を納められそうです。2022年は長男が小学校に入学し、私は在宅ライターを始めて5年目に突入。お仕事に関しては順調な部分もありつつ、「小1の壁」を感じる1年でもありました。

毎年、収入面での目標は立てるものの、「ライターとしてどうなりたいか」はぼんやりとしか考えておらず、具体的にそこに向かって動くということもできていないのですが、2023年は小さな目標をクリアしながら、最終的な大きな目標を達成できる自分に近づける1年にしたいなと思っています。

防災新聞でも読んでいただいている皆様と一緒に学びながら、自身の経験なども交えながら、よりよい情報をお届けしていけるようますます精進してまいります!

年齢を重ねても挑戦や成長ができる場があることに感謝しながら、年末年始は子どもと目一杯楽しい時間を過ごしてきます(^^)

2022年もありがとうございました!そして2023年も、多くの方にとってよき1年になりますように…

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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