ライターの永野です!
うちの息子たちは回転寿司が大好き。というより、休日に「お昼何食べる?」と聞くと「ラーメン!」「うどん!」と別々のものを言ってどちらも譲らないので、結局両方食べられる回転寿司に行くというパターンが多いのですが…。
近所にスシローができてからは、月に2回は確実に行っている気がします。小学生以下はスタンプカードがいただけるのですが、それもVIPカードと呼ばれる、「スシローにめっちゃ通ってます」という証のものでして…。きっと今週か来週も、スシローに行くんだろうなという予感がしています。
スシローのスタンプカードは、来店ごとに1つスタンプが押してもらえて、2回に1回はレジ横のおもちゃがもらえるんですね。そのおもちゃのなかに、「キッズインカー」のステッカーがあったので、一度いただいたことがあります。
こんな感じのものです。
しかし、しばらくつけていたら色あせてしまい、今は何もつけていない状態…。マグネット式のステッカーは便利な点もありますが、デメリットもあるため理解したうえで使用する必要がありそうです。
そこで今回は、マグネット式「キッズインカー」ステッカーの意味や、おすすめ商品をご紹介します。
マグネットが便利!「キッズインカー」ステッカーおすすめ6選
早速、「キッズインカー」ステッカーのおすすめ商品をご紹介します。筆者は長いあいだつけていたら色あせてしまいましたが…。マグネット式は着脱簡単で、結果便利でしたので、たくさんのステッカーのなかから筆者が独断と偏見で「これ使ってみたい」と思ったものをご紹介します。
マイメロディ「CHILD IN CAR」マグネット
サンリオの人気キャラクター、マイメロディのマグネットです。ピンクを基調としたかわいらしいデザインで、大人はもちろん子どもも大喜びでしょう。パステルカラーの車やピンク系の車だと同化してしまう可能性があるので、濃い色の車につけるのがおすすめです。
安全運転「チャイルドインカー」マグネット
某カップラーメンを連想させるような、かわいらしいマグネットタイプのステッカーです。よく見ると白はハンドル、茶色の部分は車のメーターとデザインにもこだわりが感じられます。
後ろの車の方も思わずクスっとしてしまいそうなステッカーで、子どもが乗っていることを伝えましょう。
ミッフィー「キッズインカー」マグネット
人気キャラクター・ミッフィーの、マグネットタイプステッカーです。シンプルなデザインとカラーで、車種を選ばないのがポイント。どんな色の車に貼っても、しっかりと「子どもが乗っている」ことが伝わります。
ミッフィーの友達「メラニー」と並んでいる様子がかわいく、さりげないアピールをしたいという方におすすめです。
くまモン マグネットタイプステッカー
シンプルなロゴとともに、熊本のゆるキャラとして知られる「くまモン」がデザインされたステッカーです。黒と白の2色デザインなので、カラフルな車体に貼るとより目立ちます。ブラック系の車の方も、あまり大々的に「子どもが乗っています」としたくない場合には、よいかもしれません。
画像以外にも数種類のデザインがあるので、気になる方はぜひショッピングサイトでチェックしてみてください。
CHILD IN CAR マグネット【ダンスバージョン】
シンプルなシルエットで表現されたこちらのシリーズは、「Baby in car」などでもおなじみですが、スポーツをモチーフにしたマグネットタイプステッカーがありましたので、ご紹介させていただきます。
ダンスのほかにも、サーフィンやバスケ、サッカー、ボウリングなどさまざまなスポーツデザインのステッカーもありますので、ぜひ好きなスポーツや子どもの習い事などに合ったものを選んで貼ってみてください。
ハローキティ マグネットステッカー【CHILD IN CAR】
最後にご紹介するのは、完全に筆者の好みで選んでしまいましたが…ハローキティのマグネットタイプステッカーです。画像のもの以外にも、さまざまなデザインがありますが、どれもかわいく、昔からサンリオファンだった保護者の方、そして子どもも喜ぶこと間違いないでしょう。
赤やピンクを基調としたデザインのほか、白地のシンプルな「キッズインカー」ステッカー、黄色と黒のよく見るデザインなどもありますので、キティちゃんファンの方はぜひ好みのステッカーを貼ってみてください。
そもそも「キッズインカー」や「ベビーインカー」は何のためのステッカー?
今回ご紹介している「キッズインカー」だけでなく、赤ちゃんが乗っていることを意味する「ベビーインカー」のステッカーも、子どもを乗せた車についているのをよく見かけます。子どもがいるご家庭ではあまり考えずにつけていることもあるかもしれませんが、そもそもこのステッカーには、どういった意味が込められているのでしょうか。
子どもや赤ちゃんが乗っていることを周囲に知らせる
「キッズインカー」「ベビーインカー」のステッカーの意味は諸説ありますが、「子ども(赤ちゃん)が乗っているため、イレギュラーな運転をするかもしれない」ということを周囲の運転者に伝えるものだといわれています。
子どもの様子を伺いながら運転をしていると、スピードが通常より遅めになったり、路肩に駐車しなければいけない状況になったりすることがあります。こうした運転は、安全とはいいがたいので、周囲の運転者はイライラする、驚くこともあるかもしれません。
「子どもが乗っている」とわかれば、周囲も「配慮しよう」「何かあるかもしれない」という理解につながるため、こうしたマークをつけるようになったようです。
事故の際に赤ちゃんや子どもを見落とさない
運転中のイレギュラーだけでなく、万一の事故の場合にも、ステッカーは役立つといわれています。大きな事故が起こった際に、小さな赤ちゃんや子どもは埋もれてしまって見落とされることがあるかもしれません。
ステッカーを貼っていれば、目に見える範囲に子どもがいなくても、「子ども(赤ちゃん)がいるんだ」ということに気づき、見落としリスクの軽減につながります。
優先して救助をしてもらう
「キッズインカー」「ベビーインカー」のステッカーがあれば、小さくて弱い子どもたちを優先的に救助してもらうこともできます。ステッカーの意味は諸説あり、事故の救助におけるアピールの意味はない、という意見もありますが、もしものときに「子どもがいる」ということを多くの人に知らせる重要な役割を果たしてくれることは確かでしょう。
本来の意味がどうであれ、子どもたちの安全や命を守るためのものだということを忘れず、正しく使用する必要があります。
「キッズインカー」は義務?いつまでつける?
車に「キッズインカー」のステッカーが貼られているのを目にする機会は多くありますが、ステッカーを貼るのはいつ頃までなのでしょうか。実際につけていた方の意見などももとに、解説します。
アメリカ発祥でステッカーをつけるかどうかは「任意」
運転初心者がつける若葉マークは、免許取得から1年間の表示義務がありますが、「キッズインカー」や「ベビーインカー」ステッカーに、表示義務はありません。
そもそも、こうしたステッカーの発祥はアメリカだといわれています。ステッカーを貼る理由はさまざまですが、伝えられている意味に則って貼っている人もいれば、「デザインがかわいし、子どもがいるから」という理由で貼っている人もいるでしょう。
ステッカー表示は義務ではない反面、どういう理由で貼るのかも自由だといえます。
ちなみに調べたところ、「子どもが乗っていないのにステッカーを貼る」のは、特に何かの罪に問われることはないようです。とはいえ、虚偽のステッカーで周囲を困惑させるのはあまりよいこととはいえませんので、意味もなくステッカーをつけるというのはおすすめしません。
いつまでつけるかも保護者次第
「キッズインカー」ステッカーは義務ではないものの、子どもが何歳くらいまでつけたらよいかという目安を知りたい方もいるのではないでしょうか。結論、ステッカーをいつまでつけるのかは、保護者の判断によります。
「ベビーインカー」を卒業した1~2歳くらいでステッカー自体貼らなくなったという方もいますし、小学校卒業くらいまで「キッズインカー」をつけていた方、そもそも最初から何もつけなかった方もいるようです。
決まりはありませんが、保護者の方が子どもを乗せての運転が不安なうちは貼っていてもよいのではないでしょうか。
マグネット以外にも!「キッズインカー」ステッカーのタイプ
今回は、マグネットタイプの「キッズインカー」ステッカーをご紹介しましたが、ステッカーにはほかにもシールタイプ、吸盤タイプがあります。それぞれの特徴をまとめましたので、「マグネットよりこちらのほうがいいかも」と思ったら、お気に入りのステッカーを探すのもよいかもしれません。
シールタイプ
シールタイプはマグネットタイプ同様、車の外側に貼ります。UV加工や防水加工がされていないと、すぐにはがれたり色あせたりしてしまうので、デザインはもちろん加工がしっかりと施されているかどうかも重要です。
貼り方を失敗すると使えない可能性がある、はがすときにシールが残ってしまうことがあるなど、不便だと感じる点もありますが、一度貼ったら簡単に取れることがないので、その点では安心して使用できるといえるでしょう。
吸盤タイプ
吸盤タイプは、車の内側に吸盤で貼ります。窓越しに見えるので、ガラスが暗めだと見にくいので、はっきりしたデザインやカラーを選ぶのがおすすめです。吸盤の劣化で吸着力がなくなってくることもありますが、車内で使用するのでステッカーそのものの劣化はマグネットタイプ・シールタイプよりも目立ちません。
筆者も「ベビーインカー」は吸盤タイプを使用していましたが、ステッカーそのものは最後まできれいな状態でした。ただ、吸着力があまりなく、衝撃などで頻繁に落ちていた記憶です。貼り方を工夫すればよかったのかもしれませんが…。使ってみて「マグネットタイプのほうが便利だな」という印象を受けました。
「キッズインカー」を貼るときに注意したいこと
「キッズインカー」ステッカーを貼るときには、貼り場所に注意しましょう。また、ステッカーを見て感じることは人それぞれですので、第三者からの印象についても理解しておく必要があります。
貼る場所によっては法律違反になる
「キッズインカー」のステッカーは、後続車に子どもが乗っていることを伝えるものですので、車の後ろ側に貼るのが基本です。しかし、ナンバープレートやライト類の上に貼るのは、国土交通省によって禁止されています。
シールタイプや吸盤タイプはリアウィンドウ、マグネットタイプはトランクのドア部分に貼るとよいでしょう。
ナンバープレート・ライト類のほか、フロントウィンドウや、運転席・助手席のサイドウィンドウに貼るのも禁止です。こうした部分に貼って公道を走ると、違法になることもありますし、車検が通らないこともあるので注意しましょう。
「キッズインカー」をよく思わない人もいることも理解する
使う側は「子どもや赤ちゃんが乗っていることで、周囲に迷惑をかけないように」という気持ちでつけているかもしれませんが、見る人によっては「子どもがいることを必要以上にアピールしている」「子どもがいるから配慮して運転をして欲しいなんてわがままだ」など、マイナスな印象を持つ方もいます。
昨今は煽り運転などへの罰則も厳しく、ドライブレコーダーなどもあるため直接的な嫌がらせが起こる可能性は低いでしょうが、なかにはあえて意地悪な運転をしてくる人がいるかもしれません。
「キッズインカー」に対して子どもが乗っていることへの配慮をしようと思ってくれる、ステッカーを貼っていることに特に何も感じない、といった方が比較的多いですが、すべての人がそうではない、ということも理解したうえでステッカーを使用しましょう。
「キッズインカー」を正しく使って子どもの安全を確保しよう
「キッズインカー」ステッカーは、子どもが乗車していることで、運転に何かしらの死傷が出る可能性を周囲(特に後ろの車)に知らせたり、もしものときに子どもを迅速に救助してもらったりするために使用するステッカーです。
ステッカーは大きく3タイプあり、どれもメリット・デメリットがあります。おすすめは、着脱簡単でほかの車からも見やすい位置に貼れるマグネットタイプです。さまざまなデザインがあるので、好みのものを選んで活用しましょう。
編集後記
「キッズインカー」をつけるのは運転者の気が済むまでということで、夫に関しては完全に気が済んでいる(というかあまり意識をしていないでしょう…)ので、夫の車に貼ることはないかなぁと思います。
私も、年長と小2なら不要かなぁとは思いますが、こうやって調べてみると「これ貼りたい」と思うものが多数…。子どもがいることで運転に支障が出るという段階はもう超えているので、「かわいいから」という不純な動機でつけてよいものかとは思いますが…。
「キャラクターもの」って、どうしてこんなにどんなアイテムでもかわいいのでしょうね。大好きなハローキティの「キッズインカー」は諦めるにしても、「ドラレコ搭載車」のステッカーや、ドアハンドルに貼るかわいいステッカーは買ってしまおうかなと、密かに考えています。