ライターの永野です!
若かりし頃は比較的オイリーなお肌の持ち主だった永野ですが、気が付くと冬場は顔も体もカサカサガサガサしており…年齢を感じます(汗)。
今年は大寒波もあり、冬は手荒れが急激に進行し、あかぎれや謎の細かい切り傷のようなものや、いつできたかわからない擦り傷のようなものが多発。悲しいことにいい匂いに特化した若者向けのハンドクリームではどうにもなりませんでした…。
というわけで、購入したしっとり系のハンドクリームで、なんとか冬を乗り切りました。
乾燥している状態でかなり困るのが、静電気…。私は静電気が起こりやすい体質なのか、ことあるごとにバチッっとくるのですが、特に車の乗り降りの際の静電気率は90%を超えていると自負しております。
静電気が起こっても痛いだけで特に影響がないと思われるかもしれませんが、状況によっては危険もあるので、静電気ができるだけ起こらないようにしたいものです。そこで今回は、車に乗るときにおすすめの静電気除去アイテムをご紹介します。
静電気が起こる原因、静電気対策のさまざまな方法にも触れていますので、静電気で悩む方の参考になれば幸いです。
車に乗る前に使用!おすすめ静電気除去グッズ5選
まずは、おすすめの静電気除去グッズを見ていきましょう。車に乗る前に使って静電気を抑えれば、不快な痛みを受けずに済みます。手軽に使える除去グッズを厳選しましたので、気になる商品があればぜひショッピングサイトで詳細を確認してください。
GoodsLand 静電気除去3Dステッカー
まずご紹介するのは、GoodsLandの静電気除去3Dステッカーです。車のドアハンドルの横に貼り付けられるので、使うときに取りだす手間を省けます。ステッカー中心部分に触れるだけで静電気を除去してくれるので、使い方も簡単。ブラック・ホワイト・クリアの3色から車に合ったものを選べ、さらに2個セットなので運転席側と助手席側に取り付けられるのもうれしいポイントです。
HONDA純正 静電気除去プレート
HONDA車の方もそうでない方にもおすすめなのが、HONDA純正の静電気除去プレートです。こちらはフロントドアパネルのラッチ下部につけて使用するタイプで、黒色のシンプルなデザイン、さりげないスマイルマークがアクセントになっています。ドアの内側につけるので、ドアハンドルを握る際の静電気除去には向きませんが、車内での静電気除去には大いに貢献してくれるでしょう。
ミニアースキーホルダー TG007
ミニアースキーホルダー TG007は、デザイン性が高く、キーホルダータイプで持ち歩きにも便利です。スタイリッシュな見た目のキーホルダーは、キーケースに入れてもキーに直接つけてもおしゃれ。シルバーを基調としていますが、センター部分の色を5色から選べるので、好みのものが見つかるでしょう。車に直接パネルを貼りたくない、複数の車で使いたい場合におすすめです。
カーメイト DZ464
車のドア部分に貼り付けても見た目を損なわないカーメイト DZ464は、シンプルなブラックと高いデザイン性で人気を集めています。黒い部分が静電気除去部となっており、触れると真ん中の静電気確認ランプが一瞬オレンジ色に光り、静電気を除去したことを教えてくれるので便利です。黒やグレー系の車はもちろん、さまざま車の色やデザインと相性がよいといえるでしょう。
カーメイト NZ991
こちらもカーメイトの製品で、ユニークさを求める方におすすめです。「みがわりタッチくん」と名付けられたキーホルダータイプの静電気除去グッズで、車のドアハンドルなどに触れると、静電気を除去してくれます。腕時計のようなブレスレットのようなところにオレンジ色のランプがつき、除電を知らせてくれるのもポイントでしょう。車以外にもさまざまなシーンで使えますし、リアルな腕や指を再現しているので、話のネタにもなります。
車で静電気が起こる原因
車のドアに触れたら「バチッ」と痛みが走る静電気に悩まされる方は、少なくありません。では、なぜ静電気が起こるのでしょうか。原因は大きく3つです。
摩擦帯電
車のドアやハンドルに触れて静電気が起こるのは、多くが摩擦帯電によるものです。摩擦帯電は、摩擦によって電気を帯びる現象で、日常生活のなかでは知らず知らずのうちに起こっています。
たとえば歩くだけでも、靴の裏面と地面との摩擦で、身体は電気を帯びるのです。こうして身体にはプラスの静電気が溜まり、マイナスの静電気を帯びた車に触れることで、「バチッ」となります。
乾燥
摩擦帯電は季節を問わず起こっていますが、なぜ静電気が起こりやすい時期とそうでない時期に分かれるのかには、乾燥が関係してきます。水は電気を通すので、湿度が高いと空気中の水分に静電気が分散しますが、乾燥していると水分が少ないので、なかなか分散しません。
こうして、身体や車などに帯電しやすくなり、静電気が起こるのです。冬場に静電気が起こりやすいのは、乾燥が大きく関わっていることがわかりますね。
体質
同じ条件でも、静電気が起こりやすい人とそうでない人がいます。実は静電気は体質によっても起こりやすさが異なり、乾燥肌の方のほうが起こりやすい傾向です。
「乾燥肌=身体の水分量不足」ということで、身体に静電気が溜まりやすくなります。その状態で車のドアなどに触れると、溜まった静電気が一気に放たれ、静電気が起こるのです。
「車×静電気」の注意点
静電気が起こっても、ただ痛いだけで特に影響はないと考えるかもしれません。しかし、場所によっては静電気によって思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
また、ドアやハンドル以外でも、静電気が起こることはあるので注意が必要です。
ガソリンスタンドは特に危険!
ガソリンは、マイナス40度でも気化しますので、ガソリンスタンドの空気中には気化したガソリンがある可能性があります。空気中のガソリンは、火元があると引火する危険性があり、静電気も原因になりかねません。
セルフのガソリンスタンドでは、給油ノズルの近くに必ず静電気除去シートがありますよね。これは給油口を開けるときの静電気防止はもちろん、引火の危険性を軽減させるためのものでもあります。
静電気が起こりやすい方もそうでない方も、ガソリンスタンドでは必ず静電気除去シートを利用しましょう。
フロントガラスでも静電気が起こる
ガラスは電気を通さないというイメージから、ガラスなら静電気も起こらないだろうと思う方がいるかもしれません。しかし、ガラス表面は風との摩擦が起こっており、静電気を帯びている可能性があります。
特に、撥水加工など表面に特殊な加工をしているガラスは静電気を帯びやすいので、ガラス部分での静電気にも注意しましょう。また、静電気が起こりやすいガラスはほこりも付着しやすいので、こまめに拭き掃除などをすることをおすすめします。
静電気除去に役立つ方法
静電気除去グッズを使っての対策は有効ですが、「まずはお金をかけない方法を試したい」と思われる方もいるかもしれません。
最後に、静電気を除去するための4つの方法をご紹介します。
金属製のものでドアに触れる
車のドアなどに直接手で触れる前に、金属製のもので一度触れると、静電気が起こりにくくなります。車のキーや家の鍵でも可能ですが、最近はリモコンキーやカードキーなども増えており、金属のキーがない場合もあるでしょう。
こうした場合は金属製のキーホルダーで触れると、静電気を逃がしてくれるのでおすすめです。
地面に触れる
金属製のものがない場合、ドアに触れる前に地面に触れましょう。身体に溜まっている静電気が地面に逃げるので、ドアに触れても「バチッ」としなくなります。簡単でお金をかけずにできる方法ですが、衛生面が気になる方は抵抗があるかもしれません。
帯電防止効果のあるものを使う
以下のような静電気が溜まりにくいものを素手とドアのあいだに挟むのも、1つの方法です。
・ウェットティッシュ
・湿ったハンカチ
・ナイロン、ウール以外の布
・ゴムや革でできた手袋 など
ハンカチは湿らせると始末に困ると思われるかもしれませんが、息を吐いて軽く湿らせる程度でも、効果を発揮してくれます。
保湿する
濡れたものがない場合も、手がぬれていれば空気中に静電気を逃がせるので、保湿をしっかりとするのも効果的だといえます。ハンドクリームを塗って潤いを持たせる、水で手を濡らすなどの方法でも、静電気の防止が可能です。
ハンドクリームでの保湿は、静電気防止だけでなく、肌トラブルの解決にもつながるでしょう。
安全を守るため、車の静電気除去対策を
車のドアやハンドルに触れたときに起こる静電気は、不快感だけでなく思わぬトラブルを引き起こす可能性もあるため危険です。安全を守るため、そして快適に車の乗り降りをするためにも、静電気除去対策を積極的に行いましょう。
静電気除去グッズは車に乗るとき以外にも、さまざまな場面で活躍します。ぜひお気に入りのアイテムを見つけ、日常的に活用してください。
編集後記
永野の静電気率は90%以上だと冒頭で申しましたが、振り返ると最近車に乗るときバチバチしないなぁということに気づきました。嘘をついて申し訳ございません…。
なぜ去年と比べるとこんなに静電気が起こらなくなったのかを考えてみると、やっぱり「乾燥」が大きいのかなと思います。ハンドクリームを頻繁につけたり、水分を多めに接種したりしているので、手荒れや表面の乾燥が気になるタイミングはあったものの、身体の水分量自体が去年より多いのかなぁと。
ちなみに、長男よりも次男のほうが、私に触ってバチッとすることは多いです。次男はアレルギー持ちで乾燥でかゆい~ということも多いので、やはり水分量は大きく影響しているんだなと感じます。
まずは保湿を頑張って、一家全員静電気に悩まないようにしていきたいと、改めて感じました。
まだまだ寒さや乾燥が続きますので、皆様も静電気対策をしていきましょう!