充電池をおすすめする理由と人気メーカーは?選び方のポイントも紹介

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電池といえば使い捨てのイメージが強いですが、最近は充電して繰り返し使える充電池を選択される方も増えています。充電池はメリットが多くおすすめですが、初めての方はどんな充電池を選べばよいか迷うこともあるのではないでしょうか。

今回は、充電池のおすすめメーカーをご紹介します。充電池を使用するメリットや選び方のポイントもまとめていますので、充電器を導入する際の参考になれば幸いです。

目次

充電池にはどんなメリットがある?おすすめの理由は

充電池が推奨されているのは多くのメリットがあるからですが、具体的にどういった点が乾電池より優れているのでしょうか。おすすめの理由とともに解説します。

充電池のメリット

充電池のメリットは大きく3つです。

・長期的に見ると費用をおさえれらる
・繰り返し使える
・ゴミが出にくい

初期費用は通常の乾電池よりも高くつきますが、繰り返し使えることを思うとお得です。充電をすれば何度も繰り返し同じ充電池を使えるので、ゴミが出にくいのもメリットだといえるでしょう。

なぜ充電池がおすすめなの?

充電池は使用時のメリットが多いことはもちろん、ゴミの削減という観点で見ると、税金の節約にも貢献します。乾電池は見た目は小さいものの、決して軽量とはいえません。使い捨ての乾電池の廃棄量は、国内で年間4.9トンだといわれており、2トンのゴミ収集車で回収するとすると24500台分、1日およそ67台分の乾電池がゴミとして出ていることになります。

ゴミ処理にかかる税金は自治体によって異なりますが、東京23区の場合は1トンあたりの収拾から処分までの費用は、およそ56,000円です。乾電池の廃棄だけで1日約750万円、年間で27億円ほどの税金が使われている計算になります。この処分費用の節約にもつながるのも、充電池をおすすめする理由の1つです。

また、乾電池には水銀やニッケルなどの有害物質が含まれています。これは、乾電池、充電池ともに共通していますが、有害物質の処分は環境汚染や処分中の事故などにつながる可能性が少なくありません。環境に配慮するためにも、乾電池よりも充電池がおすすめだといえます。

よりよい充電池を選ぶポイント

環境やご家庭の経済などのためにも、充電池を使用するとよいことはわかりましたが、充電池にもさまざまな種類があります。長く、快適に使える充電池を選ぶためには、5つのポイントに注目しましょう。

種類で選ぶ

充電池の中身には種類があり、もともと主流だったのはニカド電池でした。しかし容量が小さい、自己放電してしまうなどの課題があったことから、最近はニッケル水素電池に主流が移行しています。

また、最近はニッケル水素電池よりも大容量のリチウムイオン電池も登場しています。スマートフォンなどにも使用されているリチウムイオン電池ですが、乾電池の代わりに使うには容量が大きすぎる、価格が高いこともあるため注意が必要です。

迷ったら、バランスのよいニッケル水素電池を購入しましょう。

価格と容量で選ぶ

価格だけで充電池の善し悪しを判断せず、価格と容量が見合っているのかもチェックしましょう。充電池には「mAh」という数値が記載されており、これはバッテリーの容量を表します。「mAh」が大きければ容量が大きい証拠で、充電回数は少なく済む傾向です。

安価なものは「mAh」が小さいものが多く、電池が長持ちしにくいというデメリットがあります。とはいえ、価格が高いからと安心するのではなく、「mAh」の数値をチェックしないと「高価でもちの悪い電池」を購入することになるので注意が必要です。

互換性にも注目

充電池は単3や単4などの乾電池との互換性がある形状のものが多いですが、なかには長さや太さが微妙に異なるものもあります。互換したい乾電池のサイズと大きさが合っているか心配な場合は、正確なサイズを説明書やサイトの詳細で確認しましょう。

ちなみに単1、単2などの乾電池と互換できる充電池もありますが、スペーサーというケースのようなものを使えば、単3サイズの充電池で代用可能です。

充電器の選び方にも注意

充電池は充電をして繰り返し使用するため、充電器も購入する必要があります。充電器が1つあれば大丈夫だと思われるかもしれませんが、充電池のサイズが異なると使えない、メーカーが異なると同じサイズでも接続端子の違いから充電できないこともあるので注意しましょう。

充電器のトラブルを防ぐためにも、充電池と同じメーカーの充電器をセットで購入すると安心です。

初めての方におすすめの充電池を紹介!

充電池は本体と充電器をセットで購入するため、費用が高くなりがちです。1000円以下でセット購入できるものもありますが、100円ショップでも購入可能な乾電池と比較すると、やはり安いとはいえません。

最後に、充電池選びに失敗したくない、という方におすすめの3つのシリーズをご紹介します。

パナソニック「エネループ」シリーズ

単3形 エネループ 4本付充電器セット

「エネループ」という商品名は、多くの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか。エネループは自然放電抑制機能の高い充電池です。1年使わずに置いておいたとしても、およそ70%もの充電容量をキープできるので、備蓄にも最適だといえます。

充電容量は750mAhとなっており、充電は約2100回まで可能。寒さにも強く、マイナス20度の場所でも使えるのも強みだといえます。

パナソニック「エボルタ」シリーズ

単3形 充電式エボルタ 4本付充電器セット

「エネループ」と同じくらいメジャーなのが「エボルタ」シリーズです。エネループ、エボルタ共に、パナソニックから発売されています。エボルタシリーズはおよそ1950mAhと大容量が魅力です。充電頻度が低く済むので、リモコンなどの継続的に使用する製品に最適だといえます。

エネループシリーズのなかには、さらに大容量のものもあり、こちらは子どものおもちゃなど、電池を多く使う製品におすすめです。充電回数はおよそ1800回と、エネループシリーズ以上に繰り返し、長期的に使用できるのも嬉しいポイントでしょう。

東芝「インパルス」シリーズ

単3形 1パック4本入

充電容量が業界最高レベルといわれているのが、東芝の「インパルス」シリーズです。パナソニックの充電池と比べるとやや認知度は低くなりますが、1度の充電で使用できる時間が長く、自然放電しにくいのも特徴だといえます。

充電池の充電頻度や回数に影響するといわれている「継ぎ足し充電」も、インパルスシリーズは可能です。電池を使い切る前に充電しても電池の効果に影響しないので、製品を使っている途中に電池が切れ、動作が止まってしまうと言う不便を防ぐことができます。

場合によっては通常の乾電池の使用も視野に入れよう

子どものおもちゃや自転車のライトなど、電池の消耗が激しい製品を中心に、多くの製品には廃棄をせず繰り返し使える充電池がおすすめです。しかし、最近は100円ショップの乾電池でも性能がよく長持ちするものは多くありますので、場合によっては乾電池のほうがお得に使えることもあるかもしれません。

どういった製品に電池を使用するのかを考えると、乾電池か充電池、どちらが向いているかがわかります。ちなみに防災の観点でいくと、充電池をフル充電しておけば、いざというときにも使用できますが、コンセントが使えなければ繰り返しの使用は不可能です。

備蓄の電池は、必ずしも充電池でなくてもよく、乾電池をローリングストックしながら、いざというときに必要な本数を備えておいたほうがよいケースもあるので、覚えておきましょう。

繰り返し使える充電池を活用しよう

充電池を使うメリットは多くありますが、充電回数や容量、価格などからよりよい商品を選ばないと、損をしてしまいます。用途によっては乾電池のほうがお得、便利な場合もありますので、どういった用途で使うのかを明確にし、適切な商品を選びましょう。

フル充電をしておけば、1年後も使える充電池ですが、充電にコンセントが必要なことを考えると、備蓄には乾電池がおすすめです。防災グッズとしておすすめの充電池が登場したら、防災新聞でもご紹介したいと思います!

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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