「防災リーダーの会」フォローアップ研修リポート!

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現在私は「ひめじ防災リーダーの会」に所属しています。

この会は、姫路市市長公室危機管理室が主催する防災を専門とする人達の集まりで、年に数回スキルアップのための会員向けに、フォローアップ研修を開催しています。

今回は「防災資機材の取扱いの指導について」との訓練に参加してきましたので、その内容のリポートをお届けします。

目次

ひめじ防災リーダーの会とは

ひめじ防災リーダーの会とは、姫路市が設立した会で「防災リーダー間の情報共有や、相互連携を図るとともに、地域防災力の向上と防災・減災活動の支援を目的としている」会です。

会員の条件

1:ひょうご防災リーダー講座修了者
2:防災士
3:隊友会会員
4:その他防災・減災に関する知識や技能を有する者

ひめじ防災リーダーの会の会員条件は上記のとおりで、私は1と2に該当しています。

3の隊友会会員とは自衛隊のOBの方達で、高齢の方も多いですが実戦で使える知識が凄く、動きも素早いので圧倒されます。

「防災資機材の取扱いの指導について」の訓練

今回のフォローアップ研修のテーマである「防災資機材の取扱いの指導について」とは、姫路市が指定避難所に備えてある防災倉庫の中の、資機材の取扱い方法を改めて学んで、地域のみなさんに指導することを目的として開催したものです。

コミュニティ防災倉庫には多くの資機材が準備されている

姫路市のコミュニティ防災倉庫は、連合自治会ごとに設置されていて、倉庫の中には多くの資機材が備えられています。

でも、いざという時に資機材の使い方が分からないと、宝の持ち腐れになってしまうので、防災リーダーは資機材を確実に使用できて、さらに、みんなに指導できるよう訓練が行われているのです。

資機材の一覧

姫路市 コミュニティ防災資機材一覧表
https://www.city.himeji.lg.jp/bousai/cmsfiles/contents/0000017/17082/daisankai2.pdf

訓練は3種類!3班がローテンションにて行う

ひめじ防災リーダーの会フォローアップ研修資料

今回の訓練は3種類あり、3班に分かれてそれぞれの訓練をローテーションにて行っています。

1:簡易担架・応急担架・毛布搬送訓練
2:チェーンソー・発電機・投光器取扱い訓練
3:段ボールベッド組立訓練・感染症物品組立訓練

これらの訓練を行った上で、地域のみなさんに指導できる実践を行いました。

訓練その1 簡易担架・応急担架・毛布搬送訓練

この訓練は、簡易担架の組立と搬送方法、毛布と竹竿を使って応急担架を作って搬送する方法、1人でも救助できるように毛布を使っての搬送訓練です。

この簡易担架の組み立ては難しくありませんが、紐を首にかけて搬送するところがポイントになります。

因みに、担架で人を搬送する時は足元が先頭になります。理由は、前方が見えることで要救助者が不安にならないようにするためと、要救助者の顔色や状況を搬送者が確認するためです。

頭側の搬送者の方は、足元より少し高めにして運ぶとベストです!

毛布と竹竿で作る応急担架

毛布と竹竿を使って、応急担架を作ります。

竹竿の代わりは物干しざおなど、持てる物なら何でもOK!太すぎる物は持ちにくくなるのでNGですよ。

ここでのポイントはステップ2での「ピンクの毛布が重複する部分」です。

この部分を多めにとっておくことで、担架としての強度が増します。

逆に少ないと、毛布がズレてしまうので要注意です。

これは毛布だけで要救助者を運ぶ方法で、毛布の端を丸めて数人で持って運びます。

4人いると、上手く搬送できます。体重の重い方なら6人で持つ方が安全ですね。

危険な場所から要救助者を移動させる方法

この訓練方法は、要救助者を危険な場所から移動させる際に有効な搬送方法です。

要救助者を毛布で包んで、足元を結びます。頭側を持ち上げて引きずると、強い力がなくても搬送ができます。

ポイントは足元の毛布を結ぶことで、毛布のズレを防ぐことが可能です。

訓練その2 チェーンソー・発電機・投光器取扱い訓練

次の訓練は「チェーンソー・発電機・投光器取扱い訓練」です。

電動のチェーンソーは自宅で使用していますが、エンジンタイプのチェーンソーは滅多に使うことはありません。

  • エンジンのかけ方
  • 安全確認の方法
  • 木材の切り方

これらを実践して学びました。

訓練その3 段ボールベッド組立訓練・感染症物品組立訓練

この訓練では、段ボールベッドの組立方や簡易トイレ、各種テントの組み立て方および収納方法を習得しました。

テントは全て自動で広がるポップアップ式になっているので、カバーから出して広げるのは、難しくありません。

ただ、収納する際にはコツが必要なので、何回か実際にやってみないとコツをつかむことができませんね。

段ボールベッドは意外に寝心地がよい

段ボールベッドも初めて組み立てましたが、とてもしっかりしていて実際に寝てみると寝心地も悪くありません。

この高さならベンチ代わりにもなりますし、避難所生活も少しは楽になると感じました。

何ごとも経験しておかないと分からない!

今回は、ひめじ防災リーダーの会の、フォローアップ研修をリポートしました。

「エッ!?防災の専門がそんな初歩的なことしてるの?」と思われるかも知れませんが、そのとおりです。

何ごとも、経験しておかないと分からないことばかりで、防災の専門だから全てを体験している訳ではありません。

避難所でのテント設営などは、コロナ禍によって普及したものですから、防災の仕組みも日々更新されているのです。

だからこそ、姫路市もフォローアップ研修を行って、最新の知識にアップデートさせてくれています。

今後もフォローアップ研修や訓練に参加した際には、リポートをお届けしたいと思います。

参考サイト
姫路市コミュニティ防災資機材一覧表
https://www.city.himeji.lg.jp/bousai/cmsfiles/contents/0000017/17082/daisankai2.pdf

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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