おすすめ真空パック器6選!防災にどう役立つかも解説

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食べ物の鮮度を保って保存できることから、一般家庭でも人気を集めている真空パック。最近はこうしたニーズに合わせ、ご家庭で使いやすい真空パック器も増えています。日常生活に役立つ真空パック器ですが、幅広い用途で活用できれば嬉しいですよね。

今回は、おすすめの真空パック器をご紹介します。真空パック器の役割や選び方のポイントのほか、防災の観点での活用法があるかどうかも解説していますので、ぜひご購入の際の参考にしてください。

目次

真空パック器のおすすめ商品は?

早速、おすすめの真空パック器を見ていきましょう。真空パック器にもさまざまなタイプ、商品がありますので、気になる商品がありましたらぜひ詳細をチェックしてみてください。

【ニューウェルブランズ・ジャパン】フードセーバー

【ニューウェルブランズ・ジャパン】フードセーバー

まずご紹介したいのが、ニューウェルブランズ・ジャパンのフードセーバーです。こちらは専用袋のほか、キャニスター、瓶の中身なども真空にできる優れもの。1台で食品はもちろん、アルコールなどの液体が入った容器も密封できます。高い鮮度キープ力のほか、初心者でも簡単に操作できるのも魅力。ただし専用袋がやや高価なので、頻繁に使用する方はランニングコストがかかることを覚えておきましょう。

【Bonsenkitchen】自動真空パック機

【Bonsenkitchen】自動真空パック機

スタイリッシュな見た目と確かな保存力が魅力のBonsenkitchen 自動真空パック機は、専用袋の1枚あたりの価格が安いのも嬉しいポイントです。専用袋の相場は1枚70円程度ですが、こちらの専用袋は1枚当たり30円。たくさんの食材を真空したい方におすすめです。自動ロック付きで操作が簡単。冷凍保存向きですので、日ごろからストックしたい食品を冷凍する方はぜひ検討してみてください。

【朝日産業】真空パック器 DUCKY

【朝日産業】真空パック器 DUCKY

さまざまな真空パック器のなかでも高い人気を集めているのが、朝日産業の「DUCKY(ダッキー)」です。ダッキーを使用したレビューは多くのブログなどで投稿されています。野菜の冷凍保存に最適な商品で、冷凍した野菜にもシャキシャキとした食感が残り、おいしく食べることが可能。ただしノズルタイプの真空パックですので、コツをつかむまでにやや時間がかかる、操作に力がいるのがちょっとした難点だといえます。

【暮らしの幸便】真空パックん コードレス

【暮らしの幸便】真空パックん コードレス

ハンディタイプでおすすめなのが、「真空パックん コードレス」です。「真空パックん」シリーズは卓上タイプや液体の真空ができるタイプなど幅広くあります。そのなかで価格も比較的安く、手軽に使えるのがこちらの「コードレス」です。1回に真空するものの量が少ない場合に最適で、持ちやすい形とコンパクトなサイズで、1人暮らしの方やちょっとしたときに使いたい方はもちろん、持ち運びを想定している方にも向いています。

【Gugrida】真空パック器

【Gugrida】真空パック器

Gugridaの真空パック器は、コンパクトでかわいらしい見た目が特徴的な商品です。重量はわずか287グラムですが、肉や魚、果物、野菜、お菓子など幅広い食品を真空できます。ボタン1つで操作も簡単。初めてでも安心の使い勝手と価格で、家庭用の真空パック器のなかでも高い評価、うれしいクチコミを多く集めています。ハンディタイプから始めたい、という方はぜひチェックしてみてください。

【ツヴィリング】真空パック機

【ツヴィリング】真空パック機

ツヴィリングもさまざまな真空パック機を販売していますが、ハンディタイプはコンパクトなボトルタイプの見た目がおしゃれな商品です。どんなご家庭のキッチンにもミスマッチしないシンプルなデザインと操作が簡単なことから、多くの方に支持されています。充電式なのでいつでもどこでも使用可能。ボタン1つの操作は機械が苦手な方にも安心ですし、お子さまと料理を楽しむ方にも最適でしょう。

真空パック器の役割

真空パック器は、その名の通り真空状態にして、食品を密閉するものです。空気を抜いて密封することで、鮮度を保って保存することができます。空気中にはさまざまな雑菌が存在するので、空気に触れる部分が多いと、傷みが早くなりがちです。空気をなくし、入りこむ余地をなくすことで、雑菌が繁殖したり、食品が参加してしまうのを抑えることができます。

ちなみに、真空パック器と似たような商品に「フードシーラー」がありますが、こちらは食品を入れた袋の上部を熱でぴったりと閉じるものです。一度開けたお菓子などが湿気るのを防ぎたいときなどに役立ちますが、真空パック器と異なり空気を抜く機能がないので、真空状態にしたい場合には向きません。

真空パック器は大きく2種類

家庭用の真空パック器には、大きく2つのタイプがあります。それぞれにメリットがありますので、どういった状況で使用したいかなどによって選ぶとよいでしょう。

卓上タイプ

卓上タイプは、テーブルの上などに置いて使用する幅が広めの真空パック器です。真空状態にしたい袋を機械にかませ、ボタン操作などで簡単に密封状態にできます。さまざまな種類、サイズの袋に対応しており、大きめのものも真空にできるのが魅力です。

密封時の吸引力に優れているのも、卓上タイプの魅力でしょう。しっかりと真空状態にしてくれるので、肉や魚などの生鮮食品はもちろん、鮮度を長く保ちたいものを密封したいときにおすすめです。

ハンディタイプ

ハンディタイプはコンパクトで、持ち運びにも便利な真空パック器です。食品を入れた密封袋についている吸気口にセットしてボタンを押すと、真空状態にできます。このような吸引方法は「ノズルタイプ」と呼ばれますが、コツをつかまないと空気が入りやすく、真空が難しいのがやや難点です。

ハンディタイプは慣れるまで扱いが大変かもしれませんが、慣れれば小型で軽量な商品の特徴を最大限に生かせます。持ち運んでいろいろな場所で使えるので、たとえばバーベキューで余った食材を真空状態にするなど、決まった場所以外での使用も可能です。

真空パックを選ぶポイントは?

さまざまなタイプの真空パック器からベストなものを選ぶには、どういったポイントに注目すればよいのでしょうか。保存したい食品や真空にかかる時間はもちろん、費用面も考慮に入れると、自宅で活用しやすい真空パック器が見つかります。

メインで保存したいものは何か

食品全般を真空状態にできる真空パック器は、野菜や肉、魚などはもちろん、カレーのような液状のもの、パンや柔らかい果物・野菜のように変形しやすい食品にまで対応します。しかし、真空パック器によっては液体の真空が難しい、柔らかい食品を真空すると潰れてしまうといったことがあるため注意が必要です。

どういった食品をメインに真空したいかで、選ぶ商品は変わってきます。たとえば肉や魚を主に真空したい場合は密閉力が高いもの、液体を真空したい場合は空気のみを吸引できるキャニスター(容器)や集水タンク搭載の袋に対応したもの、柔らかい食品の場合は手動モードで吸引を調節できるものがおすすめです。

水分に対応しているか

真空パック器には水分を抜けるものと、抜けないものがあります。肉や魚を買うと、容器のなかに赤い汁(ドリップ)が溜まっている場合がありますが、これがないほうが鮮度を長く保つことが可能です。食品の余分な水分を抜く機能があると、肉や魚をよりよい状態で保てます。

吸い込んだ水分は、「集水タンク」に溜められます。この水分を放置してしまうと臭いの原因にもなりますし、衛生的にもよいとはいえませんので、集水タンク搭載の場合はこまめなお手入れも心がけましょう。

真空時間はどれくらいか

袋のなかの空気を抜く時間は、真空パック器によって異なります。数秒で密封が完了するものもあれば、1分ほどかかるものも。真空時間が短ければ、残った時間で別の家事ができますが、時間がかかると日常的な使用が困難になることもあります。

機能性も重要ですが、効率的に活用できるのかにも注目しましょう。

ランニングコストにも注目

継続的に使用するために必要な費用を「ランニングコスト」といいます。真空パック器は専用の密閉袋を必要とするものと、市販の真空用ポリ袋に対応しているものがあり、前者のほうがランニングコストがかかるので注意しましょう。

真空パック器の使用頻度が高い場合、その分多くの袋を使用するため、市販の袋にも対応しているもののほうがランニングコストを抑えて使用できます。購入時は使用可能な密封袋についても、忘れずチェックしましょう。

真空パックは災害時にも役立つ?

賞味期限の長い備蓄食料のなかには、真空状態をいかしたものも多くありますが、自身で行う真空パック器は、災害時などにも役立つのでしょうか。今回ご紹介した自宅用の真空パック器でも、災害時の備蓄を作ることが可能です。

たとえばお米やパスタ、インスタントラーメンなどの空気を含まないものは賞味期限が比較的長いですが、真空パック器で密封することでより長く保存できます。インスタントラーメンは袋に空気が入っているので、空気を抜いてから密封しましょう。真空状態にした食品の賞味期限は、表示の1.5~2倍ほどだといわれていますので、賞味期限がくる前に食べることも、忘れてはいけません。

充電式、電池式のハンディタイプなら避難所などに持ち込んで使用することもできるでしょう。食品の性質や気候によって真空状態にしたほうがよいものを密封すれば、避難所でも安全に食品を口にできます。

また、食品とはやや異なる用途として、衣類やタオルを密封することも可能です。衣類専用の圧縮袋もありますが、こうしたものがない場合、防災グッズの下着やタオルを真空して小さくすると、場所を取りません。ただし食品以外を密封する場合は、取扱説明書をよく読み、故障などのないよう注意しながら使用する必要があります。実際に食品用真空パック器でタオルなどを密封している方もいらっしゃいますが、衣類の圧縮を目的としたものではないことを理解しておきましょう。

鮮度を保ち、健康的な食生活を

真空パック器は食品の鮮度を保ち、長期間の保存を可能とするものです。日常生活のなかではもちろん、災害時の備蓄を長期保存するためにも活用できます。真空パック器のなかには、慣れないと操作が難しく、うまく密封できないものもあるので、使いやすくランニングコストのよい商品を選べるよう、おすすめ商品の比較・検討をしてみてください。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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