避難訓練!大人が真剣になれない理由とは

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避難訓練は、企業で行ったり校区で行なったり、計画機関がバラバラで訓練の場所もさまざまです。

いずれにしても訓練があることは予め知らされており、警報が鳴っても「はいはい、訓練ね」と、だるそうに参加する大人も多く見られます。

今回は、大人が参加する避難訓練は、どうして真剣になれないのかを考えてみましょう。

目次

「おかしも」「おかしもすき」分かりますか?

子どもの避難訓練は真剣そのものです。そして教わるのが「おかしも」または「おかしもすき」との言葉。

これ、何を意味する言葉か分かりますか?恐らく多くの大人が、100点満点の答えをいえないでしょう。

幼稚園や小学校低学年で習う避難時の合言葉

お:人をさない
か:慌ててけ出さない
し:先生の声が聞こえないから、ゃべらない
も:危ないからどらない

す:ばやく動く
き:良く

どうでしたか?100点満点の答えをいえたでしょうか?

阪神淡路大震災後の「おはし」から変化した避難訓練用語

阪神淡路大震災後に小学校の低学年用に、避難時の用語として「おはし」を作成しています。

やがて、「おはし」は教育指導ガイドラインに掲載され、全国の小学校で使われるようになりました。

その「おはし」をそれぞれの地域で改良したものが「おかしも」や「おかしもすき」なのです。

因みに、もうお分かりでしょうが「おはし」は、次の意味を持っています。

お:さない
は:しらない
し:ゃべらない

「おはし」を避難訓練で実践しない大人が多い

本当の避難時には、「おはし」は重要なことです。

特に火災からの避難時には、姿勢を低くして、ハンカチなどで口と鼻を押さえて、しゃべることなく、慌てずに避難することが重要です。

避難訓練は、そのことを学ぶ機会なのですが、大人になるにつれ「おはし」さえも守らなくなってしまいます。

恥ずかしいから、照れ隠しでしゃべってしまう

幼稚園や保育園、小学校の低学年の子どもは純粋で、良いことも悪いことも、スポンジのように吸収していきます。

なので、先生が真剣なら子ども達も真剣に避難訓練に挑み、当然ながら「おかしも」を守って行動しています。

ですが、大人になってからの避難訓練は、恥ずかしさが先に立ち照れ隠しに、同僚とおしゃべりしながら行動してしまうのです。

避難訓練自体に抵抗感を持っている

「訓練」ということに、抵抗感を持っている人もいます。

また、「真剣にしよう!」と思っていても、周りから「なに、訓練で必死になってるんだよ!」と言われたりすると「そ、そうだね」と、周りに同化してしまうケースもあります。

高層階のオフィスや住居なら避難訓練は重要

高層階のオフィスや住居では、火災時の避難訓練は非常階段を利用して行なうケースがほとんどです。

普段から非常階段の場所を知っていればよいのですが、意外に知らない方も多くいます。

避難訓練に参加することで、非常階段の場所を知って逃げ方を知ることができます。

ビル火災の避難でエレベーターを選ぶ人もいる

ビル火災ではエレベーターは、絶対に使用してはダメなモノです。

ただし、「非常用エレベーター」は別で、ビル火災時に高齢者の避難に使うことが推奨されています。

この情報が、「火災時にはエレベーターを利用した方がいい」との、誤解を生む原因になっているようです。

非常用エレベーターは高さ31mを超える建築物に設置される

非常用エレベーターは、高さ31mを超えるビルに設置義務があり、ビルの階数にすると、7~10階以上のビルに設置されます。

ただ、ビル内の全てのエレベーターが「非常用」ではなく、いつでも誰もが利用できるようにはなっていません。

非常用エレベータを利用するにはいくつかの手順が必要で、これこそ訓練していないと動かし方が分かりません。

避難訓練で真剣に行動することが命を守ることにつながっている

大人のほとんどの方が「恥ずかしさ」から、避難訓練を真剣に行なっていません。

ですが、避難訓練ではプロの消防士からの、アドバイスを受けれるチャンスでもあるのです。

普段なら、個人でお願いしても教えてもらうことができない避難行動を、実戦形式で教わるチャンスだと捉えてください。

真剣な避難訓練が、災害時に命を守る知識となるのです。

参考サイト
日立ビルシステム 非常用エレベーター
https://www.hbs.co.jp/products/elevator/new/order/emergency/

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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