阿蘇山の噴火は続く!危険だけじゃない自然の恵みが豊富

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日本は有数の火山大国であり、2022年2月現在では国内の活火山は111あります。

阿蘇山はその中の一つの活火山で、もっとも近い噴火は2021年10月20日に起きた中岳第1火口の噴火です。

噴火すれば生活への支障が出てきてしまいますが、地元にとっては阿蘇山は危険だけの存在ではなく、自然の恵みを豊富に与えてくれる山でもあるのです。

今回は、阿蘇山ってどんな山なのかを解説しましょう。

目次

阿蘇山と言う単体の山は存在しない!外輪山や火口原をも含めた総称

出典:阿蘇山へ行こう 阿蘇山の見どころ
http://aso-san.com/highlights/

実は、阿蘇山と言う単体の山は存在しません。東西18キロメートル、南北25キロメートル、周囲100キロメートルの、世界でも有数の規模を誇るカルデラ全体を総称して阿蘇山と呼んでいます。

そして、このカルデラの中には約5万人もの人が暮らしているのです。

中央火口丘群の「阿蘇五岳」

出典:阿蘇市公式サイト 阿蘇山
https://www.city.aso.kumamoto.jp/tourism/spot/mt_aso/

カルデラの中には、「阿蘇五岳」と呼ばれる中央火口丘群が存在します。

一般的には、この五岳を総称して阿蘇山とも呼んでいます。

・高岳(たかだけ)1,592m
・中岳(なかだけ)1,506m
・烏帽子岳(えぼしだけ)1,337m
・杵島岳(きじまだけ)1,321m
・根子岳(ねこだけ)1,433m

カルデラの内側には3つの自治体がある

東西18キロメートル、南北25キロメートル、周囲100キロメートルのカルデラの内側には、阿蘇市・高森町・南阿蘇村の3つの自治体があり、国道・鉄道がとおり田畑やまちが形成されています。

つまり、阿蘇山と言う火山と共存しているまちがあると言うことです。

ですが、阿蘇山は気象庁から「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」として、指定されている火山でもあるのです。

出典:気象庁 活火山とは
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html

噴火を繰り返す阿蘇山がもたらす自然の恵み

では、どうして噴火を繰り返す活火山である阿蘇山と共存しているのでしょう。

噴火をすれば火山灰によって被害を受けますし、火山ガス(二酸化硫黄)に注意しながら生活しなければなりません。

それでも、阿蘇山との共存を選んでいるのは、阿蘇山が危険なだけでなく豊富な自然の恵みも与えてくれるからです。

各所に点在する豊富な湧水地

出典:熊本県公式観光サイト くまもっと 白川水源
https://kumamoto.guide/spots/detail/219

阿蘇山を形成するカルデラでは、水を通しやすい堆積層が形成されています。

堆積層は雨水をろ過する役目を果たし、湧水を発生させます。

ですから、カルデラ内外には各所に豊富な湧水地が点在します。

水は人々の暮らしの中で、最も必要なモノです。

不純物がほとんど無く無尽蔵に湧き出る天然水は、人々の暮らしを潤してきました。

飲み水に使用できる他、田んぼや畑にも利用され作物を育てることができます。

観光資源にもなる温泉

出典:阿蘇の温泉 親和苑
https://onsen.aso.ne.jp/inn/shinwaen/

阿蘇には当然ながら、多くの温泉施設が存在します。

観光資源にもなっていますし、住民の方も気軽に温泉に入ることができます。

温泉目当てでの観光客も、国内外から多く訪れています。

阿蘇山自体が観光地となっている

出典:阿蘇山へ行こう
http://aso-san.com/

阿蘇山は世界で唯一、活動中の火口を間近くで見ることのできる火山です。

確かに、活火山なのでいつ噴火してもおかしくありませんし、噴火は現代でも起きています。

それでも、阿蘇山自体が観光資源となって、地元の暮らしを支える恵みとなっています。

噴火の兆候があれば、入山規制が適用されて火口を見ることはできませんが、規制がなければ「ハイヒールのままで火口が覗ける」火山として有名です。

2022年2月時点では、火口見学はできない

2021年10月20日に起きた噴火によって、2022年2月現在では阿蘇山の噴火警戒レベルは「2(火口周辺規制)」となっています。

「2(火口周辺規制)」では、次のような状況となっていて残念ながらまだ火口を見ることはできません。

・阿蘇山上広場までの通行が可能です。
・阿蘇中岳火口見学ができません。
・噴火の影響による登山ルートの安全確認ができるまでは高岳・中岳は登山できません。

阿蘇山火山防砂マップで危険リスクを共有している

出典:阿蘇山火山防災マップ
https://www.city.aso.kumamoto.jp/files/uploads/2014/10/volcano_disaster_prevention_map.pdf

阿蘇山と共存する以上、阿蘇山のリスクも把握しておく必要があります。

ですから、「阿蘇山火山防災マップ」が作成され、地元の方達はリスクを共有しながら生活しています。

噴火したらどうなるのか、溶岩流はどこまで到達するのかなど、防災マップにてきちんと把握した上で火山と共存しているのです。

これからも、阿蘇山は噴火を続けるのは間違いありません。

ですが、阿蘇山全体がなくならない限り、地元の方達は阿蘇山と共存していくことでしょう。

参考サイト
阿蘇山へ行こう 阿蘇山の見どころ
http://aso-san.com/highlights/
阿蘇市公式サイト 阿蘇山
https://www.city.aso.kumamoto.jp/tourism/spot/mt_aso/
気象庁 活火山とは
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html
熊本県公式観光サイト くまもっと 白川水源
https://kumamoto.guide/spots/detail/219
阿蘇の温泉 親和苑
https://onsen.aso.ne.jp/inn/shinwaen/
阿蘇山へ行こう
http://aso-san.com/
阿蘇山火山防災マップ
https://www.city.aso.kumamoto.jp/files/uploads/2014/10/volcano_disaster_prevention_map.pdf

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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