【2023年最新】おすすめ防災ヘルメット!選び方のポイントや質問まとめ

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ライターの永野です!

私事ですが、8月27日は息子たちのピアノの発表会でした。夏休み中は来客は多かったものの、大きな旅行はなかったため、毎日スパルタ指導。子どもたちはきっと私のことを鬼だと思ったでしょうね(笑)。

しかし練習の甲斐もあり、親バカではありますが、本番ではよい演奏ができたのではないかなと思っています。

夏休み中は普段よりも子どもと話す機会も多かったので、身の回りの危険についてもいろいろと教えました。プールに行く前は「溺れたら○ぬよ」「プールサイド走ると滑って転んで頭ぶって○ぬよ」と、散々話しましたし、おもちゃの剣を振り回して遊ぶ息子たちに「目に入るとどうなるか」も説明しました。毎度表現が過激な母で申し訳ないと思うのですが(スパルタ鬼婆だし)、うちの子たちは「しぬかもしれない」「取り返しのつかないことになるかもしれない」という状況を説明すると真剣に聞いて約束をしっかりと守ってくれるので、「本当に命や身の危険に関わる可能性があること」は、はっきりと伝えています。

そんな夏休みも終わり、2学期が始まった本日!ご紹介するのは「おすすめ防災ヘルメット」です。そもそも防災ヘルメットは必要なのか、ということも解説していますので、購入を迷っている方もぜひご一読ください!

目次

防災ヘルメットは必要?

災害時にヘルメットで頭を保護するのは重要なことですが、自宅に自転車やバイク、お仕事などで使っているヘルメットがある方は、「わざわざ防災ヘルメットを購入する必要はないのでは」と思うかもしれません。

避難時・災害後の作業時と、頭を保護するシーンは主に2つあります。ヘルメットをかぶっていれば、上からの落下物から頭部を守って安全性を確保することが可能です。自転車用・バイク用のヘルメットなども確かに頭部を保護する役割がありますが、防災用に特化したヘルメットとは強度や耐衝撃性、保護範囲などに違いがあるため、代用はおすすめできません。

バイク用のヘルメットは、頭部全体を保護できます。しかし、そのぶん重量があり、長時間かぶるのには向きません。視界も開けていないので足元が見にくく、災害時にかぶるのは危険です。一方の自転車用は比較的軽量で視界も遮りませんが、割れることで衝撃を吸収します。衝撃を受けると強度がどんどん下がっていき、最終的には割れてしまうので、頭部を保護しきれませんし、割れてしまってはかぶる意味がありません。

防災ヘルメットがない状況では、代用品として「ないよりマシ」だといえますが、事前に防災用のヘルメットを用意しておくことをおすすめします。

【おすすめ】機能性に注目!防災ヘルメット6選

ここからは、防災ヘルメットのおすすめ商品をご紹介します。今回は、機能性に注目したイチオシ商品を6つピックアップしました。

商品選定の基準

商品選定の基準は、以下の5点です。

①折りたたみ、溝付きなど何かしらの機能が付加されていること
②使いやすいこと
③高すぎないこと
④ショッピングサイトでの評価が高いこと
⑤筆者が「いいな」と思った商品であること

ヘルメットはシンプルなアイテムなので、多くの機能が備わっているものは多くありません。しかし、折りたたみで持ち運びやすいものをはじめ、ちょっとした機能の工夫が凝らされているものはあります。機能性が高く、非常時にも使いやすいという点を、まず基準としました。

頭部を守るものなので、安価すぎると不安に感じる方もいます。価格は2,000~4,000円程度で、高すぎないこと、そしてショッピングサイトでの評価が高い(3.8以上程度)ことも重視しました。そして、さまざまな基準をクリアしたもののなかから、筆者が「使ってみたい」「災害時に活用できそう」と個人的に判断し、商品を厳選しています。

加賀産業 防災用ヘルメット

折りたたみ式防災ヘルメット「オサメット」も販売している加賀産業が防災用に販売しているカラフルなヘルメットは、つばが大きいので非常時の目の保護に役立ちます。雨のなかでも視界を良好に保てる構造、人目を引くビビッドカラーで、災害に伴う事故などを軽減できるでしょう。もちろん、安心の「国家検定合格品」です。

ミドリ安全 ヘルメット SC-11BV

ミドリ安全のヘルメットは左右・前面上部に通気孔があり、夏場の使用にも最適です。つば部分はしっかりと視野を確保しながらも日除けできるような形状、レインガードで前面に雨水などが垂れにくいのも特徴だといえます。カラー・フォルムにもこだわり、スタイリッシュさを実現。「デザイン性も重視して選びたい」という方におすすめです。

谷沢製作所 防災用ヘルメット

谷沢製作所の防災用ヘルメットは回転式で、上半分を回転させるとコンパクトになります。収納に便利で、防災リュックはもちろん、通勤カバンなどにも入れられるでしょう。被り心地にもこだわって設計されており、しかも頭囲47~62センチまで調節も可能。子どもから大人まで使えるので、ご家族で揃えて購入するのもおすすめです。

ミドリ安全 折りたたみ防災ヘルメット

ミドリ安全の折りたたみ防災ヘルメットは、組み立てた際の形が個性的で、「かっこいい!」と感じる方もいるでしょう。折りたたみ時は3.3センチと業界最薄で、組み立てもロックを解除して両側から押すだけ。オフィスで大勢のヘルメットを収納しておかなければならないというシーンでも、重宝します。オレンジ・ホワイトのほかキッズ用の小さめサイズもあり、ご家族での購入にもおすすめです。

IZANO 防災用ヘルメット

IZANOの防災用ヘルメットも、折りたたみできる便利品です。国家検定は飛来落下物だけでなく、墜落時保護もクリアしており、折りたたみなのに丈夫さはじゅうぶん。組み立てもスムーズで、非常時にすぐに活用できます。カラーバリエーションも豊富なので、家族で色違いを購入するのもよいでしょう。袋が付属されているので、引っかけたり持ち運んだりと、幅広く活用できます。

トーヨーセフティー シールド付きヘルメット

トーヨーセフティーのシールド付きヘルメットは、つば部分だけでなく、ひさしや通気孔カバーもついた優れもの。目をしっかり保護してくれるシールドは、使わないときは収納できるので邪魔になりません。消臭・防臭機能もついているので、雨や厳しい暑さのなかでの使用も安心です。ヘルメットは4色、シールド・ひさしは3色あり、組み合わせは自由。お気に入りの防災ヘルメットにカスタマイズできます。

ベストな防災ヘルメットの選び方

防災ヘルメットはさまざまな種類がありますが、納得して商品を購入するなら、以下の点に注目して選びましょう。

国家検定合格品であること

厚生労働省が定めた性能試験をクリアしたヘルメットには、「労・検」というラベルが貼られています。保護機能を証明するこのラベルが貼られた防災ヘルメットは「保護帽」ともいい、危険な災害現場での避難・作業の際の使用も安心です。規格区分は「飛来・落下物用」「墜落時保護用」「電気用」の3種類で、防災ヘルメットにするなら「飛来・落下物用」に合格しているものがよいといえます。

「労・検」マークがなければ安全性に欠けるとも限りませんが、安全を保障できるかどうか疑問が残るのも確か・・・。「安全なヘルメット」を選ぶなら、国家検定合格品を選びましょう。

素材や形がよいこと

ヘルメットにはFRP樹脂・ABS樹脂・PC樹脂・PE樹脂の大きく4種類の素材が使われています。素材によって耐用年数や価格が異なりますが、迷ったら耐熱性・耐水性に優れたFRP樹脂がおすすめです。

また、防災ヘルメットはかぶるだけですが、下を向いたり転倒したりした場合に、脱げる・ずれるということがあると意味がありません。頭にフィットする形やサイズのものを選ぶのも、安全に使用するためのポイントだといえます。

機能性にも注目!

つばやライト、反射材、緊急連絡先カードなど、さまざまなものがプラスされた防災ヘルメットもあります。つばがついていれば日差しや落下物などから目を保護できますし、緊急連絡先カードがあれば、子どもやご高齢の方など、個人情報を覚えられない、覚えていない可能性がある方も安心です。プラスアルファの機能があると、頭部の保護以外にも役立つので、こうした点にも注目してみましょう。

防災ヘルメットに関するよくある質問

防災ヘルメットは、災害時の避難や災害後の作業時に欠かせないアイテムの1つです。最後に、防災ヘルメットに関するよくある質問をまとめましたので、こちらも参考にしてください。

バイク・自転車用ヘルメットで代用できる?

防災用のヘルメットと、バイク・自転車用のヘルメットはそれぞれメリットや想定使用シーンが異なります。もし防災ヘルメットを持っていない場合は、何もかぶらないより代用品を使用した方が安全ですが、できるだけ災害時に備えた専用のヘルメットを用意しましょう

防災ヘルメットの保管方法は?

防災ヘルメットは頻繁に使用するものではないため、いざというときに劣化して使えないということのないよう、正しく保管する必要があります。ヘルメットに使用されている素材は、紫外線で劣化するという特徴を持っているので、日の当たらない場所で保管しましょう。

押入や納戸などは日差しを遮るのに最適ですが、奥にしまい込むといざというときに取り出せない可能性もあります。玄関の靴箱のなか、寝室、車のトランクのなかなど、取り出しやすい場所に置いておくと安心です。折りたたみヘルメットなら、防災グッズをまとめたリュックにも入るでしょう。

正しい被り方が知りたい!

ヘルメットは前後を確認し、まっすぐ、深くかぶります。ヘッドバンドを調整して頭にフィットさせたら、最後にあごひもをしめて、ヘルメットがぐらつかないよう固定しましょう。

緊急時にも正しくかぶるためには、練習も必要です。防災ヘルメットが届いたらスムーズにかぶれるように練習をすること、1年に1度の防災グッズの点検時にもかぶり方を確認することなどを心がけ、いざというときに役立つように準備しておきましょう。

防災ヘルメットは避難時のマストアイテム!お気に入りの商品で備えよう

防災ヘルメットの必要性を疑問視する声もありますが、避難時や災害後の作業時には欠かせません。機能性なども重視し、お気に入りの商品で災害時に備えましょう。迷ったら、今回ご紹介した商品もぜひ候補に入れてくださいね。

編集後記

子どもの自転車用に購入したヘルメット。長男は自転車の練習を中断中のため、現在は仮面ライダー大好きな次男の遊び道具になっています。ある日、「アレ取って」とヘルメットを欲しがった次男は、それをかぶって仮面ライダーになりきり・・・。

室内用のバイクのおもちゃを乗り回し、決めゼリフとポーズで悦に入っていました。

ドはまりした仮面ライダーギーツもついに最終回を迎え、9月からは新作「ガッチャード」が始まります。私は話が複雑すぎて全然ついていけませんでしたが、新作も多分息子たちと実母とで楽しむのではないでしょうか。

個人的には、「キングオージャー(戦隊モノ)」の6人目、実質「準主役」ともいえる白色の人が好きです(笑)。役名も実名も知りませんが、彼のナレーションは「ええ声やな」と思うので、それだけを楽しみに一緒に視聴しています。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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