消火栓は誰でも使える!消火栓の使い方を動画で解説

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道路上にある黄色に着色された四角い鉄製のフタは、ほとんどの方が見たことがあるはずです。

もしも「知らない」といわれる方は、道路を歩く時に注意していればすぐに分かります。

この黄色の四角いフタは、消火栓がある場所です。

消火栓と聞くと、消防士しか使えないイメージが強いですがそうではありません。実は消火栓は、誰もが使える消火装置なのです。

そうはいっても、使い方が分からないとイザという時に使うことができませんよね。

そこで今回は、誰が使ってもいい消火栓の使い方を動画で解説します。

目次

消火栓は屋内用と屋外用の2種類ある

動画で使い方を勉強する前に、消火栓の種類について解説します。

消火栓の種類には、屋内用と屋外用の2種類があります。

屋内用はマンションや公共施設などの壁に設置されていて、ひとりでも利用が可能なタイプもあります。

屋外用は冒頭にお伝えしたとおり、道路上にある黄色に着色された四角い鉄製のフタの中にあります。

シゲネコ

屋外用は、道路上にこんな感じで設置されているんだ!

シゲネコ

四角じゃなく丸形の場合もあるよ!

屋内用の消火栓の特徴

屋内用の消火栓の特徴としては、消火用の水は消火用水槽に溜まっている水を利用することです

当然消防法によって吐出量は決められていて、次のようになっています。

・各階に屋内消火栓が1基しかない:吐出量は150リットル/分
・各階に屋内消火栓が2基以上ある:吐出量は300リットル/分

各階に屋内消火栓が1基のイメージ図

屋内消火栓と消化水槽との関係は言葉ではイメージしづらいので、画像で紹介しましょう。

だれでもわかる消防用設備

各階に屋内消火栓が2基以上のイメージ図

先と同じように各階に屋内消火栓が2基以上も、画像で紹介します。

だれでもわかる消防用設備

消火栓を使う時の人数は基本的に2人必要

消火栓を使う時には、基本的に2人で利用します。

ひとりがホースの筒先を持って火元を狙い、用意ができたら合図を送ってもうひとりが、消火栓のバルブを開けます。

そうしないと、水圧でホースが暴れてしまい逆に危険な状態になってしまいます。

ひとりで利用できる屋内消火栓もある

消火栓の利用は基本的に2人でおこないますが、屋内消火栓に限ってはひとりで利用できる消火栓もあるので知っておきましょう。

・易操作1号消火栓
・2号消火栓
・広範囲型2号消火栓

これらの屋内消火栓は、ひとりでも利用できるように設計されています。

特徴は次の画像のように、ホースがリールに収納されているので分かりやすくなっています。

主にホテルや病院などの、特定防火対象物に設置されています。

ビルメイツ 屋内消火栓設備の種類別使い方を紹介!|放水の仕組みや注意点も解説

ひとりでの消火栓の使い方

先に紹介したひとりで利用できる、屋内消火栓の使い方を解説しておきましょう。

1:消火栓箱を開けて、ノズルを固定部から外します
2:消火栓箱の開閉弁を全開になるまでゆっくり開けて、ホースを出しながらノズルを持って火元へ向かいます
3:ノズルの開閉弁をゆっくりと開けて放水を開始します

ポイントはいずれの弁も「ゆっくり開ける」ことで、急に開けると水圧でホースが暴れて危険です。

消火栓の使い方を動画で解説

ではここからは、消火栓の使い方を動画で解説します。

色んな自治体から動画が発信されているので、短くて分かりやすい動画を数本チョイスしました。

都城市屋内消火栓の使い方

氷室町 屋外消火栓の使い方

高島市 消火栓の正しい使い方

葛飾区 屋外用消火栓の使い方

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

1963年生まれ、兵庫県在住の防災士&フリーライター 
2014年から本格的にライターを開始!これまで多数の記事を執筆
2017年にひょうご防災リーダー講座を受講し防災士を取得。ハザードマップなど防災業務に長年従事し、防災関連の講演も行っています。
経験を活かして防災に関する情報をできるだけわかりやすく、みなさんへ届けたいとの想いを持って執筆しています。詳しいプロフィールはこちら

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