人為災害とは?種類や予防策などを知り大切な命を守ろう

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災害というと地震や台風といった自然災害を連想する方が多いですが、「人為災害」というジャンルをご存じでしょうか。

今回は、人為災害とは何か、日本で起こった具体的な人為災害の事例、人為災害が起こった場合の対処法などをご紹介します。ぜひ最後までチェックして、人為災害に関するさまざまな情報を知ってください。

目次

人為災害とは人為的な要因で起こる災害

人為災害とは文字通り、人為的な要因で起こる災害のことです。火災や大気汚染、交通事故、勤務中のけがや病気などは、人為災害に分類されます。

自然災害との違い

自然災害は人為的ではなく、自然現象による災害です。自然災害には地震や台風のほか、暴風、豪雨、津波、噴火、豪雪などが挙げられます。

自然災害のなかには天気予報や研究による予測である程度避けられるものもありますが、大地震や突然の噴火などは避けられず、甚大な被害を及ぼすこともあるので注意が必要です。

特殊災害との違い

特殊災害は化学兵器や病原体、放射性物質などが原因で起こる災害です。核兵器を使用したテロなども、特殊災害に分類される場合があります。

特殊災害と人為災害の線引きや完全にされているわけではないので、「特殊災害も人為災害に含める」という見解があるのも事実です。

人為災害の種類

人為災害にはさまざまなものがありますが、大きく4つの種類に分類することができます。

産業災害

産業災害とは、工場や土建現場、鉱山などで起こる事故や火災などの災害です。産業災害は労働災害と同じ意味を持ち、国際労働機関 ILOによると「労働者が,物体,物質,または他人と接触したこととか,種々の物体や作業条件の影響により,または労働者の動作によって,健康障害を生じた事件」と定義づけられています。

管理災害

管理災害とは、調査や計画、設計がずさんだったことにより起こる災害です。「管理がしっかりとされていないことが原因で起こる」ものですが、管理の不備・怠慢によって産業災害が引き起こることもあり、この場合の定義づけは難しいものがあります。

交通災害

交通災害とは、交通事故をはじめとした交通に関する災害です。陸上はもちろん、飛行機や船舶などの事故も指します。交通災害は日々さまざまな場所で発生し、小さな交通事故からトラックやバスの転倒やスリップ、電車の脱線、飛行機墜落といった大規模なものまでさまざまです。

都市公害

都市公害とは、大気汚染や水質汚濁など、環境汚染が原因で起こる災害です。都市部など人口が集中する場所で起こりやすいことから、都市公害と呼ばれます。都市公害は快適な生活を送れなくなるだけでなく、その地域の人たちを深刻な公害病にしてしまう可能性もあるので注意が必要です。

国内での人為災害の事例

世界はもちろん、国内でもさまざまな人為災害が発生しています。昭和時代には水俣病や四日市ぜんそくなど多くの公害病が発生しました。

現在も工場や道路などでは小さな人為災害が起こることがありますが、有名な人為災害にはどういったものがあるのでしょうか。

日航機墜落事故

1985年に発生した日本航空123便墜落事故。8月12日、群馬県多野郡上野村の山中に航空機が墜落した事故は大きく取り上げられ、人々に衝撃を与えました。

乗客、乗員は524名。うち死者数は520名でした。お盆の帰省ラッシュ、夕方のラッシュで大勢が乗っていた日航機には歌手の坂本九さんなども含まれており、この事故を題材にした書籍や映像作品も多く制作されています。

JR福知山線脱線転覆事故

JR福知山線脱線転覆事故は、2005年4月に発生した電車の人為災害です。この事故により乗客、運転士合わせて107名が亡くなり、562名もが負傷をしました。

事故の原因は所説ありますが、その1つにダイヤの乱れや目標を守れなかった従業員に対し、JR西日本が懲罰的な処分を課していたというものがあります。

アスベストによる被害

人体に深刻な影響を与えるアスベスト(石綿)は、2008年9月より製造、輸入、譲渡、提供、使用が禁止されましたが、2006年以前の建物にはアスベストが含まれている可能性があるとして、当時大きな問題となりました。

アスベストは吸い込むと10年から数十年後に肺がんや悪性中皮腫などの病気になる可能性があり、アスベスト被害者による訴訟も多く起こっています。

人為災害が起こったときの対処法は

人為災害は予期せぬタイミングで起こることも多く内容もさまざまなため、自然災害のような備えをしておくことは難しいです。しかし、人為災害を起こさないようにするために一人ひとりができることもあります。

人為災害を避けることはできない

人為災害は自然災害以上に避けるのが難しいです。信号待ちをしていたら車が突っ込んできた、乗っていた電車が脱線したということは予期もできなければ、発生時に逃れることはできません。

もし人為災害に巻き込まれた場合、まずはその場で指示を出している人に従い、安全な場所へ避難しましょう。

発災時には災害医療が重要となる

自然災害だけでなく、人為災害が起こった場合も、災害医療が多くの人の命を救う重要なカギとなります。もし自身が人為災害に巻き込まれけがをしてしまった場合には、然るべき処置が受けられるよう周囲に助けを求めるようにしてください。

被災したが動ける、発災現場の近くにいる、という場合には医療の手が迅速に行き渡るよう協力できるとよいです。くれぐれもその場に留まり現場の様子を撮影するなどして、救助の邪魔にならないよう注意をしてください。

人為災害を起こさないためにできること

人為災害は起こってしまうと避けることは難しいですが、起こさないように日頃から注意して生活をすることはできます。

車の運転をする際は交通ルールを守り慎重におこなう、工場などで働いている人は事故が起こらないよう注意して作業をする、といったように、一人ひとりが小さな気配りをすることで、起こすことを防げるものも多いです。

また、管理災害や都市公害を起こさないようにするために、経営者が従業員や設備の管理、環境への配慮を怠らないことも重要になります。

まとめ

人為災害は自然災害以上に避けることが難しいですが、大規模な災害に繋がらないよう日頃から注意して過ごすことはできます。

それぞれができる対策で、人為災害を最小限に食い止めましょう。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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